今回のブログ記事では、ローコストから中間価格帯までの住宅を幅広く手掛けるフランチャイズハウスメーカー「ユニバーサルホーム」の特徴・メリット・デメリットを解説していくぞい!
ユニバーサルホームのことを知りたい方はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
ユニバーサルホームの特徴と基本情報
- 主な特徴:標準仕様で地熱床システム
- 構造 :ハイパーフレーム構法orI.D.S工法
- 基礎 :地熱床システム
- 断熱材 :硬質ウレタンフォーム(現場発泡タイプ)
- 坪単価 :45~75万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★★☆
- 断熱性能:★★★☆☆
- 気密性能:★★★★☆
- コスパ :★★★☆☆
- 総合評価:★★★☆☆
よっしゃ!今回のブログ記事ではローコスト価格帯から中間価格帯の注文住宅まで幅広く手掛けるフランチャイズハウスメーカー「ユニバーサルホーム」の特徴・メリット・デメリットを特集していくぞい!
ツイッターで「ユニバーサルホーム」の特集をリクエストされたのです!
リクエストしてくださった方、ありがとうございます!
ユニバーサルホームって名前は聞いたことあるけど、詳しくは知らないポン。
どんなハウスメーカーなの?
うむ。
ユニバーサルホームといえば、最大の特徴は「床と基礎にこだわるハウスメーカー」という点じゃな!
へー!「床」と「基礎」にこだわっているってなんか珍しい気がするねぇ。
うむ。ユニバーサルホームの「こだわりの床と基礎」の礎になっているのが、独自の「地熱床システム」なのじゃ。
地熱床システム?なにそれ。
うむ。普通の一戸建て住宅は床下に空間を設けるものじゃが、ユニバーサルホームの「地熱床システム」では床下が「土・砂利・コンクリートで密閉している造り」になっているのじゃ。
へー、珍しい基礎ですね。
うむ。地熱床システムでは、床下空間を無くすことによって床下の温度が真冬の15℃から真夏の25℃の範囲を安定して保つことができる。
地熱というのは、夏はひんやり冷たく冬はほんのり暖かい。この地熱のエネルギーを利用して、1階の床暖房の効果を最大限に高めて室温の気温差が少ない住環境を維持しやすいってワケじゃな。もちろん地熱エネルギーを利用するから、光熱費もちょっとだけエコになる。
地熱床システムは、その名の通り「地熱」の自然エネルギーを利用するエコな造りなんじゃ。
賢い基礎やん。
さらに地熱床システムは床下が密閉されている造りのため、どっしりとしており地震にも強く、シロアリの侵入にも強い。さらに床下がないため物理的に「床下浸水があり得ない」床なんじゃよ。
なんか色々とメリットがある床&基礎だポン。
ユニバーサルホームの坪単価
それでは次にユニバーサルホームの坪単価を解説していこう。
ユニバーサルホームの商品ごとの坪単価は以下の通りじゃ。
ユニバーサルホームの商品モデル | 特徴 | 坪単価 |
---|---|---|
UI セブン | セミオーダータイプの規格住宅 | 45万円~ |
ドマーチェ | 土間がある家 | 60~75万円 |
ラビスタ | 天井が高いハイリビングタイプ | 60~75万円 |
ムク・ヌク | 無垢床フローリングタイプ | 65~80万円 |
kiduki(きづき) | 20周年記念モデル | 60~75万円 |
シックスプラス | スキップフロアや豊富な収納スペース | 65~80万円 |
フィリーチェロ | 子育て世代に嬉しい工夫 | 65~80万円 |
ソライロZEH | ZEHタイプ | 70~85万円 |
ルピオス | 間取りの中心にキッチンを置くタイプ | 65~80万円 |
ウィズ・ハート | 二世帯住宅タイプ | 65~80万円 |
セミオーダータイプの「UIセブン」という商品はローコスト価格帯ですけど、それ以外の商品はローコスト住宅というには少し高いですね。
本当だポン。
ユニバーサルホームって詳しく知らないけど、割と安いイメージだったけど、そんなに安くはないんだね。
うむ。
ユニバーサルホームはローコスト価格帯の「UAセブン」も手掛けているが、主力で取り扱っているのはローコスト住宅よりも少し高めの「中間価格帯」の住宅じゃな。坪単価はそこまで安いわけではないので注意が必要じゃな。
基本的に注文住宅は「オーダーメイドの一点モノ」ですから定価というものがほとんどありません。したがってハウスメーカーごとに価格差は非常に大きく、同じようなデザイン・性能でも数百万円の価格差は当たり前。場合によっては1000万円単位で価格差があることもザラにあります。
よく比較しないで数百万円~1000万円も価格が高いハウスメーカーで注文住宅を建ててしまえば後悔してもしきれないですよね。
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ユニバーサルホームの工法(構造)
次は、ユニバーサルホームの工法についてじゃ。
ユニバーサルホームはおもに2種類の工法(構造)を採用している。
「I.D.S工法(パネル工法)」と「ハイパーフレーム構法」じゃ。
「I.D.S工法」ってどっかで聞いたことあるポン。
飯田産業と同じ工法じゃな。これはカンタンに言えば「木造軸組み工法+構造用パネル」のよくある工法じゃよ。
「I.D.S工法(パネル工法)」はユニバーサルホームの規格住宅タイプの商品「UIセブン」で採用される工法なんじゃ。
ふむふむ。じゃあハイパーフレーム構法というのはどんな工法なんですか?
ハイパーフレーム構法は強度の高い「エンジニアリングウッド」を使い、接合部に金物を使った「金物併用工法」、そして床も強度の高い「剛床工法」となっている。
基本的にセミオーダータイプの「UIセブン」以外の商品はほとんどハイパーフレーム構法を採用している。なので、ハイパーフレーム構法はがユニバーサルホームの主力工法と言っていいじゃろう。
ちなみに、前述の「地熱床システム」もハイパーフレーム構法の標準仕様と考えていいぞい。
じゃあ地熱床システムとハイパーフレーム構法がセットになっているって感じなんですね!
ユニバーサルホームのメリット
さて、ユニバーサルホームのだいたいの坪単価・工法(構造)がわかったと思うので、次は具体的なメリット(長所)とデメリット(短所)について解説していこう!
まずはユニバーサルホームのメリット(長所)からじゃ。
- ユニバーサルホームのメリット(長所)
- 地熱床システム
- 床下浸水がありえない構造
- 標準仕様で1階全面地熱床暖房
- 耐震等級3が取得可能
- 制震筋交い金物(標準仕様)
- 高性能ALC外壁(標準仕様)
- 全館空調システム「ループエアー」(オプション 180万)
- 保証もそこそこ優秀
ユニバーサルホームはメリットがたくさんあるポン!
では順番に解説していこう!
地熱床システム
ユニバーサルホームの最大の特徴といえばやはり「地熱床システム」じゃな。
ユニバーサルホームでは、ハイパーフレーム構法を採用するモデルに関しては、標準仕様で「地熱床システム」が採用されているぞい。
地熱のエネルギーを使う賢い床(基礎)の造りだポン!
そういえば、地熱床システムって、ユニバーサルホームが特許でも取っているんですか?
いや。実は地熱床システムって、別に「ユニバーサルホーム」が開発したものじゃないんじゃよ。
そうなの?!
そうなの?!
うむ。地熱床システムは「株式会社 八州(やしま)」という会社が特許を取っている工法なんじゃ。
ユニバーサルホームは「他社ではマネできない」と謳っているが、実はそんなことない。大手だと他に「土屋ホーム」が地熱床システムの施工可能ビルダーとなっているのう。大手以外だと他にも地方の工務店で施工できるところもあるみたいじゃ。
そうなんだ、ユニバーサルホームの独自の工法だと思っていたポン。
一応、一番大々的にアピールしているのはユニバーサルホームだから多少はね。
ま、とりあえず地熱床システムを採用して「地熱」というマイルドな自然エネルギーを味方にして、床暖房の光熱費を若干抑えることができる点がユニバーサルホームのメリットじゃな!
ちなみに地熱床システムは床下に砂利などが詰まっていてどっしりしているため、地震にも強いし、床下からのシロアリ侵入経路もないので、シロアリにも強いぞい!
いずれにしろ、優秀な床・基礎ですね!
床下浸水がありえない構造
それからユニバーサルホームの地熱床システムは「床下浸水がありえない家」というキャッチコピーも掲げているぞい!
床下浸水がありえない家?!そうなの?
うむ。前述の通り、普通の一戸建て住宅は床下空間や通気口などを設けるのが普通じゃが、地熱床システムでは床下に砂利・コンクリートなどで密閉されている。
つまり「床下が無い」のじゃ。
たしかに…。床下空間はないですね。
床下に空間がないので、もし大雨などで川の氾濫があったとしても、床下まで水が来ても土砂や汚泥が入り込むことがない。つまり、物理的に「床下浸水」の心配がないのじゃよ。
ふーん。じゃあ、基礎部分よりも上に水がきちゃったらどうなの?
え。いや、それはもう「床上浸水」だから。
床上浸水はさすがに完全に防げるとは言えないのう。あくまでユニバーサルホームの地熱床システムは「床下浸水がない」というだけじゃな。
床下浸水がないだけでも凄いですけどね。
一条工務店の「耐水害対策住宅」の方が水害への抵抗力は凄い気がするけど。
標準仕様で1階全面地熱床暖房
それから、ユニバーサルホームで地熱床システムが採用されている商品はすべて標準仕様で「1階のみ全面地熱床暖房」になっているのじゃよ!
これもユニバーサルホームのメリットの一つじゃな!
全面床暖房いいですね!
1階部分だけだけどね。ただ、地熱エネルギーを利用しているので光熱費はちょっとだけ抑えられるらしいぞい。
ふーん。でも一条工務店はたしか1階、2階ともに全面床暖房だったよね?
そうじゃな。一条工務店と比べられるとちょっとね。
ただ、他のハウスメーカーと比べれば十分メリットじゃよ。
でも1階部分だけ全面床暖房ってなると、どうしても「1階にリビングを配置せざるを得ない」ですね。
お、良いところい気が付いたのう。
確かにユニバーサルホームの場合は1階リビングが多い。2階リビングで考えている人はちょっと合わないかもしれない可能性はあるのう。
耐震等級3が取得可能
ユニバーサルホームは「ハイパーフレーム構法」と「I.D.S工法(パネル工法)」の2種類の工法を取り扱っているが、基本的にどちらの工法でも「耐震等級3(最高等級)」を取得可能じゃよ。
耐震等級3なら安心ですかね!
国のお墨付きだポン!
ユニバーサルホームの場合は、ほとんどのケースで耐震等級3を取得する方針のようじゃが、施主の希望などによっては耐震等級3を取得しないケースも一応あるようじゃ。
なので「全棟耐震等級3」というわけではないので、最終的な確認は必ずするようにしたいのう!
耐震等級に関しては最終確認ね、わかったポン!
制震筋交い金物(標準仕様)
それからユニバーサルホームの「ハイパーフレーム構法」では、標準仕様で「制震筋交い金物」が付いてくるぞい!
地震の揺れを吸収するようなやつ?
ザックリいえばそうじゃな。
標準仕様で制震筋交い金物ですか。じゃあ地震に対しては強そうですね!
ちなみにユニバーサルホームではオプションで、制震システム「エムジオ」を搭載することもできるぞい。
へー!制震システム「エムジオ」も採用できるんだね。
ちなみにエムジオのオプションはいくらなの?
エムジオのオプション価格は「+88万円」じゃよ。エムジオはオプション価格が割と高いから標準仕様の「制震筋交い金物」が付くようになってからは、エムジオを採用する人はかなり減ったらしいぞい。
高性能ALC外壁(標準仕様)
それから、ユニバーサルホームのハイパーフレーム構法の採用モデルは外壁もなかなか特徴的なんじゃ。なんと、「ALC外壁」が標準仕様で選択できるのじゃよ!
ALC外壁といえば、へーベルハウスの「へーベル版」みたいな感じですか?
うむ。へーベルハウスの「へーベル版」も同じALC外壁じゃな。
ただ、へーベル版とは厚みが違う。へーベルは「厚み75mm」じゃが、ユニバーサルホームのALC外壁は「厚み37mm」じゃ。
さすがにへーベルよりは薄いけど、でも37mmって他の外壁に比べるとめちゃくちゃ分厚くない?
その通り!かなり分厚い方なので、重厚感や高級感はなかなかのもんじゃよ!
ふーん!なんかカッコいい感じがするポン!
それにALCはカッコいいだけじゃなく、気泡があるから遮音性・断熱性をもつうえ耐火性も高いなどのメリットもある優秀な外壁材じゃ。これが、標準で付けられるのはユニバーサルホームの大きなメリットじゃな!
全館空調システム「ループエアー」(オプション 180万)
それからユニバーサルホームは全館空調システム「ループエアー」を付けることができるぞい!
全館空調システムがある家って夏でも冬でも快適な室温が保てるし良いですよね!
その全館空調システム「ループエアー」とやらはオプションなの?
そうじゃな。さすがに全館空調システムはオプションじゃ。
「ループエアー」は30~40坪程度の一般的な広さの家で「オプション価格:180万円前後」するぞい。
高いですけど、全館空調システムってそもそもけっこう高いですもんね。
まぁ他社だともっと安く付けられるところもあるし、ユニバーサルホームが特別安い!というわけではないな。
ユニバーサルホームのデメリット
次はユニバーサルホームのデメリット(短所)をピックアップしてみよう。ユニバーサルホームのデメリットは以下の通りじゃな!
- ユニバーサルホームのデメリット(短所)
- 坪単価がそこそこ高い
- 気密・断熱性能が不明瞭
- 保証は少し物足りない
- フランチャイズなので加盟店レベルに差がある
じゃあ、順番に解説をお願いします!
坪単価がそこそこ高い
ユニバーサルホームは、ローコスト住宅から中間価格帯くらいまでの注文住宅を幅広く手掛けているが、実はローコストの価格帯はセミオーダータイプの規格住宅なので、ユニバーサルホームのウリである「地熱床システム」で自由設計の注文住宅を建てるとすると、坪単価はそこそこ高くなってしまうのじゃよ。
坪単価いくらくらいなんだっけ?
ユニバーサルホームでセミオーダータイプ以外のモデルで注文住宅を建てると「坪単価60~70万円」程度はしてしまうじゃろうな。
ユニバーサルホームはローコスト住宅のイメージもあるので、ちょっと高く思えてしまいますね。
たしかに「案外高い」というイメージはあるかもな。これはユニバーサルホームのデメリットと言えるじゃろう。
気密・断熱性能が不明瞭
それから、ユニバーサルホームは気密性・断熱性がやや不明瞭な点もデメリットとして挙げておこう。
気密性・断熱性は大事だポン!
ユニバーサルホームはそもそも断熱材には何を使っているんですか?
ユニバーサルホームは基本的には現場発泡タイプの硬質ウレタンフォーム(アクアフォーム)を採用しているのじゃが、分厚さが不明瞭なんじゃ。
断熱材は分厚さも大事だポン!
そうじゃな。できればハウスメーカーはすべて断熱材の種類・分厚さを全て公開してほしいものじゃ。
じゃあ、ユニバーサルホームの気密性・断熱性を表す数値も不明なんですか?
気密性・断熱性の数値は、C値だけはザックリと分かっているぞい。
- ユニバーサルホームの気密性・断熱性の数値
- C値:0.50
- UA値:非公表
UA値はわからないんですね。
ユニバーサルホームの採用する現場発泡タイプのウレタンフォーム断熱材は気密性・断熱性も悪くないはずだし、窓断熱には「樹脂サッシ」と「Low-Eペアガラス(乾燥空気)」を標準採用しているので、そこまで数値が悪いわけではないとは思うが。
ま、だがいずれにしろ「気密性・断熱性」が不明瞭であることはデメリットじゃな。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
保証は少し物足りない
そういえば、ユニバーサルホームって保証はどうなっているの?
うむ。ユニバーサルホームは「初期保証10年」じゃな。これは、品確法で定められている最低限のラインなので、保証に関してはそこまで優秀というわけではない。
ユニバーサルホームは延長保証も可能なんですか?
延長保証は可能じゃよ。構造体に関しては10年ごとの有料メンテナンスを受けることで、30年まで延長が継続するぞい。
延長保証がある点は評価できるが、まぁこの点は多くのハウスメーカーが満たしている点なので、そこまでプラスポイントというわけではないな。ユニバーサルホームの保証に関しては「若干物足りないレベル」と考えておくべきじゃな。
フランチャイズなので加盟店レベルに差がある
それからユニバーサルホームは、フランチャイズ方式のハウスメーカーじゃ。
あ!じゃあ、フランチャイズ加盟店によっては設計とか営業とかのレベル差があるかもしれないポン!
うむ。フランチャイズ方式を導入しているハウスメーカーは、やはりどうしても加盟店のレベル差が生じてしまうもの。この点は「仕方ないこと」と割り切って、加盟店のレベルを判断するためにも「必ず複数社で相見積もりをとる」ようにしておくのじゃ!
ハウスメーカー選びの基本は「比較と相見積もり」ですからね!
ユニバーサルホームが向いている人・向いていない人
じゃあ、この記事の最後にユニバーサルホームで注文住宅を建てるのが「向いている人・向いていない人」を教えてください!
うむ。
ユニバーサルホームの最大の特徴は「地熱床システム」を採用した「床下浸水があり得ない家」じゃ。
床下浸水がないというだけでも十分メリットだし、地熱という自然エネルギーを活用したエコな1階全面床暖房も魅力じゃな!
それに標準仕様でALC外壁を採用できる点も魅力じゃ!住宅性能のバランスも悪くないので、外観と住宅性能のどちらも重視している人はオススメかもしれないのう。
ただし、地熱床システムを採用したモデルは「坪単価がそこまで安くない」点には注意。ローコスト住宅を建てたい方や長期保証を求める人にはそこまで向いていないと言えるじゃろう。
■ユニバーサルホームとよく比較されるハウスメーカー
桧家住宅
富士住建
ヤマト住建
タマホーム
GLホーム
アエラホーム
ヤマダホームズ
アイフルホーム
フィアスホーム
アキュラホーム
クレバリーホーム
■ユニバーサルホームより少し価格帯が高いハウスメーカー
一条工務店
住友不動産
土屋ホーム
トヨタホーム
ユニバーサルホームはローコスト~ミドルコスト住宅まで幅広い商品プランを手掛けるハウスメーカーです。
「床下浸水がありえない構造の基礎」を採用しているため、川や海の近くなどでマイホーム計画を検討されている方には魅力的な選択肢といえるかもしれません。また「標準仕様で1階全面が地熱床暖房搭載」という点もうれしいポイントです。
ユニバーサルホームを候補に検討している方は、同価格帯のハウスメーカーと比較されている方が非常に多いです。また、ユニバーサルホームよりやや価格帯が高めのハウスメーカーと比較されている方も多いです。
特に床暖房システムを得意とし、耐水害住宅も提供する「一条工務店」とはよく比較されています。一条工務店は安全性・快適性に非常に注力するハウスメーカーなので、ぜひ一度チェックしておきましょう。
競合ハウスメーカーと比較することで「新たに重視すべき部分」が見つかることはよくあります。ユニバーサルホームを候補にしている場合は、上記にピックアップしたハウスメーカーの中から少なくとも4~5社程度と比較しておいてください。
↓ユニバーサルホームとよく比較されるハウスメーカー↓
↓ユニバーサルホームとよく比較されるハウスメーカー↓
今回の記事をまとめると
- ユニバーサルホームのメリット(長所)
- 地熱床システム
- 床下浸水がありえない構造
- 標準仕様で1階全面地熱床暖房
- 耐震等級3が取得可能
- 制震筋交い金物(標準仕様)
- 高性能ALC外壁(標準仕様)
- 全館空調システム「ループエアー」(オプション 180万)
- 保証もそこそこ優秀
- ユニバーサルホームのデメリット(短所)
- 坪単価がそこそこ高い
- 気密・断熱性能が不明瞭
- 保証は少し物足りない
- フランチャイズなので加盟店レベルに差がある
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
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