今回のブログ記事では、北関東エリアで人気の「トヨタウッドユーホーム」の特徴・メリット・デメリットを解説していくぞい!
トヨタウッドユーホームがどんなハウスメーカーなのか?知りたい人はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
トヨタウッドユーホームの特徴と基本情報
- 主な特徴:リーズナブルな価格で2×4工法の家が建てられる
- 構造 :木造2×4工法(2×6・2×8も可能)
- 基礎 :べた基礎
- 断熱材 :高性能グラスウール
- 坪単価 :35~60万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★★☆
- 断熱性能:★★★☆☆
- 気密性能:★★★☆☆
- コスパ :★★★★☆
- 総合評価:★★★★☆
さて!今回のブログ記事ではトヨタウッドユーホームについて詳しく解説していくぞい!
あれ?トヨタホームなら以前に特集したよ?
前回はトヨタホーム。今回はトヨタウッドユーホームじゃ。
トヨタウッドユーホームとトヨタホームは名前は似ているが「別もの」じゃよ。
だってトヨタってついてるやんけ?!
パクリなんか?!
人聞きの悪いことをいうな。パクリとかじゃないよ。
トヨタウッドユーホームはもともと栃木県を地盤にしていた木造専門の地方工務店だったのだが、1997年にトヨタ自動車と業務提携し、1998年にはトヨタウッドユーホームに社名変更。2002年にはトヨタ自動車の子会社化したのじゃよ。
なーんだ!
じゃあ、トヨタホームとは同じトヨタグループではあるんだね。
同じトヨタグループではあるが、トヨタホームは愛知県など東海地方を地盤にしているのに対し、トヨタウッドホームは栃木県など北関東エリアが地盤。
それにトヨタホームは鉄骨造の工業化住宅を主力商品じゃが、トヨタウッドユーホームは木造専門のハウスメーカーじゃ。
施工エリアから工法(構造)までぜんぜん違うので、トヨタホームとトヨタウッドユーホームは全く別物のハウスメーカーと考えてOKじゃよ!
なるほど!
トヨタホームは鉄骨造が主力でトヨタホームは木造専門のハウスメーカーなんですね。他に、トヨタウッドユーホームの特徴ってなにかあるんですか?
うむ。トヨタウッドユーホームを一言で言うとすれば「ローコストに近い価格帯で地震に強い2×4工法の家を建てられるハウスメーカー」って感じじゃな。
へー!
トヨタウッドユーホームは価格帯もリーズナブルなんですね!
うむ。完全なローコスト住宅というほど安いわけではないが、割とリーズナブルな方じゃな。
ローコストハウスメーカーと中堅ハウスメーカーの間くらいのイメージじゃな。
トヨタウッドユーホームの商品ラインナップと坪単価
リーズナブルって言ってたけど、トヨタウッドユーホームの坪単価は具体的にどれくらいなの?
うむ。トヨタウッドユーホームの商品ラインナップごとの坪単価を一覧にしてみよう。
商品ラインナップ | 特徴 | 坪単価 |
---|---|---|
CRASTY(クラスティ) | 自由設計の2×4工法 | 55~60万円 |
t-next(ティーネクスト) | 2×6工法・タイル貼りのスマートハウス仕様 セミオーダーモデル | 50~60万円 |
Sun Bless(サンブレス) | 太陽光発電設備搭載のセミオーダーモデル | 50~60万円 |
Lively(ライブリー) | 29のベースラインから選択するセミオーダーモデル | 45~50万円 |
Recip-ie(レシピエ) | ママ目線の家事動線を意識したセミオーダーモデル | 45~55万円 |
レクア | 建物本体価格1063万円からのセミオーダーモデル | 35~45万円 |
レクア アティック | 大収納スペースを設けたセミオーダーモデル | 45~50万円 |
たしかに案外安いような気がしますね!
うむ。
トヨタウッドユーホームの主力商品は2×4のフルオーダー住宅「CRASTY(クラスティ)」。この商品は、自由設計の商品なので仕様によって坪単価が変わるのでハッキリしたことは言えないものの、坪単価のボリュームゾーンとしてはだいたい50~60万円程度で建てている人が多いようじゃな。
坪単価50万円以下はセミオーダーモデルなので、完全なローコストハウスメーカーほど安くはないが「ローコストメーカーと中堅ハウスメーカーの中間くらい」の価格帯と言えるじゃろう。
ちょうど良い価格帯を攻めてるハウスメーカーだポン。
そうじゃな!自由設計の2×4住宅を手掛けるハウスメーカーとしては、なかなかリーズナブルな方じゃろう。
あれ?
インターネットでみるとトヨタウッドユーホームは「LL(エルエル)」とか「住遊世代(じゅうゆうせだい)」とか「M&f(エムアンドエフ)」とか、他にも色々商品があるみたいなんだけど…?
うむ。その辺は過去に展開していた商品モデルじゃな。
今では、その辺の商品モデルが自由設計の「CRASTY(クラスティ)」に統一されたってわけじゃな!
そーなんだ!ちゃんと解説してないかと思ったよ!
疑って悪かったよ!
こいつ疑ってたんか…。
クラスティ以外の商品はほとんど、セミオーダーの「規格注文住宅」って感じですかね?
うむ。商品によって「外壁タイルが標準仕様」のものや「太陽光発電設備が標準仕様」のものなどいろいろあるが、基本はクラスティ以外は、ある程度の規格が定められたセミオーダーモデルと考えてOKじゃよ。
トヨタウッドユーホームは、セミオーダーモデルなら坪単価50万円以下でも建てられるんだね!
確かにちょっとリーズナブルだポン!
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
トヨタウッドユーホームの工法(構造)
次はトヨタウッドユーホームの工法についてじゃ!
トヨタウッドユーホームは基本的に「木造2×4工法」で家を建てているハウスメーカーなんじゃよ。
いいね、2×4工法は耐震性能が優秀なんだよね!
その通り!
2×4工法は「壁・床・屋根」を一体化したモノコック構造の建物じゃ。建物を柱や梁で支える軸組み工法に比べて、モノコック構造は建物を「面で支える構造」のため、地震エネルギーを建物全体に分散しやすい。だから耐震性が高いのじゃ!
それにツーバイ工法は構造材の面同士を密接に接合するから断熱性や気密性も確保しやすいんですよね!
そうじゃな。ツーバイ工法は壁、床、天井を密接に接合させているから壁からのスキマ風や床下からの外気侵入が少ない構造じゃ。
それにトヨタウッドユーホームでは、オプションにはなるが「2×6工法」や「2×8工法」にも変更することができるぞい。
おー!2×6工法はよくあるけど、2×8工法はあんまり聞いたことないですね。
どっちも壁が分厚くなるってことですよね?
その通り。2×4工法、2×6工法、2×8工法の壁の分厚さは以下の通りじゃな。
- ツーバイ工法の壁の厚み
- 2×4工法:89mm
- 2×6工法:140mm
- 2×8工法:184mm
おー、2×8工法はスゴイ壁が分厚いポン!
壁が分厚くなればもちろん、耐震性も向上するし、断熱材を分厚く入れられるので断熱性能も格段にアップするってワケじゃな。
でも、2×6工法とか2×8工法はオプションなんでしょ?
標準の2×4工法から変更するのに、オプション料金はだいたいどれくらいかかるの?
トヨタウッドユーホームで2×6工法や2×8工法にアップグレードするオプション価格はだいたいこのくらいじゃな。
- トヨタウッドユーホームの工法アップグレード価格
- 2×6工法に変更:坪単価+1.5~2.0万円
- 2×8工法に変更:坪単価+5~6万円
2×6工法への変更なら坪単価+1.5~2万円程度で出来ちゃうんですね!
うむ。大体35~40坪程度の一般的な広さの家なら、だいたい+50万円前後くらいの追加料金でできちゃうぞい。
でも2×8工法だと坪単価+5万円以上だポン。一気に高くなるんだね。
うむ。やはり2×8工法だと壁がかなり分厚くなる。
壁が分厚くなれば、壁内に敷きつめる断熱材の量も増えるので、もちろん断熱性能はアップするがその分かなり料金は上乗せされてしまうのじゃ。
それに2×8にするなら、窓断熱などもグレードの高いものを採用しなければ2×8にする意味があまりなくなってしまう。だから、トータル的な価格はけっこう上がってしまうのじゃな。
なるほど、じゃあ、2×8工法にまでする人はあんまり多くないんですかね。
ぶっちゃけ2×8にまでする人はそこまで多くないみたいじゃな。コストもけっこう上がってしまうし、2×8だと壁がかなり分厚くなる分、敷地面積を圧迫するデメリットもあるしね。
トヨタウッドユーホームのメリット(長所)
さて、トヨタウッドユーホームのザックリとした坪単価と工法(構造)を解説したところで、次は具体的なメリット・デメリットを見ていくぞい!
まずはトヨタウッドユーホームのメリットからじゃな。
- トヨタウッドユーホームのメリット(長所)
- 坪単価がそこそこ安い(ローコスト寄りの価格帯)
- 地震に強い2×4工法(耐震等級3)
- TPS(トヨタ生産方式)
- 全商品が長期優良住宅に対応
- 気密性・断熱性もそこそこ優秀
- 最長30年保証
- オリジナル全館空調「GREEN ARIA」
はえ~。
トヨタウッドユーホームのメリット(長所)っていっぱいあるんだねぇ!
では順番に解説していこう。
坪単価がそこそこ安い(ローコスト寄りの価格帯)
トヨタウッドユーホームの最大のメリット(長所)は、割とリーズナブルな価格帯であることじゃろうな!
確かに、どの商品ラインナップもまぁまぁ安かった気がしますね!
自由設計のクラスティだと「坪単価50~60万円」がボリュームゾーンで、セミオーダーの規格住宅だと坪単価50万円以下で建てられるんだよね。
うむ。フルオーダーモデルの「クラスティ」だと坪単価50万円を超えてしまうので、ローコスト住宅というのはやや高いものの、ローコストメーカーと中堅メーカーの間くらいの価格帯じゃな。
2×4住宅をリーズナブルに建てたい人の需要にはマッチしそうじゃな!
地震に強い(耐震等級3)
トヨタウッドユーホームはツーバイ工法を採用しているハウスメーカーじゃ。
地震に強い住宅である点もメリット(長所)と言えるじゃろう。
2×4工法は建物を面で支えるモノコック構造だから地震に強いんですよね。
ところで、トヨタウッドユーホームは耐震等級はいくつなの?
トヨタウッドユーホームは標準仕様で全棟耐震等級3(最高等級)じゃな!
地震に強いツーバイ工法で、さらに国のお墨付きである耐震等級3なら安心できますね!
うむ。
トヨタウッドユーホームはツーバイ工法で耐震等級3なので地震に対してはほぼ安心できるが、さらに備えたい人はオプションで制震システム「エムジオ」を採用することも可能じゃよ。
「エムジオ」ってたしか、他社でも使っている制震システムじゃなかったですか?
その通り!お、良く覚えておるのう。
制震システム「エムジオ」は、他社の木造メーカーなどでも使われているものじゃよ。
TPS(トヨタ生産方式)
トヨタウッドユーホームはトヨタグループの企業だけあって、住宅部材の供給は効率化が進んでいるぞい。
構造躯体などはの住宅部材は「トヨタ生産方式(TPS)」で工場生産しているのじゃ。
TPS?なにそれ。
TPSは「Toyota Production System」の略で、日本語でいうと「トヨタ生産方式」じゃ。
これは「不良品を造らない仕組み」と「必要なものを必要な時に必要なだけ」というトヨタの生産活動における考え方じゃ。
ま、あんまり難しく考えずに「効率化を図ってコストを抑えている」「品質ブレが少ない」という点だけ理解しておけば十分じゃな!
さすがトヨタグループだポン。
全商品が長期優良住宅に対応
トヨタウッドユーホームは全商品が長期優良住宅に標準対応している。これもメリットと言えるじゃろう。
へー、標準で長期優良住宅に対応しているんですか、すごいですね。
で、長期優良住宅の認定基準ってどんなんだっけ?
長期優良住宅の細かい認定基準などはコチラの記事で詳しく説明しているからチェックしてみるといいぞい。
ちなみに、長期優良住宅にはメリットとデメリットがあるので、認定を受けるかどうかの判断は施主ができるはずなので、その点は安心していいぞい。
気密性・断熱性もそこそこ優秀
トヨタウッドユーホームは気密性・断熱性もそこそこ優秀なんじゃよ。
そこそこってよく言うね、今回。
うむ。まぁ標準仕様だと気密性・断熱性はバツグンに優秀とまではいかないが、ローコストと中堅どころの中間くらいの価格帯ということを考えれば「そこそこ優秀」といった感じじゃな。
トヨタウッドユーホームの断熱材(分厚さ)は以下の通りじゃよ。
トヨタウッドユーホーム(2×4工法) | 断熱材(分厚さ) |
---|---|
外壁 | 高性能グラスウール16K(89mm) |
天井 | グラスウール10K(ブローイング300mm) |
床下 | フェノールフォーム(88mm) |
2×4工法だと、壁の厚みが89mmで決められているから断熱材の厚みも89mmが限界なんですよね。
そうじゃな。ま、外壁に関しては限界ぎりぎりまで断熱材を敷き詰めているってわけじゃな。
ちなみに2×6工法、2×8工法にアップグレードすれば、それぞれ壁の厚みギリギリまで断熱材を敷き詰めるぞい。
じゃあ、2×6工法だと「140mm」で、2×8工法だと「184mm」ってことだポン。
その通り。で、具体的な気密性・断熱性の数値は以下の通りじゃな。
トヨタウッドユーホーム | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
2×4工法(標準仕様) | 1.1 | 0.65 |
2×6工法 | 調査中 | 0.4~0.5 |
2×8工法 | 調査中 | 0.3前後 |
標準仕様の2×4工法だと、気密性は「C値1.1」で断熱性は「UA値0.65」じゃな。
たしか気密性を表すC値は、「1.0」を切れば、一般的には高気密と言われるんですよね。
そうじゃな。なのでトヨタウッドユーホームの「気密性C値:1.1」はバツグンに優秀な数値というわけではないものの、価格帯を考えれば「そこそこの数値」と言えるのではないかな。
断熱性に関しては標準仕様で「UA値:0.65」なので、これも価格を考えればまぁまぁ優秀じゃな!
なるほどね、価格の割には優秀ってことだポン!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
最長30年保証
トヨタウッドユーホームは保証もそこそこ優秀じゃな。
保証もそこそこなんだ?
どんな内容なの?
トヨタウッドユーホームの保証は以下の通り。
- トヨタウッドユーホームの保証
- 初期保証:10年
- 延長保証:+20年
- 延長条件:5年ごとの有償メンテナンス(10年目以降)
トヨタウッドユーホームは初期保証(10年)だけだと法律で定められた最低限のラインじゃが、10年目以降も有料メンテナンスを受ければ30年まで保証が延長されるのは良い点じゃな。
ローコスト住宅とかは延長保証システムがないケースも多いですしね。
ちなみにトヨタウッドユーホームはアフターサービスとして建物の引き渡しから25年目まで無償点検をしてくれる。これもなかなか手厚いサービスだと思うぞい。
オリジナル全館空調「GREEN ARIA」
そういえばトヨタウッドユーホームって、全館空調システムはないの?
あるぞい。
トヨタウッドユーホームはオリジナルの全館空調システム「グリーンアリア(GREEN ARIA)」を採用できるぞい。
わー、全館空調システムも採用できるんですね!
オプションなんですか?
うむ。全館空調「グリーンアリア」はオプションじゃな。
だいたい30~40坪程度の一般的な広さの家で「オプション料金:150~200万円」前後で採用できるぞい。
高いポン。
ま、全館空調システムはこれくらいするのが普通じゃな。
トヨタウッドユーホームのデメリット(短所)
次はトヨタウッドユーホームのデメリット(短所)をピックアップしていくぞい。
トヨタウッドユーホームのデメリットは以下の通りじゃ。
- トヨタウッドユーホームのデメリット(短所)
- 外観の重厚感・高級感に欠ける
- 特徴が薄い
- 施工可能エリアが限られる
では順番に解説をお願いします!
外観の重厚感・高級感に欠ける
トヨタウッドユーホームは住宅性能などは平均点以上を叩き出しているが、標準仕様だと外壁は「サイディング」になる。見た目の好みは人によるところが大きいが、マイホームに重厚感・高級感を求めている人は、ちょっと「安っぽい」というイメージをもつかもしれないのう。
見た目よりも性能重視のハウスメーカーって感じなんですかね。
でも、商品のなかには「タイル外壁」が標準のものもあったよね?
自由設計のクラスティなら、タイル外壁も採用できるんじゃない?
もちろん、オプション料金をかければタイル外壁にすることも可能じゃよ。
見た目の重厚感を重視する人は、オプションを検討するのもアリかもしれないのう。
特徴が薄い
ここまでの解説でなんとなくわかったかもしれないが、トヨタウッドユーホームは正直「ズバ抜けたなにか」があるハウスメーカーではない。なので「特徴が薄いハウスメーカー」とも言えるかもしれないのう。
たしかに耐震性はかなり高いけど、気密性・断熱性もそこそこで価格もそこそこ。見た目もそこそこだもんね。
でも逆にいえば「どの点を切り取っても平均点以上」の性能と価格のバランスの良いハウスメーカーとも言えますよね。
施工可能エリアが限られる
トヨタウッドユーホームの最大のデメリットは「施工エリアが限られる」という点じゃな。
どこなら建てられるんだっけ?
トヨタウッドユーホームの施工可能エリアは以下の通り。
- トヨタウッドユーホームの施工可能エリア
- 栃木県・群馬県・茨城県・宮城県・埼玉県
トヨタウッドユーホームは基本的に北関東エリアのみ対応ってわけじゃな。
施工エリアが限られるのは仕方ないことですけど、確かにデメリットですよね。
建てたくても建てられない人がいるってことなので。
今後は事業エリア拡大に期待だポン。
トヨタウッドユーホームが向いている人・向いていない人
じゃあ、最後にトヨタウッドユーホームの注文住宅は「こんな人に向いている・こんな人には向いていない」と言う点を教えてください!
うむ。
トヨタウッドユーホームは、比較的リーズナブルな価格帯で2×4住宅を建てられるハウスメーカーじゃ。
セミオーダーの規格住宅ならローコスト住宅の価格帯で建てられるし、自由設計のフルオーダー住宅でも中堅ハウスメーカーよりはややリーズナブルな価格で建てられる。
なのでお手頃な価格で住宅性能の良い2×4住宅を求めている人にはオススメじゃよ!非常に「ちょうどいいハウスメーカー」と言えるんじゃないかな。
ただし、トヨタウッドユーホームは色々な面でバランスがいいが「ズバ抜けたなにか」があるわけではない。「性能重視」「価格重視」「デザイン重視」など、なにかに特化いたハウスメーカーを探している人には中途半端に見えてしまうかもしれない。
■トヨタウッドユーホームと価格帯が近いハウスメーカー
桧家住宅
富士住建
ヤマト住建
タマホーム
GLホーム
アエラホーム
ヤマダホームズ
アイフルホーム
フィアスホーム
アキュラホーム
ウィザースホーム
■トヨタウッドユーホームより少し価格帯が高いハウスメーカー
一条工務店
住友不動産
土屋ホーム
トヨタホーム
トヨタウッドユーホームは、比較的リーズナブルな価格帯で地震に強いツーバイフォー、ツーバイシックス工法の頑丈なマイホームを建てるハウスメーカーです。
トヨタウッドユーホームは全商品が長期優良住宅に対応しているほか、オリジナルの全館空調システムも採用でき、また最長30年保証とアフターサポートも優秀です。なかなか総合的なバランスに優れたハウスメーカーと言えるでしょう。
トヨタウッドユーホームを候補に検討されている方は、同価格帯のハウスメーカーと比較されている方が多いです。また、若干価格帯は高くなりますが、同じくツーバイ工法を得意とする一条工務店などとも比較しておくといいでしょう。
競合ハウスメーカーと比較することで「新たに重視すべき部分」が見つかることはよくあります。トヨタウッドユーホームを候補にしている場合は、上記にピックアップしたハウスメーカーの中から少なくとも4~5社程度と比較しておきましょう。
↓トヨタウッドユーホームとよく比較されるハウスメーカー↓
↓トヨタウッドユーホームとよく比較されるハウスメーカー↓
今回の記事をまとめると
- トヨタウッドユーホームのメリット(長所)
- 坪単価がそこそこ安い(ローコスト寄りの価格帯)
- 地震に強い2×4工法(耐震等級3)
- TPS(トヨタ生産方式)
- 全商品が長期優良住宅に対応
- 気密性・断熱性もそこそこ優秀
- 最長30年保証
- オリジナル全館空調「GREEN ARIA」
- トヨタウッドユーホームのデメリット(短所)
- 外観の重厚感・高級感に欠ける
- 特徴が薄い
- 施工可能エリアが限られる
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
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