今回のブログ記事ではタマホームが2023年04月01日(土)から発売開始した新商品「笑顔の家」について、価格や坪単価・評判・口コミ・特徴について詳しく解説していくぞい!
タマホームの新しい注文住宅商品「笑顔の家」について詳しく知りたい方はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
タマホームの「笑顔の家」とは
さて!今回のブログ記事では、ローコスト住宅メーカーのタマホームが2023年04月01日(土)から発売開始した新商品「笑顔(えがお)の家」について詳しく解説していくぞい!
お!タマホームが新商品をリリースしたんですね!
笑顔の家、どんな商品なんですか?
うむ。タマホームの新商品「笑顔の家」はズバリタマホーム史上最強スペックを誇る完全自由設計の注文住宅商品じゃよ!
おー!タマホーム史上最高のスペックかぁ!
それは興味がわいてきたポン!
タマホームはローコストハウスメーカーの代表格ってイメージが強いですけど、最近は「価格の安さ」だけじゃなく、住宅性能にもかなり力を入れてきている印象ですね!
その通りじゃな!
特に今回紹介する「笑顔の家」は、タマホームが「25年後の当たり前の基準」を見据えて作った未来基準の注文住宅商品じゃ。
寒冷地仕様プラン「大地の家」をも凌ぐ断熱性を備えていたり、ほかにも耐震性はもちろん耐候性・耐久性・省エネ性などあらゆる性能に優れているぞい。
25年後の当たり前の基準かぁ!
たしかにマイホームは長く住むものだから、できれば未来の基準に合わせて造ってもらいたいポン!
うむ。長く住むマイホームは現在の基準に合わせるより未来の基準に合わせてほしいもの。
25年後の当たり前に合わせた「笑顔の家」は、従来のタマホームで特に断熱性に優れた「大地の家」をさらに超えるハイスペックとなっているぞい!
おー!寒冷地仕様の「大地の家」よりも断熱性に優れているんですね!
これは楽しみです!
タマホーム 笑顔の家の特徴
それではさっそくタマホーム「笑顔の家」の代表的な特徴について解説していこうか!
タマホームの新商品「笑顔の家」の大きな特徴は以下の通りじゃ。
- タマホーム 笑顔の家の特徴
- ・高断熱
- ・高耐候
- ・高耐久
- ・省エネ
- ・完全自由設計
ふむふむ。
笑顔の家は「高断熱・高耐候・高耐久・省エネ」の住宅性能を備えた完全自由設計の注文住宅ってことだポン!
そういうことじゃな。
自由設計という点については、断熱性が大きく向上しているので窓の大きさなど開口部周りには制限が出てくる可能性はあるが、基本的に大安心の家シリーズとそこまで大幅に変わらないと考えていいじゃろう。
なるほど。性能を重視するがゆえに若干の制限がでるかも、ということですね。
ま、住宅性能と間取りやデザインのさじ加減はフルオーダー注文住宅なので、相談して決めれば良いと思うぞい。
そっか!自由設計の注文住宅だもんね!
で、上記にピックアップした中でも、最大の特徴が「高断熱」という点じゃ。
笑顔の家は「大安心の家シリーズ」に比べて断熱性の面が圧倒的にパワーアップしているのじゃ!
住宅にとって断熱性はとっても大事な性能ですもんね。
断熱性が大きくパワーアップしているのは嬉しいです!
と、いうことで次はタマホーム「笑顔の家」の断熱性能・UA値をみていこう。
タマホーム 笑顔の家の断熱性能(UA値)
はい。それではタマホーム「笑顔の家」の最大の特徴ともいえる断熱性(UA値)についてみていこう。
ズバリ「笑顔の家」は「HEAT20 G3水準」をクリアするUA値0.23W/(㎡・K)を実現しているぞい。
HEAT20 G3水準?!タマホームの注文住宅が?!
そう。めっちゃ凄いじゃろ。
HEAT20が定めるのG3水準の家は、冬季に暖房を付けずとも「おおむね15℃を下回らない断熱性能」がある家じゃ。
真冬に暖房付けずにおおむね15℃を維持できるのかぁ!
それってけっこうすごいんじゃない?
けっこうどころか、HEAT20 G3は国内最高水準の断熱性能じゃ。
国内ハウスメーカーで断熱性に力を入れている会社でもHEAT20 G3水準をクリアしているところは数少ない。
例えば高断熱TOPメーカーといえば「一条工務店」を思い浮かべる人が多いと思うが、一条工務店の断熱性能における最高スペック「グランスマート(GRAND SMART)」や「アイスマート(i-smart)」でも「UA値0.25」じゃ。
え?!
じゃあ、タマホームの「笑顔の家」は一条工務店のアイスマート(i-smart)・グランスマート(GRAND SMART)を超えてるってこと?!
公表しているUA値の目安だけでいえば、一条工務店超えじゃな。
すっご。タマホームやるじゃないですか!
さすが25年後の基準を見据えた住宅商品ですね。タマホーム最強スペックは伊達じゃないですね。
2022年3月までは断熱等級といえば「等級4」が最高等級だったのだが、2022年4月に新たに「等級5」が、2022年10月には新たに「等級6・等級7」が新設されたのじゃが、やはりこの新しい断熱等級に合わせてハウスメーカー各社が、さらに断熱性能に力を入れてきているのじゃろう。
笑顔の家が断熱性の目安とする「UA値0.23」という数値は、HEAT20では「G3水準」、そして断熱等級でいうと「等級7」に該当する。どちらにしても最高水準・最高等級の断熱性と言えるぞい。
断熱性に力を入れているハウスメーカーでも「HEAT20 G2水準/断熱等級6」までが多いイメージでしたが、タマホームが「G3水準/断熱等級7」に合わせてくるなんて正直驚きです。
そうじゃな。笑顔の家は特に「断熱性」には力を入れたというわけじゃな。
参考までに「新しい断熱等級について」と「HEAT20 G1~G3水準」についてもこのブログでまとめているから、良かったらチェックしてみると良いぞい。
断熱等級5・6・7のUA値・断熱仕様の目安について詳しく解説します!≫
国内最高レベルの断熱基準「HEAT20」について解説します!≫
ところでHEAT20 G3/断熱等級7の「笑顔の家」は断熱仕様はどんな感じなの?窓断熱とかも知りたいポン。
うむ。笑顔の家の断熱仕様をわかる範囲でまとめると以下の通りじゃ。
- タマホーム 笑顔の家の断熱仕様
- 外壁ダブル断熱工法(高性能グラスウール105mm+押出法ポリスチレンフォーム75mm)
- 基礎ダブル断熱工法(おそらく押出法ポリスチレンフォーム:厚み調査中)
- オール樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラス
- 高断熱玄関ドア
とりあえずわかっている範囲の断熱仕様は上記の通りじゃ。
まず外壁部分じゃが「内外ダブル断熱工法」となっているぞい。
「内断熱:高性能グラスウール105mm」と「外断熱:押出法ポリスチレンフォーム75mm」なので、合計で175mmの断熱層が敷き詰められているってことじゃな。
かなり分厚い断熱層だポン!
あれ?でも厚みで言えば、一条工務店のグランスマートとかアイスマートのほうが分厚くない?一条は内外合わせて190mmだよね?笑顔の家はグランスマートよりもUA値が優秀なのではなかった?
鋭いね!
確かに外壁部分の厚みだけでいえば一条のほうが分厚い。
ただ一条工務店のグランスマートの断熱性の目安が「UA値0.25」で、笑顔の家は「UA値0.23」なのでかなり僅差じゃ。笑顔の家は天井断熱/屋根断熱・基礎断熱の厚みが不透明なのでこの辺りに違いがある可能性があるね。
ふーん。
ま、いずれにしても笑顔の家が非常に優秀な断熱仕様であることは間違いなさそうじゃ。
続いて、基礎断熱も「基礎の外側+内側のダブル断熱仕様」となっているぞい。
基礎断熱も豪華な仕様ですね!
ただ、基礎断熱の部分はそれぞれの断熱層の厚みが不明なので気になる方は直接ヒアリングしてみるといいじゃろう。
それと少し断熱仕様と話がずれるが、基礎断熱工法という点に触れたので一つ付け加えておくと「基礎外断熱」は適切なシロアリ処理が必要不可欠となってくる。
シロアリは怖いポン!
基礎の内部に断熱材を施工する「基礎内断熱」はそこまで大きな問題ではないのじゃが、「基礎外断熱」は断熱材が露出しているので断熱材内部をシロアリにかじられて蟻道を作られるケースが考えられるのじゃ。
なるほど。シロアリが基礎の外側の断熱材を食い破って構造体までたどり着くケースがあるんですね。
うむ。ただ、笑顔の家では「地中配管防蟻処理」といって、家の基礎外周の土壌中に防蟻薬剤を注入する配管を張り巡らせる防蟻処理を行っているようじゃ。
この防蟻処理なら基礎周りの防蟻をしっかりしてくれるし、再防蟻処理も配管に薬剤を注入するだけなので比較的楽に行える。
笑顔の家はシロアリ対策もバッチリということですね!
そうじゃな。
他のハウスメーカーでも、もし「基礎外断熱」を採用している会社を検討しているなら、どんなシロアリ対策をしているか?は大事なポイントじゃ。
例えば基礎外断熱を採用している会社のなかには断熱材をシロアリが食い破れないように物理的に覆ってしまう、などの対策をしている会社もある。このように物理的にシロアリが断熱材内部に蟻道を作れない仕組みになっているならある程度安心していいと思うぞい。
なるほどね!基礎外断熱はシロアリ対策が大事ポン!
続いて笑顔の家の窓やドアなどの開口部じゃが、窓周りは「オール樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラス」、ドアも「高断熱玄関ドア」を標準装備しているぞい。
窓周りはかなりハイグレードですね!
中空層はおそらくアルゴンガスもしくはクリプトンガスだと思われるが詳しくはヒアリングすること。また断熱ドアのグレードも詳しくはヒアリングすることをオススメするぞい。
ま、いずれにしろ窓・ドア周りの断熱仕様も標準でかなりグレードが高い仕様と考えていいじゃろう。
- タマホーム「笑顔の家」の断熱性能
- ・UA値:0.23W/(㎡・K)
- ・断熱等級7(最高等級)
- ・HEAT20 G3水準(寒冷地の場合G2水準)
笑顔の家はエアコン光熱費を大幅に節約できる
ちなみに笑顔の家は国内トップクラスの高断熱住宅なので、光熱費のランニングコストを大幅に削減できるぞい。
ふむふむ。どんくらいエアコン代を節約できるの?
タマホームのシミュレーションでは「平成4年新省エネ基準の家に比べると、年間の冷暖房費を2.7万円も削減できる」とシミュレーションを出してるね。
おー!年間2.7万円も!
と思ったけど、30年前の家と比べてるんだね…。
もう少し新しい基準の家と比べてほしいものだね。
まぁとはいえ「笑顔の家」は最新の基準で最高水準の断熱性なので、光熱費のランニングコストはしっかり抑えられると思うぞい。
タマホーム 笑顔の家の気密性能(C値)
タマホームの笑顔の家は、断熱性が国内最高水準の「HEAT20 G3/断熱等級7」をクリアするほどパワーアップしているのはわかったけど、気密性(C値)はどうなの?
残念ながら、タマホームでは1棟1棟で気密測定をしておらず、笑顔の家も気密性を示すC値は公表されていないのじゃ。
そうなんですか。
せっかく断熱性が最高水準なんだから、気密性も目安を教えてほしいですよね。
うむ。その通りじゃな。
今後はタマホームも気密性の数値(C値)を公開してほしいものじゃ。
ただ、推測になるが「笑顔の家」に関しては断熱仕様のグレードから考えても極端に気密性が悪いということは考えにくい。外壁部分もダブル断熱工法になっているし、基礎ダブル断熱も気密性を確保しやすいと言える。窓やドアなどの開口部もハイグレードなので、後は丁寧に気密処理を行えばC値も良い数値が出ると思うぞい。
そうなんだ!
気密性の数値(C値)は1棟1棟で異なる数値なので確実なことは言えないが、かなり大事な住宅性能なのでもし笑顔の家を検討しているなら、必ず直接ヒアリングすべきポイントじゃな!
気密性の目安にすべきC値はどれくらいなんですか?
木造住宅ならで最低限「C値1.0以下」、できれば「C値0.7以下」を目指したいところじゃな。
木造住宅でしっかりと気密処理をすれば、これくらいの数値は目指せるのでね。
なるほどポン!
それとできれば目安の数値をヒアリングするだけでなく、気密測定を依頼することもオススメするぞい。
気密測定は外部の業者に依頼することもできる。公平中立に数値を測定をしたいなら、むしろ外部業者に依頼するほうが安心かもしれないね。
ちなみに外部業者に気密測定を依頼する場合、ザックリだが「15万円~」くらいの金額がかかる。安い金額ではないが、気密性は非常に重要な性能なのでできれば測定しておきたいね。
気密性が優秀ってことは、精密で丁寧に家が建てられているってことですもんね。
その通り。良いC値を計測するためには、精密で丁寧な気密処理が必要不可欠。
つまり優秀なC値は丁寧な施工のバロメーターの一つでもある。気密測定費用は必要経費と割り切って、依頼することをオススメするぞい。
- タマホーム「笑顔の家」の気密性能
- ・C値:非公表だが極端に悪いとは考えにくい
- ・笑顔の家を検討している方はヒアリング必須
- ・笑顔の家を建てるなら、できれば気密測定も依頼したい
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
タマホーム 笑顔の家の耐震性能
タマホームの「笑顔の家」は、工法や耐震性はどうなんでしょうか?
笑顔の家の構造体(工法)は、基本的に主力商品の「大安心の家」シリーズと同じ、木造軸組みパネル工法を採用しているぞい。
従来の軸組みだけで構造を支える木造軸組み工法は、木材同士の接合部分に地震エネルギーが集中しやすい弱点があるが、建物外周部にパネルを施工することで地震の負荷が建物全体にバランスよく分散し地震に強い構造体となる。
タマホームは耐震等級は取得しているんだっけ?
うむ。タマホームは「大安心の家シリーズ」も基本的に全棟で耐震等級3(最高等級)を取得しているし、笑顔の家ももちろん耐震等級3(最高等級)を取得しているぞい。
耐震等級3の家なら、安心ですね。
繰り返す地震にも強いんですよね!
うむ。耐震等級3の家は、震度7の揺れがたった2日間で2度も発生した熊本地震においても倒壊した実例なし。繰り返す大きな揺れにも強いことが証明されているぞい。
それに、笑顔の家は「制震ダンパー」も標準採用しているようじゃ。
「耐震+制震仕様の住宅」となっているので、繰り返す地震にもより強くなっていると言えるじゃろう。
笑顔の家、凄いポン!
地震対策もバッチリだね。本当にハイグレードじゃん!
タマホーム 笑顔の家の標準装備
タマホーム「笑顔の家」の特徴は上記だけではないぞい。
他にもさまざまな標準装備が備わっている。まとめて紹介しよう。
- タマホーム 笑顔の家の標準装備
- ・太陽光パネル
- ・熱交換換気システム
- ・制震ダンパー
- ・高耐候性の外壁材
- ・高耐候・高耐久シーリング
- ・逆流抑止マス
- ・水抜き栓
- ・安全合わせガラス
- ・防災陶器瓦
わ!太陽光パネルも標準装備されているんですね!
標準装備というか、標準提案というべきかな。
太陽光パネルは、敷地条件(屋根の向き)によっては効率的に発電ができないケースもある。なので、標準装備として提案するが、外したければ外せるよ、という装備じゃろうな。
なるほどポン。
ちなみに太陽光パネルを搭載した場合は、年間の電気代を「およそ85%も削減できる」というシミュレーションを出しているぞい。
めちゃくちゃお得やん!
あくまでシミュレーションなので、敷地条件や建築プラン、天候などによっても上振れ・下振れはあるじゃろうけどね。とはいえ、太陽光パネルを搭載すれば光熱費ランニングコストを大幅に抑えられるのは間違いないじゃろう。
笑顔の家は「熱交換換気システム」も標準装備なんですね!
うむ。
熱交換換気システムとは、通常だと排気の際に空気とともに捨てられてしまう「熱」を回収しながら換気する24時間換気システムのこと。キレイな空気に換気しながら、熱損失を大幅に軽減するので光熱費コストを抑えることができるぞい。
高気密高断熱住宅でも、換気の際に熱が捨てられてしまえば非効率的。なので、高気密高断熱住宅は熱交換換気システムが適しているわけじゃな。
さすが笑顔の家は断熱性が優秀なだけあるね!
うむ。そして、笑顔の家は外壁材やシーリング材にもしっかりと気を使ってくれているぞい。
高耐候性の外壁材と高耐候・高耐久シーリングを標準採用しているのじゃ。
外壁材の耐久性が高いのは嬉しいですね!
うむ。外壁は常に雨・風・紫外線にさらされる箇所だから耐候性・耐久性は重要じゃ。
笑顔の家では、高耐候性の塗装が施された高耐久サイディングを採用。また、外壁の目地部分に使われるシーリング部分にも30年間の耐久性を誇る製品を採用している。
通常、サイディング外壁や外壁の目地部分は10~15年に一度のペースでメンテナンスが必要になるが、笑顔の家なら外壁メンテナンスのサイクルも長く、ランニングコストを抑えられるのじゃ。
外壁周りのメンテナンス費用を抑えられるのは嬉しいですね!
ちなみに屋根にも「防災陶器瓦」を採用している。陶器瓦は、屋根材のなかでも特に高耐久で、塗装メンテナンスが必要ないのでこれもかなりランニングコストを抑えられる。また、切込み部にツメをかけ押さえ込むことで強風による落下・飛散を防ぐ防災仕様になっているのも安心じゃな。
凄いね!標準装備が本当に充実してるポン!
さらに「逆流抑止マス」「水抜き栓」「安全合わせガラス」も万が一の時のための備えじゃな。
逆流抑止マスは、大雨などの時にトイレに汚水の逆流を防ぐ機能。逆止弁が逆流してきた下水を抑止し、また圧力開放フタにより空気を開放することで噴き出しを抑制する。
万が一とはいえ、新居に下水が逆流してきたらたまったもんじゃないですもんね。
こういう機能が付いていると安心です。
あと床下の基礎に水抜き栓が付いている。これも大雨・水害などの時に、万が一、基礎の内部に水が浸入した場合に備えてある。
そして安全合わせガラス。これは防犯タイプの割られにくい窓ガラスじゃ。防犯の観点ではガラスが割りにくく侵入に時間がかかると判断した時点で諦めるケースが多いらしいからね。それに万が一、地震や台風などにガラスが割れる衝撃を受けても、破片が飛散しにくいので防災面でもメリットがある。
笑顔の家は、住宅性能が高いだけでなく防災・防犯面にも気を使ってくれているんですね!
標準装備がいろいろハイグレードだポン!
タマホーム 笑顔の家の保証・アフターサポート
続いて笑顔の家の保証・アフターサポートについても軽く解説しておこう。
笑顔の家の初期保証・最長保証は以下の通りじゃな。
- タマホーム 笑顔の家の初期保証・最長保証
- 初期保証:10年
- 最長保証:60年
- 延長条件:10年ごとの有償メンテナンス
- タマホーム 笑顔の家の無償点検
- 3か月,6か月,1年,2年,5年,10年(10年後以降は5年おきに無償点検)
初期保証10年で初期保証満了後も有償メンテナンス(10年ごと)を受けることによって最長60年まで保証が延長するぞい。
初期保証は10年といえど最長保証60年はかなり長いですね!
無償点検も10年間で6回あるし、初期保証満了後も有償メンテナンスを受けて保証が延長する限りは5年ごとにしてくれる。
まぁこれは笑顔の家だけでなくタマホームの「大安心の家シリーズ」と同じ内容じゃな。
タマホームは割と保証も充実していると言えるじゃろう。
タマホーム 笑顔の家の価格・坪単価
タマホームの「笑顔の家」は住宅性能もかなり優秀で、外壁や住宅設備とかもハイグレードだってことはわかったけど価格帯・坪単価はどれくらいなの?
そこが一番気になるところよな。
ズバリ、タマホームの笑顔の家はフルスペックのコンセプトモデルで「本体価格2,900万円~(35坪)」じゃ。
なので、坪単価に直すと「坪単価82.85万円」となる。
坪単価82.85万円ですか!
タマホームの価格帯としてはお高めですね。
うむ。タマホームはローコスト注文住宅メーカーの代表角。リーズナブルな価格で、注文住宅を建てられる点が人気のハウスメーカーじゃ。
実際、タマホームの建築価格は1棟平均「2,086万円(税込み)」じゃ。坪単価に直すとおよそ50~60万円前後がボリュームゾーンとなる。そう考えるとやはり「笑顔の家」は少し高めの価格帯と言えるじゃろう。
でも住宅性能や設備はかなり良いよね。
うむ。HEAT20 G3水準/断熱等級7をクリアする断熱性を確保している点は凄いと思うし、さまざまな箇所でメンテナンスコストを抑えられる工夫が施されている点なども嬉しいポイント。
なので、坪単価82万円といえどコストパフォーマンスが悪いというわけではない。
それにフルスペックモデルで「本体価格2,900万円~」なんですよね?
そう。
フルスペックということは、つまり制震ダンパーや太陽光パネル、防犯ガラスなども全部載せしているということ。これらの装備を取捨選択しカスタマイズすることで、もう少し価格を抑えることはできると思うぞい。
なるほど。
笑顔の家はフルオーダーの注文住宅だから、設備仕様のカスタム次第でもう少し価格を抑えることもできるかもしれないんですね!
タマホーム 笑顔の家の評判
続いて、タマホームの「笑顔の家」の評判も少しご紹介したいところだが、まだ笑顔の家は販売開始されたばかりで評判・口コミはまだ出揃っていない状況じゃ。
そりゃそうやろな。
とはいえ、評判・口コミなしでは参考にならないのでSNSの意見などをかいつまんでピックアップしてみよう。
ついにタマホームがHEAT20G3に対応する商品をだしてきた。ローコストのタマホームがいち早くG3級に対応するとは驚き。
えがおの家、タマホームらしからぬ高性能。耐震等級3で制震ダンパー付きでHEAT20G3で熱交換換気。これで全館空調システム付いてれば完璧。もうタマホームでいいやんってなる。たぶん同スペックで他社で建てるってなったらもっと高くなると思うし。
タマホームの新商品、過去最高スペックの家らしいけど35坪2900万円~だとこれはもうローコスト住宅ではないですね。大手ハウスメーカー級の価格じゃん。
タマホームで坪単価80万円出すのにはちょっと抵抗ある。今までより格段に性能はいいんだろうけど。坪80万円だせるならほかにもいろいろなハウスメーカーで建てられるしな。
タマホームのえがおの家ってプラン、UA値0.23ってもう一条のアイスマート超えてる。タマホームが一条工務店に並ぶどころか超えるとは。もちろん価格も一条並みだけど。
タマホームの新商品、UA値0.23で断熱等級7相当らしいけど、ここまで断熱性に力を入れてるのにまだC値は非公表なの理解に苦しむ。高断熱と高気密はセットではないのか。高断熱の家に住みたい人の8割上は気密性にも注目していると思うけどなぁ。
本体価格2900万円、坪82万円だせるひとはタマホームでは建てないような…。
えがおの家とやら、35坪2,900万円でさすがに高いかぁと思ったけど、太陽光パネルとか制震システムとか全部コミコミのフルスペックの値段って考えると妥当な気がしてきた。他社で建てるよりは安く収まりそう。とはいえ高いけど。
タマホーム 笑顔の家はどんな人にオススメか?
それでは最後にタマホームの「笑顔の家」はどんな人にオススメなのか?を教えてください!
うむ。「笑顔の家」はタマホーム史上最高スペックのフルオーダー注文住宅じゃ。
国内最高水準「HEAT20 G3/断熱等級7」の断熱性(UA値0.23)を備えているほか、耐震性や耐久性・耐候性にも優れる。防犯・防災面にも備えているなど、これまでの「大安心の家シリーズ」に比べて大幅に住宅性能がパワーアップしている商品モデルじゃ。
住宅性能、特に断熱性・耐震性を重視したい方にとってはオススメと言えるじゃろう。
笑顔の家はHEAT20 G3で耐震+制震仕様ですもんね。
断熱性・耐震性を重視している人にはオススメ、と。
ただし、笑顔の家のネックはやはり価格じゃ。
笑顔の家の価格はフルスペックモデルで「35坪:2,900万円~(坪単価82.85万円~)」とのこと。この価格はローコスト住宅の範囲を大幅に超え、ミドルコスト住宅としてみても高い方と言える。
正直、「坪単価80万円」を超える価格を出せるなら他にも選択肢はたくさんある。
それこそ一条工務店など断熱・気密・耐震特化のハウスメーカーや、鉄骨系の大手ハウスメーカーも視野に入る価格帯じゃ。
なるほど。確かに価格を上げるならほかにも選択肢は出てくるよね。
うむ。なので、この価格帯で検討しているならより「比較とあいみつ」が重要になると言えるじゃろう。
笑顔の家は住宅設備の取捨選択などで「坪単価82.85万円」よりも安くできる可能性もあるので、正確な価格・坪単価は直接ヒアリングすることをオススメするぞい。
アイダ設計
アイ工務店
アエラホーム
アキュラホーム
クレバリーホーム
ユニバーサルホーム
桧家住宅
富士住建
秀光ビルド
ヤマト住建
タマホームより少し価格帯が高いハウスメーカー
一条工務店
トヨタホーム
住友不動産
タマホーム
タマホームは日本のローコスト住宅の代表格ともいえるハウスメーカーです。コストを抑えつつ長期優良住宅基準に対応するなど性能面にも力を入れています。
タマホームはやはり「価格帯の近いハウスメーカー」とよく比較されることが多いです。ローコスト住宅は、価格帯が同じくらいでも性能の差が大きいケースがよくあります。ローコスト住宅を検討しているならば「性能の比較」にはより一層チカラを入れてください。
またタマホームの新商品「笑顔の家」はローコスト住宅メーカーらしからぬ、超がつくほどの住宅性能の高さが魅力。特に断熱性能は一条工務店のフラッグシップモデル「グランスマート」や「アイスマート」に匹敵、もしくは超える性能を持っています。このあたりとはぜひ比較しておきたいと言えます。
競合ハウスメーカーの住宅カタログを比較することで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもよくあります。タマホームを候補にしているならば、少なくとも上記のハウスメーカーは比較しておいてください。
また、タマホームは価格・性能・デザイン(見た目)の総合バランスに優れるため、競合他社を比較する試金石としても非常に重宝するため、タマホームの住宅カタログは絶対取り寄せておくべきです。
ぜひ最新のカタログをチェックしてみてください。
今回の記事をまとめると
- タマホーム 笑顔の家のメリット(長所)
- タマホーム史上最高スペックの注文住宅
- HEAT20 G3/断熱等級7の断熱性(UA値0.23)
- 地震に強い(耐震等級3+制震ダンパー標準装備)
- 高耐候・高耐久外壁を標準装備
- 高耐久シーリングを標準装備
- 熱交換換気システムを標準装備
- 防災・防犯に備える設備を標準装備
- タマホーム 笑顔の家のデメリット(短所)
- 価格・坪単価が高い(フルスペック:坪単価82.85万円~が目安)
- 気密性(C値)が不透明
タマホーム 笑顔の家の口コミを大募集!
2023年04月01日(土)から発売スタートしたタマホームの「笑顔の家」について、当ブログでも皆さまの口コミ・感想を大募集しています。
タマホームの「笑顔の家」で新築マイホームを建てようと思っている方、建てた方はぜひご意見・ご感想をこのページの最下部から寄せてくださいポン!
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
コメント