今回のブログ記事では、オシャレな北欧風注文住宅を手掛けるスウェーデンハウスの耐震性について詳しく解説していくぞい!
スウェーデンハウスの耐震性能について詳しく知りたければ、この記事を読めば一発で解決じゃよ!
スウェーデンハウスの家は非常に堅い(地震に強い)
さて!今回のブログ記事は「スウェーデンハウスの耐震性」についての特集じゃよ!
前回の記事「スウェーデンハウスの特徴」では、耐震性については少しだけしか触れられませんでしたからね。
でもスウェーデンハウスってスウェーデン風の住宅を造っているんでしょ?
スウェーデンって日本より地震少ないんじゃないの?だから日本の家よりも耐震性は良くないんじゃないの?
いや言い忘れておったが、スウェーデンハウスは日本の会社じゃよ。
そうなの?!
そうなの?!
そうじゃよ。
グループ会社がスウェーデンに工場を持っているし、住宅部材などはスウェーデン製のものを輸入しているけどね。
だから、スウェーデンハウスの家はスウェーデン風の輸入住宅といってもキチンと日本の風土にも合うし、地震大国の日本でも十分安心できる耐震性を備えているのじゃよ。
そうだったんですか。スウェーデンハウスっててっきりスウェーデンの会社かと思ってました。
ぼくもそうポン。でも日本の会社なら、耐震性も安心かも!
うむ。ちょっと話がそれたが、スウェーデンハウスの家はとにかく頑丈。わかりやすい言い方をすると「堅い」のじゃ。
堅あげポテトみたいなもの?
堅あげポテトよりも楽勝で堅いぞい。
スウェーデンハウスの家が「なぜ堅いのか?」という解説はとりあえず置いておいて、まずは「その堅さがもたらす効果」を解説しよう。
まずは以下の動画を見てみよう。1分半程度の短い動画なので安心してね。
動画をみてみると、たしかに「堅い家」って言われているのがしっくりくる感じポン。
うむ。大きな揺れを加えても建物はシッカリ・ガッシリとしていたじゃろう。これがスウェーデンハウスの家なんじゃよ。
「堅い構造の家」は事実として、建物の揺れを最小限に抑えることができるのじゃ。
家は「堅さ」も重要なんですね。
まぁ「免震住宅」とか「制震住宅」などの揺れを吸収するタイプの家はまた別じゃが、こと「地震に耐える力(耐震性)」という面では家の堅さは重要といえるじゃろうな。
難しい解説をごちゃごちゃとするのは、このブログの主旨に反するのでちょっと説明は割愛するがスウェーデンハウスの堅い構造の家は一般的な住宅に比べて「揺れを70%軽減」「建物の変形を約5分の1に軽減」できるのじゃよ。
スウェーデンハウスすげーポン!
試しに他社ハウスメーカーの「木造軸組み工法」で建てている家の耐震実験動画も見てみるといいよ。
ここで比較対象としてピックアップするのは控えるが、柱と梁で支えている家の耐震実験では「家がぐにゃぐにゃしている」ように見えるからのう。
つまり見てわかるレベルでスウェーデンハウスの家は「堅牢」なんじゃよ。
木質パネル工法(モノボックス構造)とは
さて、では次にスウェーデンハウスの建物が「なぜ堅くて丈夫なのか?」という点をザックリ説明していこう。
スウェーデンハウスの家を「堅牢たらしめている」のは、独自の「木質パネル工法」じゃ!
木質パネル同士を強固に接合させて「モノコック構造」にしている工法だポン!
そうそう。木質パネル自体を強固に接合して「建物を面で支える構造」だから、非常に堅牢なんじゃよ。それに地震時に建物にかかる負荷もバランスよく分散しやすい。だから2×4工法や木質パネル工法など「モノコック構造の家は地震に強い」のじゃ。
あれ?スウェーデンハウスはモノコック構造じゃなくて「モノボックス構造」って言ってませんでしたか?
あぁ。たしかにスウェーデンハウスではモノコック構造ではなく、独自に「モノボックス構造」と呼んでいるね。まぁモノコックとモノボックスはほとんど同じ意味じゃろう。
スウェーデンハウスの木質パネル工法は他にもなにか特徴があるんですか?
うむ。スウェーデンハウスの木質パネル工法の特徴はこんなところじゃろう。
- スウェーデンハウス 木質パネル工法の特徴
- スウェーデン産の木材を使用
- 枠材が2×4材の1.6倍の強度
- 外壁は両面合板貼り
- 内壁も片面合板貼り
では、順番に解説をお願いします。
スウェーデン産の木材を使用
冒頭でもザックリと述べたが、スウェーデンハウスは日本の会社だが、グループ会社の「トーモクヒュースAB」というスウェーデンに現地工場をもつ会社から木材を調達している。つまり、スウェーデンの木材を使っているのじゃ。
ふむふむ。スウェーデンの木材って良いの?
うむ。スウェーデンは厳寒の地じゃ。(行ったことないけど)
厳寒地の木はゆっくりと成長するので、木目の詰まった強度の高い木材となるのじゃよ。
へー!そうなんですか。じゃあ、スウェーデンハウスは使っている木質部材そのものの時点で強度が高いんですね。
そういうことじゃ。もちろん、スウェーデン産の木材でも日本国内で建築部材として使える木材として国土交通大臣の指定を受けているので安心じゃよ。
木質パネルの枠材が2×4材の1.6倍の強度
また、これは前回の記事でも少し触れたが、スウェーデンハウスの木質パネルの枠材は、ツーバイフォーで用いる「2×4材」よりも1.6倍強いものを使っているのじゃ。
ツーバイフォーの1.6倍ですけど、2×6材ともまた違うんですよね。
うむ。2×6材も2×4材のおよそ1.6倍の強度だが、スウェーデンハウスの枠材は2×6材とも寸法が異なるのじゃ。
2×6材:38mm×140mm(断面積:5320mm2)
スウェーデンハウスの枠材:45mm×120mm(断面積5400mm2)
断面積はちょっとだけスウェーデンハウスの枠材の方が大きいね。
断面積は上からの圧縮強度の強さを表すのじゃ。スウェーデンハウスの枠材は2×4材のおよそ1.6倍。つまり、強度も1.6倍と言えるのじゃな。
2×6工法と並ぶか、それ以上の強度ってことですね!
外壁は両面合板貼り
それからスウェーデンハウスの木質パネルは「外側と内側の両面に構造用合板が貼ってある」のも特徴じゃな!
あぁ!?よく意味がわからないポン!
文章ではちょっとわかりにくいかもしれないが、スウェーデンハウスの木質パネルは「外側」と「内側」の両面に「9mm厚」の構造用合板が貼ってあるのじゃ。
それって普通じゃないんですか?
一般的な2×4工法の場合は、室内側には合板を貼らずに石膏ボードだけとするのが主流なんじゃ。
だがスウェーデンハウスでは、室内側にも「9mm厚」の構造用合板と石膏ボードを貼っている。
つまりスウェーデンハウスの壁パネルは、通常のツーバイフォーの2倍の合板で支えられているってワケじゃな。
なるほど!そりゃあしっかりとした家になるのも納得だポン。
内壁も片面合板貼り
スウェーデンハウスでは、内壁に用いる壁パネルにも構造用合板を貼っているのじゃ。
内壁ってなに?
- 内壁とは
- 住宅内の部屋と部屋を仕切る壁のこと。
一般的に内壁は「構造躯体を支える要素」ではなく単なる間仕切り壁として配置されるケースが多い。なので、構造用合板を貼らずに石膏ボードのみとするのが主流なんじゃ。
だが、スウェーデンハウスでは内壁にも「構造用合板」を使っているのじゃ。
じゃあ、内壁も建物の強度を高めているってことですかね!
その通り。外壁と違って、内壁の場合は9mm厚の構造用合板1枚じゃが、それでも建物強度を増していることは間違いないじゃろう。
スウェーデンハウスってすごいね。確かにここまでやってれば「堅くて丈夫な家」になるのも当然だポン。
標準仕様で耐震等級3を取得可能
と、いうわけでスウェーデンハウスの注文住宅はとにもかくにも堅牢。堅くて丈夫な家なんじゃよ。
スウェーデンハウスは耐震等級も最高等級3が標準なんだよね。
うむ。スウェーデンハウスは標準仕様で耐震等級3を取得しているので安心じゃが、施主の希望プランによっては稀に「耐震等級2以下」になるケースもあるようじゃ。ま、ほとんど耐震等級3を取得できるらしいがね。
じゃあ一応、最終的な確認だけは必ずするようにしたいですね!
オリジナル制震壁パネル「ヘイムダル」
そういえばスウェーデンハウスって「制震システム」とか「免震システム」はないの?
基本的にスウェーデンハウスの家は「耐震性に特化」した家じゃから、制震システムや免震システムがなくても十分に安心して暮らせる造りになっているのじゃよ。
なので、制震システムも免震システムもないよ、と言いたいところじゃが、どうやら「制震システム」はあるようじゃ。
へー、制震システムは取り扱っているんですね。
一応、「オリジナル制震壁パネル:ヘイムダル」というダンパーっぽいシステムがあるぞい。
この制震システムは新商品で採光を大きく確保した都市型住宅「レイディアンス」というモデルに標準装備されているぞい。
ふーん。じゃあヘイムダルって制震システムは他の商品の場合だとオプションになるの?
うむ。標準で制震システムが付くのは「レイディアンス」だけで、他の商品に付ける場合はオプションになるぞい。だいたい30坪~40坪くらいの一般的な広さの家で「オプション料金:40万円前後」とのことじゃ。
ま、とはいえスウェーデンハウスの家の本領は「堅くて揺れにくい家」じゃ。
特に制震・免震システムなどは付けなくても、地震に対しては「問題なく強い」と言えると思うぞい。
じゃあ、スウェーデンハウスは地震に対しては安心できるハウスメーカーということで!
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
今回の記事をまとめると
- スウェーデンハウスの家は堅い
- スウェーデン産の高強度木材を使用
- 木質パネルの枠材は2×4材の1.6倍の強度
- 外壁パネルは両面合板貼り
- 内壁パネルも片面合板貼り
- 標準仕様で耐震等級3
- スウェーデンハウスの家は木質パネル工法(モノボックス構造)
- スウェーデンハウスの家は地震に強い
- 「オリジナル制震壁パネル:ヘイムダル」を採用できるモデルもある
■輸入住宅が得意なハウスメーカー
三井ホーム
セルコホーム
インターデコハウス
メープルホームズ
北洲ハウジング
GLホーム
■高気密・高断熱住宅が得意なハウスメーカー
一条工務店
FPの家
住友不動産
アエラホーム
アイフルホーム
フィアスホーム
土屋ホーム
ウェルネストホーム
スウェーデンハウスは、北欧スウェーデンの輸入住宅を得意とする人気のハウスメーカーです。北欧風のおしゃれな外観、内装は輸入住宅が好みの方には堪りませんよね!スウェーデンハウスを候補にしている方は、同じく輸入住宅を得意とするハウスメーカーと比較されている方が多いです。
また寒さの厳しいスウェーデンの輸入住宅は気密性・断熱性・耐久性など住宅性能も非常に優秀です。高気密・高断熱住宅を得意とするハウスメーカーとも比較されている方が多いです。
スウェーデンハウスは非常にトータルバランスに優れた家を建てるハウスメーカーですが、価格帯は高めですので、スウェーデンハウスよりも少し価格帯の安いセルコホームや一条工務店、GLホーム、アイフルホーム、フィアスホームなどともぜひ比較しておきたいところ。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。スウェーデンハウスを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
↓スウェーデンハウスとよく比較されるハウスメーカー↓
↓スウェーデンハウスとよく比較されるハウスメーカー↓
コメント
楽しみに見ています。
一条工務店。ブリアールを解説してほしいです。
てっつ様、コメントありがとうございます!
一条工務店のブリアールですね、少し時間がかかるかもしれませんが特集したいと考えております。
これからもよろしくお願いします!
ありがとうございます。
楽しみにしています