今回のブログ記事では、注文住宅業界屈指のローコスト住宅ハウスメーカー「秀光ビルド」の特徴・メリット・デメリットを解説していくぞい!
秀光ビルドがどんなハウスメーカーか知りたい方はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
秀光ビルドの特徴と基本情報
- 主な特徴:明朗会計のローコスト住宅
- 構造 :木造軸組み工法(+制震ダンパー)
- 基礎 :べた基礎
- 断熱材 :吹き付けウレタンフォーム
- 坪単価 :35~45万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★☆☆
- 断熱性能:★★★☆☆
- 気密性能:★★☆☆☆
- コスパ :★★★★☆
- 総合評価:★★★☆☆
今回のブログ記事では石川県に本社を置き、北陸地方・近畿地方などを中心にローコスト注文住宅を手掛ける「秀光ビルド」について詳しく解説していくぞい!
アシスタント諸君は秀光ビルドは聞いたことあるかね?
ないポン。ひでみつビルドって読むの?
いや秀光ビルドは「しゅうこうびるど」と読むぞい。秀光ビルドはお笑い芸人のサンシャイン池崎氏の実家を建て直したハウスメーカーとしても知られているのじゃよ。
あの空前絶後の崩壊寸前ハウスを?!
こら失礼なこと言うな、と言いたいところじゃが秀光ビルドのHPにもそんなワード書いてあるなwま、そんな関係から秀光ビルドではサンシャイン池崎氏をCM起用してるようじゃ。
秀光ビルドは一言で言うとどんなハウスメーカーなんですか?
うむ。秀光ビルドは「とにかく低価格を追求した明朗会計のローコストハウスメーカー」といったところじゃな!価格の問題で注文住宅を諦めていた人でも、秀光ビルドなら注文住宅でのマイホーム建築が実現できるかもしれないぞい!
明朗会計のローコストメーカーですか!いいですね、私は価格が安いところから選びたいのですごく興味あります。じゃあ、さっそく秀光ビルドのメリット・デメリットを詳しく解説してください!
任せるのじゃ!
秀光ビルドのメリット
それではまず秀光ビルドのメリットから解説していくぞい。
- 秀光ビルドのメリット
- 坪単価が安い(ローコスト)
- フルサポートコミコミ価格
- 制震ダンパーが標準装備(SHQのみ)
- 全館空調システムをオプション採用可能
- ウォーターシステム「フェリシア」全棟標準装備
秀光ビルドの特徴(良いところ)はザックリこんなところじゃな。
じゃあ、順番に解説をおねがいします!
坪単価が安い(ローコスト)
冒頭でも述べたが、まず秀光ビルドの最大の特徴(メリット)は注文住宅業界でも屈指の「ローコスト住宅」を手掛ける点じゃな。
価格が安いのは凄くうれしいですね!どれくらいの坪単価なんですか?
うむ。秀光ビルドは珍しく商品ごとの本体価格を明確に表示しているハウスメーカーなんじゃよ。秀光ビルドの各商品ごとの本体価格は以下の通りじゃよ。
秀光ビルドの商品タイプ | 特徴 | 本体価格(税抜き) |
---|---|---|
SHQ | 秀光ビルド最高水準の自由設計 | 1,146万円~ |
UL | 安心と価格に優れる自由設計 | 1,006万円~ |
SL | セミオーダータイプの規格住宅 | 907万円~ |
3F | 狭小地対応の3階建て自由設計 | 1,040万円~ |
KS | 賃貸併用住宅 | 1,232万円~ |
え、めちゃめちゃ安くないコレ?
うむ。秀光ビルドは業界屈指のローコスト住宅を手掛けていると言っても過言ではないじゃろうな。
それにしても本体価格を明確に公開しているハウスメーカーって珍しい気がしますね。
うむ。注文住宅業界では、敷地条件や仕様によって坪単価が変わるため、ほとんどのハウスメーカーが明確な坪単価を明らかにしていないのじゃが、秀光ビルドは標準仕様の「本体価格」を公開している珍しいハウスメーカーじゃな。
ちなみに、上記の本体価格はKSシリーズは「29坪」が標準で、他の商品タイプでは「25坪」を標準の広さとしているぞい。
じゃあ、建坪が広くなればその分本体価格も上がるってことかな?
うむ。当然じゃが建坪が広くなれば価格はその分上がると考えておこう。一応、上記の本体価格をもとに坪単価を出してみると以下の通りになるぞい。
秀光ビルドの商品タイプ | 坪単価 |
---|---|
SHQ(自由設計) | 45万円前後 |
UL(自由設計) | 40万円前後 |
SL(規格住宅) | 35万円前後 |
3F(3階建てタイプ) | 40万円前後 |
KS(賃貸併用住宅) | 42万円前後 |
坪単価に直しても安いポン!
本当ですね!秀光ビルドは最上位モデルのSHQでも坪単価45万円前後で建てられるんですね。
うむ。やはり秀光ビルドはローコストハウスメーカーの中でも安い方と言えるじゃろう。
■秀光ビルドと価格帯が近いハウスメーカー
タマホーム
アイダ設計
アイ工務店
飯田産業
ゼロキューブ
ユニテハウス
ユニバーサルホーム
富士住建
桧家住宅
■秀光ビルドより少し価格帯が高いハウスメーカー
アイフルホーム
フィアスホーム
クレバリーホーム
アエラホーム
ヤマト住建
泉北ホーム
GLホーム
アエラホーム
一条工務店
トヨタホーム
秀光ビルドは、地震に強い安全な住まいを低価格・明朗会計で提供するローコストハウスメーカーです。
秀光ビルドならハイグレードモデルで1000万円台前半で建てることが可能。ローコスト住宅メーカーのなかでも特に低価格を実現しています。ハイグレードモデルなら制震ダンパーが標準仕様で付いてくる点も嬉しいポイント。さらにローコスト住宅では珍しいオリジナルの全館空調システムを採用することも可能です。ローコスト住宅でも安全性と快適性にこだわれるハウスメーカーです。
秀光ビルドを候補に検討している方は、同価格帯のローコストハウスメーカーと比較されている方が多いです。また、できれば秀光ビルドよりも少し価格帯の高いハウスメーカーとも比較してみてください。外観・内観・住宅性能はもちろん細かい部分を比較することで、新たに「重視すべき部分」が見つかることも多いです。
秀光ビルドを候補にしている場合は、ぜひ上記のハウスメーカーの中から少なくとも4~5社程度と比較しておいてください。
↓秀光ビルドとよく比較されるハウスメーカー↓
↓秀光ビルドとよく比較されるハウスメーカー↓
フルサポートコミコミ価格
それから秀光ビルドは、全商品共通で「フルサポートコミコミ価格」となっているのじゃ。
フルサポートコミコミ価格ってどういうことだポン?
うむ。他のハウスメーカーでは、家のザックリとした価格が決まった後でインテリアや水まわりの装備、各種の申請費用や建物以外の諸経費などが追加され「結局、支払い金額が当初の予定よりも大きく増えてしまった」ということがよくあるんじゃよ。
秀光ビルドでは、そういう後から様々な諸経費が乗っかってくることの無いように、家を建てるために必要な申請や工事、生活に必要な設備や保証・アフターサービスまで全てを最初から「コミコミの価格」で表示しているってことじゃな!
じゃあ上記の本体価格以外にはほとんど掛かるお金がないってことですか?
うむ。有料オプションなどを追加すればもちろんその分のオプション料金はかかるが、標準仕様で建てるなら他にお金はかからないと考えてOKじゃろう。
秀光ビルドの建物本体価格には以下の内容が標準装備となっているぞい。
- 秀光ビルドの建物本体価格に含まれる標準装備
- ・建物本体
- ・水まわり設備
- ・建物以外の諸経費など
- ・フルサポートサービス
ちなみに水まわりの設備では「スタンダードセット(標準仕様)」「ハイクオリティセット(+27万円)」「デラックスセット(+64万円)」と3つのグレードが用意されており、この中から選ぶことができるぞい。
標準仕様のスタンダードセットならプラス料金はもちろんなしじゃ。
秀光ビルドの水まわり設備グレード | セット内容 |
---|---|
スタンダードセット(標準仕様) | IHクッキングヒーター、システムバス、温水洗浄便座、間口750タイプ洗面化粧台、エコキュート(370L) |
ハイクオリティセット(+27万円) | 食器洗い乾燥機、ハイパーセラミック化粧台、エコキュート(370L) |
デラックスセット(+64万円) | オープンタイプキッチン、サーモフロア、断熱浴槽、エコキュート(460L)、トイレ+手洗器(フルオート便座・洗浄) |
こういうオプションも明確に料金を公開しているんですね。明朗会計でわかりやすいです。
うむ。秀光ビルドはローコストで建てられる注文住宅を最大のウリとしているハウスメーカーだからのう。明朗会計である点もメリットの一つじゃな。
とにかくオプション無しなら、全部コミコミで最高水準のSHQでも坪単価45万円くらいで建てられるってことですか。なおさら安いですね!
制震ダンパーが標準装備(SHQのみ)
そういえば秀光ビルドはどんな工法(構造)なんだっけ?
秀光ビルドは木造軸組み工法を採用しているぞい。
木造軸組み工法は2×4工法や木質パネル工法みたいな「建物を面で支えるモノコック構造」の建物と比べると、地震に弱いんですよね。
うむ。確かに面構造をプラスしている建物に比べると地震や台風の外力が一極集中しやすい構造であることは確かじゃ。
ただし秀光ビルドではオリジナルの制震システム「SKダンパー」を採用できる。秀光ビルドのSKダンパーは実大実験において「阪神大震災」「熊本地震」レベルの加振を計10回加えても無傷だったようじゃ。
では制震ダンパーを付けていれば、地震に対して弱いというわけではなさそうですね。
でも制震ダンパーってオプションなんでしょ?
SKダンパーはフラッグシップモデルの「SHQ」では標準装備、SHQ以外のモデルではオプションでの採用になるぞい。
おぉ!SHQだけとはいえ、ローコスト住宅で制震ダンパーが標準装備ってすごいポン!
ただしフラッグシップモデルの「SHQ」でも標準で付くのは1階部分のみらしい。2階部分にもSKダンパーを付けるとなると「+5万円」のオプション料金がかかるそうじゃ。これでもかなり安いと思うがね。
ちなみにSHQ以外のモデルでSKダンパーを1階・2階に付けても「オプション料金:+26万円」前後で済むぞい。つまり秀光ビルドなら制震ダンパーのオプションを追加しても十分ローコストで注文住宅を建てることは可能じゃよ。
ローコストでも制震住宅が実現可能なのは嬉しいメリットだポン!
全館空調システムをオプション採用可能
それから秀光ビルドでは、ローコスト住宅では珍しくオリジナルの「全館空調システム」をオプション採用することができるぞい。
ローコスト住宅で全館空調システムを付けられるのは嬉しいですね!どんなシステムなんですか?
実は秀光ビルドでは従来まで「全館空調システム:ホット&クール」というオリジナル製品を採用していたんじゃが、つい最近ホット&クールから変更があったようでまだ名前とかは明らかになっていないようじゃ。
そうなんだ。従来品とどこが変わったんだろう。
ホット&クールは「小屋裏に本来を置く」ため、小屋裏を造ることが必要不可欠じゃったのだが、新製品の全館空調では別に小屋裏を造らなくても設置できるようになったようじゃよ。詳しい内容はまだ明らかになっていないが、性能としてはほとんどホット&クールと同じようなものらしい。
全館空調システムはさすがにオプションだよね?
うむ。さすがにローコスト住宅で全館空調システムが標準では付けられないからのう。秀光ビルドの全館空調システムは「+150万円」前後のオプション価格となるそうじゃよ。
やっぱり全館空調システムはけっこう高いですね。
うむ。だが、秀光ビルドは本体価格がかなり安いので全館空調システムのオプションを付けても他社に比べるとトータルコストは大分抑えられるとは思うぞい。
ウォーターシステム「フェリシア」全棟標準装備
秀光ビルドでは2020年01月04日より、全棟標準で「ウォーターシステム:フェリシア」が付くようになったぞい。これも秀光ビルドのメリットと言えるじゃろう。
ウォーターシステム?それってどういうものなんですか?
フェリシアは株式会社サイエンスと秀光ビルドが共同開発したウォーターシステムで、家庭内における水の大元の入り口に浄水器を付けることによって、家の中のすべての蛇口から天然水を超えるほど不純物が少ないキレイな水を出せるようになっているのじゃ。
へー!浄水器要らずなわけですね!
うむ。さらにフェリシアでは他にもお風呂で嬉しい機能が付いておるぞい。具体的にフェリシアには以下の3つの機能が付いてくるのじゃ。
- フェリシアの3つの機能
- 秀光クリスタルウォーター:家の中のすべての蛇口から天然水並みにキレイな水が出る
- 秀光ミラバス:浸かるだけでキレイになれる!?マイクロバブルバス
- 秀光ミラブル:浴びるだけでキレイになれる?!シャワーヘッド
なんだか女性に人気がありそうな設備ですね。
ウォーターシステム:フェリシアが標準仕様で付いてくる点はメリットでもあるが、特に浄水器とかマイクロバブルバスとか必要ない人にとっては、定期的にメンテナンスをしなくてはいけない点がむしろデメリットとも言えるかもしれない。
あらかじめ必要か不要か、家族で話しあっておくべきじゃな!
秀光ビルドのデメリット
次は秀光ビルドのデメリットを解説していくぞい。
- 秀光ビルドのデメリット
- 耐震等級は取得していない
- 断熱性能はやや物足りない
- 値引き交渉が難しい
- 対応エリアが少ない
- 2017年に週刊文春に欠陥工事をスクープされている
では順番に解説していってください!
耐震等級は取得していない
まず秀光ビルドのデメリットその一。秀光ビルドでは耐震等級を取得していないという点じゃな。
え!そうなんですか?
うむ。秀光ビルドでは、一応「耐震等級2相当」の建物にはしているそうじゃが、耐震等級の取得には構造計算が必要なため実際に耐震等級を取得していないのじゃ。
それはちょっと心配かもポン。
うむ。耐震性が不安な人は制震ダンパーが標準装備されているSHQを選ぶか、他のモデルでも制震ダンパーをオプション採用するのも一つの手じゃな。
断熱性能はやや物足りない
そういえば秀光ビルドは気密性や断熱性はどうなの?
うむ。秀光ビルドは断熱材には現場発泡タイプのウレタンフォーム断熱材「アクアフォーム」を採用しているため、気密性・断熱性はそこまで悪くはないが、断熱層が「屋根90mm」「壁80mm」とそこまで分厚くないので、大手ハウスメーカーと比べると気密性・断熱性は少し物足りないという見方もある。
ちなみに秀光ビルドは気密性・断熱性の数値は公開しているんですか?
秀光ビルドはC値に関しては公開していないが、UA値は以下の通りじゃ。
秀光ビルドの商品タイプ | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
SHQ | 非公表 | 0.57 |
その他 | 非公表 | 0.67 |
C値は非公表なんだね。
うむ。アクアフォームは現場発泡のウレタンフォームでスキマなく断熱材を敷きつめることができるので、気密性はそこまで悪くないとは思うが。ま、C値を公開していない点はちょっとマイナスポイントと言えるかもしれないのう。
UA値はそれなりに高いとは思いますが、一条工務店とか断熱性能に特化しているハウスメーカーに比べるとやや見劣りしてしまいますね。
まぁローコストメーカーだし、断熱性能に特化した一条工務店と比較するのは少し酷じゃがな。それに寒冷地でない限りはこれくらいのUA値でもそこまで問題はないという見方もあるしな。もし断熱性を特に重視する人はアップグレードを検討してもいいじゃろう。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
対応エリアが少ない
それから秀光ビルドは「全国展開しているハウスメーカーではない」という点もデメリットと言えるじゃろう。
秀光ビルドで建てたくても建てられないエリアがあるってことポン。
うむ。秀光ビルドは石川県・福井県・富山県・滋賀県・奈良県・大阪府・京都府・ 兵庫県・愛知県・岐阜県・宮城県を中心に事業展開しているハウスメーカーじゃ。それ以外の地域は基本的にエリア外になるぞい。
つまり秀光ビルドでは北海道、関東、九州、四国などはエリア外で建てられないってことですね。
今後、事業エリアを拡大してくれればいいのう!
値引き交渉が難しい
それから秀光ビルドは注文住宅業界では珍しく、本体価格を明確にしている明朗会計がウリのハウスメーカーじゃ。
うん。良いことじゃん。
明朗会計はメリットじゃが、その分「価格交渉」には基本的に応じてくれないハウスメーカーとも言われている。それに秀光ビルドはもともとローコストで価格交渉の余地も少ないしな。
なるほど。でも、もともと明朗会計でやっているんだから仕方ないですよね。
まぁこの点はメリットともデメリットとも言えるじゃろう。
2017年に週刊文春に欠陥工事をスクープされている
それから秀光ビルドは2017年3月に「週刊文春」により「ローコスト住宅は欠陥だらけ」というスクープ記事をスッパ抜けれているのじゃ。内容はザックリ言うとこんなところじゃな。
- 基礎が築造されていない部分があった
- 土台と基礎が10センチもずれている部分があった
- 耐震を強化するダイライトという耐力面材が継ぎはぎで貼り付けられていた
正直、秀光ビルドにとってこれはかなりマイナスイメージじゃな。
欠陥住宅は絶対ヤダポン!
ただ、この件を受けて秀光ビルドでは第三者機関による監督を採用する、また施工中に10回に及ぶ検査や写真公開を義務付けるなどの対応策を講じている。
一度、欠陥住宅・違反建築としてすっぱ抜かれていることから秀光ビルドはシビアな検査体制が敷かれているので、これから建てるのであればむしろ安心という見方もあるにはあるがな。
とはいえ、秀光ビルドが過去にこういう記事をスクープされたということは把握しておくべきじゃな。
気になる点は担当者に聞きまくって、少しでも納得できない点があればお断りするべきかも!
秀光ビルドが向いている人・向いていない人
じゃあ、秀光ビルドの注文住宅は「こんな人に向いている・こんな人には向いていない」という点を教えてください!
うむ。秀光ビルドの最大の特徴はやはり「明朗会計のローコスト住宅」という点。秀光ビルドは最高水準のフラッグシップモデル(SHQ)でもコミコミ価格で「坪単価45万円前後」で自由設計の注文住宅が建てられる。またオプションで制震ダンパーや全館空調を付けても、他社ハウスメーカーに比べるとかなりトータルコストを抑えられるじゃろう。ローコストで注文住宅を建てたい人には一見の価値があるオススメハウスメーカーと言えるじゃろう!
ただし、住宅性能に関しては大手ハウスメーカーと比較するとやや見劣りがすることは確かじゃ。特に耐震等級を取得していない点が不安な方にはあまりオススメできない。
またローコスト住宅なので、外観や内装はやはり「シンプルめ」な見た目じゃ。豪華で重厚感・高級感のあるマイホームを建てたい人にもあまりオススメできないかな。
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
今回の記事をまとめると
- 秀光ビルドのメリット
- 坪単価が安い(ローコスト)
- フルサポートコミコミ価格
- 制震ダンパーが標準装備(SHQのみ)
- 全館空調システムをオプション採用可能
- ウォーターシステム「フェリシア」全棟標準装備
- 秀光ビルドのデメリット
- 耐震等級は取得していない
- 断熱性能はやや物足りない
- 値引き交渉が難しい
- 対応エリアが少ない
- 2017年に週刊文春に欠陥工事をスクープされている
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