今回のブログ記事では、住友林業のセミオーダースタイルの規格住宅「フォレストセレクションBF」について詳しく解説していくぞい!
住友林業の「フォレストセレクションBF」について知りたければ、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
フォレストセレクションBFとは
さて、今回はツイッターのフォロワーさんからのリクエストを頂いたので、住友林業の「フォレストセレクションBF」について特集していくぞい!
リクエストしてくださったフォロワーさん、ありがとうございます!
んで、フォレストセレクションビーエフだっけ?
それはどんな商品モデルなの?
うむ。簡単にいえば、住友林業のセミオーダースタイルの規格住宅モデルじゃな!
へー、高級ハウスメーカーの住友林業にもセミオーダースタイルの規格住宅モデルがあるんですね!
うむ。住友林業では完全自由設計のスタンダードモデル「フォレストBF」という商品モデルがあるが、フォレストセレクションBFは「フォレストBFの規格住宅タイプ」と考えるとわかりやすい。
性能はフォレストBFのまま。ただし間取りや外観、内観の仕様などは予め用意されたセレクションの中からベースを選んでいくってわけじゃな!
ふむふむ!
フォレストBFの規格住宅タイプだから「フォレストセレクションBF」ってことね!わかりやすいポン!
フォレストセレクションBFの坪単価
フォレストセレクションBFはセミオーダータイプの規格住宅なんだよね。
じゃあ住友林業の完全自由設計の商品に比べて価格も安くなっているのかな?
うむ。もちろん住友林業のなかでは価格帯は安くなっているぞい。
フォレストセレクションBFの本体価格は30~40坪タイプで「平屋1300万円~」「二階建て1900万円~」となっておるぞい。
フォレストセレクションBF | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
平屋タイプ | 1300万円~ | 35~50万円前後 |
二階建てタイプ | 1900万円~ | 50~60万円前後 |
おー!住友林業の注文住宅にしてはけっこう安いんじゃないですか!?
うむ。もちろん、セミオーダータイプの商品なので自由設計タイプに比べれば安いぞい。
ただし、上記の価格には消費税が含まれていないし、オプションや外構、付帯工事、各種諸費用なども含まれていないから、最終的な平均坪単価はもう少し高くなるケースが多いぞい。
それを先にいえポン!
だいたいいくらくらいなのさ!
住友林業のフォレストセレクションBFは35坪前後の一般的な広さの家でオプションや外構工事、諸費用込みの最終価格で「2500~2800万円」くらいに落ち着く方が多いようじゃな。
坪単価でいうと、70万円前後はかかるかもしれないね。
なるほど。さすが住友林業。
セミオーダータイプの規格住宅でもそこまで安いわけではないんですかね。
価格帯の面ではやはり住友林業だからね。
ローコスト住宅のハウスメーカーと比べるとそりゃちょっとはお高めじゃよ。
ただし、住宅性能や耐震性などの面では自由設計のモノと同等じゃから、その点は安心じゃよ!
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
フォレストセレクションBFの特徴
さて、ということでフォレストセレクションBFの特徴をもっと深堀りして解説していこう!
- フォレストセレクションBFの特徴
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 1000通りもの間取りから選べる
- 4つの外観スタイルから選べる
- 4つのカラーバリエーションから選べる
- 床材も選べる
人気のビッグフレーム構法を採用
フォレストセレクションBFは「BF」とついていることから分かるかもしれないが、住友林業の人気工法「ビッグフレーム構法」を採用しているぞい!
お!ビッグフレーム構法…ってなんだっけ?
住友林業では主に「ビッグフレーム構法」と「マルチバランス構法」の2種類の工法を取り扱っているが、近年では「ビッグフレーム構法」が大人気の工法なんじゃよ。
ビッグフレーム構法は、耐震性が非常に優れていてなおかつ設計自由度が高いのが特徴なんですよね!
うむ。住友林業が「設計自由度・提案力に優れている」と言われるのは、ビッグフレーム構法があるからでもあるのじゃよ。
ビッグフレーム構法なら高い耐震性を保ったまま「大空間のリビング」や「大開口の窓」なども実現可能じゃよ!
おー!それは嬉しいポイントだポン!
ちなみに住友林業のビッグフレーム構法についてはコチラのページで特集していますよ!気になる方はチェック推奨です!
1000通りもの間取りから選べる
フォレストセレクションBFはなんと1000通りもの間取りプランの中から好みのものをセレクトすることができるのじゃよ。
1000通り!すげー種類があるポン!
うむ。住友林業は大手ハウスメーカー。当然、これまでの注文住宅の実績も豊富じゃ。
住友林業がこれまでに培った実績を基に人気のある間取りプランを平屋タイプ・二階建てタイプあわせて1000通り以上のなかから選べるってわけじゃな。
1000通りもの間取りプランがあれば気に入るものもありそうですね!
うむ。よほどこだわりのある間取りや特殊な間取りを希望しなければ、希望に近いプランは見つかると思うぞい。
4つの外観スタイルから選べる
フォレストセレクションBFは4つの外観スタイルからベースとなる好みの外観を選べるぞい!
バーチカルデザイン
これは木調のアクセントパネルで縦のラインを強調した外観じゃな!
ふむふむ。かっこいいしおしゃれな家だね!
コンビネーションデザイン
コンビネーションデザインは玄関ポーチの木調外壁など木のぬくもりをアクセントにした外観じゃな!
玄関まわりの色がアクセントになっていてスタイリッシュですね!
シンプルデザイン
こちらは連窓による大開口サッシを採用しており、部屋の開放感が抜群なタイプ。外観もモダンでいいじゃろう!
連窓ってなんや?
連窓とは「複数の窓が横につながっているタイプ」のことじゃな。採光を採り入れやすいのでリビングに採用されることが多いぞい。
モールディングデザイン
モールディングデザインはバルコニーや窓周りに施したモールディングをアクセントにしたエレガントな外観が特徴じゃ。
モールディングってなんや?
モールディングは「継ぎ目などを覆う装飾」のようなものじゃな。
なるほど。どれもオシャレで素敵な見た目ですね!
うむ。これらの外観のなかから好みのものをベースにするのがフォレストセレクションBFじゃ。
ちなみに外壁は窯業系サイディングを採用しているぞい。
窯業系サイディングって、10~15年くらいで塗装メンテナンスとかが必要な外壁だよね?
うむ。通常、窯業系サイディングは10~15年に一度塗り替えメンテナンスなどが必要なものじゃが、住友林業が採用する窯業系サイディングは30年間メンテナンスフリーのものが採用されているぞい。
おー!じゃあ、かなりランニングコストを抑えることができますね!
外観は4つのカラーバリエーションから選べる
フォレストセレクションBFは外観のカラーバリエーションも4種類のなかから選べるぞい。
ほーん。どんな感じなん?
例えばシンプルデザインだとこんな感じ。
サイディングの色やドアの色などが選べるんですね!
ダーク系の外観も落ち着いた雰囲気でおしゃれですね。
床材も選べる
フォレストセレクションBFは床材もセレクトすることができるぞい。
床材は内装の雰囲気を決定づける重要なパーツじゃからね。
ほーん。どんな感じなん?
例えばこんな感じじゃな。
チェリースタイル
ウォルナットスタイル
チークスタイル
オークスタイル ナチュラル
オークスタイル ホワイト
めちゃくちゃおしゃれやんけ。
これ家具も付くんですか?
いや「それぞれの床材に合わせる家具はこんなのが似合いますよ」という参考例なだけじゃよ。
なーんだ。
でも床材って大事なんだね。床が違うだけでぜんぜん内装の表情が変わるポン。
ちなみに住友林業は標準仕様で「オーク材」「クリ材」「メイプル材」の無垢材床材を選ぶことができるはずなので、他にも選択肢があると考えていいじゃろう。
フォレストセレクションBFのメリット(長所)
それでは住友林業の規格住宅「フォレストセレクションBF」のメリット(長所)・デメリット(短所)について解説していくぞい。
まずはフォレストセレクションBFのメリット(長所)からじゃ。
- フォレストセレクションBFのメリット
- リーズナブルに住友林業の家を建てられる(住宅性能は遜色なし)
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)
じゃあ順番に解説をお願いします!
リーズナブルに住友林業の家を建てられる
住友林業といえば泣く子も黙る高級ハウスメーカーじゃ。
(いや泣く子は別に黙らないだろ…)
そんな高級ハウスメーカーでもあらかじめ用意された間取りのなかから好みのものを選択していくセミオーダースタイルの「フォレストセレクションBF」なら、完全自由設計の注文住宅に比べてリーズナブルにマイホームを建てることができる。これが大きなメリットと言えるじゃろう。
住友林業の家ってブランド力が良いよね!
フォレストセレクションBFって他の自由設計の商品と比べて、なにか住宅性能が低下するところってあるんですか?
フォレストセレクションBFは完全自由設計のモデルと住宅性能の面では全く遜色がないぞい。
おー!じゃあ、用意されている間取りプランの中に好みの間取りがあるならお得でいいポン!
うむ。しかもフォレストセレクションBFは間取りタイプの選択肢も豊富じゃ。
平屋タイプ・二階建てタイプで合計1000以上も用意されているからね。
人気のビッグフレーム構法を採用
前述も軽く触れた通り、フォレストセレクションBFは住友林業の人気工法「ビッグフレーム構法」を採用している。これもメリット(長所)と言ってもいいじゃろう。
ビッグフレーム構法は、高い耐震性能を維持したまま大空間のリビングとか大開口の窓とかも実現できるんですよね。
うむ。その通りじゃ。
住友林業の高い設計自由度と提案力は「ビッグフレーム構法」が下支えしていると言っても過言ではないじゃろう。実際、住友林業で家を建てる人の8~9割はビッグフレーム構法で建てているぞい。
あ、そういえばビッグフレーム構法で建てるフォレストセレクションBFの耐震等級はいくつなの?
フォレストセレクションBFはもちろん耐震等級3(最高等級)じゃよ!
お国のお墨付き!じゃあ地震に対しては安心できそうですね!
保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)
フォレストセレクションBFは初期保証が大手ハウスメーカー「住友林業」の規格住宅じゃ。
規格住宅でも保証は自由設計の注文住宅と変わらない。長い保証が付いているぞい。
へー、保証が長いのはいいね。
何年保証なの?
- 住友林業の保証
- 初期保証:30年(10年ごとの防蟻処理は必須条件)
- 最長保証:60年(30年目の一括メンテナンスが条件)
初期保証30年、最長保証60年じゃな。
ただし、10年ごとに防蟻処理メンテナンスをすることは条件だけど。
外壁や屋根は30年間メンテナンスフリーなので30年目に一括メンテナンスをすることになる。この30年目の一括メンテナンスでは、外壁や屋根などを一括でメンテナンスするので300~400万円前後かかってしまうが、これをやればさらに30年保証が延長するぞい。
フォレストセレクションBFのデメリット
次はフォレストセレクションBFのデメリット(短所)をピックアップしていくぞい。
- フォレストセレクションBFのデメリット
- 規格住宅としてはそこまで安いわけではない
- 気密性・断熱性は普通レベル
- 標準仕様では熱交換換気システムが付かない
- 3階建ては建てられない
では順番に解説をお願いします。
規格住宅としてはそこまで安いわけではない
フォレストセレクションBFは住友林業の家としてはリーズナブルな価格帯と言えるが、他社ハウスメーカーの規格住宅と比べると、やはりそこまで安いわけではない。
ま、そりゃ住友林業は高級ハウスメーカーだから仕方無いポン。
うむ。前述の通り、フォレストセレクションBFは本体価格のみなら「坪単価50~60万円前後」だが、外構工事やその他諸費用まで含めると「坪単価70万円前後」がボリュームゾーンとなると考えておくべきじゃな。
気密性・断熱性は普通レベル
フォレストセレクションBFは規格住宅だが、住友林業の他の注文住宅モデルに比べて住宅性能の面では遜色はない。
だが、そもそも住友林業は気密性・断熱性の面ではそこまでズバ抜けて優秀というわけではない。気密性・断熱性は普通レベルじゃ。これも一応デメリットと言えるかもしれないのう。
ふーん。そうなんだ。
フォレストセレクションBFは断熱材にはなにを使っているの?
住友林業の他の注文住宅モデルと同等の装備となるぞい。詳しくは以下の通りじゃ。
フォレストセレクションBFの断熱箇所 | 断熱材(分厚さ) |
---|---|
外壁 | 高性能グラスウール16K(100mm) |
天井 | 高性能グラスウール16K(110mm×2) |
床下 | 押出法ポリスチレンフォーム(100mm) |
窓ガラス | Low-Eペアガラス(アルゴンガス) |
窓サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
- 住友林業の気密性・断熱性
- Q値:1.92
- UA値:0.46~0.87(1.2地域で0.46・5.6.7地域で0.87)
- C値:非公表
断熱材は特別薄いわけではないが、特別分厚いわけでもない。普通じゃな。
窓断熱の装備も普通といったところじゃ。
C値は非公表なんだね。
うむ。まぁ住友林業は気密性の面はおそらく弱点じゃな。
断熱性も特別優秀なわけではない。この点は理解しておくべきじゃな。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
標準仕様では熱交換換気システムが付かない
住友林業は標準仕様では「第3種換気システム」を採用しているぞい。第3種換気システムということは熱交換換気システムがついていないということじゃ。
正直、これはデメリットに挙げるかどうかは微妙なところじゃが、一条工務店など熱交換換気システムが標準装備されているハウスメーカーもあるので一応デメリットに挙げておくぞい。
熱交換換気システムがないと、空調効率が悪くなるんだっけ。
そうじゃな。空調効率などを気にする人は、フォレストセレクションBFにも全館空調システム「エアドリームハイブリッド」をオプション採用することは可能じゃ。エアドリームハイブリッドなら熱交換換気機能も付いているからね。
エアドリームハイブリッドって価格が高いんじゃなかったっけ?
35坪程度の広さの家で「195万円(税別)」じゃな。
まぁ割と高いが全館空調システムはこれくらいの価格はまぁ普通といえば普通じゃな。
ちなみにエアドリームハイブリッドについてはコチラの記事で解説しています!
3階建ては建てられない
それとフォレストセレクションBFは平屋タイプと二階建てタイプのプランはたくさん用意されているが、実は3階建てタイプはないのじゃ。
3階建ては建てられないんですね。
うむ。なので、都市部の狭小住宅など3階建て住宅を検討している方はちょっと難しいかもしれないのう。
住友林業のフォレストセレクションBFはどういう人にオススメか?
じゃあ、最後に「住友林業のフォレストセレクションBFはどういう人にオススメなのか?」を教えてください!
うむ。
フォレストセレクションBFは住友林業のセミオーダースタイルの規格住宅じゃ。高級ハウスメーカーの住宅性能をそのままにリーズナブルな価格でマイホームを建てられるのが大きな特徴じゃな。
平屋・二階建ての合計で1000通り以上の間取りタイプが用意されているので、よほどこだわりのある間取りを希望しない限り好みのものは見つかると思うぞい。
なので「間取りは使い易ければそれほどこだわらない」という方にはオススメできると思うぞい。
ただ、住友林業は気密性・断熱性に関してはそこまで得意としているわけではないので、気密性・断熱性を重視する人や、寒冷地にお住まいの方は慎重な判断が必要かもしれないのう。
また、フォレストセレクションBFは外壁に窯業系サイディングを採用している。窯業系サイディングの外観は、タイルやコンクリート外壁に比べると少し重厚感・高級感には欠けるかもしれない。
見た目の重厚さを求める人は外観のイメージをしっかり確認しておくべきじゃろうな。
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- フォレストセレクションBFの特徴
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 1000通りもの間取りから選べる
- 4つの外観スタイルから選べる
- 4つのカラーバリエーションから選べる
- 床材も選べる
- フォレストセレクションBFのメリット
- リーズナブルに住友林業の家を建てられる(住宅性能は遜色なし)
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)
- フォレストセレクションBFのデメリット
- 規格住宅としてはそこまで安いわけではない
- 気密性・断熱性は普通レベル
- 標準仕様では熱交換換気システムが付かない
- 3階建ては建てられない
積水ハウス
セキスイハイム
ダイワハウス
へーベルハウス
三井ホーム
三菱地所ホーム
パナソニックホームズ
スウェーデンハウス
少し価格帯が安いメーカー
一条工務店
トヨタホーム
住友不動産
タマホーム
住友林業は自由度の高い間取り設計や高級感のある外内装などが人気の木造専門ハウスメーカーです。同じく間取り設計の自由度が高く高級感のあるデザインを得意とするハウスメーカーとよく比較されています。
フォレストセレクションBFは、住友林業の商品の中では価格(坪単価)を抑えた規格モデルなので、住友林業よりもやや価格の安いハウスメーカー(一条工務店、トヨタホーム、住友不動産、タマホームなど)と比較しておくのがオススメです。「少し価格帯を抑えるとどこがどう変わるのか?」がわかります。
競合ハウスメーカーと住宅カタログを見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもよくあります。住友林業を候補にしている方は、少なくとも上記のハウスメーカーとぜひ比較しておいてください。
コメント
すみりんも規格住宅ってやってるんですね。すみりんの家なら規格タイプでもそこそこの高級感はあるのかな。
すみりんのBF構法はほんとうに地震に強いみたいだから、地震に強いマイホームをコスパ重視で建てたいならフォレストセレクションはアリかもしれませんね。しょぼりん感は否めないですが。
すみりんかしょぼりんかでいえば規格住宅のフォレストセレクションはしょぼりんですね。そういうグレードとか気にするなら規格住宅は建てるべきではないと思います。そもそもちゃんとしたグレードの住友林業の家を建てたいなら敷地面積も広くなくてはだめですね。狭い敷地にどう頑張ってグレードのいい家を建ててもしょぼりん感でちゃうと思います。逆にいえば、敷地が広ければタマホームとかで建てても見栄えがいい。敷地面積と家の大きさのゆとりバランスは高見えするか重要なポイントですよ。
ビッグフレーム構法は数あるハウスメーカーの工法のなかでも特に優れた工法だと思います。壁のように分厚い柱で地震の強さは随一で、大空間も得意。
すみりんのなにがいいってBF工法です。BF工法なだけで価値あります。あと保証が長いのも○
しょぼりんとか言う呼称ほんと嫌い。住友林業は住友林業です。
フォレストセレクションは見た目はあまり住林っぽくはないけど工法はちゃんとビッグフレームだし耐震性とか耐久性はちゃんとしてるし、内装もそれなりに見えるようには造れるからコンパクトな敷地だけどちゃんとしたブランドの家を建てたい人には合ってると思う。敷地が狭いとできることもそんなに多くないし規格で十分だし。
規格で十分という方は住友林業で無理して建てなくてもいい気がしてしまいます。規格住宅でも住友林業はそれなりの価格になりますし、規格でいいならもっと安く性能も同じくらいで建てられるところあると思いますよ。
他社の規格住宅と見た目的にはあんまり変わらない気がしますね。細かい部分が住友林業クオリティなのかな
住友林業にしてはコスパのいい家。だけど、すみりんにしては安っぽさは否めない。このグレードで住林にこだわることに意味があるのか?と思ってしまった。
グレードが低くてもすみりんはすみりんです。住友林業ブランドは一部の層に求心力ありますよ。木造住宅の最高峰ブランドは伊達じゃない。保証も手厚いしね。