今回のブログ記事では積水ハウスの最高級外壁「ダインコンクリート」について詳しく解説するぞい!なんてったって積水ハウス(イズシリーズ)の外壁といえば「ダインコンクリート」が有名じゃ。気になる人も多いじゃろう。そんな人はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃわい!
ダインコンクリートとは
さて、今回のブログでは積水ハウスのオリジナル外壁「ダインコンクリート」を特集するぞい!
あ!ダインコンクリートって「積水ハウスの特徴」の記事でちょこっと触れたヤツですよね。たしか、かなり優秀な外壁材なんですよね?
うむ。ダインコンクリートは積水ハウスの家でしか採用できない、積水ハウスの最高級オリジナル外壁じゃ。たくさんのメリットがある優秀な外壁材じゃよ。
たしか博士が「ダインコンクリートは高級感がある」って言ってたポン!
その通り。「ダインコンクリートの外観に惚れ込んで積水ハウスに決めた!」って人も多いくらい人気なんじゃ。高級感のある見た目が好きな人には堪らないじゃろうな!
やっぱりせっかくの注文住宅なんだから高級感・重厚感も大事だポン!
ではさっそくダインコンクリートの特徴(メリット・デメリット)を解説してください!
ダインコンクリートのメリット
ではさっそくダインコンクリートのメリットから解説するぞい!ダインコンクリートはメリットがたくさんあるから覚えきれない場合はこのページをブックマークしておけばよいぞ!
ブックマークが面倒くさかったら「マイホーム博士」で検索だポン!
高級感・重厚感がある
ダインコンクリート最大の特徴といえば、やっぱり「高級感・重厚感がある」点じゃろう!
新築マイホームにとって見た目もかなり重要だポン!
たしかに高級感のある家って素敵ですよね!でもなんでダインコンクリートを採用している家って高級感があるように見えるんですかね?
うむ。それはダインコンクリートの分厚さに理由があるのじゃ!ダインコンクリートはとにかく分厚い。「厚み:55mm」もあるのじゃよ。外壁が分厚いと彫りの深い意匠(デザイン)を施すことが可能なんじゃ。
なるほど!彫が深いデザインによって高級感とか重厚感が生まれるってことポン!
その通り!人間でも彫りの深い顔立ちはカッコよくみえるじゃろう?住宅の見た目も同じなんじゃ。分厚い外壁に彫りの深い意匠を施すことで、陰影も際立つしめちゃくちゃデザイン性がかっこよくなるぞい!
ちなみに以下の画像がダインコンクリートをあしらった積水ハウスの商品「イズステージ」!重厚感があってカッコいい外観じゃろう!
いやカッコいいけど、もっと寄りの画像じゃないとわかりにくいポン…。
たしかに…
あ、そう…。ごめん。まぁダインコンクリートの格好良さは実物をみた時にはじめて実感するって人も多いみたいじゃしな。
ちなみにダインコンクリートの「厚み:55mm」は本当に分厚いぞい。例えば例えばサイディング外壁の場合は「厚み18mm」でもそこそこ分厚いほうとされているからのう。その3倍以上の厚みじゃから、陰影がきわだって意匠が映えるのも当然じゃな!
ダインコンクリートは色とか種類は選べるの?
もちろんじゃ。ダインコンクリートの種類は「シェードボーダー」「小端積」「ボーダー」「砂岩」「古レンガ」「スクラッチ」の6種類。
色は「ピュアホワイト」「フェザーホワイト」「セラミックホワイト」「ローズホワイト」「ミルクアイボリー」「セージグレー」「ペールグレー」「ショコラブラウン」「ケシズミブラック」の9種類があるぞい!けっこうたくさんあるので選ぶ楽しみもあるぞい!
外壁を選ぶのも楽しいポン!
家づくりの初期段階では「家ってどんなデザインがあるのかな?」とわからないことだらけのはずです。自分の好みのデザインを知るためにも「住宅カタログを比較すること」から始めましょう!
住宅カタログを比較すれば、デザインだけでなく住宅性能やメンテナンス性など、各社が「家のどの部分に力を入れているか?」もわかります。住宅カタログの比較は「家づくりの基本」!まずはここから始めましょう!
耐火性・耐水性・強度が高い
積水ハウスのダインコンクリートは見た目がカッコいいだけじゃないぞい!外壁材としての機能も非常に高いのじゃ。
外壁材としての機能ってなに?
そもそも住宅の外壁は「家を守る」という役割があるわけじゃ。例えば雨や湿気など、日本の気候風土に対して強くなくてはならないし、また台風がきた時などは飛来物が飛んできて外壁に衝突するかもしれない。なので、衝撃にも強くあるべきじゃな。あとは滅多にないことだが、近所で火災が起きた時などは延焼を免れるために火にも強くあるべきじゃ。
じゃあつまりダインコンクリートは雨、衝撃、火にも強いってことですか?
その通りじゃ!ダインコンクリートはまず「コンクリート」でできているため、当たり前じゃが「火に強い」ぞい。900℃の加熱にも耐える「耐火性」を有しておる。
火に強いのはいざという時にメリットだポン!
さらに、ダインコンクリートはコンクリートのなかでも化学変化を起こさない安定した「トバモライト結晶」が生成されることから強度も高いのじゃ。ダインコンクリートを外壁に採用すればちょっとした衝撃ではびくともしない頑丈な家になるぞい!
近年では、日本も大型台風が頻発しておるからのう。台風といえば色々な飛来物が家にぶつかる可能性がある。外壁の衝撃耐性もかなり重要になってきているわけだし、衝撃に強い外壁だと安心じゃ。
確かに、毎年のように「例年にない巨大台風上陸!」ってニュースでやってる気がしますね。
ぼくは台風の時はいつもコロッケを食うポン!
意味あるのか?それは…
それからダインコンクリートは内部にほぼ100%独立した気泡を有することにより、水が染み込みにくく湿気に強いというメリットもある。
雨は日常的に降るものだから湿気に強い外壁だと安心ですね!
断熱材としての機能がある
それから「おまけ」程度ではあるが、ダインコンクリートは外壁自体に断熱材としての機能も持っているぞい。
あ、「へーベルハウスの断熱性」の記事で、へーベル版が断熱性を持っているって言ってましたね。それと似たようなものですか?
うむ。前述で「ダインコンクリートは内部にほぼ100%独立した気泡をもつ」と書いたが、それはつまり外壁自体に空気層があるということ。すなわち「断熱材」としての役割を持つということでもあるのじゃ!
でもへーベルハウスの断熱材の記事でも教わったけど、素材がコンクリートだからそこまで断熱性が高いわけではないんでしょ?
そうじゃな。ダインコンクリートの断熱性としての細かい数値は非公表じゃが、おそらく断熱性はへーベル版とそれほど変わらない程度だと思うぞい。(へーベル版の断熱性はコチラの記事をみてね)
じゃあダインコンクリートを採用した家は、若干断熱性能が上がるってことですかね?
うむ。それほど大幅に断熱性能が上がるというわけではないと思うが、若干の変化はあると思うぞい。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
メンテナンスサイクルが長い(30年に一度)
それからダインコンクリートのもう一つのメリットは「タフクリアー30」という技術が施されている点じゃ。
タフクリアー30?なんだそれ。
カンタンに言えば、外壁のメンテナンスサイクルを伸ばして長期に渡ってキレイに保つことができる技術じゃな!ちなみに30とは「30年メンテナンスフリー」になるって意味じゃよ。
30年メンテナンスフリーって良いですね!
でも外壁って目地の部分はだいたい10~15年ごとくらいにメンテナンスがいるんじゃないの?
チッチッチ!
ダインコンクリートはシーリング(目地部分)のメンテナンスも30年サイクルでOKなんじゃよ!これは普通の外壁材の「およそ2倍」の耐久性といえるぞい!つまり、タフクリアー30が施されたダインコンクリートは塗り替えメンテナンスも、目地の打ち替えメンテナンスも30年に一度でOKなんじゃ!
ダインコンクリートはメンテナンス費用をかなり抑えることができる外壁材じゃよ。
ランニングコストを抑えられるのは大きなメリットだポン!
ちなみにタフクリアー30は、ダインコンクリートだけじゃなく他の積水ハウスの外壁にも施されているぞい。なので「基本的に積水ハウスの外壁はどれも30年間はメンテナンスフリー」と考えてOKじゃよ!
ダインコンクリートのデメリット
で、ここからはダインコンクリートのデメリットをピックアップしていくぞい。
ダインコンクリートにもデメリットがあるんだね。
重い
まずダインコンクリートの一番のデメリットは「重い」という点じゃな。
たしかにダインコンクリートは素材がコンクリートで厚みが55mmもあるんですもんね。そりゃ重いですよね。
でも重いとなにがデメリットなの?
前に他の記事でも話したことがあるが、住宅というのは総重量が重ければ重いほど「地震に弱くなる」ものなのじゃ。
まぁ、積水ハウスの家は耐震等級3が基本だし標準で制震システムもついているので安心だとは思うが、同じ構造で「軽い外壁の家」と「重い外壁の家」だと、重い外壁の家のほうが相対的に地震のダメージを受けやすいってことじゃな。
うーん…地震にはなるべく強いほうが良いポン。
でも逆にいえば積水ハウスは耐震性能・制震性能が優れているから重くて頑丈な外壁を付けられるとも言い換えられるぞい!
他に重量が重いことでなにかデメリットはあるんですか?
あとは施工のしにくさがデメリットじゃな。
ダインコンクリートは重量が重いので、とてもじゃないが人力で施工することができないのじゃ。なのでクレーンを使って施工するわけじゃが、敷地条件によってはクレーンが入れられないというケースもある。またクレーンを使うことで施工費用も若干高くなるぞい。
そもそもイズシリーズにしか採用できない
それから、ダインコンクリートはそもそも採用できる商品モデルが少ないのじゃ。
え!ダインコンクリートって積水ハウスの家ならどれでも付けられるんじゃないの?
ダインコンクリートは積水ハウスの注文住宅のなかでも「イズステージ」と「イズロイエ」にしか付けられないんじゃよ!積水ハウスの木造シリーズや、イズシリーズ以外の鉄骨造には重すぎて採用すること自体が不可能なんじゃ。
採用できる商品モデルが少ない点もダインコンクリートのデメリットと言えるかもしれないのう。
そうなんだ。でもダインコンクリートが付いていれば一発で積水ハウスの最高級モデルの家だってわかるってことでしょ!自慢するには最高だポン!
ダインコンクリートを付けられるモデルは高い
たしかにダインコンクリートが付いていれば一発で積水ハウスの高級モデルだとわかるので、自慢するには良いかもしれないがやっぱり価格的にも高くつくぞい。
あ、やっぱり?イズシリーズはどれくらい高いの?
積水ハウスの平均坪単価はおおよそ「70~80万円前後」と言われているが、イズシリーズに限ると坪単価のボリュームゾーンは「80~100万円」と言われておる。なので、ダインコンクリートを採用しようとしたらそもそも価格的には高くつくことを覚悟しておくべきじゃろう。
う。やっぱり高級モデルはけっこう高いポン。
ダインコンクリートを採用するには「高級モデルを選ぶしかない」ということもデメリットと言えそうですね。
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
ダインコンクリートはオプションか?標準採用か?
ところでイズシリーズを選ぶ場合はダインコンクリートはオプションなの?標準採用なの?
良い質問じゃ。
イズシリーズにおいて、ダインコンクリートは「ほとんど標準採用」と言えるぞい。
ほとんど標準採用?あいまいな表現をしないでほしいポン。どっちなんだポン!
と、いうのもイズシリーズを選ぶとファーストプランでダインコンクリートを採用したプランで提案されるのじゃ。
ただし、ダインコンクリートは外そうと思えば外せるし、もしダインコンクリートを採用しない場合は一応「坪:1万円程度」は安くなる。
じゃあオプションじゃん(怒)
いや、まぁそうなんじゃが…。とはいえ「坪1万円程度」しか価格は変わらないのは高級モデルである「イズシリーズ」を選んだ特典価格とも言えるわけじゃ。それに実際、イズシリーズを選ぶ人は9割以上がダインコンクリートを選ぶそうじゃ。もう「ほとんど標準仕様」と言っても過言ではないくらいの採用率ってわけじゃな。
なるほど。イズシリーズを選ぶ時点でほとんどの人がダインコンクリートを採用するし、積水ハウスも標準仕様みたいに初めからダインコンクリート込みのプランで提案してくるってことですね。
ふーん。だから「ほとんど標準仕様」ってことね。
うむ。やっぱりイズシリーズの特徴といえばダインコンクリートの重厚な外観じゃからのう!
確かに!ぼくも積水ハウスで注文住宅を建てるなら、絶対ダインコンクリートを採用したいポン!
ダインコンクリートはオススメか?
で、結局のところダインコンクリートはオススメなの?
うむ。ダインコンクリートは機能面でも優秀じゃが、それよりもなによりも圧倒的に高級感・重厚感がある外観こそが最大の特徴。
なので外観に惚れ込んでダインコンクリート(イズシリーズ)を選ぶならオススメと言える。ダインコンクリートを使った外観は他社にマネできない点でもあるからのう。
ぼくはダインコンクリートの高級感が好きだから、オススメってことかな!?
うむ。ダインコンクリートの外観が好きな人にはオススメじゃな!
ただし外壁の機能性を重視するならば、ダインコンクリート以外にも選択肢はたくさんあると考えておこう。例えば、タイル外壁は塗り替えメンテナンス自体が必要ないし、メンテナンス費用の面でもダインコンクリートと大差ない。強度も高いし、耐火性や耐水性、耐候性も優秀じゃ。
なるほど。外壁としての機能の面ではダインコンクリートに並ぶ外壁材もあるってことですね。
その通り。外観が好みでダインコンクリートを選ぶというなら、もちろんオススメじゃが、外壁としての機能性だけならタイル外壁など他にもダインコンクリートに比肩するものはある。タイル外壁の家なら他のハウスメーカーでも建てられるし、積水ハウスのイズシリーズよりも安い坪単価に抑えることもできるじゃろう。
もし外壁の機能性を重視するなら他にも選択肢があると覚えておくといいじゃろう!
住友林業
セキスイハイム
ダイワハウス
へーベルハウス
三井ホーム
三菱地所ホーム
パナソニックホームズ
スウェーデンハウス
積水ハウスより少し価格帯が安いハウスメーカー
一条工務店
トヨタホーム
住友不動産
タマホーム
積水ハウスは鉄骨造ならではの自由度の高い間取り設計や高級感のある内外装が人気のハウスメーカーです。もちろん耐震性をはじめ住宅性能も平均以上で、業界最高レベルの長期保証も魅力。非常に総合力の高いハウスメーカーと言えます。
積水ハウスを候補をにしている方は、同じく鉄骨造の競合メーカー「へーベルハウス」「ダイワハウス」「セキスイハイム」や、価格帯や高級感のある見た目など共通点の多い「住友林業」などをよく比較しています。
また、積水ハウスよりも若干安い価格帯のハウスメーカーとも比較すると良いと思います。競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。積水ハウスを候補にしている方は、少なくとも上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
今回の記事をまとめると
- ダインコンクリートのメリット
- 高級感・重厚感がある
- 耐火性が高い
- 耐水性が高い
- 強度が高い
- タフクリア―30が施されている(30年メンテナンスフリー)
- 独立した気泡をもつ(断熱性をもつ)
- ダインコンクリートのデメリット
- 重量が重い
- クレーンで施工する、施工費がやや高くなる
- イズシリーズにしか採用できない
- イズシリーズは坪単価が高い(平均坪単価80~100万円前後)
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
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