今回のブログ記事ではワシが独断と偏見で選ぶ「ローコスト住宅のオススメランキング」をまとめてみたぞい!
ローコスト住宅のハウスメーカーを検討している方にぜひチェックして頂きたい記事じゃよ!
- ローコスト住宅は限られた予算計画の強い味方
- そもそもローコスト住宅とは
- ローコスト住宅はなぜ安いのか?
- ローコスト住宅おすすめランキングTOP13
- ローコスト住宅のおすすめランキング13位 アイ工務店
- ローコスト住宅のおすすめランキング12位 イシンホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング11位 アキュラホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング10位 富士住建
- ローコスト住宅のおすすめランキング9位 フィアスホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング8位 GLホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング7位 セルコホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング6位 アイフルホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング5位 サイエンスホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング4位 タマホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング3位 クレバリーホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング2位 アエラホーム
- ローコスト住宅のおすすめランキング1位 一条工務店(アイスマイル)
- ローコスト住宅を選ぶ際に最低限注意すべき点
- 今回の記事をまとめると
- 注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
ローコスト住宅は限られた予算計画の強い味方
さて、今回のブログ記事では「ローコスト住宅のおすすめランキング」をドーンと発表しようと思っているぞい!
お、いいですね!
マイホームを建てる上で、価格(坪単価)ってすごく大事ですしローコスト住宅のおすすめハウスメーカーのことは知りたい人、多いと思います。
うむ。ハウスメーカーを選ぶ際には「住宅性能」とか「見た目のデザイン」ももちろん重要じゃが、それ以上に「予算計画」が大切じゃ。予算が合わなければそもそも候補にできない。無理をして予算に合わない価格帯のハウスメーカーを選んでしまうと後悔することになるからね。
でもさ、本当に気に入ったハウスメーカーなら少しくらい無理をしても大丈夫なんじゃない?
ほら!生活を切り詰めるとかさ!
生活を切り詰める前提で、長期の住宅ローンを組むのはあまりオススメできないぞい。
だって、住宅ローンといえば30年以上の返済計画がデフォ。
マイホームを購入する人は30代以上の人が多いから、もうほとんど人生の半分と考えていい。残りの人生、生活すべてにおいて切り詰める覚悟はあるのかな?
う…。それはきついかもしれないポン。
そうじゃろ。
だからマイホームは「無理のない予算計画」を立てることが大前提じゃ。そうなるとローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーはかなりありがたい存在なんじゃよ。それに、ローコスト住宅でもオススメのハウスメーカーはたくさんある。
確かに、予算の都合でローコスト住宅を候補に考えている方多いですと思いますし。わたしも生活を切り詰めることなく自分にピッタリのマイホームを建てたいです!
うむ。
なので、このページで一度オススメできるローコスト住宅メーカーをまとめておくってわけじゃよ!
なぜおすすめなのか?という理由も含めて知っておけば、必ずハウスメーカー選びの役に立つと思うぞい!
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
そもそもローコスト住宅とは
さて「ローコスト住宅のオススメランキング」を発表する前に「そもそもローコスト住宅とはなんぞや?」という点をしっかり定義しておこうか。
ローコスト住宅って、坪単価が安く抑えられる住宅のことじゃないんですか?
ザックリ言ったら確かにそうなのだが、具体的に「どれくらい安く建てられるのか?」って点じゃな。ローコスト住宅の定義は実は世間的にも曖昧なんじゃが、だいたい「坪単価50万円以下=ローコスト住宅」と言われている。
じゃあ「ローコスト住宅=坪単価50万円以下」ってことでいいじゃん。
ただ、当サイトではただ安いだけのローコスト住宅はオススメしたくない。
あくまで「安くて良い家」を紹介するため、坪単価50万円を少し超える住宅メーカーも含めて「比較的安めのハウスメーカー」を中心にローコスト住宅を紹介していくぞい。
まぁ比較的安くていい家なら仕方ないポン。
じゃあ、具体的には「坪単価60万円前後or以下」って感じですかね。
そうじゃな。ローコスト住宅メーカーでも多少のオプションを追加したり、また上位モデルの商品を選ぶと坪単価50万円を若干オーバーしてしまうケースも多いからね。価格帯については若干ゆるめの基準で大目にみて頂けるとありがたいぞい。
OK!細かいことは言いっこなし!だポン!
ローコスト住宅はなぜ安いのか?
でもさ、ローコスト住宅ってなんで安いの?
モノが悪いから?まさか手抜き工事とかしてるんじゃないだろーねギロリ
フォッフォッフォ!
確かに不安に思うのも無理はない。ローコスト住宅はその他の注文住宅メーカーに比べて価格が安いわけだし、どこかでコストを削っているのは間違いない。問題はどこでコストを削っているのか?という点じゃ。
一般的にローコスト住宅は以下のようなコスト削減を行っているケースが多い。
- ローコスト住宅のコスト削減方法
- ・広告費を削減
- ・大量仕入れでコスト削減
- ・住宅の規格化でコスト削減
- ・家のグレードを下げてコスト削減
ふむふむ。たしかにこういう方法でコストを削減しているローコスト住宅は多そうですね。
ローコスト住宅のコスト削減は主にこれらの方法が複合的に行われているパターンが多いぞい。
まず上から説明しよう。
基本的に施主からすると広告費を抑えたり、大量仕入れで仕入れ値を抑えて、それを価格に反映させてくれるならなんの問題もないじゃろ。これは、良いコスト削減方法と言える。
住宅を規格化ってのは?
住宅をある程度「規格化」することで設計費用を最小限に抑えられるし、なにより施工の手間を効率化し工期が短縮できる。工期が短縮できればその分人件費も抑えられるからね。ローコスト住宅は規格住宅を得意としているケースが多いのは、こういう理由からじゃな。
なるほど!規格住宅でも使いやすい間取りプランなら私はぜんぜんオッケーです!
うむ。完全自由設計にこだわるよりも規格プランで価格を抑えたい!という需要は多いからね。これも施主からすれば良いコスト削減じゃ。
家のグレードを下げてコスト削減ってのは?
うむ。施主が注意すべき点はこの点じゃな。
まぁローコスト住宅は少なからず、大手高級ハウスメーカーに比べると家のグレードは低くなるのじゃが、どの部分がグレードを落としているのか?また、その程度はどのくらいなのか?という点は、よくヒアリングすることが必要じゃ。
たしかに、他の部分は施主にとってあんまり関係ないですけど、家のグレードは住み心地にダイレクトに影響する部分ですもんね。
うむ。ローコスト住宅は価格が安い以上、どこかでコストカットしていることは間違いない。では「なぜ安いのか?」をある程度知るといいかもしれないのう。
でも、そんなのわかんなくない?どうやったらわかるの?
だいたいハウスメーカーのホームページに記載がある。
ローコスト住宅は「価格の安さ」も大きなセールスポイントの一つじゃ。普通、公式ホームページにセールスポイントのことは書いてあるから、見ればわかると思うけどね。もしわからなければ、直接聞いてみればいい。そこで納得できるアンサーが返ってくるかどうかも、ハウスメーカーを見極める一つのポイントになったりするぞい。
ふむふむ。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥!ってやつですね!
ローコスト住宅おすすめランキングTOP13
さて、それでは本題の「ローコスト住宅のおすすめランキング」を発表していくが、その前に!
まだなんかあんのかよ!!前置き長いポン!
このページで紹介するローコスト住宅メーカーは、完全にワシの独断と偏見コミコミのランキングになっていることはご理解いただきたい。
「○○ホームの方がいいよ!」とか「□□住宅の方が優秀だよ!」とかそういう意見ももちろんあると思うが、ハウスメーカーの善し悪しは人によって異なるのでその辺は多少大目に見てくれると嬉しいのう。
ふむふむ。ランキングはあくまで参考程度ってわけですね。
うむ。だが、このページにピックアップするローコスト住宅メーカーはどれも優秀な長所をもつ。それぞれの特徴もザックリと書いておくので興味があったら候補として検討してみるといいじゃろう!
OK!それじゃあいってみよー!
ローコスト住宅のおすすめランキング13位 アイ工務店
- アイ工務店の基本情報
- 主な特徴 :設計自由度が高いローコスト住宅
- 構造 :木造軸組み+パネル工法
- 断熱材 :吹き付けウレタンフォーム
- 平均坪単価:40~50万円前後
ローコスト住宅のオススメランキング13位は、近年着工数を伸ばしている新進気鋭のハウスメーカー「アイ工務店」です。
アイ工務店は設計自由度の高い木造軸組み工法をベースに、構造用パネルを施工した地震に強いモノコック構造を採用しており、耐震等級3を標準取得。ローコストでも「安全性」には注力しているハウスメーカーです。
断熱材には性能の優秀な現場発泡タイプの吹き付けウレタンフォームを採用。吹き付けウレタンフォームは吹き付けた瞬間に構造材にピッタリ密着して膨らむ「自己接着性」という性質をもつため、気密性も確保しやすい断熱材です。アイ工務店の気密性は「C値:1.0(cm2/m2)」をクリアしており、ローコスト住宅としては及第点といえる数値でしょう。ただし、UA値に関しては公式ホームページに記載がないため、この点は直接ヒアリングすべき。
アイ工務店は全国展開ではないものの、関東・中国・関西・東海・九州エリアなど幅広い地域を施工エリアとしているため、地震に強い自由設計のローコスト住宅を検討している方は一見の価値アリ!アイ工務店なら坪単価50万円以内で抑えることもできるでしょう。
ローコスト住宅のおすすめランキング12位 イシンホーム
- イシンホームの基本情報
- 主な特徴 :太陽光発電システム付きのZEH住宅が売り
- 構造 :木造軸組み+パネル工法
- 断熱材 :吹き付けウレタンフォーム
- 平均坪単価:45~75万円前後
ローコスト住宅のおすすめランキング12位はZEH住宅に注力する「イシンホーム」。
イシンホームは太陽光発電システムを実質0円で設置することができる「ゼロセッチ」を売りにしているローコストハウスブランドです。ローコストに近い価格帯でZEH住宅を実現できるのは、なかなか興味深いです。ただゼロセッチに関しては説明が長くなるのでイシンホームの特集記事を読んでください。
また、イシンホーム「耐震工法+減震ブレーキ」を備えた地震に強い建物である点もポイント。イシンホームの平均坪単価は「45~75万円」と、ローコスト住宅というにはやや高めの水準ではありますが、商品によっては坪単価50万円以下にギリギリ抑えられると思われます。
性能・価格・デザインのバランスがなかなか優れているローコスト住宅ですので、ZEH住宅をリーズナブルに実現したい方はチェックしてみましょう。
ローコスト住宅のおすすめランキング11位 アキュラホーム
- アキュラホームの基本情報
- 主な特徴 :完全自由設計のローコスト住宅
- 構造 :木造軸組み工法
- 断熱材 :高性能グラスウール
- 平均坪単価:40~50万円前後
ローコスト住宅のおすすめランキング11位は日本のローコスト住宅の草分け的存在でもある「アキュラホーム」。
ローコスト住宅はコストを抑えるため、規格プランを用意したセミオーダースタイルの住宅が多いですが、アキュラホームは完全自由設計の注文住宅をローコストで提供している点が大きなポイントです。設計自由度の高い木造軸組み工法を採用しており、プランの自由度も高いです。
アキュラホームはの木造軸組み工法は建物外周全体にパネルを施工しているわけではないですが、壁倍率5倍の耐力壁「ストロングウォール」をバランス良く配置し、原則的に「耐震等級3」を標準取得しているため、地震に対しては強いです。
断熱性能も標準仕様でそこまで低くないですが、不安であれば断熱材や窓断熱のアップグレードをするだけでもかなり改善すると思われます。
アキュラホームは「坪単価40~50万円」で建てることが可能なため、多少のオプションを付けてもローコスト住宅の範疇で建てることが可能です。アキュラホームは全国規模で展開しているため、ローコスト住宅を検討中であればぜひ一度比較してみましょう。
ローコスト住宅のおすすめランキング10位 富士住建
- 富士住建の基本情報
- 主な特徴 :他社でOP扱いの装備がコミコミ「完全フル装備の家」
- 構造 :木造軸組工法or2×4工法
- 断熱材 :高性能グラスウール
- 平均坪単価:45~60万円
ローコスト住宅のおすすめランキング10位は、完全フル装備の家でおなじみの「富士住建」です。
富士住建は、他社でオプション扱いになるさまざまな住宅設備がコミコミパッケージになった「完全フル装備の家」が一番の売り。太陽光発電システムや1.5坪システムバス、さらにエアコン5台に全室カーテン付きと、かなり豪華な内容が、坪単価45万円~で建てられるローコスト住宅メーカーです。
富士住建は工法を複数用意しており「木造軸組み工法ベース」と「ツーバイフォーベース」の工法を用意しており、選択できますが、耐震等級は標準では取得していません。地震に弱い構造というわけではないですが、耐震等級にこだわる場合は注意しましょう。
また富士住建は気密性・断熱性はやや不透明で、この点は若干弱点と言えますが、断熱材や窓断熱をオプションでアップグレードすることで平均以上のレベルには底上げできると思われます。
富士住建の平均坪単価はザックリ45~60万円前後と、ローコスト住宅のなかではやや高めの水準ですが、競合他社でオプション扱いのさまざまな装備が付いてくることを考えればコストパフォーマンスは高いです。ローコスト住宅を検討しているならぜひ一度見てみましょう。
ただ、富士住建は関東近郊を施工エリアとしているローコスト住宅なので、エリア外だと施工が厳しいです。関西地方であれば、富士住建とよく似た「フル装備の家」を手掛ける泉北ホームをチェックしてみるのもいいかもしれません。
富士住建についてもっと詳しくみる≫
富士住建に良く似た泉北ホームはコチラ≫
ローコスト住宅のおすすめランキング9位 フィアスホーム
- フィアスホームの基本情報
- 主な特徴 :LIXIL住宅研究所の省エネ住宅ハウスブランド
- 構造 :木造軸組み+パネル工法
- 断熱材 :ネオマフォーム
- 平均坪単価:45~65万円前後
ローコスト住宅のオススメランキング9位は、省エネ住宅を得意とする「フィアスホーム」です。
フィアスホームは比較的リーズナブルな価格帯で、省エネ性能に特化した注文住宅を提供しているハウスメーカーです。
フィアスホームは断熱材と耐力壁が一体型になった独自のオリジナル断熱パネル「eパネル」を採用してる点が大きな特徴。
eパネルは一般的なグラスウールのおよそ2倍の断熱性能を誇り、さらに「粘弾性体」という特殊な素材が使われており、標準仕様で地震の揺れを吸収する性質を持ちます。eパネルを用いたフィアスホームの家は断熱性に優れるうえ、標準仕様で制震住宅に近い性能をもつため地震にも強いと言えます。
ちなみにフィアスホームは、大手住宅設備メーカー「LIXIL」のグループ会社であるLIXIL住宅研究所が主宰するハウスブランドで、アイフルホームやGLホームの姉妹ブランド。フィアスホームはアイフルホームやGLホームと比べると若干、高級ブランドに位置付けられているため坪単価は少し高めで平均坪単価は45~65万円前後となります。
上位モデルを選ぶと、坪単価50万円を超える可能性もありますが、性能面では非常に優秀なのでランクインさせて頂きました。
フィアスホームは価格を抑えつつ、気密性・断熱性にこだわりたい方にオススメです。
ローコスト住宅のおすすめランキング8位 GLホーム
- GLホームの基本情報
- 主な特徴 :高気密・高断熱のアメリカ風輸入住宅
- 構造 :2×6工法
- 断熱材 :ロックウール
- 平均坪単価:45~60万円前後
ローコスト住宅のおすすめランキング8位は「GLホーム」です。
GLホームの特徴はなんといっても、おしゃれなアメリカ風の輸入住宅を手掛ける点でしょう。個性的な輸入住宅の見た目は好みはわかれるものの、好きな人にはたまらないと思います。
また、GLホームはツーバイシックス工法を採用している点も特徴の一つ。ツーバイシックス工法は、ツーバイフォーに比べて壁が分厚いため非常に堅牢で地震に強く、なおかつフィアスホームと同様に構造に「粘弾性体」を施工しているため、標準仕様で制震住宅に近しい性能を有します。地震に対しては非常に強い構造体と言えるでしょう。
また、ツーバイシックス工法は壁が分厚いため、そのぶん断熱材を分厚く敷き詰めることができ断熱性を確保しやすいです。詳しいC値は不明ですが、UA値は0.5以下をクリア。ローコスト住宅のなかではかなり優秀です。耐震性・断熱性の優秀な輸入住宅に興味がある方はGLホームは必見!
ローコスト住宅のおすすめランキング7位 セルコホーム
- セルコホームの基本情報
- 主な特徴 :高気密・高断熱のカナダ風輸入住宅
- 構造 :2×6工法
- 断熱材 :高性能グラスウール
- 平均坪単価:45~65万円
ローコスト住宅のオススメランキング7位は、カナダ風の輸入住宅を手掛ける「セルコホーム」がランクイン。
輸入住宅を手掛けるハウスメーカーはツーバイ工法を採用しているケースが多いですが、セルコホームもツーバイシックス工法を採用しています。ツーバイシックス工法は、建物全体を壁・床・屋根で強固に一体化するモノコック構造なので地震に対しては非常に強いです。
また、セルコホームは厳寒のカナダの住宅をモデルにしているだけあって、気密性・断熱性もかなり優秀。分厚いツーバイシックスの壁(140mm)に、高性能グラスウール32Kを標準採用。32Kグラスウールはかなりグレードが高いです。ローコストでこれだけの装備は驚きです。
また、セルコホームのカナダ風の外観・内装は非常におしゃれで個性的。特に、オプションのレンガ外壁を採用すれば重厚感も抜群にアップします。レンガ外壁はオプションとはいえ、ほぼメンテナンスフリーの外壁材なのでメンテナンスコストを抑えたいなら検討の価値あり。
ローコスト住宅のおすすめランキング6位 アイフルホーム
- アイフルホームの基本情報
- 主な特徴 :高気密・高断熱のローコストフランチャイズ
- 構造 :木造軸組み工法+パネル
- 断熱材 :フェノールフォーム・グラスウール
- 平均坪単価:40~60万円
ローコスト住宅のおすすめランキング6位は、LIXIL住宅研究所のフランチャイズハウスブランド「アイフルホーム」です。
アイフルホームは気密性・断熱性に優れた住まいを手掛けるハウスブランド。上位モデルでは、断熱性に優れたフェノールフォーム系断熱材「ネオマフォーム」を採用しており、窓断熱にトリプルガラス・樹脂サッシを完備する徹底ぶり。
また、工法には木造軸組み工法にパネルを施工した耐震構造で地震にも強いです。なおフィアスホームやGLホームと同様に、粘弾性体による制震システムを付けられますが、アイフルホームの場合はオプションになります。地震に備えたい場合は検討すると良いでしょう。
ただ、アイフルホームは下位グレードの商品モデルでは断熱仕様などが異なります。モデルによっては気密性・断熱性が低い場合がありますので注意。上位モデルを選ぶと、坪単価50万円を超える可能性もありますが、それでも住宅性能と価格のバランスは優秀です。気密性・断熱性を重視したハウスメーカー選びをしたい方は、アイフルホームはぜひチェックしたい一社です。
ローコスト住宅のおすすめランキング5位 サイエンスホーム
- サイエンスホームの基本情報
- 主な特徴 :ひのき材にこだわった真壁づくりの家
- 構造 :真壁工法(木造軸組み工法)
- 断熱材 :硬質ウレタンフォーム(ボード状)
- 平均坪単価:45~60万円
ローコスト住宅のおすすめランキング5位は「サイエンスホーム」がランクイン。
サイエンスホームの最大の特徴は、柱や梁が室内にあらわしになった「真壁づくり」で家を建てている点でしょう。構造材がむきだしになった室内はどこかレトロな雰囲気があり、非常におしゃれ。和風モダン風デザイン・アジア風モダンデザインなどとも相性抜群です。サイエンスホームは木材にもこだわりをもち、構造材・床材・建具などを「ひのき無垢材」を採用しています。無垢材を使った家は、重厚感・高級感もありますし、経年で独特の味わいがでる点も嬉しいポイント。
サイエンスホームの真壁づくりは、工法としては木造軸組みをベースに建物外周部にパネルを施工したハイブリッド工法です。モノコック構造のため地震にも強いと言えますが、サイエンスホームは標準仕様では耐震等級は取得していないため、耐震等級3にこだわる場合は事前に可能かどうか相談しましょう。
サイエンスホームは、外張り断熱工法を採用していて気密性・断熱性もおそらく悪い数値ではないと思いますが、具体的な数値は公開されていないのでこの点は要ヒアリングです。
サイエンスホームは、無垢材をふんだんに使っているにも関わらず、平均坪単価は45~60万円とローコスト。木目の表情を活かした暖かみのある真壁づくりに興味があれば、ぜひ一度サイエンスホームをチェックしてみましょう。
ローコスト住宅のおすすめランキング4位 タマホーム
- タマホームの基本情報
- 主な特徴 :耐震性に特化したローコスト住宅
- 構造 :木造軸組み工法+パネル
- 断熱材 :高性能グラスウール
- 平均坪単価:40~50万円前後
ローコスト住宅のおすすめランキング4位は「タマホーム」。
タマホームといえば、日本のローコスト住宅の代名詞ともいえる有名ローコストメーカーです。
タマホームは価格帯をローコストを抑えつつも「安全性」には非常に注力しているハウスメーカーです。木造軸組み工法をベースにパネルを施工したハイブリッド工法を採用しているため、地震に強く、耐震等級3を標準装備。また、標準仕様で長期優良住宅に対応するなど、基本的なポイントをしっかりと押さえています。
タマホームの主力商品「大安心の家」は、自由設計で安全性・基本性能に優れていて万人にオススメできる商品と言えるでしょう。好みの差もあるでしょうが、デザインも割とカッコイイです。
タマホームの弱点を上げるとなると、気密性・断熱性がやや物足りない点ですが、この点は断熱材・窓断熱の仕様をオプションでアップグレードすることで、だいぶ改善すると思われます。タマホームの平均坪単価は40~50万円ですので、断熱性をアップグレードしてもギリギリ坪単価50万円以内に収めることも可能でしょう。
タマホームは全国規模のローコストハウスメーカーですし、他のローコスト住宅と比較する一つの基準としてもピッタリなので、ぜひ一度チェックしておきましょう。
ローコスト住宅のおすすめランキング3位 クレバリーホーム
- クレバリーホームの基本情報
- 主な特徴 :外壁タイルにこだわるローコストメーカー
- 構造 :SPG工法+パネル
- 断熱材 :ロックウール
- 平均坪単価:40~50万円前後
ローコスト住宅のおすすめランキング3位は、株式貸家「新昭和」が全国展開する「クレバリーホーム」です。
クレバリーホームは「タイル外壁にこだわる家」であることが最大の特徴です。ローコスト住宅は「窯業系サイディング」が採用されるケースが多いですが、クレバリーホームでは標準使用で「タイル外壁」を採用しています。タイル外壁は、重厚感・高級感も抜群で高見えしますし、なんといっても塗装メンテナンスが必要ない点が大きな利点です。20年、30年単位でみた時に、メンテナンスコストを大きく抑えることができるため、タイル外壁は非常にオススメ。
タイル外壁は初期費用がかかるのがネックですが、クレバリーホームは平均坪単価40~50万円前後とローコスト住宅の価格帯で憧れのタイル外壁が実現可能です。住宅性能も平均点以上をクリアしていますし、ローコスト住宅としては優秀な方と言えるでしょう。
ローコストでもメンテナンス性に優れたタイル外壁のマイホームが良い方はぜひクレバリーホームをチェックしてみましょう。また、クレバリーホームの姉妹ブランド「ウィザースホーム」も同様にタイル外壁にこだわる注文住宅を手掛けているため、こちらも要チェック。
ローコスト住宅のおすすめランキング2位 アエラホーム
- アエラホームの基本情報
- 主な特徴 :高気密高断熱のローコスト住宅
- 構造 :木造軸組み工法+パネル
- 断熱材 :硬質ウレタン+吹き付けウレタン(orグラスウール)
- 平均坪単価:40~60万円
ローコスト住宅のおすすめランキング2位は「アエラホーム」です。
アエラホームは高気密・高断熱モデルを実現したローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーです。
アエラホームは最大の特徴は「超高気密・超高断熱の家」である点。商品によって仕様が少し異なりますが、ボード状の硬質ウレタンフォームをアルミで包んだ高性能な断熱材と、吹き付け断熱orグラスウールのダブル断熱工法を採用しており、上位モデル商品の断熱性能は一条工務店にも匹敵するレベルです。
また、アエラホームは木造軸組み工法ベースにパネルを施工したモノコック構造を採用し地震に強く耐震等級3を確保。他にも耐風等級・ホルムアルデヒド対策等級・劣化対策等級などでも最高等級を取得しているため、住宅性能面ではかなり優秀と言えます。
ただし、アエラホームは商品ごとの性能差が大きく、ダブル断熱仕様になるのは一部の上位モデルのみ。なので性能を求めると価格帯としてはやや高め。正直、坪単価50万円はオーバーすると思います。ただ、それでも気密性・断熱性を考えるとコストパフォーマンスは優秀で、満足度も高いと思いますのでこの順位にしました。
コストを抑えつつ、住宅性能の優秀な満足度高めのマイホームを希望しているなら、アエラホームは一見の価値アリ!だと思います。
ローコスト住宅のおすすめランキング1位 一条工務店(アイスマイル)
- 一条工務店(アイスマイル)の基本情報
- 主な特徴 :高気密高断熱のローコスト住宅
- 構造 :2×6工法
- 断熱材 :ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS1号相当)
- 平均坪単価:50~60万円
ローコスト住宅のおすすめランキング1位は、一条工務店の限定モデル「アイスマイル(i-smile)」とさせて頂きます。
「え?!一条工務店はローコスト住宅じゃなくない?」と思われた方も多いと思います。
確かに一条工務店は、高気密・高断熱・高耐震と非常に高い住宅性能を誇るハウスメーカーで、価格帯は中堅~高級といえるくらいの価格帯がメインですが、セミオーダータイプの限定モデル「アイスマイル」なら、ローコスト価格帯に近い価格で建てられます。
アイスマイルの平均坪単価はザックリ「50~60万円前後」となり、ローコスト住宅というにはやや高めではありますが、住宅性能はやはり一条工務店ブランド。非常に優秀です。
アイスマイルは堅牢な2×6工法を採用しており耐震等級3を標準取得。さらに壁の分厚い2×6工法なので断熱層は「140mm(外壁部)」と分厚く、アイスマートとは異なりダブル断熱ではないものの、気密性は「C値0.59前後」、断熱性は「UA値0.38」と超優秀。
アイスマイルは高気密・高断熱の構造体にくわえて標準仕様で「全館床暖房」と「熱交換換気システム:ロスガード90」を備えています。夏・冬でも室内の温度環境は抜群に快適でしょう。
さらに外壁にはタイルを採用。一条自慢の汚れが付きにくいハイドロテクトタイルではなく、普通のタイルですがそれでも高級感・重厚感はありますしメンテナンス性能も優秀です。
アイスマイルは坪単価50万円を少し超えるとはいえ、住宅性能と価格を考えると非常にコスパが良いです。「住宅性能の高い家を、できるだけリーズナブルに建てたい」という需要にはほぼほぼマッチすると思います。
一条工務店のアイスマイルは限定モデルのため、エリアによっては確認が必要かもしれませんが、おそらくまだ建てられるところが多いと思われます。興味がある方はぜひ一度一条工務店の住宅カタログを取り寄せてみて下さい。住宅性能と価格の安さにこだわるなら、一条工務店のアイスマイルは必見です。
ローコスト住宅を選ぶ際に最低限注意すべき点
と、まぁおすすめローコスト住宅を厳選してピックアップしてみたわけじゃが、どうだったかね!
なかなか参考になったんじゃないですかね!
では、最後にローコスト住宅メーカーを選ぶ際に最低限注意すべき点をまとめておくぞい。
先述の通り、ローコスト住宅は価格が安い以上、必ずどこかでコスト削減を行っているわけじゃ。上記のローコスト住宅はおすすめとはいえ、やはりローコスト住宅。高価格帯のハウスメーカーと比べると注意すべき点はあると考えておくべきじゃ。
ふーん。で、ローコスト住宅を選ぶならどこに注意すればいいの?
ローコスト住宅を選ぶときに注意すべき点は以下の通り。
- ローコスト住宅を選ぶ際に最低限注意すべき点
- 地震に強いか?
- 気密性・断熱性は高いか?
- メンテナンス性はどうか?
ローコスト住宅の注意点①地震に強いか?
まずは地震に強いかどうか。これは一戸建て住宅にとってもっとも大切な点じゃ。
地震はいつどこで起きるかわからないもの。それに繰り返し起こる可能性だってあるわけじゃ。どこにマイホームを建てるとしても地震に強いに越したことはない。
でも、ローコスト住宅って耐震等級3を取得していないケースも多いですよね。
耐震等級3に関しては、ローコスト住宅だとコストダウンのために「取れるけど取らない」ってところが多いので、その点をヒアリングすべきじゃな。
「取れるけど、価格を抑えるために取らない」のと「取れない」のでは意味が全く違うから。標準仕様の工法(構造)そのままで耐震等級を取得できるか?聞くといいぞい。
なるほど。
あとは、建物を面で支える構造(モノコック構造)になっているかどうか?も重要なポイントじゃな。
もし耐震性に不安がある、でも安くてデザインが気に入っている。場合は、制震システムをオプションで追加できないか?を相談するのもいいじゃろう。
なるほどね。耐震等級を取得していなくも、制震装置が付いていれば一定の安心感があるよね。
当ブログでは家づくりにおいて「安全に関わる性能」は特に重視すべき点だと考えています。特に「耐震性」には気を使ってほしいです。
現在建てられる一戸建て住宅はすべて建築基準法を満たしているため、少なくとも「耐震等級1相当」の耐震強度は確保されていますが、できれば「耐震等級3」のハウスメーカーとも比較してください。
「耐震等級1」の建物は「震度6強~7程度の地震に対して倒壊・崩壊しない」強度とされています。「なら安心だね!」と思うかもしれませんが、これはあくまで「倒壊・崩壊しない」のであって「ダメージ(損傷)がない」わけではありません。
つまり震度7クラスの巨大地震がもし一度でもきた場合、その建物の耐震性は著しく損なわれる可能性があるということです。もちろん補修するにもお金がかかります。
そして震度6強~7の大地震は大きな揺れが複数回にわたって起こるケースが多いです。
実際、2016年に起きた「熊本地震」では最大震度7の大きな揺れが二度発生しました。一度目の前震には耐えられた住宅も、二度目の大きな揺れによって多くの建物が倒壊しました。倒壊した中には現在の建築基準法に沿って建てられた「耐震等級1」と「耐震等級2」の住宅も含まれます。
ただし耐震等級3の建物の倒壊数は0でした。
せっかく建てるマイホーム。大地震に一度だけ耐えられる住まいで満足でしょうか?
大地震がきても、その後もマイホームに住み続けますよね?
マイホームはこの先何十年も住む拠点であり家族の命を守るシェルターです。大きな地震にも倒壊・崩壊しないことはもちろんのこと、半壊・一部破損もできればしたくないのは当然です。地震がくるたびに「どこか補修が必要な箇所はないか?」と思いを巡らせることもできればしたくないはずです。
できれば耐震性についてもじっくりと比較検討しておいてください。
ローコスト住宅の注意点①気密性・断熱性は高いか?
次に、気密性・断熱性について。この点は、ローコスト住宅はあまり公開していないケースが多いので、しっかり公式カタログで気密性の数値(C値)と断熱性の数値(UA値)を確認すべきじゃ。
もしカタログにも記載がない場合は?
カタログにも記載がないなら、そのハウスメーカーはハッキリ言って気密性・断熱性に自信がないと考えよう。
その場合は考えなおした方がいいんですか?
いや、その場合はしっかりヒアリングしたうえで、不安であれば断熱性能のアップグレードを検討するのも一つの手じゃな。
断熱材を変更する、厚みを増やす、窓の仕様をアップグレードするなど方法も複数ある。窓の仕様を変更するだけでも割と断熱性はアップするぞい。それに、そこまで一気に値段が上がるというわけでもない。
もともとローコスト住宅であれば、断熱性をアップグレードしてもローコスト住宅の範囲で収まるケースも十分ある。
それに、断熱性がアップすると格段に夏・冬の住み心地がよくなる。住宅性能で、日常的に性能を体感するのは断熱性能じゃ。ここをアップグレードすると、家のトータル的な満足度も大きくアップするので、オススメじゃよ。
なるほどね!
ローコスト住宅の注意点①メンテナンス性はどうか?
メンテナンス性についてもできれば気にかけておきたいところじゃ。
いくら初期費用をローコストに抑えられたとしても、メンテナンスにお金がかかってしまっては結局あまり意味がないじゃろう。
マイホームは長く住むのが大前提なので、本来30年、40年と長期間住むことを考えたトータルコストで考えるべきなんじゃ。
確かにそれはそうですけど…
でも、具体的にどんなところに注意すればいいんですか?
例えば、一戸建て住宅に長く住んでいれば屋根・外壁のメンテナンスは必ず必要になる。屋根・外壁は常に、外にむき出しになっている部分だからね。
ふむふむ。確かに。
外壁だったら一般的な窯業系サイディングなら10~15年程度で塗装メンテナンスが必要になるが、タイル外壁であれば塗装メンテは必要ない。コーキングのみのメンテで済むので価格もある程度安く抑えられる。
屋根材もメンテナンス頻度が少なく済む製品があるので、そういうものを採用できるかどうか相談すると良いじゃろう。
なるほど!家のパーツパーツで、メンテナンス頻度が少なく住むもの、安上がりにできるものを選べば長く住んだ時のトータルコストを抑えることができるんだね。
ローコスト住宅だと、標準仕様の屋根・外壁はメンテナンスが普通に必要なもののパターンも多いが、オプションでカスタマイズすることで、安くてメンテナンス性の高い住宅にすることもできるじゃろう。そういう点も含めて、色々相談にのってくれるハウスメーカーを選ぶと良いぞい。
そういう親身になってくれるハウスメーカーに巡り合うためにも、やっぱり「比較検討・あいみつもり」は必須事項ですね!
その通り!
このページで紹介したローコスト住宅はたしかにオススメだが、誰にでもピッタリかと言うとそういうわけでもない。自分のケースに当てはめて、ピッタリ合う施工会社を探すためにもまずは色々なハウスメーカーを比較することはとっても大切なことじゃ!
そうだね!
ローコスト住宅は特に慎重にいろいろヒアリングしながら判断すべきだポン!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- ローコスト住宅のオススメランキング(博士の独断と偏見)
- 13位 アイ工務店
- 12位 イシンホーム
- 11位 アキュラホーム
- 10位 富士住建
- 9位 フィアスホーム
- 8位 GLホーム
- 7位 セルコホーム
- 6位 アイフルホーム
- 5位 サイエンスホーム
- 4位 タマホーム
- 3位 クレバリーホーム
- 2位 アエラホーム
- 1位 一条工務店(アイスマイル)
- ローコスト住宅を選ぶ際に最低限注意すべき点
- 地震に強いか?
- 気密性・断熱性は高いか?
- メンテナンス性はどうか?
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
コメント
ローコストメーカーで、一条?!って思ったけど、アイスマイルってのはちょっと安いんですね。見学してみたい。
アエラ、クレバリーはノーマークでした。調べたらエリア対応しているようなので資料取り寄せてみます。ありがとうございます
ローコストメーカーなんて安物買いの銭失いなんていう声もあるけど、実際には普通の年収500万、600万のサラリーマンからすれば建物だけで3000万も4000万もかかる大手ハウスメーカーなんて建てられない。親と同居の二世帯でってなら話は別かもしれないけど。土地含めて家買うってなったらローコスト住宅で当たり前。それに最近はローコストでもクオリティはそれなりにしっかりしてますよ。それこそここのランキングに入ってるメーカーとか。ローコストメーカーだからダメってのは、むしろ逆に思考停止です
アエラホームやフィアスホームはローコストと言えるか微妙なところだと思います
断熱性能が高いモデルはミドルコストくらいの価格ではないですかね
アエラ、フィアス、クレバリーはローコストというよりミドルコスト寄り。グレードにもよるが。
ローコストで建てるならちゃんと施主が勉強して必要な性能をオプションで確保するべきです。なにも知らずにただ安いから、でローコストハウスメーカーで建てると失敗します。ローコスト住宅で建てるなら勉強必須。そういう意味でローコスト住宅の方が難易度高い。