今回のブログ記事では、パナソニックホームズのWEB限定販売モデル「ヴェッセ(V’esse)」について詳しく解説していくぞい!
パナソニックホームズの「ヴェッセ(V’esse)」について知りたい方はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
パナソニックホームズのヴェッセ(V’esse)とは
さて、今回は鉄骨造ハウスメーカーのパナソニックホームズが手掛ける新商品「ヴェッセ(V’esse)」について詳しく解説していくぞい!
ふーん。ヴェッセ(V’esse)ってパナソニックホームズの新商品なの?
うむ。ヴェッセ(V’esse)はパナソニックホームズが2021年4月22日から発売開始した新商品じゃ。
へー!パナソニックホームズの新商品は興味あります!
ヴェッセ(V’esse)はどんな特徴があるんですか?
うむ。ヴェッセ(V’esse)のキャッチコピーはズバリ「価値をセレクトする家づくり」。
つまりヴェッセ(V’esse)はあらかじめ用意されたベースプランから好みのタイプを選択していくタイプのセミオーダー注文住宅モデルじゃ。
セミオーダータイプってことは少し価格が安いのかな?
その通りじゃ。
しかもヴェッセ(V’esse)はWEB限定販売という点も特徴の一つ。
WEB上で用意されたベースプランを選択していくので、打ち合わせの回数などを減らせる。
WEB限定商品のセミオーダープランということで、ヴェッセ(V’esse)は通常のパナソニックホームズの注文住宅商品よりも価格を抑えてあるぞい。
価格が安めなのは嬉しいですね!
うむ。価格が安く抑えてあるが、もちろんパナソニックホームズの注文住宅。
堅牢な鉄骨造で造ってあるので地震に強いし「地震あんしん保証」も付いている。
断熱性能などの基本性能もほとんど通常の注文住宅商品と変わらないので、災害に強いパナソニックホームズの家をできるだけ安く買いたい!という方にはオススメじゃよ!
ふむふむ。ヴェッセ、興味が出てきたポン!
ヴェッセ(V’esse)の価格(坪単価)
まずは「ヴェッセ(V’esse)」の価格(坪単価)から解説していこうか。
わかりやすいようにパナソニックホームズの他のモデルと価格(坪単価)を比べてみよう。
ヴェッセ(V’esse)の本体価格は以下の通りじゃな。
商品モデル | 特徴 | 坪単価の目安 |
---|---|---|
カサート | 1~2階建てのスタンダードモデル | 70~90万円 |
カサートアーバン | カサートのホームIoT搭載タイプ | 80~100万円 |
ビューノ | 重量鉄骨住宅 多用途3~9階建て | 70~130万円 |
ビューノ3(E・S) | 制震重量鉄骨住宅 3~4階建て | 80~100万円 |
ヴェッセ | WEB限定販売のセミオーダータイプ | 60~70万円 |
パナソニックホームズのヴェッセはおよそ「本体価格:1900~2500万円」「坪単価60~70万円」くらいがボリュームゾーンとなっているぞい。
ふむふむ。
確かにパナソニックホームズの他の商品モデルに比べて少しは安いみたいだけど、それでも坪単価60~70万円くらいはするんだね。
まぁパナソニックホームズは大手ハウスメーカーだし、木造よりもコストがかかりがちな鉄骨造商品だからね。
WEB限定販売のセミオーダータイプとはいえ、そこまで安いわけではないよ。
ヴェッセ(V’esse)の工法(構造)
次にヴェッセの工法(構造)について説明していこう。
そもそもパナソニックホームズの鉄骨造は以下の3つの種類がある。
- パナソニックホームズのパワテック(構造技術)
- 大型パネル構造(F構法)
- 制震鉄骨軸組み構造(HS構法)
- 重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)
このうち、ヴェッセは「大型パネル構造(F構法)」を採用しているぞい。
大型パネル構造(F構法)はたしか建物を面で支えるモノコック構造でしたね!
地震に強いタイプです。
そう。パナソニックホームズのF構法は外壁、床、屋根などのパネルを一体化させたブロック体で構成されるモノコック構造。
木造でいうツーバイフォーのように建物を面で支えるので地震に強い。耐震等級はもちろん最高等級3じゃよ。
耐震等級3は嬉しいポイントだポン!
うむ。
さらに鉄骨工業化住宅のため、大型の住宅部材はあらかじめ工場で造られていて、現場ではクレーンなどで組み立てるだけだから工期も早いぞい。
ところでヴェッセは、大型パネル工法(F構法)でしか建てられないの?
そうなんじゃよ。
ヴェッセは大型パネル工法(F構法)でしか建てられない。
と、いうのもHS構法の方が価格帯としては高いのじゃ。ヴェッセ(V’esse)はパナソニックホームズのなかでも価格を抑えたモデルなのでF構法のみとなるのじゃろう。
ちなみにパナソニックホームズのそれぞれの工法については特集して解説している記事を用意しているので、良かったら見てみてくださいね。
大型パネル構造(F構法)について詳しくみる≫
制震鉄骨軸組み構造(HS構法)について詳しくみる≫
重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)について詳しくみる≫
ヴェッセ(V’esse)のC値・UA値
ところでヴェッセ(V’esse)は断熱性能とか気密性はどうなの?
うむ。まず断熱性について。
ヴェッセ(V’esse)は、通常のパナソニックホームズの注文住宅商品よりも断熱性能が少し弱体化している。
そうなんですね、ヴァッセは断熱材には何を使っているんですか?
外壁部分の断熱材はロックウールで、床下断熱は発泡プラスチック系の断熱材のようじゃ。天井部分は調査中じゃよ。
断熱箇所 | 断熱材・窓断熱(厚み・中空層) |
---|---|
外壁 | ロックウール(60mm) |
床下 | 発泡プラスチック系断熱材(厚み調査中) |
天井 | 調査中 |
窓ガラス | Low-Eペアガラス(中空層は調査中) |
窓サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
ヴェッセの断熱仕様をみると、正直すこし頼りない気がしてしまうのう。外壁部分のロックウールが60mmということは、おそらく床下・天井の断熱層もそこまで分厚くはなさそうじゃ。
窓断熱もいたって普通くらいの装備ですね。
ちなみにパナソニックホームズの自由設計の注文住宅モデルは、基本的に「基礎断熱」が採用されているが、ヴェッセ(V’esse)は基礎断熱ではなく床下断熱とのこと。この点も少しだけグレードが下がっていると言えるじゃろう。
C値(気密性):非公表
UA値(断熱性):0.6~1.0
ま、結論言ってしまえばヴェッセ(V’esse)は気密性・断熱性はそれほど得意としていないと言えるじゃろう。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
ヴェッセ(V’esse)の家づくりシミュレーションの手順
ヴェッセ(V’esse)は「WEB限定販売の規格住宅モデル」という点も大きな特徴の一つじゃ。
それってつまりウェブ上でどんな家にしたいか、プランを選んでいくってこと?
そうそう。なのでザックリだが、ヴァッセの家づくりシミュレーションの流れについて説明しよう。
ふむふむ。まずはこんな風に希望条件を選択していくわけですね。
条件を選ぶと自動的に、間取りのベースプランが出てくるから、その中から好みのものを選ぶのじゃ。
条件に合う間取りのベースプランが出てくるのね!
ヴェッセは切り妻屋根が標準プランじゃ。
で、広さにもよるが寄棟屋根だと-20万円前後安くなる。
フラット屋根だと+30万円くらい高くなるぞい。
フラット屋根だと高くなるんだね、スタイリッシュだもんね。
確かにフラット屋根はスタイリッシュで今風だけど、個人的には軒のある屋根がオススメだけどね。
ヴェッセは外観のカラー変更では追加の料金はとっていないようじゃな。
ただし外壁材を吹付け仕様にするにはざっと80~90万円ほどのオプション料金がかかるぞい。
これ、かっこいいね!付けたいポン!
これ、+30万円くらいのオプション料金かかるけどね。
ヴェッセは内装のテイストも選べるぞい。
内装の床・壁・建具のテイストも選ぶことができるぞい。
設備の項目では浴室のカラーや、洗面台やトイレの仕様、キッチンのカラーなどを選択する。ちなみに設備を選ぶ項目は飛ばすこともできるぞい。
トイレはパナソニックのタンクレストイレ「アラウーノ」が標準じゃ。
さすがパナソニックホームズじゃな。
ただ、普通のタンク式トイレを選ぶこともできるぞい。
タンク式トイレを選ぶと-7万円じゃよ。
こだわりアイテムはオプションじゃな!
詳しくは以下の通り。
造り付けカウンターW1800:+7.7万円
スピーカー付きダウンライト(親子セット):+6.2万円
太陽光発電システム:要問合せ
蓄電池:+122.5万円
床暖房パナソニックフリーほっと温すいW(キッチン用):+50万円前後
床暖房パナソニックフリーほっと温すいW(リビング用):+80万円前後
電気錠eエントリーACタイプ:+13.2万円
暮らし安心システム(AiSEG連携:電気錠・ドアホン・屋内カメラ):+38.7万円
暮らし便利システム(AiSEG連携:給湯機器・電気錠・エアコン):+36.9万円
電動シャッター(2箇所):+20.7万円
手動シャッター(2箇所):+9万円
宅配ポスト:+15.7万円
室内物干し(ほスクリーンSPC-W型):+1.7万円
物干し金物(バルコニー壁付設置タイプ):+1.3万円
トールタイプ(扉収納)W850:+9.9万円
デスクタイプ(扉なし)W850:+11万円
ここまで選択していくとザックリとした概算じゃが、お見積もり結果が出るわけじゃ。例えばこんな風に。
なるほどー!
しかもこのシミュレーション何度でもやり直せますね。ポチポチ。
うむ。家づくりシミュレーションは何度でもやり直せるぞい。
で、気に入ったらそのまま問い合わせすることもできるのじゃ。
カンタンだねぇ。
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ヴェッセ(V’esse)の外観
上記の家づくりシミュレーションの流れの項目で少し乗せたが、パナソニックホームズ「ヴェッセ(V’esse)」の外観はこんな感じじゃな。
シンプルだけど、まぁスッキリしていてカッコイイポン。
そういえば、パナソニックホームズといえばキラテックタイルが有名ですよね。
ヴェッセの外壁もキラテックタイルなんですか?
良いところに気が付いたね。
残念ながらヴェッセの外壁はキラテックタイルは採用できないんじゃよ。
標準仕様は、普通の窯業系サイディングになるぞい。
そうなんだー。キラテックタイルはメンテナンスフリーだし、かっこいいのに!
うむ。ヴェッセは、キラテックタイルを採用できない点は大きなデメリットと言えるじゃろう。
ヴェッセ(V’esse)の間取り
これも上で軽くピックアップしたが、ヴェッセの間取り(ベースプラン)もみてみよう。たとえばこんな間取りプランが用意されているぞい。
使いやすそうな間取りだけど、なんというか無難だね。
そうじゃな。規格住宅はだれでも使いやすいように無難な間取りが多くなるね。
ヴェッセの間取りプランは他にもいろいろあるが、そこまで種類が豊富というほどでもないね。
ヴェッセ(V’esse)の内装
次にヴェッセの内装について。基本的にはナチュラルとアーバンからスタイルを選択しそれぞれカラーもライト系・ミディアム系・ダーク系と選べるぞい。
ヴェッセの内装、なかなかおしゃれですね!
ヴェッセ(V’esse)のメリット(長所)
さて、次はパナソニックホームズのヴェッセ(V’esse)について具体的なメリット(長所)・デメリット(短所)を解説していくぞい。まずはヴェッセ(V’esse)のメリット(長所)からじゃ。
- ヴェッセのメリット(長所)
- リーズナブルにパナソニックホームズの家を建てられる
- 地震に強い(耐震等級3)
- 地震あんしん保証付き
じゃあ、順番に解説をお願いします。
リーズナブルにパナソニックホームズの家を建てられる
ヴェッセ(V’esse)の最大のメリットは「リーズナブルな価格帯でパナソニックホームズの家を建てられる」という点じゃろう。
WEB上でだいたいの仕様が決められる規格住宅だから、コスト的にはお得だポン。
うむ。ヴェッセの価格帯はザックリ「本体価格1900万円~2500万円」「坪単価60~70万円」前後といったところじゃな。
パナソニックホームズの自由設計注文住宅の場合、坪単価+20万円くらいかかってしまいますもんね。セミオーダータイプの規格住宅は初期費用を抑えられる点は大きなメリットですね。
地震に強い(耐震等級3)
パナソニックホームズの家は、基本的にどの商品モデルも地震に強い堅牢な鉄骨造住宅じゃ。
ヴェッセ(V’esse)もセミオーダーの規格住宅と言えど、地震に対する安全性はしっかりパナソニックホームズ仕様となっている。
パナソニックホームズの家はどれも地震に強いポン!
ヴェッセはパナソニックホームズの「大型パネル構造(F構法)」を採用していて、耐震等級3(最高等級)を確保している。地震に対しては安心して良いじゃろう。
地震あんしん保証付き
パナソニックホームズの注文住宅の大きな特徴は、業界初となる「地震あんしん保証」が付いている点じゃ。
ヴェッセ(V’esse)も規格住宅ながら、地震あんしん保証は付いているぞい!これも大きなメリットじゃろう。
地震でもし建物が壊れてしまったらパナソニックホームズが保証してくれるんですよね。
うむ。地震あんしん保証の内容は以下の通り。
・全壊時:建て替え
・大規模半壊・半壊時:補修を行う
・保証期間:建物引き渡しから10年間
全壊時・半壊時には、パナソニックホームズが原状復帰してくれるありがたい保証じゃ。
一般的な地震保険は地震で建物が全壊してしまった場合でも「建物価格の半額までしか補償されない」が、パナソニックホームズの地震あんしん保証ではしっかり原状回復してくれる。
保証期間は建物の引き渡しから10年間じゃが、かなり優秀な保証内容じゃ。だって掛け金すら要らないからね。
すごい!
耐震等級3で、地震あんしん保証まで付いていれば鬼に金棒だポン!
うむ。ただし地震あんしん保証はパナソニックホームズの「制震鉄骨軸組み構造(HS構法)」と「大型パネル構造(F構法)」の建物にしか付かない点に注意じゃよ。
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ヴェッセ(V’esse)のデメリット(短所)
次はヴェッセのデメリット(短所)をピックアップしていこう!
- ヴェッセのデメリット(短所)
- 坪単価がそこまで安くない
- キラテックタイルを採用できない
- 大型パネル構造(F構法)しか選べない
- 断熱性能が自由設計モデルより弱い
- 全館空調システム「エアロハス」は採用できない
デメリットも順番に解説をお願いしますポン!
坪単価がそこまで安くない
ヴェッセ(V’esse)のデメリット一つめ。規格住宅モデルとしてはそこまで価格帯が安くないという点じゃろう。
いやさっき安いって言ってたやん。
ヴェッセ(V’esse)は、パナソニックホームズの自由設計モデルと比べると価格帯は安く設定されているが、他社のセミオーダー規格住宅モデルと考えるとそこまで安くはないってことじゃよ。
まぁ確かに、坪単価60~70万円だったら、他社だったら普通に自由設計の注文住宅が建てられちゃうくらいの価格帯ですもんね。
まぁ、そのぶんヴェッセ(V’esse)は地震に対する安心感はしっかりパナソニックホームズクオリティだしね。地震あんしん保証もついてるし。ヴェッセ(V’esse)の価格帯「坪単価60~70万円」前後を高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれってところじゃな。
キラテックタイルを採用できない
ヴェッセ(V’esse)はパナソニックホームズの自慢のタイル外壁「キラテックタイル」を採用することができない。これはけっこう大きなデメリットと言えるじゃろう。
たしかにキラテックタイルに魅力を感じてパナソニックホームズに決める人も多いくらいですもんね。
キラテックタイルはオプションでも採用したいよね。
だってキラテックタイルはメンテナンスフリーだし、長い目で見ればキラテックタイルを採用した方がお得かもしれないポン。
ヴェッセ(V’esse)がキラテックタイルを採用不可としている理由はよくわからないが、まぁ通常の注文住宅商品の優位性を持たせたいということかもしれないね。
なので、キラテックタイルに魅力を感じている人はヴェッセ(V’esse)は慎重な判断が必要じゃな。
ちなみにパナソニックホームズのキラテックタイルについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
断熱性能が自由設計モデルより弱い
ヴェッセ(V’esse)は、パナソニックホームズのその他注文住宅商品よりも断熱性能は少し弱体化している。これもヴェッセ(V’esse)のデメリットの一つと言える。
気密性は非公表でしたね。
うむ。パナソニックホームズのその他モデルは、基本的にZEH水準「UA値0.6」はクリアしているが、ヴェッセ(V’esse)に関してはこの水準をクリアしているかどうかは不明。おそらくギリギリのところじゃろう。
この点について気になる場合は、個別にヒアリングすることをオススメするぞい。
大型パネル構造(F構法)しか選べない
すでに前述したがヴェッセ(V’esse)は「大型パネル構造(F構法)」しか採用できない。HS構法で建てたいと思っていても、ヴェッセ(V’esse)ではF構法しか建てられない。この点もデメリットと言えるかもしれない。
たしかHS構法の方が設計自由度が高いんだよね。
うむ。それに、HS構法だと3階建てまで建てられるが、F構法では2階建てまでしか建てられない。つまり、ヴェッセ(V’esse)は2階建てか平屋しか建てられないのじゃ。
なるほど、敷地面積によっては3階建て前提で考えている方も多いですし、2階建てまでしか建てられないのは確かにデメリットかも。
全館空調システム「エアロハス」は採用できない
そういえばパナソニックホームズは全館空調システムも取り扱っていますよね。
ヴェッセ(V’esse)でも全館空調システムは採用できるんですか?
残念ながら、ヴェッセ(V’esse)では全館空調システム「エアロハス」を採用できないのじゃよ。これもヴェッセ(V’esse)のデメリットの一つと言えるじゃろう。
ヴェッセ(V’esse)はけっこう制限が厳しいね。
なんで、全館空調システム「エアロハス」は採用できないの?
そもそもパナソニックホームズの「エアロハス」は、F構法の建物では採用できないのじゃよ。
なるほど。
F構法でしか建てられないヴェッセ(V’esse)だと、全館空調システムは採用できないってことだね。
パナソニックホームズのヴェッセ(V’esse)はどういう人にオススメか?
じゃあ、最後にパナソニックホームズのヴェッセ(V’esse)は「こんな人に向いている・こんな人には向いていない」という点を教えてください。
うむ。
パナソニックホームズのヴェッセ(V’esse)はズバリ「地震に強いパナソニックホームズの家を安く買いたい人」にオススメじゃな。
ヴェッセ(V’esse)は通常のパナソニックホームズの商品に比べると、まぁまぁ安い価格帯で建てられる。もちろん耐震性はパナソニックホームズクオリティ。頑丈なF構法で建てられていて耐震等級3。地震あんしん保証も付いている。地震災害に備えたいなら要チェックじゃろう。
できるだけ安い価格で、パナソニックホームズの家を建てたいならチェックしてもいいじゃろう。
地震に強い家が欲しい人はヴェッセ(V’esse)、要チェックだポン!
ただヴェッセ(V’esse)はパナソニックホームズの自慢のオプション「キラテックタイル」や「全館空調エアロハス」も採用できないのは大きなデメリット。それに断熱性能も通常のパナソニックホームズの商品モデルに比べて、若干とはいえ弱体化している。
ヴェッセ(V’esse)は、地震に対する安全性は極めて高いが、気密性・断熱性など「暮らしの快適さ」に関わる部分はそれほど得意としていない。
住宅の快適性能を特にを重視している方には、ヴェッセ(V’esse)はあまり向いていないかもしれないのう。
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今回の記事をまとめると
- ヴェッセのメリット(長所)
- リーズナブルにパナソニックホームズの家を建てられる
- 地震に強い(耐震等級3)
- 地震あんしん保証付き
- ヴェッセのデメリット(短所)
- 坪単価がそこまで安くない
- キラテックタイルを採用できない
- 大型パネル構造(F構法)しか選べない
- 断熱性能が自由設計モデルより弱い
- 全館空調システム「エアロハス」は採用できない
パナソニックホームズと同価格帯のハウスメーカー
積水ハウス
セキスイハイム
ダイワハウス
へーベルハウス
住友林業
大成建設ハウジング
三井ホーム
三菱地所ホーム
パナソニックホームズより少し価格帯が安いハウスメーカー
一条工務店
住友不動産
タマホーム
アエラホーム
桧家住宅
トヨタホーム
パナソニックホームズは頑丈な鉄骨構造で災害に強い家を手掛けるハウスメーカーです。地震に強いだけでなく断熱性も鉄骨造住宅としては優秀で、キラテックタイルを採用した重厚な外観は高級感も◎。全館空調システムやホームエレベーターなどにも強みをもつ非常に総合力の高いビルダーと言えるでしょう。
パナソニックホームズを候補にしている方は「積水ハウス」「セキスイハイム」「へーベルハウス」「ダイワハウス」など同じく地震に強くハイグレードな住宅を手掛けるハウスメーカーと比較している方が多いです。
またパナソニックホームズは、価格帯としてはやや高めの水準ですので「もう少し価格の安いハウスメーカー」とも比較してみることをオススメします。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。パナソニックホームズを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
コメント
ヴェッセ気になってました。情報ありがとうございます。
パナソニックホームズのヴェッセ、あまり魅力的に感じないような。パナソニックホームズでキラテック採用できないのはちょっと。むしろ安い商品モデルのウェブ販売で顧客に興味持たせて、最終的に自由設計のモデルをオススメするとかそういう手法なのかな。
営業さんに聞きました。
キラテックタイルも選べるそうですよ!
パナソニックホームズ気になってるが高いのがネックだったけど規格もいいね。規格で好みの間取りがあって安いならそれに越したことはない