今回のブログ記事では住宅展示場についてフォーカスするぞい!
以前、「マイホームを建てるならまずは住宅カタログを一括請求しよう!」という記事でも住宅展示場へいきなりいくのはオススメしない旨をお伝えしたが、今回はもう少し詳しく「なぜいきなり住宅展示場へ行ってはダメなのか」と「住宅展示場に行くならその前に知っておきたいこと」をバッチリ詳しく解説していくぞい!
いきなり住宅展示場に行くのはオススメしない6つの理由
さてさて、今回は住宅展示場についてのお話じゃが、アシスタント諸君は「注文住宅を建てるならまずどうするべきか?」は知っているかな?
もう知っていますよ!まずはハウスメーカーごとの「住宅カタログを比較する」のがマイホーム計画の第一歩ですよね!
前に同じ質問をされた時に「住宅展示場へ行ってみる」って答えたらダメ出しされたポン!
そう、結論はその通りじゃが、助手くんもたぬきくんも「マイホームを建てるならまずは住宅展示場へ行くべき」と考えていたわけじゃな。つまり、世の中にも「マイホームを建てる時はまず住宅展示場に見学にいくのが正解」と考えている人がたっくさんいるということじゃ。
改めてハッキリ言っておくが「いきなり住宅展示場へ行く」のはなかなかリスキーなこと。なので、ここらでしっかりと「なぜいきなり住宅展示場に行ってはいけないのか?」を詳しく解説しておこうってワケじゃな。
確かに「マイホームを新築するならまずは住宅展示場でしょ!」って人かなり多そうだポン!
それになんでいきなり住宅展示場に行ってはいけないのか?その理由も知りたいですね!
誤解しないように言っておくが、ワシはなにも「なにがなんでも住宅展示場に行くのはNGだ!」と言っているわけではないぞい。あくまでも「マイホーム初心者がなにも注文住宅の知識がない状態で、いきなり住宅展示場にいくのはオススメしない」と言っているわけじゃ。
ちゃんと「住宅展示場がどういうところなのか?」を理解して、行く前にしっかり準備・下調べをしてからなら住宅展示場も楽しく見れるし役立つこともあると思うぞい!
と、いうことで住宅展示場へ行くのはオススメしない6つの理由を順番に解説していこう。
- いきなり住宅展示場へいくのをオススメしない理由
- ①住宅展示場に行くと営業ラッシュが始まる
- ②住宅展示場のモデルハウスはオプションだらけ
- ③住宅展示場にあるハウスメーカーだけが候補になってしまう
- ④優秀な営業マンには出会える確率が低い
- ⑤住宅展示場は疲れる
- ⑥住宅展示場のデータベースに記録が残るリスク(←超重要!)
ほえー、住宅展示場に行くのをオススメしない理由っていっぱいあるんだねぇ。
では順番に解説をお願いします!
①住宅展示場に行くと営業ラッシュが始まる
住宅展示場に行ってはいけない理由、一つ目は「行けば必ず営業ラッシュが始まる」って点じゃな!これは有名な話じゃろう。
確かに不動産営業の電話がバンバン鳴るのはちょっと面倒というか…応対が大変というか…
電話がかかってくるだけならまだいい方かもしれんぞい。中にはアンケートに記載した住所に直接営業マンが挨拶に来たってケースもあるほどじゃ。
お仕事熱心なのはいいですけど…。マイホームの検討初期段階でいきなり家まで来られるのはちょっと困りますね。
うむ。すでに候補をある程度絞り込んでいて、候補のハウスメーカーなら営業されるのもやぶさかではないが、マイホームの検討初期段階で営業マンのゴリゴリのクロージングを受けるのはちょっと危ないぞい。
押しに弱い人は営業マンの勢いに押し負けて、まだ候補も絞り切れていないのに話がトントン進んでしまう恐れもあるのじゃ。
それに注文住宅の知識があんまりないお客さんってそれだけで「簡単そうなお客さん」って思われそうですよね。
その通りじゃ。営業マンからすればお客さんに「知識がある」のと「知識がない」のでは、明らかに知識がないお客さんの方がやりやすいからのう!だから注文住宅のことをよく調べもせずに住宅展示場にくると、ここぞとばかりに営業をかけてくるわけじゃな。
初心者が住宅展示場に行くと「激しい営業ラッシュが始まる」というのはこういう理由もあるのかもしれん。
②住宅展示場のモデルハウスはオプションだらけ
そしてもう一つ。これも非常に住宅展示場を初心者にオススメしない大きな理由じゃが、住宅展示場のモデルハウスは基本的に「オプションだらけ」なのじゃ。
あ~…オプションって有料の付帯設備とかですよね。そういうのがたくさん付いていたら、そりゃあ素敵な家に見えますもんね。
住宅展示場は、まず来場者に「素敵な家!」と思ってもらわないことには話にならない。だから有料オプション盛り盛りの格好いいモデルハウスに仕上げているのじゃ。でも実際に家を建てるとしたら、そんなにオプションを付けられるかな?
有料オプションは付ければ付けるほど高くなるよね?じゃあ予算的に無理だポン…。
そう。だから住宅展示場の家を最初に見てしまうと「実際に建てられる家」とイメージがかけ離れてしまうケースがほとんど。だから正直な話、住宅展示場のモデルハウスは見てもあまり参考にならないのじゃ。
実際の家がモデルハウスのイメージとかけ離れていたら後悔しそうだポン。
ま、ハウスメーカーの中でも「一条工務店」なんかはモデルハウスをあえて「標準仕様」にしているがの!
とはいえそういうハウスメーカーは少数派。住宅展示場のモデルハウスはほとんどが「オプション満載」と考えておくべきじゃ。
じゃあ過度な期待は禁物ですね。
③住宅展示場にあるハウスメーカーだけが候補になってしまう
住宅展示場に行くと、その展示場内の住宅メーカーで決めてしまう人がすごく多いんじゃよ。
住宅展示場に行った人は結局、住宅展示場内に展示しているハウスメーカーで決めてしまう確率が「およそ50%」と統計で出ているのじゃ。
!!
50%ってスゴくないですか?!半分ですよ、半分!
うむ。つまり住宅展示場に行くと、そこに展示しているハウスメーカーだけが候補になってしまう確率が高いということじゃ。
前にも言ったが、「良い家」を建てるのは、なにも住宅展示場に展示している大手ハウスメーカーだけでは決してないぞい。知名度は低くても、しっかり高性能でデザイン性の高い家を建てるハウスメーカー、中小工務店もたくさんあるのじゃ。
そういうハウスメーカーを候補として比較しないのは、ハッキリ言って「勿体ない」と思うぞい!
住宅展示場に出展しているハウスメーカーが全てじゃないですもんね。
同じくらいの性能でもっと安いところもあるかもしれないなら、色々調べて比較したいポン!
うむ。ま、住宅展示場でハウスメーカーを決めてしまうのが必ずしも「ダメなこと」とは言っておらんぞ。ベストな選択をした人もたくさんいるはずじゃ。ただ「もっと調べてから決めれば良かった」と思っている人も相当数いるはず。
やはり注文住宅は一にも二にも「比較」が大事じゃ。特に検討初期段階から、知名度の低いハウスメーカーや工務店を候補から除外してしまうのはオススメしないぞい
エリア・テーマ・予算のいずれかを選んで進むだけ!カンタン3分で完了。もちろん無料です。
④優秀な営業マンに出会える確率が低い
唐突じゃが、良いマイホームを建てるには「なにが大切」だと思うかね?
お金!
マイホームとかハウスメーカーの知識ですかね?
うむ。もちろんお金も知識も大切じゃが、他にも大切なことがある。それは「優秀な営業マンに担当してもらう」ということじゃ!
マイホーム計画には営業マンの存在は避けて通れない。営業マンの良し悪しで最終的な家の価格やプランまで変わってくることもあるのじゃ。「優秀な営業マン」に担当して貰えるならそれに越したことはないのじゃ。
優秀な営業マンって口がうまくてゴリ押しのイメージだポン。営業トークで丸めこまれそうな気がしちゃうなぁ…
いやいや。ただ口が上手かったり、押しが強いだけの営業マンは「優秀」とは言わないぞ。
本当にお客さんの立場で物事を考えてくれて、しっかり引き渡しまでサポートしてくれる営業マンこそ「信頼できる優秀な営業マン」じゃ。
優秀な営業マンは顧客の信頼を得るのがうまいので結果的に成績も伸びる。そしてデキる営業マンは上司にぶつける「値下げ交渉」も上手なケースが多い。だから最終的な価格にも影響する可能性が高いのじゃ。
最終的な家の価格にも営業マンの良し悪しが影響するとは。じゃあ営業マンは家づくりの大切なパートナーなんですね!
うむ。で本題に入るが「住宅展示場には優秀な営業マンが配置されているケースが少ない」と言われているのじゃ。
そうなの?!なんで?
おそらく優秀な営業マンは契約をバンバン取ってくるから会社から次々に別のお客さんを回されるんじゃろうな。それに住宅展示場は「比較的、契約が取りやすい環境」じゃ。だから営業マンの中でもあまり要領の良くない人が配置されるケースが多いんじゃないかのう。
ともかく「住宅展示場では優秀な営業マンと出会いにくい」ってのはけっこう巷では言われていることなんじゃ。もちろん「確実に出会えない」とは言っていないけどな。
⑤住宅展示場は疲れる
行ったことある人はわかると思うが住宅展示場は超疲れるぞい。
へ?疲れるくらい仕方なくないですか?
まぁ考えてみたまえ。住宅展示場はたくさんのハウスメーカーが集まってそれぞれモデルハウスを展示している場所じゃ。つまり住宅展示場で複数のハウスメーカーの住宅カタログを貰おうとしたら、1社1社ごとにモデルハウスに入って担当者と話す必要があるってわけじゃな。
1社ずつモデルハウスに入って、名前・住所・電話番号・メールアドレス・職業・予算とかを記入してってことか…確かに大変そうです。
正直かなり疲れるぞい。「1社につき少なくとも1時間~2時間はかかる」と考えておいた方がいいくらいじゃ。2社~3社でギブアップしてしまう人が多いな。
1社につき1~2時間以上じゃあ、展示場内の全社でカタログを貰おうとしたら大変ですね。1日じゃ周り切れないかも…。
うむ。それに疲れたところにゴリゴリと営業マンの営業トークを受けるのもあんまりオススメできない。人間、疲れているは判断能力も鈍ってしまうもの。断るつもりがうっかり、次回の約束まで取り付けて、なし崩し的に話がトントン進んでしまうケースも考えられるからのう。
⑥ハウスメーカーのデータベースに記録が残るリスク(←超重要!)
そして、最後に超重要なリスクについて説明しておこう。
そもそも住宅展示場でアンケート用紙に個人情報を記入することそのものが大きなリスクなのじゃ!
へ?なんで?
まさか・・・ハウスメーカーに個人情報を悪用されるの?!
いやいや、さすがに悪用されるとかそんなことはないよ(笑)もちろんハウスメーカー各社、個人情報保護法にもとづいて各社しっかり管理しているはずじゃ。
じゃあ問題ないんじゃないですか?
もちろん個人情報がよそに漏洩するとかそういう心配はない。
だが、住宅展示場の来客データとして名前を残すことによってその後のマイホーム計画の可能性を狭めてしまうかもしれないのじゃ。
なんでや?
住宅展示場のアンケート用紙に名前を残した時点で、そのお客さんは住宅展示場の既存来店顧客としてデータに残る。ハウスメーカーでは、新規顧客だけを対象とした割引などさまざまなキャンペーンを行うことが多いが、来店顧客として住宅展示場のデータベースに登録された人はこういったキャンペーンの対象外になってしまうケースも多いのじゃよ。
つまり安易に住宅展示場に顧客データを登録してしまうと「将来の値引き余地を自分で少なくしてしまう」という可能性があるのじゃ。
それってかなり重要じゃないですか!
そうじゃよ。住宅展示場の既存客としてデータベースに登録されるということは、例えば「マイホームの相談カウンター」などの第三者機関にデータベース登録されるのとほとんど同義と考えたほうがいい。このような機関も間に挟めば紹介料(広告料)として幾ばくかの金額がハウスメーカーから支払われる。これもつまり「値引きの余地を少なくしてしまう」のと同じことじゃ。
ま、全部が全部このケースに当てはまるわけではないが、このような事例は多数あるのじゃよ。
めちゃくちゃ重要やんけ。
それに値引き余地の話だけじゃない。
住宅展示場で一度、担当営業マンがついてしまうと「その営業マン」あるいは「その営業マンを含むチーム」がその後もずっと担当者として付いてまわることになる。
なぜなんですか?
これは同じハウスメーカーでも支店ごとに明確なノルマが課されている場合が多いからじゃな。
担当営業マン、あるいは担当チームとしては「一度ご来店してもらったお客さんをみすみす他の営業マンや他の支店に渡すつもりはない」ってことじゃよ。
でも、お客さんからすればそれってなにか問題あるの?
前述で「住宅展示場では優秀な営業マンに出会える確率が低い」と説明したじゃろう?
もちろん住宅展示場にいるのが全部が全部ダメな営業マンというつもりはないが、正直こういう評判が多いのは紛れもない事実じゃ。
そっか。
ダメな営業マンかもしれない(可能性がある)のに、そこでいきなり終身指名ってのはちょっとリスクがあるポン。
その通り。特に「土地探しからマイホーム計画をしている方」はいきなり住宅展示樹にいくのはオススメしないぞい。
なんで?(直球)
例えば、最初「世田谷区」を候補の地域として、世田谷区の住宅展示場に行くとする。そこで担当営業マンがつくじゃろ。
その後、世田谷区は予算的に難しいことが判明して「練馬区」での土地探しに条件をチェンジするとする。
ふむふむ。たしかにそういうケースって多そうです。
それでも担当営業マンは変わらずに「世田谷営業所の営業マンがそのまま」ってケースも多い。同じハウスメーカーでも営業所同士は競合しているからね。
つまり、お客さんは練馬区で土地探しをするのに、担当営業マンは「世田谷区」の土地勘・土地情報にしか強くないわけじゃ。
これで土地探しからのマイホーム計画はうまくいくかのう?
なるほど、それだと確かに理想のマイホームを建てるのは厳しいかもしれませんね。
でも、いきなり住宅展示場で顧客情報を登録するのがリスクなら、まずはどうやってマイホーム計画をスタートすればいいの?
慌てなさんな!その点について以下で詳しく解説するぞい。
住宅展示場にいくならその前に!最低限この2項目は抑えておこう!
と、ここまでかなり住宅展示場をこき下ろすようなことを書いてしまったわけじゃが、別に「なにがなんでも住宅展示場へは行くな!」と言ってるわけではないぞい。
あくまでも「初心者がいきなり住宅展示場にいくのはオススメしない」ってことじゃ。ちゃんとマイホームに関する知識を備え、準備してから行くならば展示場は楽しいものじゃよ。
と、いうことで「住宅展示場にいくなら最低限これだけは抑えておこう!」というポイントを解説しよう!
①候補のハウスメーカーをある程度絞っておくこと
もし住宅展示場に行くなら、まずはある程度はハウスメーカーの候補を絞り込んでおくことが必要じゃな。
先にも言ったとおり、1日で住宅展示場に展示されている全てのモデルハウスを回るのはかなり大変。予め、出展しているハウスメーカーの中から1社か2社、多くても3社くらいに候補を絞り込んでおいた方がいいな。
でも候補のハウスメーカーを絞り込むって具体的にはどうすればいいの?
まず第一に「予算に合うか」じゃな!だっていくら気に入ったハウスメーカーでも予算が足りなければ買えないじゃろ?無理して予算以上の金額でローンを組むのはオススメできんしな。
確かにそうですね。予算以上のローンを組んでしまうと今後の人生にも大きく影響しそうです。
うむ。だから最初から予算に合うかどうかを見極めて条件に合わないハウスメーカーは除外しておくのがオススメじゃ。1日3社くらいまでに候補を絞り込んでおけば気持ち的にもラクじゃし!比較するにもあまりに候補が多いと途中で混乱してしまうからのう!
②目に見えない性能を知っておくこと
そしてもう一つ!大切なのは家の目に見えない性能を知っておくことじゃな。住宅展示場のモデルハウスは外観・内観ともに豪華で見た目にばっかり目がいってしまいがちじゃがマイホームで本当に大切なのは性能じゃ。
性能って例えば?
例えば「耐震性」「耐火性」「断熱性」「気密性」「遮音性」などの性能面はかなり大事じゃが、目には見えにくいじゃろう?住宅展示場に行く前にこういう性能面を良く調べておくことが大切じゃな!
なるほど!初心者だと性能をよく確かめもせず、見た目の素敵さだけで候補にしてしまうことが多いってことですね。
そう、それで後悔するケースはけっこう多いのじゃよ。
でも、家の性能ってどうやって比較すればいいの?
そういう時こそ住宅カタログで比較するのじゃ!
優秀なハウスメーカーというのは「家の性能」にはかなり力を入れているもの。耐震性にしても断熱性、気密性にしても自信のある性能は住宅カタログにしっかり内容をわかりやすく書いてあるぞい!
注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログ一括請求がはじめの一歩!
住宅カタログを何冊か見比べるだけでも「各社の特徴・強み」がわかってきますし、同時にある程度の住宅の予備知識が身に着きます。注文住宅を建てるうえで知識があるかどうかは非常に大きな違いです。
繰り返しになりますが、いきなりモデルハウスに来店するのはオススメできません。言い方は悪いですが、営業マンからすれば「知識ゼロのお客様=とっても扱いやすいお客様」です。値段も設備も材料も、さらにはもっとコスパや性能に優れる他社の存在すら知らないのですから。
ハウスメーカー選びで失敗や後悔をしたくない人は、デザインだけに目を向けるだけでなく、性能とコスパをカタログ比較することをお願いだからやってみて下さい!生涯一度の家作りで失敗すると、ご家族の家計と幸福度に大きな影響を与えます!(マジで!)
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つまり住宅カタログを比較することは必要不可欠!
つまり住宅展示場に足を運ぶ前に「予算・坪単価で候補を絞ること」そして「性能面を比較すること」が大切なわけじゃ。
そのためにやっておくことはまず住宅カタログで比較することじゃ!
ちなみに「住宅カタログの一括請求」で顧客データベースに名前が登録されるのは全く問題ない。カタログ請求をしてきたお客さんと住宅展示場に来店されたお客さんでは圧倒的に展示場来店顧客のほうが見込み客として扱われる。つまり、カタログ請求をした顧客は「新規顧客」としてのキャンペーンや割引対象にもなるケースが多いのじゃよ。
そうなんだ!それなら安心だポン!
それに住宅カタログはハウスメーカーの強み・特徴がしっかり書いてあるもの。カタログを比較すれば大体の候補は絞り込めるぞい。あとは地域に対応しているハウスメーカーのカタログを一括請求するだけでOKじゃ!
なるほど、住宅カタログを比較することで価格面でも性能面でも条件に合わないハウスメーカーはもちろん、地域に対応していないハウスメーカーも事前に候補から外すことができるんですね。
うむ。それに「地域」と「価格」にあうハウスメーカーで一括請求すれば、今まで知らなかったハウスメーカーや工務店なども良い家を建てることにも気がつくはずじゃ。今まで知らなかった会社のことを知れるのも一括カタログ請求の良いところじゃな!
ある程度、注文住宅の知識を抑えて「住宅展示場はあくまで実物の家をチェックしに行く場所」として考えておけば、オプションだらけの外観・内観に惑わされることも少ないだろうし、展示場をより有意義に楽しめると思うぞい!
住宅展示場に行く前に住宅カタログで比較することが大切だポン!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると…
- 知識がない人は「カンタンなお客さん」と思われる
- 住宅展示場のモデルハウスはオプションだらけ
- 住宅展示場の出展メーカーが全てじゃない
- マイホーム計画には優秀な営業マンと出会えるかが大切
- モデルハウス1社につき1~2時間は必要
- 展示場の来店顧客として記録されることはリスクでもある(超重要)
- 住宅展示場に行く前に住宅カタログを比較する
- 住宅展示場はあくまでも「実物の家」を見に行くところ