今回のブログ記事では「三菱地所ホームの気密性・断熱性」について詳しく解説していくぞい!三菱地所ホームの気密性・断熱性が知りたい方はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
三菱地所ホームの気密性は普通・断熱性能は割と優秀
さて!今回のブログ記事では「三菱地所ホームの気密性・断熱性」について特集していくぞい!
三菱地所ホームは2×4工法を独自に進化させたツーバイネクスト構法で家を建てているんですよね!
その通り!三菱地所ホームは一部高額の商品(エクストラ)以外は全て木造住宅で、木造はすべて「ツーバイネクスト構法」で建てているのじゃ!
ふむふむ。
で、三菱地所ホームの気密性・断熱性はどうなの?
うむ、結論から言って三菱地所ホームは「気密性は普通・断熱性は優秀」って感じじゃな。
なるほど、できれば両方優秀な方がいいんですけどね。
三菱地所ホームは高級ハウスメーカーだし、気密性も断熱性も良いのかと思ってたポン。
何度も言うが高級ハウスメーカーだからといってなんでもかんでも性能抜群!というわけではないのじゃよ。
だから、ハウスメーカー選びはしっかりと比較するべきなんじゃ。
なるほど!OKだポン!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
ツーバイネクスト構法には通気層が設けられている
さて、それでは具体的に解説していこう。
前述のとおり、三菱地所ホームの注文住宅は基本的に「木造ツーバイネクスト構法」で建てられている。
ツーバイネクスト構法は、たしか従来の2×4工法を独自に進化させた三菱地所ホームのオリジナル工法ですよね。
うむ。ツーバイネクスト構法は従来の2×4工法と比べて耐震性もアップしているんじゃが、耐震性について「以前の記事」で解説したからこのページでは割愛するとして。
ツーバイネクスト構法は従来の2×4工法とくらべて断熱性能もアップしているんじゃよ。
ほうほう、どんな感じに?
うむ。ツーバイネクスト構法は断熱層の外側に「通気層」を設けているのじゃ。三菱地所ホームでは「ハイサーキュレートシステム」と呼んでいるぞい。
ハイサーキュレートシステム!起動!
みたいな?カッコいいやん!
いや、ごめんけど「起動!」とかそういう感じじゃない。
なーんだ。じゃあどういう感じなの?
もう少し詳しく言うと、一般的な2×4工法は断熱層と外壁が一体化した「シングルガード構造」なんじゃ。対してツーバイネクスト構法は断熱層と外壁の間に「通気層」があるので「ダブルガード構造」になっている。
なるほど。断熱層と通気層(空気の層)でダブルで断熱する構造になっているんですね!
そうそう。この通気層があることによって空気が通りぬけるので屋根や壁体内の熱や湿気をスムーズに排出することができるし、断熱層と通気の2層で断熱&遮熱するのじゃ。
ほら、窓断熱では窓ガラスを2枚以上組み合わせて中空層(空気層)を作っているじゃろ。それと少し似たような仕組みと考えるとわかりやすいかもしれないのう。
三菱地所ホームの断熱材
ところで三菱地所ホームはどんな断熱材を使っているの?
うむ。三菱地所ホームではロックウールを断熱材として採用しているぞい。断熱層の分厚さは以下の通りじゃ。
三菱地所ホームの断熱箇所 | 断熱材(分厚さ) |
---|---|
外壁 | ロックウール(90mm) |
天井 | ロックウール(180mm) |
基礎 | ポリスチレンフォーム(90mm) |
これって分厚いの?
正直、そこまで分厚いわけではない気がしてしまうが、断熱層の外側に儲けた通気層によるダブルガード構造のおかげか断熱性の数値はけっこう優秀なんじゃよ。
三菱地所ホームの具体的な断熱性の数値は後述するので少々お待ちを!
三菱地所ホームの窓断熱
次は三菱地所ホームの窓断熱について解説していこう!
窓断熱は大切ですもんね!一戸建て住宅の断熱性能の5~6割は窓で決まると言われているのです!
三菱地所ホームの標準の窓断熱仕様は以下の通りじゃよ。
- 三菱地所ホームの窓断熱
- 窓ガラス:Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り)
- 窓サッシ:樹脂サッシ
ふむふむ。窓断熱の装備はなかなか優秀なんじゃない?
うむ。窓ガラスは普通レベルじゃが、オール樹脂サッシを使っている点は優秀じゃな。
ちなみに三菱地所ホームではこの窓断熱装備を「ECOウィンドウシステム」と呼んでいるぞい。
ECOウィンドウシステム!起動!
みたいな?
いやだから「起動!」とかそういうカッコいい感じじゃない。
いわばずっと起動した状態だから。
三菱地所ホームはなんちゃらシステムっての好きだねぇ。
三菱地所ホームのC値 UA値
では、三菱地所ホームの具体的な気密性・断熱性の数値を教えてください!
うむ。三菱地所ホームの気密性・断熱性の数値は以下のとおりじゃよ。
三菱地所ホーム | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
標準仕様 | 2.0 | 0.43 |
UA値0.43ってけっこう凄くない?
うむ。UA値0.43はかなり優秀な方じゃよ。
一応「次世代省エネルギー基準の北海道レベルのUA値:0.46」を上回るレベルじゃな!
他社ハウスメーカーと比べてもなかなか優秀な断熱性能と言えるじゃろう。
でも気密性の「C値:2.0」というのはちょっと微妙な性能に思えてしまいますね。
そうじゃな。C値1.0以下のハウスメーカーもたくさんあるので三菱地所ホームの「C値:2.0」という数値はそこまで優秀というわけではない。ただ、特別悪いというわけでもないので普通に生活する分には問題はないと思うけどね。
それに三菱地所ホームといえば「全館空調システム:エアロテック」を標準装備している点が最大の特徴じゃ。エアロテックがある限り、三菱地所ホームでも「夏は暑い・冬は寒い」などの気温のストレスは無縁だと思うぞい。
そうだった!
三菱地所ホームにはエアロテックがあるんだったね!
ただし、気密性がもっと高ければ全館空調エアロテックの空調効率ももっと良いはずなんだけどね。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
今回の記事をまとめると
- 三菱地所ホームの気密性は普通
- 三菱地所ホームの断熱性は割と優秀
- 通気層を設けたダブルガード構造
- 断熱材はロックウールを採用
- 窓断熱もそこそこ優秀
■全館空調システムが得意なハウスメーカー
三井ホーム
セキスイハイム
積水ハウス
住友林業
ダイワハウス
アエラホーム
桧家住宅
■三菱地所ホームよりも少し価格帯が安いハウスメーカー
一条工務店
FPの家
住友不動産
トヨタホーム
アイフルホーム
フィアスホーム
パナソニックホームズ
三菱地所ホームは、なんといっても全館空調システム「エアロテック」が標準搭載されている点が大きな特徴です。全館空調システムは室内を1年中快適な環境に保ってくれる人気の住宅設備。三菱地所ホームを候補に検討されている方は、同じく全館空調システムを得意とするハウスメーカーと比較されている方が多いです。
三菱地所ホームは地震に強いツーバイネクスト工法の躯体、ハイグレードな外観・内装など総合バランスには優れているものの価格帯はやや高めです。三菱地所ホームよりも安い価格帯で、同等かそれ以上の性能を誇る家を建てるハウスメーカーもあります。三菱地所ホームよりも価格帯の少し安いハウスメーカーとも比較検討しておくことをオススメします。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。三菱地所ホームを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
↓三菱地所ホームとよく比較されるハウスメーカー↓
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