今回のブログ記事では、太陽光発電システムによって売電収入を得られるマイホームを提案する「イシンホーム」の特徴・メリット・デメリットを解説していくぞい!
イシンホームがどんなハウスメーカーなのか?を知りたい方はこのブログ記事を読んでみると良いぞい。
イシンホームの特徴と基本情報
- 主な特徴:太陽光発電システム付きのZEH住宅が売り
- 構造 :木造軸組み+パネル工法
- 基礎 :べた基礎
- 断熱材 :ウレタンフォーム断熱材(現場発泡タイプ)
- 坪単価 :45~75万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★★☆
- 断熱性能:★★☆☆☆
- 気密性能:★★☆☆☆
- コスパ :★★★☆☆
- 総合評価:★★★☆☆
さて、今回のブログ記事では省エネ住宅に強みをもつフランチャイズハウスブランド「イシンホーム」について詳しくまとめていくぞい!
イシンホームですか。
名前は聞いたことありますけど、詳しくは知らないですね。
どんなハウスメーカーなんですか?
イシンホームは広告費はそれほどかけていないようじゃからね。
でも全国的にフランチャイズ展開しておりフランチャイズ加盟店は230店舗を超える大規模FCハウスブランドじゃよ。特に西日本には直営店が多く人気があるようじゃな。
ほうほう。なかなか精力的に展開しておりますな。
で?イシンホームの特徴はどんな感じなの?
うむ。イシンホームの大きな特徴はザックリわけて3つあるぞい。
- イシンホームの大きな特徴
- ・ゼロセッチ(太陽光発電システムを実質0円で設置)
- ・耐震工法+減震ブレーキ
- ・省エネ設備が標準装備
イシンホーム、割とよさげな特徴がありますね!
うむ。なかでも特にイシンホームの最大の特徴といえばやはりゼロセッチじゃな!
これは「太陽光発電システムを実質0円で設置して将来的に売電収入まで得られる」ということが売りじゃな!
えー?!
太陽光パネルを付けるのに初期費用の負担なし?!
そんなことができるなんてスゴイポン!
ま、この点は額面通りに捉え過ぎるのもよくないんだけどね。理由は後述するとして・・・ちなみに「ゼロセッチ」とは「ゼロ円とZEHと設置」をかけているんじゃよ。
それはいわれなくてもわかる。
それはいわれなくてもわかる。
ぐぬぬ。
ま、じゃあとりあえずイシンホームの大きな3つの特徴について順番に解説していこう。
よろしくお願いします!
ゼロセッチ(太陽光発電システムを実質0円で設置)
イシンホームといえば、最大の特徴は「ゼロセッチ」じゃな!
ゼロセッチは「初期費用実質0円で太陽光発電システムを装備できて、売電収入を得られる」というコンセプトのZEH住宅じゃな!
とんでもないシステムやん。
この世の理を超越しているポン…。
確かに、普通は太陽光発電システムを搭載すれば少なくとも数百万円の初期費用がかかりますよね?
それが0円って、どういう仕組みなんですか?
うむ。イシンホームの「ゼロセッチ」では、太陽光発電システムのリースを活用する仕組みなんじゃ。
建物の引き渡しをうけて売電をスタートしてからから10年間は売電収入で「固定のリース料金」を支払っていく。
そして10年固定のリース料金を完済した後は太陽光発電システムは自分のものになり、売電収入も施主が受け取れるようになるわけじゃな!
へー!スゴイシステムだポン。
ふーん。でも、これってリースなんですか?
リースって長期間のレンタルみたいな意味ですよね。10年固定のリース料を支払ったら、太陽光発電システムは返さないといけないんじゃないですか?
お、鋭いのう。
正確には10年のリース期間が満了して、追加で2カ月分のリース料を支払うことで太陽光発電システムを買い取ることができるってわけじゃな。
ちなみにイシンホームではリースではなく初めから「購入するプラン」もあるようじゃ!
だが、購入タイプだと住宅ローンを数百万円分余計に借りなくてはならなくなる点や、購入してしまうと太陽光システムの固定資産税もかかってくるのがデメリットじゃな。
なるほど。リースのゼロセッチなら初期費用0円だから住宅ローンの負担も増えないってこと?
固定資産税もかからないの?
うむ。ゼロセッチならどれだけたくさんの太陽光パネルを載せても初期費用は0円じゃ。むしろ「載せれば載せた分だけお得」とすら謳っておる。ま、それだけ売電収入が増えるってことだからね。
そして、ゼロセッチならリース期間の10年間は太陽光パネルの固定資産税も掛からないぞい。
なるほど。たしかにリースのゼロセッチの方がお得感はありますね。
だから、イシンホームでは初期費用0円の「ゼロセッチ」を積極的に推す営業方針のようじゃな。
で、イシンホームでは標準装備のソーラー400Wパネルで積載量14.8kwの場合、35年間で最大収益480万円のシミュレーションとしている。
一応、こういう試算シミュレーションのようじゃな。
すごーい!35年間で480万円も儲かるの!?
いや、必ずしもそうとは限らない。
太陽光発電システムの発電量は、地域や天候によってかなり左右される。日当たりの悪い敷地条件では想定通りの売電収入を得るのは難しいかもしれないぞい。
それにそもそも、イシンホームのシミュレーションではかなりの量の太陽光パネルを載せる試算としている。これは敷地面積(屋根)の面積に余裕がある家でのシミュレーションとのこと。都市部などの狭小地ではちょっとこれほどの売電収入を得るのは難しいかもしれない。
それに太陽光発電の売電価格は年々下がっている点も気になるのう。
売電の価格が下がっているってどれくらいですか?
例えば2009年までさかのぼると、売電価格はおよそ「48円/kW」だったのが、2019年では「24~26円/kW」にまで下がっているのじゃ。10年で半額まで下がっており、今後も売電価格は下がる見込みじゃ。
もちろん、イシンホームのシミュレーションも売電価格が下がる想定で行ってはいるものの、実際に売電収入でウン百万円もの収益を上げられるかどうかはしっかりとしたヒアリングが必要と言えるじゃろう。
そうなんだ。イシンホームのゼロセッチは、前もってしっかりとしたヒアリングが必要だポン!
耐震工法+減震ブレーキ
さて、イシンホームの次の特徴は「耐震工法+減震ブレーキ」じゃな!
まず、耐震工法じゃがこれはまぁ「木造軸組み工法+パネル」のモノコック構造のことじゃな。さらに耐震専用金物を採用することで、さらに地震に強くなっているぞい。
耐震工法は他社でもよくあるやつだポン。
そして特徴的なのが、イシンホームが東洋大学と共同開発した「減震ブレーキ」を備えている点じゃな。
減振ブレーキ?
減振ブレーキとは、基礎と土台の間に減振装置を100個以上設置することにより、阪神淡路大震災クラスの地震エネルギーを4分の1程度まで抑えることが可能な装置のことじゃ。
要は「制震システム」に近い装置と考えるとわかりやすいかもね。
イシンホームは耐震工法+減震ブレーキだから、地震にも強いんですね!
省エネ設備が標準装備
イシンホームはさまざまな省エネ設備が標準装備でついてくる点も大きな特徴の一つじゃな!
ほーん。省エネ設備ってどんなのがついてくるの?
こんなところじゃな。
- イシンホームの省エネ設備
- エコアイ換気システム(熱交換率93%)
- 樹脂サッシ+Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り)
- 吹き付け断熱+外反射断熱
- 遮熱レースカーテン(全室装備)
- 万能基礎
- 全室LED照明
- エコキュート
けっこうすごくないですか?この装備。
うん、これは割とすごい。
まず、エコアイ換気システムは熱交換換気システムじゃな。熱交換率がおよそ93%ということなので、額面通りに受けとれば一条工務店のロスガード90以上の高効率システムじゃな。
なんと!すごいポン!
アルゴンガス入りのLow-Eペアガラスは普通といえば普通だが、樹脂サッシを標準装備している点はなかなか優秀じゃな。
ふむふむ。
吹き付け断熱+外反射断熱ってのはなんですか?
吹き付け断熱は現場発泡タイプのウレタンフォーム断熱材じゃな。で、外反射断熱というのは赤外線を約80%も反射する特殊な防水シートで家をすっぽり包み込む断熱工法のことじゃな。
アエラホームのような断熱工法に似ているかな。
万能基礎っていうのは?
万能基礎は寒冷地仕様の基礎断熱ということじゃな。ただ、基礎断熱の厚みなどは公表していないので、最終的にはヒアリングが必要と覚えておこう。
で、全室LED照明とさらに遮熱レースカーテンが付くんですね。しかも全室!
うむ。遮熱カーテンもLED照明もどちらも全室じゃ。
どちらも省エネに役立つ装備じゃな。
さらにエコキュート。これもエコなやつじゃ。
たしかに省エネ設備、いっぱい付いてくるポン。
イシンホームは「ゼロセッチ」による太陽光発電システムが最大の特徴のハウスメーカーじゃ。
太陽光発電システムで、効率的に売電収入を得るためには省エネ設備も非常に重要だからね。力を入れているところなのじゃろう。
イシンホームの工法(構造)
さて、次はイシンホームの工法(構造)についてじゃな。
前述の「耐震工法」のところでも軽く触れたが、イシンホームは「木造軸組み+パネル工法」で家を建てているぞい。
木造軸組み工法に木質パネルを組み合わせて、外壁・床・天井を一体化しているモノコック構造じゃ。
モノコック構造は地震に強いんですよね!
うむ。普通の木造軸組み工法は柱や梁の接合部に地震の負荷が集中してしまうのじゃが、パネル工法は外壁・床・天井が一体化しているため、地震エネルギーがパネルを通して建物全体にバランスよく分散する。だから地震に強いのじゃ。
またイシンホームの構造躯体は耐震金物を採用している。モノコック構造+耐震金物によって「一般的な木造軸組み工法に比べて2倍の強度がある」と謳っておるぞい。
2倍の強度はすごいけど、木造軸組み+パネル工法は他社でもよくある工法だポン。
他にイシンホーム独自の特徴はあるの?
うむ。あとは柱に国産の桧材、梁には赤王者梁(あかおうじゃばり:赤松)を採用しているところかな。使う場所によって最適な種類の木材を選んでいる点は評価できると思うぞい。
それとあとは前述した「減震ブレーキ」によって、地震の揺れを抑えることができる点じゃな。ま、総じてイシンホームの注文住宅は地震に強いと言っていいじゃろう。
イシンホームの坪単価
ところでイシンホームって価格帯はいくらくらいなの?
うむ。価格(坪単価)も大切なポイントじゃな!
次はイシンホームの坪単価もチェックしていこう。
イシンホームの商品モデル | 特徴 | 坪単価 |
---|---|---|
ヘイグエムディー(HEIG MD) | 大容量ソーラーが初期費用0円 | 55~65万円 |
フェニックスセブン | 7つの防災設備がついたタイプ | 50~60万円 |
ビューティーセブン | 美しくなるための7つの秘訣が標準装備 | 50~60万円 |
夢現未来 | 未来のAI・IoTスマートハウスに対応 | 55~65万円 |
モダンキューブD | 毎月2万円台の実質支払いで建てるキューブ型デザイン住宅 | 40~50万円 |
発明発見ローン0円住宅 | トップクラスの省エネ設備と家事1/2設備搭載の二世帯住宅 | 50~60万円 |
MAXスマハ | 最高の省エネ性能設備 | 55~65万円 |
四季ZEN | 天然無垢材を使った高級和風デザイン | 60~75万円 |
ウイルス対策MAX | ウイルス対策・減税・補助金・ソーラー収入の整った家 | 55~65万円 |
ふむふむ。イシンホームはそこまで価格帯が高いわけではないんだね。
うむ。イシンホームはローコスト住宅というほど安くはないが、それほど高いわけでもない。
ローコストハウスメーカーと中堅ハウスメーカーの中間くらいの価格帯と言えるのではないかな。
基本的に注文住宅は「オーダーメイドの一点モノ」ですから定価というものがほとんどありません。したがってハウスメーカーごとに価格差は非常に大きく、同じようなデザイン・性能でも数百万円の価格差は当たり前。場合によっては1000万円単位で価格差があることもザラにあります。
よく比較しないで数百万円~1000万円も価格が高いハウスメーカーで注文住宅を建ててしまえば後悔してもしきれないですよね。
「注文住宅の価格差」で後悔しないよう、必ず候補のハウスメーカーは必ずカタログで比較してください!
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イシンホームのメリット(長所)
さて、イシンホームの大きな特徴、工法(構造)、坪単価についてザックリ解説したところで次は具体的なメリット(長所)とデメリット(短所)について解説していくぞい。
まずはイシンホームのメリット(長所)からじゃな。
- イシンホームのメリット(長所)
- 初期費用0円の太陽光発電システム
- 坪単価がまぁまぁ安い
- 地震に強い(耐震工法+減震ブレーキ)
- エコアイ換気システム(熱交換率93%)
じゃあ、順番に解説をお願いします!
初期費用0円の太陽光発電システム
イシンホームの最大の特徴でありメリットといえば、冒頭でも解説した「初期費用0円」で太陽光発電システムを採用できる点じゃろう。
リースを利用した仕組みだポン!
最初の10年はリース契約で、売電収入でリース契約金を完済したら、リース料2カ月分を支払うことで太陽光発電システムを自分のものにできるんですよね!
その通り。10年固定のリース契約が終わったあとは、売電収入がすべて自分のものになるわけじゃな!
とんでもない錬金術だポン!
たしかに理屈的にはものすごくメリットがあるように思えるが、イシンホームも売電収入を確実に保証しているわけではない。
売電収入に関してはマイホームを建てる敷地条件、日当たり、屋根の向きなどによってもかなり変わってくるし、売電価格は年々減少傾向にあることは念頭に置いておくべきじゃ。
太陽光発電システムで売電収入を得られるマイホームは非常に魅力的じゃが、前もって自分の敷地条件ではいくらくらいの売電収入が得られるのかはしっかりヒアリング・シミュレーションすべきじゃな。
坪単価がまぁまぁ安い
それからイシンホームは価格帯がそれほど高くない点もメリットと言えるじゃろう。
商品ラインナップによって差はあるものの、イシンホームではだいたい「坪単価:50~60万円前後」で建てている人が多いようじゃ。
太陽光発電システムが搭載された家って考えると安いと思うポン!
イシンホームはローコスト住宅と言うほど安いわけではないが、ローコストハウスメーカーと中堅ハウスメーカーの中間くらいの価格帯と言えるじゃろう。そこそこリーズナブルな価格帯じゃな!
地震に強い(耐震工法+減震ブレーキ)
イシンホームの注文住宅は「地震に強い」という点もメリットと言える。
耐震工法+減震ブレーキだポン!
その通り。木造軸組み+パネル工法のモノコック構造で地震に耐えるばかりでなく、基礎と土台の間に減振ブレーキを搭載しているため、地震の揺れをおよそ4分の1程度にまで抑えることができるのじゃ。
そういえば、イシンホームの耐震等級はいくつなんですか?
イシンホームでは、標準仕様では耐震等級は取得していないようじゃ。
ただし、施主が希望すれば耐震等級3(最高等級)を取得するこも可能ではあるようじゃな。ただし、おそらく申請にかかる実費は施主負担になると思うけどね。
それでも地震に対して安心したい人は申請すべきだポン!
うむ。なので、耐震等級にこだわりたい人は必ず、あらかじめ相談すべきじゃな。
エコアイ換気システム(熱交換率93%)
イシンホームは、優秀な熱交換換気システム「エコアイ換気システム」を採用している点もメリットの一つと言えるじゃろう。
イシンホームの特徴の項目でも軽く触れましたね。
確か、熱交換率が最大で93%なんですよね!
その通り。一条工務店の熱交換換気システム「ロスガード90」でも、熱交換率は最大で90%前後なのでイシンホームのエコアイ換気システムの「熱交換率:最大93%」はかなり優秀じゃよ。
一条工務店超えとはすごいポン!
イシンホームのデメリット(短所)
さて、次はイシンホームのデメリット(短所)についても解説していこう!
イシンホームのデメリット(短所)は以下の通りじゃ。
- イシンホームのデメリット(短所)
- デザイン性はそれほど力を入れていない
- 気密性・断熱性が不透明
- 初期保証が短い(年長保証なし)
- フランチャイズなので加盟店のレベルにバラつきがある
デザイン性はそれほど力を入れていない
イシンホームは住宅性能や省エネ性能にはなかなか力を入れているが、家の外観や内装などのデザイン性に関してはそれほど特筆したものがあるわけではない。
平たくいえば「見た目は普通」ってことですかね。
そうじゃな。高級感・重厚感のあるマイホームを求めている人にはちょっと物足りないと感じてしまうかもしれないのう。
気密性・断熱性が不透明
それからイシンホームは、実は気密性の数値(C値)や断熱性の数値(UA値)は非公開なのじゃ。
この点は若干の不安要素と言えるじゃろう。
そうなんですね。
でもイシンホームは現場発泡タイプのウレタンフォーム断熱材に、遮熱断熱シートを採用したダブル断熱ですよね?
それにイシンホームは窓にも「アルゴンガス入りのLow-Eペアガラス」と「樹脂サッシ」を採用しているし、断熱性は悪くないような気がするけど…。
確かに装備を見る限り気密性・断熱性も悪くはないとは思う。
だが、イシンホームは断熱材の厚みなども不透明で数値も公開していない点はやはり不安じゃろう。
たしかに不透明な部分があるのはマイナスポイントですかね。
気密性・断熱性を重視する人は最終的に必ずヒアリングすべきじゃな!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
初期保証が短い(延長保証なし)
イシンホームは保証が弱点じゃな。イシンホームの初期保証は以下の通りじゃ。
- イシンホームの保証内容
- 初期保証:10年
- 延長保証:なし
初期保証10年で、延長保証もないんだね。
うむ。初期保証10年は新築住宅における法律で定められた最低ラインの保証じゃ。
延長保証も特にないようなので、保証に関しては弱点と言わざるを得ないのう。
フランチャイズなので加盟店のレベルにバラつきがある
イシンホームはフランチャイズハウスブランド。
つまり、加盟店のレベルによって設計や施工技術にバラつきがでる可能性がある。この点はフランチャイズハウスブランドの宿命とも言えるデメリットじゃな。
まぁこの点は仕方ないですよね。
でも、フランチャイズじゃなくてもレベル差がある場合もあるポン。
その通り。ただフランチャイズの場合は、レベル差が大きいケースもある。
加盟店のレベルを判断するためにも、必ず「複数社で相見積もりをとる」ことが大切じゃよ!
フランチャイズに限らず、全てのハウスメーカーで「あいみつ」は大切ですね!
イシンホームが向いている人・向いていない人
じゃあ、最後にイシンホームで注文住宅を建てるのが「向いている人・向いていない人」を教えてポン!
うむ。
イシンホームの最大の特徴といえば、やはり太陽光発電システムを初期費用0円で採用できる「ゼロセッチ」じゃな。
マイホームの太陽光発電による売電収入を得たい人は、チェックしてみてもいいハウスメーカーと言えるじゃろう。特に日当たりの良い敷地や広い敷地を確保できているなら、たくさんの売電収入も見込めるかもしれない。
ただし太陽光発電は収入が保証されるわけではない。天候・敷地条件に左右されるし、売電価格が年々下がっている点にも気を配るべきじゃ。イシンホームで太陽光発電システムを採用するならば、あらかじめ入念なヒアリング・シミュレーションをすべきじゃろう。
それと、イシンホームは住宅性能や省エネ性能は割と注力しているが、デザイン面にはそこまで力を入れていないようじゃ。マイホームの重厚感・高級感を重視する人にはイシンホームはあまり向いていないと言えるかもしれないのう。
■イシンホームと価格帯が近いハウスメーカー
アイフルホーム
フィアスホーム
アエラホーム
GLホーム
桧家住宅
富士住建
タマホーム
クレバリーホーム
トヨタウッドユーホーム
■イシンホームより少し価格帯が高いハウスメーカー
一条工務店
住友不動産
トヨタホーム
イシンホームは初期費用実質0円で太陽光発電システムを搭載できて、売電収入を得られる家を建てられるという面白いコンセプトを全面に出しているハウスメーカー。ZEH住宅や太陽光システムを採用して売電収入を得たい方は要チェックです。
イシンホームを候補に検討している方は、価格帯が近いハウスメーカーと比較している方が多いです。近年ではほとんどのハウスメーカーで太陽光パネルを採用できるため、しっかり比較しておきましょう。また、できればイシンホームよりも少しだけ価格帯が高いハウスメーカーとも比較しておくことをオススメします。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。イシンホームを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
↓イシンホームとよく比較されるハウスメーカー↓
↓イシンホームとよく比較されるハウスメーカー↓
今回の記事をまとめると
- イシンホームのメリット(長所)
- 初期費用0円の太陽光発電システム
- 坪単価がまぁまぁ安い
- 地震に強い(耐震工法+減震ブレーキ)
- エコアイ換気システム(熱交換率93%)
- イシンホームのデメリット(短所)
- デザイン性はそれほど力を入れていない
- 気密性・断熱性が不透明
- 初期保証が短い(年長保証なし)
- フランチャイズなので加盟店のレベルにバラつきがある
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
コメント
イシンホームのX-ZEGAは本当に太陽光発電だけで電力賄えるんですかね。立地や敷地条件にもよると思いますが。