さぁ今回のブログ記事では皆さんお待ちかねの一条工務店の新商品「グランセゾン」について詳しく解説していくぞい!一条工務店のグランセゾンについて知りたい人はこの記事を読めば一発で解決じゃ!
一条工務店の新商品「グランセゾン」とは
さて!いよいよ今回の記事では一条工務店の2019年新商品「グランセゾン」の特集じゃよ!
グランセゾン?なにそれ。
グランセゾンは2019年08月02日(金)より全国販売がスタートした一条工務店の8年ぶりの新商品じゃ。「グランセゾン」はかなり話題の新商品じゃよ。一条工務店を候補にしている方なら誰もが知りたいはずじゃろう。
一条工務店の新商品は確かに読者のみんなも気になっているはずです!
ふーん!ならぼくも知りたいポン!
うむ。グランセゾンがどんな商品なのか?気密性・断熱性はどうなのか?どんな人にオススメか?この記事で一条の主力商品「アイスマート(i-smart)」と比較しながら徹底的に解説していくぞい!
一条工務店って「セゾンシリーズ」って商品モデルがありますよね。グランセゾンっていうくらいだから、セゾンの後継モデルですか?
いかにもじゃ!
グランセゾンは、一条工務店の「セゾンシリーズ」の最上位モデルとして登場した新商品なんじゃ。
従来のセゾンシリーズは格調高いヨーロピアンスタイルのデザインが人気のシリーズじゃが、グランセゾンのデザインはどちらかというと「洋風モダン」という印象じゃな。外観デザインとしては、どちらかというと一条の主力モデル「アイスマート(i-smart)」に近いと言えるじゃろう。
たしかにグランセゾンの外観はどちらかというとアイスマートに近い気がするポン!
グランセゾンの特徴
で?グランセゾンはどんな特徴があるポン?
うむ。結論から言うと、グランセゾンはアイスマートに比べて若干「気密性・断熱性を低下」させた代わりに、外装・内装などのデザイン性を大幅に向上させた新商品なんじゃよ!
え!一条工務店といえば「高気密・高断熱」が最大の特徴じゃないですか。せっかくのアピールポイントを自ら捨てるなんてもったいない気がしちゃいますけど…。
この点についてはちょっと補足説明が必要じゃな。
と、いうのも一条工務店のアイシリーズは非常に気密性・断熱性が高いが、実は寒冷地以外の地域では「ちょっと一条さんオーバースペック気味なのでは?」という声もあったわけじゃ。
オーバースペック気味ってどういうこと?
つまり過剰性能ということじゃな。もちろん気密・断熱性能は高過ぎて困るということはないので高くても問題ないんじゃが、ハッキリ言って寒冷地以外の地域なら、アイシリーズほどの気密・断熱性能じゃなくても快適に過ごせるのじゃ。
なるほど、そういうことね。
一条工務店はアイシリーズにおいて気密性・断熱性を求め過ぎたとも言えるかもしれんな。性能を求め過ぎたゆえに「一条ルール」と揶揄されるほど、設計自由度が弱点じゃった。なので一部から「気密・断熱性はもう少し低くてもいいから、もっとカッコ良くてグレードの高いモデルを出してほしい!」という需要があったわけじゃな!
一条工務店では「グランセゾン」でこの需要に応えたと言えるじゃろう!
つまりグランセゾンは、気密性・断熱性を少し弱体化させる代わりに設計自由度やデザイン性・設備グレードなどを大幅強化したモデルというわけじゃ!
なるほど!一条工務店のなかでも性能とデザインのバランスが良い商品がグランメゾンなんですね。
その通りじゃ!ただ、誤解しないために言っておくが、グランセゾンは「iシリーズ」に比べて気密性・断熱性が若干、弱体化しているとはいえ、一般的な注文住宅に比べれば十分、ハイスペックじゃよ。
助手くんの言う通り、性能とデザインのバランス感覚の良い新商品と言えるじゃろう!
一条のグランセゾン、なんだかすごく興味が出てきたポン!
うむ。それでは一条工務店の「グランセゾン」について、もっと深掘りして解説していくぞい!
FPの家
土屋ホーム
タマホーム(大地の家)
アエラホーム(クラージュシリーズ)
アイフルホーム
フィアスホーム
ウェルネストホーム
セルコホーム
一条工務店と価格帯が近いハウスメーカー
住友林業
積水ハウス
トヨタホーム
セキスイハイム
パナソニックホーム
「家は性能。」をコンセプトに掲げる一条工務店は、非常に優れた住宅性能が魅力のハウスメーカー。特に気密性・断熱性(C値・UA値)のレベルは他社を圧倒しています。必然、よく比較されるハウスメーカーも気密性・断熱性を得意としたハウスメーカーが多いです。
確かに一条工務店は気密性・断熱性など住宅性能に非常に優れますが「施工エリアによってはオーバースペック(過剰性能)なのでは?」という意見もあります。「ちょうどいい性能でより安く、より自由度を高く」というハウスメーカーとも、ぜひとも比較しておくべきです。
競合ハウスメーカーと比較することで「今までとは別の大事なポイント」が見えてくることもよくあること。一条工務店を候補に検討している方は、少なくとも上記のハウスメーカーと「カタログスペック」で比較しておきましょう。
グランセゾンはセゾンシリーズの最上位モデル
一条工務店のグランセゾンは従来の「セゾン」シリーズの後継モデルとのことですが、セゾンと似ている部分はあるんですか?
うむ。共通しているのは「構法」じゃな。グランセゾンは「セゾンシリーズ」と同じく「夢の家 I-HEAD構法」を採用しているんじゃよ。
「夢の家 I-HEAD構法」ってなにポン?一条工務店といえば2×6工法じゃないの?
一条工務店の工法といえばアイシリーズで採用されている「2×6工法」が有名じゃが、実は木造軸組み工法をベースにした「夢の家 I-HEAD構法」もあるんじゃよ。
この「夢の家 I-HEAD構法」は一条工務店の「セゾンシリーズ」や「ブリアール」「百年」などに使われる構法なのじゃ。
一条工務店の構法 | 採用商品モデル |
---|---|
外内ダブル断熱構法 (2×6工法) | アイスマート・アイキューブ |
夢の家 I-HEAD構法 (在来工法+パネル) | グランセゾン・セゾン・ブリアール・百年 |
「夢の家 I-HEAD構法」は木造軸組み工法をベースに、木質パネルを加えてモノコック構造にした構法じゃな!在来工法とツーバイ工法の良いところ取りをした構法とも言えるのう。
ふーん。「夢の家 I-HEAD構法」っていうのは他には2×4構法と違うところはあるの?
「外内ダブル断熱構法」と「夢の家 I-HEAD構法」では、色々こまかい部分で異なる部分があるが、今回の記事はあくまで「グランセゾン」の解説なので細かい「夢の家仕様」の解説は省くとしよう。
その代わり、次の項目で「グランセゾン」と「アイスマート」を比較していくぞい!アイスマートとさまざまな面で比較すればグランセゾンがどんな商品なのか、わかりやすいと思うぞい!
グランセゾンとアイスマート(i-smart)を比較してみた
ではさっそく、グランセゾンとアイスマートを色々な面で比較してみよう!
家の箇所 | アイスマート | グランセゾン |
---|---|---|
構法 | 外内ダブル断熱構法 | 夢の家 I-HEAD構法 |
断熱材 | 高性能ウレタンフォーム(140mm+50mm) | EPS1号相当(120mm) |
ハイドロテクトタイル | オプション採用 | 標準採用 |
ロスガード90 | 標準採用 | 標準採用 |
全館床暖房 | 標準採用 | 標準採用 |
全館さらぽか空調 | オプション採用 | 試験中のため採用不可 |
窓ガラス | Low-Eトリプルガラス(クリプトンガス) | Low-Eトリプルガラス(クリプトンガス) |
窓サッシ | 樹脂サッシ | 樹脂サッシ |
フローリング | EBコートフローリング | モクリア |
天井の高さ | 1F:2400mm 2F:2400mm | 1F:2650mm 2F:2500mm |
免震システム | 採用不可 | オプション採用 |
はえ~。グランセゾンとアイスマート、比較してみるとけっこう色んなところが違うポン!
そうじゃな。では、一つ一つ解説していくぞい!
グランセゾンは気密・断熱性はアイスマートに劣る
グランセゾンとアイスマートでは採用されている断熱材が違うんですね。
良いところに気がついたのう。その通り。アイスマートとグランセゾンで決定的に違うのは断熱構法と断熱材じゃ。アイスマートでは外内ダブル断熱構法でウレタンフォーム断熱材を採用しているのに対して、グランセゾンではEPS(ポリスチレンフォーム)を使っているのじゃ。また夢の家仕様の構法なので、断熱層もシングルじゃ。
なお、住宅箇所ごとの断熱材の厚みも異なる。グランセゾンとアイスマートの住宅箇所ごとの断熱材の厚みを一覧表にしてみたぞい。
断熱材の箇所 | アイスマート | グランセゾン |
---|---|---|
外壁 | 高性能ウレタンフォーム(140mm+50mm) | EPS1号相当(120mm) |
天井 | 高性能ウレタンフォーム(235mm) | EPS1号相当(145mm) |
床下 | 高性能ウレタンフォーム(140mm) | EPS1号相当(90mm) |
やっぱりアイスマートの方が断熱構法もダブル断熱だし、分厚さがかなり違うポン。
そうじゃな。ウレタンフォームとEPS(ポリスチレンフォーム)だと、単純な熱伝導率でもウレタンフォームの方が優秀なので、当然「家のトータル的な断熱性能はアイスマートの方が断然上」と言えるのう。
ちなみに断熱材「ウレタンフォーム」と「ポリスチレンフォーム」についてはリンク先の記事から特徴やメリット・デメリットをチェックできますよ!
で、アイスマートとグランセゾンでは、断熱性能の数値はどれくらい違うの?
うむ。アイスマートとグランセゾンの断熱・気密・省エネ性能の数値も比較してみよう!
断熱・気密・省エネ性 | アイスマート | グランセゾン |
---|---|---|
Q値 | 0.51 | 0.98 |
C値 | 0.59 | 非公表だが推測値0.71 |
UA値 | 0.25 | 非公表 |
アイスマートはQ値、C値、UA値をすべて公表しているのに、グランセゾンではQ値しか公式には発表していないんですね。
うむ。アイスマートやアイキューブは気密・断熱性能に特化した商品モデルで、一番のアピールポイントだから大々的に発表しているが、グランセゾンは気密・断熱性を少し低くしたモデルだからのう。Q値は発表しているが、C値、UA値は非公表なんじゃ。
C値は推測値が載っていますけど、これはどういうことですか?
うむ。グランセゾンのC値は公式発表されていないが、グランセゾンと同じ「夢の家仕様」のC値は発表されており、それが「0.71」ということじゃな。グランセゾンも夢の家仕様の住宅なので、おそらく「C値:0.71」は確保されているだろう、という推測じゃな。
なるほど。じゃあ分かっている範囲でグランセゾンが「Q値:0.98」「C値(推測):0.71」だとして、気密・断熱性能としては優秀なんですか?それともあんまり優秀じゃないんですか?
うむ。「Q値:0.98」「C値(推測):0.71」はそこまで悪い数値ではないと思うぞい。さすがにアイスマート・アイキューブには劣るものの、他のハウスメーカーと比べればそこそこ優秀と言える数値じゃ。
そもそもグランセゾンの断熱材「EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)」は一般的なグラスウールよりも断熱性能が高いし、分厚さだって120mmはけっこう分厚いほうじゃよ。
グランセゾンとアイスマートで窓断熱の性能は変わるの?
良い質問じゃ!熱損失の大きい「窓断熱」の装備はアイスマートもグランセゾンも同じじゃ。Low-Eトリプルガラス(クリプトンガス)の樹脂サッシ。窓断熱の装備はめちゃくちゃ断熱性能が高いぞい。
結論として、グランセゾンは一条工務店が誇る気密・断熱性特化モデルの「iシリーズ」と比べれば、すこし気密・断熱性が弱体化しているが他のハウスメーカーと比べれば特段見劣りするレベルではない。
寒冷地でない地域ならばグランセゾンで十分過ぎるほどの気密・断熱性と言っていいじゃろう。
グランセゾンはハイドロテクトタイルが標準仕様
グランセゾンはハイドロテクトタイルが標準採用なんですね!
そうじゃ!グランセゾンは一条工務店の商品モデルのなかで、ハイドロテクトタイルを初めて標準採用したモデルじゃな!
アイスマートでもハイドロテクトタイルはオプション採用なのに、グランセゾンは凄いポン!さすが外観デザインにも特化したタイプだね!
タイル外壁は外観の高級感・重厚感が増すからのう!見た目もかなりカッコいいんじゃ!
ハイドロテクトタイルについてはコチラの記事でまとめてあるのでよかったらチェックしてみてくださいね。
グランセゾンは外装・内装・設備グレードが高い
それからグランセゾンは、アイスマートなどと比べても外装・内装・設備グレードが高い点も特徴じゃな。
外壁もハイドロテクトタイルが標準装備ですしね。他のエクステリア(外装)もグレードが高いんですか?
そうじゃな!例えば、全面タイルの外観にアクセントとして付ける「デザインルーパー」なども採用できるし、玄関ポーチもヨーロピアンスタイルや御影石スタイルから選択することができる。アイスマートと比較しても「ちょっとだけ豪華になっている」って感じじゃな!
内装とか設備グレードもアイスマートよりも豪華なの?
うむ。内装はまずフローリング「モクリア」という継ぎ目の深いちょっと高級なものになっているのう。石目調デザインにも変更できるし、インテリアドアも少しだけグレードが高い。キッチンやお風呂も少しだけグレードが高いと考えてOKかな!
さっきから画像がわかりにくいポン!
なんか解像度も粗いし!
スマホの写真ヘタでごめん…。
グランセゾンは天井が高い
それからグランセゾンはアイスマートと比べて、少し「天井が高い」という点も特徴じゃな!
天井の高さは大事だポン!
うむ。一条工務店のアイスマートは住宅性能が高い点は非常に評価されているが、実は「天井が低い」というネガティブな評判もあるのじゃ。ま、アイスマートでも一応1階だけはオプションで2600mmにすることもできるんじゃが。
でも標準仕様で天井が高いなら、それに越したことはないポン!
うむ。グランセゾンは「1階天井高:2650mm」「2階天井高:2500mm」と標準仕様でもかなり天井が高い設定になっておる。天井が高いと部屋が広く感じるメリットがあるからのう。
アイスマートで不満点だった「天井高」をグランセゾンで改善した格好じゃな!ただし、天井が高いと空調の効果などは若干弱まるので、性能面ではやはりアイスマートの方が上じゃがな!
なるほど!グランセゾンはエクステリアもインテリアもグレードが高くて、天井も高いのか!高級志向のぼく好みの家だポン!
グランセゾンは全館さらぽか空調は現時点では採用できない
それからえーと・・・。全館床暖房とロスガード90はグランセゾンもアイスマートも標準採用だポン。あ、全館さらぽか空調はグランセゾンでは付けられないんだね。
そうじゃな。グランセゾンでは現在「全館さらぽか空調」の試験中らしく、2019年12月現在ではまだ採用することができないのじゃ。ただ、将来的には採用できるようになる可能性もあるらしいぞい。今後に期待じゃな。
グランセゾンは免震システムが採用できる
それからグランセゾンは「夢の家 I-HEAD構法」を採用しているので、一条工務店の「免震システム」をオプション採用することができるぞい。
免震ってなんだっけ?
- 免震とは
- 地震を免れること。免震住宅は「積層ゴム」の上に家が乗っかっている。地震エネルギーをゴムが吸収するため、建物があまり揺れないという対策。
免震とは、早い話が耐震住宅よりも進んだ地震への備えじゃな。地震エネルギー自体を吸収する構造なので、かなり地震には強いぞい。
アイスマートとかアイキューブは免震システムは採用できないの?
うむ。アイスマート・アイキューブなどの2×6工法を採用しているモデルは免震システムをオプション採用できないのじゃが、グランセゾンやセゾンシリーズで採用する「夢の家 I-HEAD構法」は免震システムを採用できるぞい。
ただし免震システムの価格はかなり高いので注意じゃ。だいたい30坪くらいの住宅で「+300万円以上」のオプション価格となるぞい。
その分、大規模地震が起きても家の中が大きく揺れないので家の中がぐちゃぐちゃにならない。「どうしても免震住宅にしたい」という人はアイスマートよりもグランセゾンの方がオススメかもしれないのう。
グランセゾンの坪単価
で、大事なところだけど、グランセゾンの坪単価はどれくらいなの?アイスマートよりも高いの?
うむ。坪単価も大事なポイントじゃな!アイスマートとグランセゾンの坪単価を比較してみよう。
一条工務店の商品 | 坪単価 |
---|---|
アイスマート(i-smart) | 70~80万円 |
グランセゾン(GRAND SAISON) | 70~85万円 |
グランセゾンの方がすこしだけ坪単価が高いってことですかね?
うむ。そうじゃな。やはり断熱性能はアイスマートに劣るが、その他の色々な面でグランセゾンの方がグレードが高いので、このような坪単価となるようじゃ。ただ「そこまで大きな価格差は無い」と考えていいぞい。せいぜい坪単価+5万円程度のものじゃ。
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
一条工務店のグランセゾンはどういう人にオススメか?
一条工務店のグランセゾンについて、ザックリと解説してみたがだいたいどんな商品かわかったかね?
だいたいわかったけど、もっと具体的に「こういう人にはグランセゾンがオススメ」って教えて欲しいポン!
そうじゃな!
はじめにも言ったが、グランセゾンはザックリ言えば「気密性・断熱性」を犠牲にして、デザイン性・高級感に特化した一条工務店の最新モデルじゃ。
なので、北海道や東北地方など寒冷地にお住まいの人はこれまで通り「アイスマート」がオススメだが、寒冷地以外に住んでいる方で、気密・断熱性能はそこそこでOKという人なら「グランセゾン」がオススメじゃよ!
住宅性能をトコトン重視したい人はアイスマート。住宅性能とデザイン・カッコよさのバランスを取りたい人はグランセゾン。って感じですかね!
ま、そんなところじゃな!
一条工務店は2011年にアイスマートを発売するまで「性能はいいがなんとなくダサイハウスメーカー」と呼ばれていたわけだが、アイスマートでこのイメージを払しょくしたわけじゃ。
そして今回、グランセゾンを販売スタートし「よりカッコいいハウスメーカー」を目指してきたような感じじゃな!
一条工務店がダサイって言われていたなんて信じられないポン。
確かに。カッコいいですよね。
ま、あくまでネット上での評判じゃがな。
- 一条工務店のグランセゾンがオススメな人
- 寒冷地以外に住んでいる人
- デザイン性を重視する人
- 天井の高い家を求める人
- 免震住宅を求める人
- 一条工務店のアイスマートがオススメな人
- 寒冷地に住んでいる人
- 気密・断熱性能を重視する人
- 全館さらぽか空調を求める人
- 「家は性能」だと思う人
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- グランセゾンのメリット
- アイスマートと比べると天井が高い
- ハイドロテクトタイルが標準仕様
- 家の外装・内装・設備グレードが高い
- 免震システムがオプション採用できる
- グランセゾンのデメリット
- アイスマートよりも気密・断熱性が低い
- 全館さらぽか空調を採用できない
- アイスマートよりも少し坪単価が高い
コメント
一条工務店がダサいって言われてたのも今は昔。特にグランセゾンは外観も高級感あっていいですよ。大手と比べてもそん色ないと思います。