今回のブログ記事では一条工務店の全館床暖房について詳しく解説していくぞい!一条工務店の全館床暖房は家の中ほぼ全箇所が足元からポカポカ暖かくて快適だが、他にもメリット・デメリットがあるぞい!
一条工務店の全館床暖房のことを詳しく知りたいなら、この記事を読めば一発で解決じゃ!
一条工務店の全館床暖房とは
さて!今回のブログ記事では一条工務店の大きな特徴の一つ「全館床暖房」について解説していくぞい!
あ!「一条工務店の断熱性」の記事でちょこっと紹介したヤツですね!
そうそう、その記事では尺の問題でザックリと解説しただけじゃったが、一条工務店の全館床暖房については詳しく知りたい人が多いはずなので改めてガッツリ解説しておこうと思ってね!
たしかに一条工務店の全館床暖房は詳しく知りたいポン!
うむ。では改めて解説するが、一条工務店の全館床暖房は優秀じゃぞい!普通の床暖房はだいたいリビングの1、2か所くらいを暖めるものじゃが、一条工務店の全館床暖房はリビングや居室だけなく、廊下やトイレ、玄関、脱衣所など家のなかほぼ全てに床暖房が付いているのじゃ!
さすが”全館”ってつくだけあるポン!家のなか全体が足元からポカポカ暖かいってことだね!
うむ!だが、それだけじゃなく他にもメリット・デメリットがあるのでこの記事でガッツリ詳しく解説していくぞい!
一条工務店の全館床暖房のメリット
ではまず全館床暖房のメリットから解説していこう!
お願いします!
家中どこでも暖かい
まず全館床暖房の最大のメリットといえばコレじゃな!一条工務店の全館床暖房が設置されている家ならば、家の中どこにいても暖かくて快適に過ごせるぞい!
本当に家のどこにいても暖かいの?
そうじゃよ!リビングや寝室はもちろんキッチンや洗面所、脱衣所、お風呂もトイレも廊下も暖かいのじゃ!
じゃあクローゼットの中は?(ドヤ)
ぐぬ…粗さがしをしてきおって…。でも、安心したまえ!
全館床暖房ではウォークインクローゼットにだって床暖房が入っているんじゃよ!
ぐぬぬ…そこまでされちゃ参ったポン。全館床暖房、すごいポン。
クローゼットは別に暖める必要ない気がするけど…ま、いいか。
ヒートショックのリスクを抑制
全館床暖房は家のなか全体を一定の温度に維持してくれるので、温度差がほとんどなくなる。そのためヒートショックのリスクも抑えられるのじゃ!
- ※ヒートショックとは
- 急激な温度変化によって血圧や脈拍が乱高下し心筋梗塞・脳梗塞を引き起こすこと。非常に危険。
ヒートショックはお年寄りの方がなりやすいんですよね。危険なので、少しでもリスクを抑えられた方がいいですね!
部屋の温度にムラが少ない
それと全館床暖房はエアコン暖房と比べて、部屋の温度にムラが少ないのもメリットじゃな!
床暖房は足元からじんわりと暖められますもんね。
うむ。正確には、床暖房は「ふく射熱」という遠赤外線方式の暖め方なんじゃ。このふく射熱だと足元から部屋全体が暖まるので体感的にもとっても暖かく感じる。
エアコン暖房でも暖かいことは暖かいが、どうしても足元が寒くなってしまうことも多いんじゃ。
ふーん!体感温度でも床暖房のほうが気持ちいいってことポン!
それに床暖房だと風が吹かないから、ハウスダストを巻き上げないのも良い点ですね!
うむ。床暖房は部屋の空気がクリーンなんじゃ!これもメリットじゃの!
低温やけどの心配がない
それから一条工務店の全館床暖房は床の表面温度はおよそ25℃~28℃となる。かなり暖かいんじゃが、人間の体温よりは低い温度のため、低温やけどの心配がないのじゃ。子どもがいる家庭でも安心して使える点はメリットじゃな!
じゃあペットでも安心して使えるの?
もちろんじゃ!たぬきくんも安心して使えるよ。
ぼくはペットじゃないポン!ばかにするなポン!
自分から振ってきたくせに…
結露しにくい
前述のとおり、全館床暖房はだいたい25℃から28℃を維持するため室内を暖め過ぎるということがないのじゃ。だから家の中の温度差が少なく結露の発生も抑制できるぞい。
結露はカビとかダニの温床ですもんね。抑制できるならそれに越したことはないですね!
24時間稼働でもランニングコストが安い
それから一条工務店の全館床暖房はランニングコストも安いのじゃ。と、いうのも一条工務店といえば高気密・高断熱が最大の特徴。省エネ性が高い一条工務店の家は使うエネルギーも少なくて済むのじゃ。
どれくらいランニングコストが安いの?
「一条工務店の断熱性」の記事でも少し触れたが、「次世代省エネ基準の家のエアコン暖房」と比較すると、一条工務店の全館床暖房は断然ランニングコストが安いのじゃ。
45坪の家で10月末~4月末までどちらも22℃で24時間稼働させたモデルケースの場合だと、全館床暖房はエアコン暖房にくらべて電気代が8分の1以下となっているのう。それにしてもおよそ6カ月で1.9万円とはかなり安いのう!
すごいですね!およそ6カ月間で1.9万円ってことは1か月だいたい3200円くらいってことですよ!かなり安いです。
まぁこれはあくまで22℃のモデルケースの場合で、床暖房だけの電気代じゃからな。実際はもう少し高い温度を設定すると思うし、電気代はもう少し高いと考えておいた方が良いぞい。ただ、それにしても24時間稼働させてもランニングコストが安いのは大きなメリットじゃ。
FPの家
土屋ホーム
タマホーム(大地の家)
アエラホーム(クラージュシリーズ)
アイフルホーム
フィアスホーム
ウェルネストホーム
セルコホーム
一条工務店と価格帯が近いハウスメーカー
住友林業
積水ハウス
トヨタホーム
セキスイハイム
パナソニックホーム
「家は性能。」をコンセプトに掲げる一条工務店は、非常に優れた住宅性能が魅力のハウスメーカー。特に気密性・断熱性(C値・UA値)のレベルは他社を圧倒しています。必然、よく比較されるハウスメーカーも気密性・断熱性を得意としたハウスメーカーが多いです。
確かに一条工務店は気密性・断熱性など住宅性能に非常に優れますが「施工エリアによってはオーバースペック(過剰性能)なのでは?」という意見もあります。「ちょうどいい性能でより安く、より自由度を高く」というハウスメーカーとも、ぜひとも比較しておくべきです。
競合ハウスメーカーと比較することで「今までとは別の大事なポイント」が見えてくることもよくあること。一条工務店を候補に検討している方は、少なくとも上記のハウスメーカーと「カタログスペック」で比較しておきましょう。
一条工務店の全館床暖房のデメリット
さて、ここからは全館床暖房のデメリットを紹介するぞい。
全館床暖房にもやっぱりデメリットはあるんだね。
まぁなにごともオモテがあればウラがあるものじゃからのう!
乾燥する
実は「一条工務店の全館床暖房は空気が乾燥する」という評判が多いんじゃ。これはデメリットと言えるかもしれないのう。
あれ?でも一般的には床暖房よりエアコン暖房の方が空気が乾燥しやすいって言われてませんか?
確かにそうじゃな。もちろんエアコン暖房も空気が乾燥しやすいが、床暖房でも多少は乾燥するものなんじゃ。まぁエアコン暖房でも乾燥するから全館床暖房だけのデメリットというわけではないかもしれないが、冬場は加湿器などがあると良いかもしれないな!
加湿器があれば解決するならたいしたデメリットでもないポン!
生モノの常温保存が難しい
それから一条工務店の全館床暖房は家のなか全てを一定の温度に暖めるので、果物とかの生モノの常温保存がしにくいのじゃ。
あー、なるほど。たしかに家の中で常温のところがないっていうのは意外にデメリットかもしれませんね。
うむ。一条工務店の全館床暖房は基本的に24時間稼働させるものじゃからな。冬場は常に暖かい。これは大きなメリットだが、たとえば「みかん」や「りんご」を常温保存したい時なんかはちょっと困ってしまうのう。
ぼくはすぐに食べるから問題ないポン!
Wi-Fiが1階と二階で遮断される
それから意外な盲点じゃが、一条工務店の全館床暖房を採用すると、1階と2階でWifiの電波が届きにくいというデメリットがあるのじゃ。
あ、それは困るポン!自分の部屋でオンラインゲームできないとか地獄ポン!
たぬきくんはゲーム好きなんだなぁ。
おそらく全館床暖房のアルミパネルによってWifi電波が遮断されやすいのだと思うが、まぁこれに関してはルーターの配置を工夫するか、中継器を使えばそれほど問題はないじゃろうな!
なら安心だポン!
メンテナンス費用がかかる
それと一条工務店の全館床暖房はメンテナンス費用がある程度かかるぞい。とはいえ、そこまで高額ではないけどね。
どれくらいのメンテナンス頻度なの?費用はどれくらい?
うむ。一条工務店の全館床暖房では、床の下に「不凍液」という液体が循環していて、この液体を暖めることで室内全体を暖める仕組みなんじゃ。
で、この不凍液は床暖房を使っているうちに徐々に減ってしまう。なので、不凍液を定期的に補充するというメンテナンスが必要になる。ま、1年に一回くらい確認すればOKじゃよ。
1年に1回くらいの確認と補充ならそこまで大変ではなさそうですね!
それから不凍液は10年に一度の頻度で、全取り替えが必要じゃ。不凍液を全交換する費用はザックリ「5万円くらい」と考えておけばOKじゃよ。
ほかに必要なメンテナンスはあるの?
あとは室外機の交換じゃな。これは使い方次第で交換する期間は差があるが、だいたい10年以上はもつと言われておる。室外機の交換はおよそ「30万円程度」と考えておこう。
室外機はけっこう高いポン。
まぁこればっかりは仕方ないのう。でもエアコンだって寿命は10年くらいじゃから同じくらいじゃ。
ただ、一条工務店の全館床暖房は配管の寿命はかなり長いぞい!配管の耐久年数は50年以上。もはや建て替えまでずっと使えるといっても過言ではないかもしれんのう!なので、メンテナンスとしては不凍液の「補充」・「10年ごとの全取り替え」と「室外機の交換」くらいじゃな。
部屋が暖まるまでに時間がかかる
そしてこれが一条工務店の全館床暖房の最大の弱点。「暖まるまで時間がかかる」のじゃ。
たしかに床暖房は、暖まるまでに多少時間がかかるってイメージですね。
どれくらい時間がかかるの?
うむ。一条工務店の全館床暖房はそもそも「ヒートポンプ式(電気式)」と「ガス式」があって、それぞれ暖める時間に差があるのじゃ。
このヒートポンプ式とガス式の違いについては後述するが、とりあえず暖まるまでの時間は以下の通りじゃ。
全館床暖房のタイプ | 暖まるまでの時間 |
---|---|
ヒートポンプ式 | およそ1日がかり |
ガス式 | およそ1時間 |
めっちゃくちゃ差あるじゃん。
そうなんじゃ。だからヒートポンプ式とガス式で使い方自体が異なると考えたほうが良い。詳しくは次の項目で解説するぞい!
全館床暖房 「ヒートポンプ式」と「ガス式」の違い
さて、全館床暖房の「ヒートポンプ式」と「ガス式」の違いじゃが、まずヒートポンプ式は「電気の力で床を暖めるタイプ」でガス式はその名の通り「ガスの力で床を暖めるタイプ」じゃ。
で、この2種類で決定的な違いは「暖める速度」じゃ。前述したとおり、ガス式の場合は「約1時間程度」で暖まるが、ヒートポンプ式の場合は「1日がかりで暖める」ことになる。
1時間程度なら、寒さもなんとか我慢できると思いますが、1日がかりってちょっと不便じゃないですか?だって天気予報とかみて、翌日の気温を調べてから床暖房を付けるかどうか決めるってことですか?
さすがに翌日の気温を調べてイチイチ付けたり消したりするのは面倒じゃ。
なので1日がかりで暖めるヒートポンプ式の場合は、基本的に「ワンシーズン全館床暖房を付けっぱなし」という使い方になるぞい!
なるほど!そういうことポン!付けっぱなしなら冬場はずっと暖かいってことだね!
だから、上のコストのところでも「24時間稼働」させた時のモデルケースで比較してたんですね。
うむ。反対に、ガス式の場合は「約1時間程度で暖まる」ので、こちらの場合は24時間稼働ではなく寒ければ付けるし、いない時や暑い時は消すのが基本の使い方となるわけじゃ。
なるほど。「付けっぱなし」か、それとも「付けたり消したりする」かで選ぶタイプが変わるってことですね。
その通り。ワンシーズン付けっぱなしで常に暖かい家にしたければ、ヒートポンプ式がオススメじゃな。
ちなみに、ヒートポンプ式でワンシーズン24時間付けっぱなしの電気代と、ガス式で在宅時のみ床暖房を付けるガス代では、ランニングコストではほとんど変わらないらしいぞい。
というのもヒートポンプ式とガス式ではヒートポンプ式のほうがランニングコストが安いのじゃ。
へー!じゃあヒートポンプ式で常に付けっぱなしが良い気がするポン!
うむ。一条工務店でも基本的に「ヒートポンプ式」をオススメする営業方針のようだし、実際ヒートポンプ式を選ぶ人が多いようじゃよ。
他にヒートポンプ式とガス式でちがうところはあるんですか?
うむ。ヒートポンプ式は「25℃に設定」とか「28℃に設定」とか細かく温度調整できるが、ガス式では温度調整が10段階のメモリ式になっているので、ヒートポンプ式ほど細かい温度調整ができないってことじゃな。
ふーん。なんでそんな違いがあるんだろう。
実はヒートポンプ式はエアコン連動型になっていて、エアコンの室外機をそのまま床暖房にも流用する造りになっているのじゃ。だから、ヒートポンプ型はエアコンのリモコンで温度調整ができるんじゃな。しかも「無条件でエアコンが一台ついてくる」わけじゃ!
夏場なんかはエアコンを使うしエアコンが付いてくるならそれに越したことはないじゃろう。
ふむふむ。じゃあ、まとめるとこんな感じですね。
全館床暖房(タイプ) | 暖まる早さ | エアコン |
---|---|---|
ヒートポンプ式 | 遅い(約1日) | 1台ついてくる |
ガス式 | 早い(約1時間) | ついてこない |
うむ!こんな感じじゃな!
一条工務店の全館床暖房はオプションか?標準装備か?
あ、そういえば一条工務店の全館床暖房って有料オプションなの?それとも標準装備で付いているものなの?
お、良い質問じゃな!実は一条工務店では全館床暖房が標準でついてくるモデルと、オプション採用となるモデルがあるのじゃ。わかりやすいように下記にまとめたぞい!
- 全館床暖房が標準装備でついてくるモデル
- アイスマート(i-smart)
- アイキューブ(i-cube)
- グランセゾン
- 全館床暖房がオプション採用となるモデル
- セゾンシリーズ(ヨーロピアンスタイル)
- ブリアール(南欧風スタイル)
- 百年(和風スタイル)
ふむふむ!一条工務店の主力商品のアイシリーズには全館床暖房が標準仕様で付いてくるんですね!あとは新商品のグランセゾンにも標準で付いてくる、と。
うむ。で、セゾンシリーズ、ブリアール、百年の場合は全館床暖房がオプションになるのじゃ。
オプションで全館床暖房を付ける場合は価格はいくらくらいになるの?
うむ。一条工務店の全館床暖房は「ヒートポンプ式」と「ガス式」でそれぞれ価格が少し異なるぞい。
一条工務店の全館床暖房のタイプ | 価格 |
---|---|
ヒートポンプ式 | 坪2万円程度 |
ガス式 | 坪1.3万円程度 |
ガス式よりもヒートポンプ式の全館床暖房のほうが少し高いんですね。
うむ。なのでだいたい30坪の建物だとすれば、ヒートポンプ式でだいたい「60万円前後」、ガス式で「40万円前後」という計算になるのう。全館床暖房でこの価格じゃから、ハッキリ言って「かなり安い」と思うぞい。
確かに”全館床暖房”なのに安い気がするポン!
しかもじゃ!
一条工務店はよくキャンペーンをやっていて全館床暖房が割安で付けられるキャンペーンも割とよく行っているみたいじゃ。
なので基本的には上記の価格じゃが、時期やタイミング次第ではもっと安いオプション価格で付けることもできるかもしれないのう。
そうなんだ!安ければ安いに越したことはないポン!
一条工務店の全館床暖房はオススメか?
で、結局のところ一条工務店の全館床暖房はオススメなの?
あいかわらず直球じゃのう!
でもそこが一番知りたいところなので!お願いします。
うむ。個人的に、一条工務店の全館床暖房はオススメじゃよ。
一条の全館床暖房はエアコン暖房と比較してもランニングコストは安いし、室内すべてが一定の快適な温度に保たれるのは想像以上の快適さだと思うぞい。
そもそも、アイスマート、アイキューブ、グランセゾンの場合は標準仕様でついてくるわけじゃし、この3商品の場合は「全館床暖房は必要ありません!」といっても特段、減額されるわけでもない。完全に標準仕様なんじゃ。だから、この3商品の場合は採用率はほぼ100%に近いと言ってもいいじゃろう。
ふむふむ!じゃあ、全館床暖房がオプション採用の「セゾンシリーズ」とか「ブリアール」の場合はどうなの?
うむ。セゾンシリーズやブリアールの場合は全館床暖房はオプションとなるが、なおさら付けた方がいいと思うぞい。
と、いうのも一条工務店といえば、全館床暖房のほかに「全館さらぽか空調」というシステムもオプションで用意されているのじゃが、この「全館さらぽか空調」は現状「アイスマート」と「アイキューブ」のみにしか付けられないのじゃ。
じゃあセゾンやブリアールには全館床暖房を付けるか、部屋ごとのエアコンを付けるかどちらかってことだね。なら、全館床暖房のほうが良さそうだポン。
じゃあ、どちらにしても全館床暖房はオススメってことですね!
その通り。全館床暖房はエアコン暖房にくらべて「暖まるまでに時間がかかる」という最大のデメリットもあるが、これも「ワンシーズン24時間稼働させる」という使い方ならば、かなり快適のはずじゃ。電気代もそこまで高くないので、一条工務店でマイホームを建てるなら全館床暖房はぜひ採用したい設備といえると思うぞい!
ちなみに「全館さらぽか空調」については、別ページで改めてまとめるつもりじゃ!少し待っていてくれぃ!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- 一条工務店 全館床暖房のメリット
- 家中どこでも暖かい
- ヒートショックのリスクを抑制
- 部屋の温度にムラが少ない
- 低温やけどの心配がない
- 24時間稼働でもランニングコストが安い
- 一条工務店 全館床暖房のデメリット
- 乾燥する
- 生モノの常温保存が難しい
- Wi-Fiが1階と二階で遮断される
- メンテナンス費用がかかる
- 暖まるまでに時間がかかる
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