それでは今回のブログ記事では、近年メキメキと着工数を伸ばしている大人気のハウスメーカー「一条工務店」についてザックリと特徴やメリット・デメリットを解説していくぞい!
一条工務店の特徴と基本情報
- 主な特徴:耐震性・気密性・断熱性に特化
- 構造 :木造2×6工法・木造在来工法(+パネル)
- 基礎 :布基礎
- 断熱材 :高性能ウレタンフォーム
- 坪単価 :65万円~80万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★★☆
- 断熱性能:★★★★★
- 気密性能:★★★★★
- コスパ :★★★★☆
- 総合評価:★★★★★
今回は「一条工務店」についてザックリと特徴を解説していくぞい!
一条工務店は社名に「工務店」って入っているし地元密着型の小規模な会社なんですか?
チッチッチ!
そう思いがちじゃが、一条工務店は小規模な工務店とはワケが違うぞい!一条工務店は全国展開しているどころか全国的に今かなり着工数を増やしている大人気のハウスメーカーなんじゃ!
確かに一条工務店って最近よく聞く気がしますね。なんで人気が出てきているんですかね?
一条工務店が近年急成長しているのは2011年に起きた東日本大震災が影響しているようじゃな。日本史上でも稀な大災害によって「耐震性能」が改めて見直されたこともあり、会社設立当初から「地震に強い家づくり」をしている一条工務店の評価も見直されてきているということじゃ。
また一条工務店の急成長のもう一つの理由は、東日本大震災直後に当初の予定を前倒しして発売された「アイスマート(i-smart)」という注文住宅商品が大ヒットになっているのも大きいな!
まだ発売開始から間もない商品じゃが、これが現在の一条工務店の主力商品になっているぞ。このページでも「アイスマート(i-smart)」を中心に解説していくぞい。
じゃあさっそく一条工務店の特徴を教えてくださいポン!
一条工務店の特徴①高耐震
うむ、まず一条工務店の特徴といえば「高い耐震性能」じゃな!一条工務店は会社設立当初からコンセプトとして「地震に強い家づくり」をコンセプトとして掲げておる。
一条工務店の家といえば、やはり木造2×4工法、木造2×6工法などのツーバイ工法が主軸じゃ。ツーバイ工法は従来の在来工法よりも地震に強いとされておる工法なんじゃ。
ツーバイ工法?
「木造2×4工法」や「木造2×6工法」などをひっくるめて通称「ツーバイ工法」と呼ぶことがあるんですよね!
アシスタントらしくなっていたのう!そうじゃな。ツーバイ工法という呼び名は正式名称ではないが、けっこうよく使われる表現じゃから覚えておくといいかもな!
一条工務店のツーバイ工法の詳しい解説については別ページでやるとして、とりあえずここでは一条工務店は「家を壁で支える工法」で「地震に強い工法」と覚えておけばいいぞい。
一条工務店の採用している構造(工法)は地震に強いツーバイ工法と!
あ、一条工務店は耐震等級は取得しているんですかね?
もちのろんじゃ!
一条工務店は「家は、性能」というキャッチコピーを掲げているほど性能にこだわっているハウスメーカー。特に耐震性には並々ならぬこだわりがある。一条工務店の家はすべて標準仕様で「耐震等級:最高等級3」となっておるぞい!
それは安心だポン!
というか一条工務店は、耐震等級3を標準仕様で装備しているのは当然として、それ以上のレベルの自社基準を設定して研究開発を行っておる。
それに一条工務店はハウスメーカーの中でもいち早く「実大実験」を取り入れた会社としても知られているな。東京大学をはじめとした大学や研究機関と連携して行ってきたのじゃ。
その結果、地震の実大実験で重要なのは「地震波で揺らすこと」ということがわかった。
なんか難しいポン…
地震のエネルギーは「ガル」とか「カイン」と言った数値で測るのが一般的だが、実際の地震が起きた時の「建物倒壊率」はガルやカインには比例せず「地震波」の方が重要というこじゃ。だから一条工務店の実大実験では、実際の地震に近いようにさまざまな巨大地震波を実物の家に繰り返し与えているのじゃ。
一条工務店は本物の地震に近い揺れで繰り返し実験しているってことですね、その方が信頼性は高そうです。
さすが一条工務店は設立当初から「地震に強い家づくり」を標榜しているハウスメーカーだけあるってことじゃ!
一条工務店の特徴②高気密・高断熱
そして一条工務店のもう一つの特徴は「高気密・高断熱」に特化したハウスメーカーという点じゃ!
あ!「高気密・高断熱」って博士がけっこう重視しているポイントだポン!
その通りじゃ。注文住宅初心者の人は外観や内装、間取り、デザイン性などの目に見えるところを重視してしまいがちじゃが、マイホームで重視すべきは「性能」じゃ。
特に「気密性・断熱性」は重視しておくべきポイントじゃよ!
高気密・高断熱の家は具体的にどういうところが良いの?
家の気密性能・断熱性能が高いと、健康面にもいいし家の電気料金も安くなる。さらにマイホームの寿命も長くなるし良いことづくめなんじゃ!
なによりも気密性・断熱性が高いと「夏は涼しく冬は暖かい」。一年中快適で過ごしやすい家になるのじゃ!
マイホームにとって気密・断熱性能ってすごく重要ポン!
断熱性の重要性について、詳しくは当ブログで「注文住宅の断熱性能が重要な理由を解説します!」というページでマイホームの断熱性能の重要性を解説しているので、読んでみてくださいね!
さて話の続きじゃが、一条工務店は気密性・断熱性に自信を持っておるのじゃろう。数値を公表しておるぞい。
一条工務店の気密性・断熱性を表す数値は以下の通りじゃ。
一条工務店の気密性能(C値) | 0.59 |
---|---|
一条工務店の断熱性能(Q値) | 0.51 |
気密性能を表す数値がC値で、断熱性能を表す数値がQ値ってことですかね。
この数値が高いのか低いのかよくわからないポン。
結論から言って一条工務店のQ値、C値はバツグンに優れた数値じゃ。
Q値もC値も、数値が低い方が性能が優れているということになる。一般的にQ値:3.0以下、C値5.0以下で「高気密・高断熱」と言われておるから、一条工務店の「気密性能(C値):0.59」「断熱性能(Q値):0.51」は物凄く優れた数値なんじゃ!
え!Q値:3.0以下、C値5.0以下で「高気密・高断熱」と言われているんですか?じゃあ、それよりも何倍も凄いってことじゃないですか!
一条工務店、凄すぎるポン!
うむ、一条工務店の気密性・断熱性は数あるハウスメーカーのなかでもトップクラスと言って過言ではないじゃろう。
というか、一条工務店の気密性能・断熱性能については、このページではとてもじゃないが解説しきれないので別ページで詳しくまとめるので少しまっておいてほしいのじゃ。
とりあえずこのページでは「一条工務店の注文住宅は気密・断熱性能に特化している」と覚えておくだけでOKじゃ!
早くまとめて!早くみたいですポン!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
一条工務店の特徴③ハイドロテクトタイル
そしてもう一つ。一条工務店の主力商品「アイスマート」の大きな特徴は外壁に自社製品の「ハイドロテクトタイル」を採用しているところじゃな!
タイルは価格は高いけど、かなり優れた外壁材だって教わったポン!
そうそう、タイルは見た目も重厚感もあるしメンテナンスフリーで優秀なんですよね!
そう、実は一条工務店はちょっと前まで「耐震性・気密性・断熱性」などの性能はいいが、いかんせん「見た目がちょっとダサイ」という口コミ・評判が多かったのじゃ。
じゃが「アイスマート」が登場して状況が一変。外観デザインもかなり格好良くなったぞい。
一条工務店の外観が格好良くなったのには自社開発の外壁タイル「ハイドロテクトタイル」を採用したことも一役買っている。ハイドロテクトタイルを採用したアイスマートはこんな感じじゃ。
確かにこれは見た目もカッコいいポン!
ハイドロテクトタイルは、日本を代表する衛生陶器メーカーのTOTOさんと共同開発した光触媒技術を活用したセルフクリーニング機能付きのタイル。見た目がカッコいいのはもちろん、機能面も相当優秀なんじゃぞ!
セルフクリーニング機能ってことは普通のタイルよりも汚れが落ちやすいんですか?
その通り。もともと外壁タイルは汚れが付きにくいし落ちやすい素材じゃが、光触媒技術を活用することでさらに汚れが付きにくいのじゃ。それに汚れがついても雨が降ればキレイになる。これがセルフクリーニング機能じゃな。
一条工務店のハイドロテクトタイルもこのページだけでは解説しきれないので、別ページでしっかりと特集して解説しようかのう!
なんか…一条工務店って色々スゴイポン!
一条工務店の特徴④モデルハウスが標準仕様
さらにもう一点!一条工務店には忘れちゃならない特徴があるぞい!
えー、まだあるの?ちょっと長くない?!
まぁまぁ。もう少しじゃから。一条工務店は特徴がたくさんある優秀なハウスメーカーだからちょっと長くなるのも仕方ないのじゃ!
確かに話を聞いてても一条工務店はメリットが多い気がしますね!で、もう一つの特徴はなんですか?
うむ、一条工務店は「モデルハウスが標準仕様」という点が大きな特徴なのじゃ。
例えば、住宅展示場に行くとハウスメーカーの自慢のモデルハウスがたくさん並んでおるじゃろ?他社のモデルハウスは、できるだけ見栄えを良くしたいから「オプション盛り盛り」のモデルハウスを展示していることがほとんど。
そりゃあ有償のオプションが盛りだくさん詰め込まれたモデルハウスなんだから素敵に見えるのは当たり前じゃ。
でも一条工務店は、モデルハウスも標準仕様のものを展示しているってことですか?
ザッツライト!
一条工務店では展示しているモデルハウスが標準仕様なのじゃ。
確かに考えてみれば、オプション盛り盛りの素敵なモデルハウスを見ても実際にはそんなにオプションを付けられるわけではない。そうすると、モデルハウスのイメージと実際に建てられた家とでギャップが生じてしまう。
急に英語使うのキモいポン。
モデルハウスとの差にガッカリしてしまいそうですね。
うむ。そういうことが起きやすいから、当ブログでは「いきなり住宅展示場に行くのはオススメしない」というスタンスなんじゃが、一条工務店ではお客さんがどんな家が建つかイメージしやすいように特別仕様ではなく、ほぼ標準仕様で建てている。モデルハウスと実際に建つ家のギャップが生じにくいのじゃ。
へー!じゃあ、一条工務店のモデルハウスならいきなり行っても問題ないんですね!
いやそこまでは言ってないけど。行くにしてもやっぱりカタログで比較する方が先じゃ。
でもまぁ他社のモデルハウスにいきなり行くよりはマシじゃな。
と、いうかここで言いたいのはそういうことじゃなくて、一条工務店の標準仕様は「モデルハウスで見せられるくらいにハイクオリティ」ということじゃ!
確かに!それはその通りですね!
一条工務店の坪単価
と、まぁここまでが一条工務店の大きな特徴じゃな!ここまでの解説を聞いてアシスタント諸君はどう思ったかの?
博士がいきなり「ザッツライト!」とか言って英語使いだした時はキモいと思いましたポン。
いや、そうじゃなくて…。一条工務店の話じゃ…。英語は気をつけるのじゃ…。
一条工務店が最強のハウスメーカーだと思いましたポン!
最強はちょっと言い過ぎかもしれませんが、確かに良いところがたくさんあるハウスメーカーだと思いました。
でも…、こんなにいいハウスメーカーだと坪単価がけっこう高いんじゃないですか??
やっぱり坪単価は気になるところじゃな!
確かに一条工務店は「家は性能」というキャッチコピーを掲げるとおり、かなり高性能な注文住宅を手掛けており、決して「安いハウスメーカー」ではない。
だがこれだけ高性能な家を手掛けているのに大手の高級ハウスメーカーと比べると比較的リーズナブルな価格対で提供しているのじゃ。だから中間価格帯を求める顧客層から支持を集めて着工数を伸ばしておるんじゃろう。
坪単価は具体的にはどのくらいなんですか?
うむ、商品によって若干異なるが主力商品の「アイスマート(i-smart)」で坪単価65万~80万円くらいじゃな。
一条工務店の商品モデルごとのザックリとした坪単価はこんな感じじゃ。
一条工務店の商品モデル | 坪単価 |
---|---|
i-smart | 70万~80万円前後 |
セゾン | 60万~75万円前後 |
ブリアール | 60万~75万円前後 |
百年 | 65万~80万円前後 |
ファミーユ | 60万~80万円前後 |
確かにお安い坪単価ではないですが、性能を考えるとコストパフォーマンスは良さそうです!
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
一条工務店の注文住宅が向いている人・向いていない人
じゃあ一条工務店の注文住宅は「こんな人に向いている・こんな人には向いていない」って点を教えてください!
うむ。一条工務店は「家は、性能」を標榜するハウスメーカーでとにかく「耐震性能・断熱性能・気密性能」に関しては日本のハウスメーカーの中でもトップクラスの実力を誇る会社と言って良いじゃろう。
特に断熱・気密性能は非常に優秀なので、夏の室内の暑さ・冬の室内の寒さを避けたい人は候補として検討する価値のあるハウスメーカーと言えるじゃろう。また寒冷地にお住まいの方も断熱性能の高い一条工務店はオススメできる。
ただし一条工務店は住宅性能を重視している分、設計自由度は若干低い傾向にある。また内装デザインについてはあまり良い評判は聞かないようじゃ。
価格も決して安い部類ではないのでローコスト住宅(坪単価50万円以下)を求める人には向いていないと言えるじゃろう。
- 一条工務店の注文住宅が向いている人
- 耐震性能を重視する人
- 気密性能を重視する人
- 断熱性能を重視する人
- 外壁タイルを求める人
- 寒冷地にお住まいの人
- 「家は性能」だと思う人
- 一条工務店の注文住宅が向いていない人
- 内装デザインを重視する人
- 高い天井高を求める人
- ローコスト住宅を求める人
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
一条工務店のメリット・デメリット
- 一条工務店のメリット
- 耐震性・気密性・断熱性に特化したハウスメーカー
- 標準仕様で全棟耐震等級3
- 木造2×4・2×6工法を採用
- 光触媒機能付きタイル外壁「ハイプロテクトタイル」を採用
- モデルハウスが標準仕様
- 一条工務店のデメリット
- 坪単価はやや高い(坪単価65~80万円前後)
- 設計自由度はやや低い
- 標準仕様だと天井が低い
- 内装デザインについては評判が悪い
FPの家
土屋ホーム
タマホーム(大地の家)
アエラホーム(クラージュシリーズ)
アイフルホーム
フィアスホーム
ウェルネストホーム
セルコホーム
一条工務店と価格帯が近いハウスメーカー
住友林業
積水ハウス
トヨタホーム
セキスイハイム
パナソニックホーム
「家は性能。」をコンセプトに掲げる一条工務店は、非常に優れた住宅性能が魅力のハウスメーカー。特に気密性・断熱性(C値・UA値)のレベルは他社を圧倒しています。必然、よく比較されるハウスメーカーも気密性・断熱性を得意としたハウスメーカーが多いです。
確かに一条工務店は気密性・断熱性など住宅性能に非常に優れますが「施工エリアによってはオーバースペック(過剰性能)なのでは?」という意見もあります。「ちょうどいい性能でより安く、より自由度を高く」というハウスメーカーとも、ぜひとも比較しておくべきです。
競合ハウスメーカーと比較することで「今までとは別の大事なポイント」が見えてくることもよくあること。一条工務店を候補に検討している方は、少なくとも上記のハウスメーカーと「カタログスペック」で比較しておきましょう。
コメント
やっぱり一条工務店いいなぁ。価格は高いけど満足度は一番高そう。
他に一条とよく比較されるHMについても書いてほしいです。
このサイトの管理人さんは一条工務店推しの人なのかな?どのハウスメーカーも詳しく書いてあるけど、一条の記事だけ熱量が違うような気がする笑たしかに一条は良いけど金額的にはほとんど大手と変わらないくらいするし悩みどころ。性能が優れていることはわかっているんだけど。
家で一番大切なのは耐震性と断熱性。そう思う人は一条は一度はみておくべき。
最近の一条は割とかっこいいですよ!タイル張りのオプション付ければ高級感もでます。