今回の記事では注文住宅の24時間換気システムの選び方について詳しく解説していくぞい。
住宅にとって換気とは住む人の健康面にも影響するし、家を長持ちさせるために適切に行わなければならない非常に重要なもの。適切な換気システムを選べるかどうかで、健康で快適な暮らしができるか、家を長持ちさせることができるかが決まると言っても過言ではないほどじゃ。
これから注文住宅でマイホームを建てる方は、ぜひこの記事で「注文住宅の換気システムの選び方」を学んでおいてほしいぞい!
24時間換気システムとは
さて、今回の記事では注文住宅における24時間換気システムの選び方について詳しく解説していくぞい!
24時間換気システムですか。
今までそこまで深堀りして特集したことのない内容ですね。
換気システムだと、一条工務店のロスガード90とか特定のハウスメーカーの熱交換換気システムなら記事で取り扱ったことあるポン。
うむ。一部のハウスメーカーが標準採用している熱交換換気システムについては個別に特集したことはあるが、今回はもっと深掘りして一戸建て住宅の換気について解説していくぞい。
ふーん。でも24時間換気システムの記事ってなんだか地味じゃない?
みんな家の換気のことなんて知りたいと思っているのかなぁ?
ちっちっち!
地味に思えるかもしれないが、住宅の24時間換気システムはものすごーく重要なんじゃよ!
それなのに家を購入する際にはあまり着目されないうえ、種類もいろいろあってわかりにくい。だからみんな割と適当に営業マンに言われるがままに決めてしまう。
たしかに換気システムって違いがよくわからないし、重視している人は少ないイメージありますね。
住宅にとって24時間換気は大事じゃよ。なにしろ、換気の良し悪しで住む人の健康面や、家が長持ちするかどうかにも関わってくるからね!
そうなの?!
24時間換気システムってそんなに重要なものだったの?
もちろんじゃ。
では「そもそも24時間換気システムとはなんぞや?」というところからしっかり解説していくぞい。
24時間換気システムとはその名の通り家の中の空気を窓を開けずに24時間入れ替え続けてくれる装置ののことです。2003年の建築基準法の改正により「2時間の1回、室内全体の空気が入れ替わるように計画換気ができる設備の設置」が義務付けられました。
24時間換気システムは室内の各所に設置された通気口やダクトを通して、室内の汚れた空気を排気し、室外の新鮮でキレイな空気を給気します。
つまり窓を開けずとも2時間に一度、室内の空気を全取り換えできる設備=24時間換気システムというわけじゃな。建築基準法の改正により設置が義務付けられたので2003年以降に建てられた家には、すべて24時間換気システムが搭載されているということじゃ。
今の新築住宅には24時間換気システムがすべて取り付けられているんですね!
ふーん。でもさ、どんな家でも絶対に24時間換気システムが付いているなら、別になんでもいいんじゃないの?
確かに2003年以降の新築住宅には24時間換気システムは必ず付いているが、24時間換気システムと一口にいってもいろいろな種類がある。
初期費用の安いもの、高いもの。そして換気力が高いもの、低いもの。メンテナンスコストが高いもの、安く抑えられるもの。
できれば、自分の望む暮らしにピッタリ合うものを選びたいじゃろう?
せっかく注文住宅を建てるんだから、自分のエリアや暮らしにピッタリ合うものを選びたいです。
そういうことなら24時間換気システムのこと、詳しく聞こうじゃないの!
なぜ24時間換気システムが重要なのか?
住宅にとって換気が重要っていうけど、なんでそんなに重要なの?
そもそもなんで換気システムの設置が義務付けられたの?
住宅に24時間換気システムの設置が義務付けられたのは「シックハウス対策」のためじゃな。
住宅に使われる建材や家具などから発生する化学物質などにより室内の空気が汚れ、住む人の健康に悪影響が出ること。症状は個人差がありますが、目がチカチカする、咳や鼻水が出る、のどが乾燥する、吐き気や頭痛、湿疹、じんましんなど。
昔の住宅は、気密性が低かったがゆえにスキマ風が入って寒いし温熱環境的には決してよくなかったが家が呼吸していた。要は昔の家はスキマ風で家の中の空気が自然と入れ替わっていたわけじゃ。
わたしの実家は築40年超えですけど、スキマ風ですっごく冬寒かった気がします。けど、昔の家は気密性が低いことが逆に換気の面ではよかったんですね!
そうそう。
だが、近年では住宅が高気密化するにつれ、このようなスキマ風で家の中の空気が入れ替わるということがほとんどなくなったうえ、住宅の工業化により建材や家具などかに化学物質が多く使われるようになった。
だから、計画的に換気をして住宅の建材や家具などから発生する化学物質(ホルムアルデヒドなどの汚染物質)をしっかり排出することが義務付けられたってことじゃな。
なるほどポン。今の家はスキマが少ないし化学物質も使われているから、換気しないとそういうのが体に悪いんだね。
建材などから発生するホルムアルデヒドだけでなくホコリやダニ・カビ、ストーブからでる一酸化炭素、人間の呼気(二酸化炭素)なども空気の汚染物質じゃな。このようにただ住んでいるだけでも気密性の高い住宅には換気の必要性が出てくる。
でもさ、思ったんだけど換気が重要なら、窓を開ければよくない?
確かに窓を開けることでも換気はできるが、1日に数回窓を開けるだけでは不十分だし窓開け換気を忘れることだってある。
それに窓を開けて外の空気をダイレクトに一気に入れ替えるのは空調効率も悪くなるしね。そもそも窓を2時間に一回開けないといけないのは面倒くさいじゃろ。
だから、24時間換気システムを設置して「計画的に換気すること」が法律で義務付けられているんじゃよ。換気不足になると、シックハウス症候群だけでなく他にもいろいろな悪影響がでる可能性があるぞい。
- 換気不足で起こる悪影響
- シックハウス症候群
- ニオイがこもって気になる
- カビやダニの発生原因になる
- 家の劣化を早めてしまう原因になる
換気がちゃんとできていないとシックハウス症候群の不安があるばかりか、カビやダニの発生原因にもなりかえない。カビやダニが発生すれば人体にも害があるし、家の劣化をはやめてしまうリスクもあるのじゃ。
換気がちゃんとできていないと、人体に害があるほかにも家の耐久性も下げてしまうかもしれないんですか!
えー!換気って超重要じゃん!
そう。近年で急速に高気密化が進む住宅にとって「換気が適切に行えているかどうか?」はとっても重要なのにそのことはあまり消費者に知られていない。だからこの記事で徹底的に注文住宅の換気システムの選び方を解説しておくのじゃよ!
24時間換気システムの種類
さて注文住宅の換気の重要性は理解できたところでいよいよ24時間換気システムの種類について解説していこう。
換気システムには大きくわけて「第1種換気」「第2種換気」「第3種換気」「第4種換気」の4種類があるぞい。
第1種換気システムとは、給気・排気ともに機械のチカラで行う換気システムです。給気・排気ともに機械で強制的に行うため、狙ったところを的確に換気しやすく、室内の空気循環をもっとも安定して行うことができるメリットがある反面、イニシャルコストがもっとも高価格となります。また熱交換器を取り付けることができ、近年流通している第1種換気システムはそのほとんどが熱交換換気システムとなります。一戸建て住宅のほか、商業ビルなどでも採用される高品質な換気システムです。
第2種換気システムとは、給気を機械のチカラで強制的に行うことで「正圧状態」とすることで、排気は自然に行われます。正圧状態の室内は計画換気以外の空気が入りにくく、ホコリやゴミが侵入しにくいため主に病院の手術室や無菌室、精密機器を取り扱う工場などで採用される換気システムとなります。第2種換気システムは住宅向けにはほぼ使われていないため、住宅向けの24時間換気システムの候補としては考えなくてOKです。
第3種換気システムは排気を機械のチカラで行い、室内を「負圧状態」とすることで給気は自然に行われます。第1種換気システムと比較して構造がシンプルなため、イニシャルコストが安く住宅向けの24時間換気システムとしてもっともポピュラーです。ただし熱交換機能を搭載することはできません。
第4種換気システムとは給気・排気ともに自然に行う換気システムです。自然のチカラに任せる換気方法なので電気代もかからずメンテナンスも必要ありませんが、安定した換気を行うことはできず計画換気とは言えません。近年の住宅には採用されないのでこちらも住宅向けの24時間換気システムの候補としては考えなくてOKです。ちなみに「窓を開けて換気すること=第4種換気」と言います。
えーと、24時間換気システムは第1種から第4種まであるけど、注文住宅(一戸建て住宅)向けに採用されているのは「第1種換気システム」と「第3種換気システム」だけってことですか?
その通り!第2種換気は病院や無菌室、精密機器の工場向け。第4種は計画換気ではないので除外して考えていい。
注文住宅の24時間換気システムは「第1種換気システム」か「第3種換気システム」かのどちらかとなるぞい。ま、第1種、第3種のなかでもいろいろと種類があるのだが、それは後述する。とりあえず住宅向けの換気システムは「第1種か?第3種か?」で考えるとわかりやすいね。
はいポン!
第2種と第4種は住宅向けとしては考えなくていいんだね!
第1種換気・第3種換気はどちらがおすすめか?
んで、注文住宅の24時間換気システムは「第1種換気」と「第3種換気」のどっちがオススメなの?
ズバリ直球で聞いてくるね!
いかにもそれこそが本記事の本題の一つじゃが、実は住宅の24時間換気システムは「第1種換気」と「第3種換気」のどちらがいいのかは専門家でも意見が分かれるところなんじゃよ。
そーなの?!ハッキリしないポン!
第1種換気システム・第3種換気システムのどちらにもメリット・デメリットがあるから「どんな人にもこっちがオススメ!」とは言えないのが実情。なので第1種換気・第3種換気に良い点・悪い点・注意点などをもっと深掘りして解説するから、より自分に合う換気システムを選ぶと良いじゃろう。
なるほど、了解です。
第1種換気システム(熱交換換気システム)のメリット・デメリット
さて、それではまずは第1種換気システムについてもう少し掘り下げて解説していこう。
前述の通り第1種換気システムは給気・排気ともに機械のチカラで行うタイプで、もっとも計画的に換気ができる高品質な24時間換気システムじゃ。
そして、最大の特徴は熱交換器を取り付けることで「熱交換換気システム」となることじゃ。
じゃあ、大手ハウスメーカーで取り扱っている熱交換換気システムは全部「第1種換気システム」なんですね!
その通り。第3種換気システムには熱交換器を取り付けられないので、熱交換換気システムとうたっているものはすべて第1種換気システムに熱交換器が付いているものってことじゃな。
熱交換換気システムとは、換気の際に排気熱を回収して給気とともに室内に戻す換気システムのこと。排気される汚れた空気から熱を回収し、新鮮な空気を室内温度に近づけて給気するため、熱損失を抑える省エネなシステムです。
「住宅の熱損失の30%は換気の際に失われる」と言われていますが、熱交換換気システムを採用することで換気による熱損失を最小限に抑えられます。高気密高断熱の住宅や寒冷地の住まいで特に省エネ効果(空調効率のアップ)を期待できます。
また熱交換換気システムには、熱だけを交換する「顕熱交換」と熱と湿度を交換する「全熱交換」の2種類があります。
全熱交換と顕熱交換の違いについては詳しくは後述するのでいったん置いておこう。
ここで言いたいのは近年の第1種換気システムはそのほとんどが熱交換換気システムという点じゃな。つまりこの記事の本題は「熱交換交換換気システムと第3種換気システムだったらどっちがおすすめなのか?」ということでもある。
へー!じゃあ、熱交換機能のない第1種換気システムってのは無いんだ?
いや、ないわけではないけど主流ではないってことじゃな。
せっかく第1種換気システムにするなら熱交換機能を付けるメリットの方が大きいからね。
なるほど、では第1種換気システムのほとんどが熱交換換気システムなんですね。
うむ。で、第1種換気システムのメリットは狙ったところを的確に換気できるということ。
そして熱交換換気システムなら、排気の熱を回収して取り込む空気を室温に近づけてから給気するため熱損失が少ない点。
さらに言えば熱交換換気システムは高品質なフィルターを取り付けることができる製品も多く、花粉やホコリ、PM2.5などのアレルギー物質を室内に取り込まないようにもできる。常にキレイで快適な室内環境を実現できるのが第1種換気システムなんじゃ。
さすが高品質な換気システムだポン。
じゃあ、第一種換気システムの方がいいじゃん。
だが、第一種換気システムにもデメリットがある。
第1種換気システムの大きなデメリットは、イニシャルコスト(初期費用)が高い点。あとは給気も排気も機械で強制的に行うため、電気代コストも第3種よりも高くなる。そしてメンテナンスコストが高い点もデメリットとして挙げられるじゃろう。
第1種換気システムは導入コスト(価格)が高いし、メンテナンスにもお金がかかる…と。ランニングコスト的にもビハインドがあるんですね。
第1種換気システムは、室内をダクトで繋げて1か所(あるいは1階、2階の2か所)でまとめて給気・排気を行うセントラル換気システムが大多数。つまり家じゅうにダクトの配管を通す必要があるなど、機構が複雑なためどうしても初期費用はかかってしまうのじゃ。
第1種換気システムの価格はだいたいどれくらいなの?
第1種換気システムも製品によって価格はピンキリだが、30~35坪程度の一般的な広さの家なら少なくとも50万円前後はかかってくると考えたほうがいいぞい。
なるほど。価格はそれなりに高いですね。
そして第1種換気システムはメンテナンスの必要もある。
第1種換気システムはダクト式がほとんどなので、ダクトの中がどうしても汚れてしまう。数年に一度は、ダクトの中を専門の業者にクリーニングしてもらう必要があると言えるじゃろう。
しかも日本はダクトクリーニングの技術をもつ業者が少ないという現実もある。でもメンテナンスを怠ってしまうと、換気が適切に行えているかも不安が残るし、ダクトが汚れてしまっていてはせっかく換気してもキレイな空気をとりこんでいるとはいいにくくなってしまう。
なるほど、難しい問題だポン。
まとめると第一種換気システムのメリット・デメリットは以下の通りじゃな。
- 第1種換気システムのメリット
- 換気効率が高い
- 熱交換換気システムを採用できる
- 快適な室内温度を維持しやすい
- 空調効率が高まる
- 第1種換気システムのデメリット
- 初期費用が高くなる(第3種に比べて+50万円以上が相場)
- メンテナンスコストが高くなる
- 電気代コストが高くなる
- ダクト内クリーニングが難しい
以上のメリット・デメリットを踏まえて、第1種換気システムは「室内の温熱環境を重視する方(寒冷地の方)」と「予算に余裕がある方」「メンテナンスをしっかりできる方」にはオススメと言えるじゃろう。
なるほど、けっこう条件は絞られますね。
熱交換換気システムは熱損失が最小限で済み、室内の温熱環境は快適に保ちやすいので寒冷地の方や、室内の温熱環境重視の方には向いていると言える。イニシャルコストが50万円前後という価格を許容できる、そして数年おきのメンテナンスコストと手間も許容できるなら、オススメと言えるじゃろう。
快適な温熱環境を実現するには、お金もメンテナンスの手間もかかるってことだポン。
ただし第1種換気システム(熱交換換気システム)を採用するならば、初期費用をしっかり比較することとメンテナンススケジュール・メンテナンスコストがどうなっているのか?そしてダクト内のクリーニングはどう行うのか?この点は少なくとも確認しておくべきじゃよ。
全熱交換換気と顕熱交換換気の違い
熱交換換気システムには「全熱交換換気」と「顕熱交換換気」の二種類がある。
これについても軽く触れておこう。
全熱交換換気システムとは、熱と湿度の両方を交換する換気システムです。室内の温度と湿度の両方を維持しやすい点が特徴です。顕熱交換換気システムよりも高価格となります。また湿度と一緒にニオイも室内に回収してしまう特徴があるため、トイレやバスルームには換気システムを組み込めません。全熱交換換気システムの場合は、トイレやふろ場には排気専用の換気扇を付けることになります。
顕熱交換換気システムとは、熱だけを交換する換気システムです。湿度を交換しないため、全熱交換換気システムよりも快適性能は劣ると言われていますが、ニオイを回収することがないため、トイレやバスルームなどにも熱交換換気システムを組み込めるメリットがあります。
ふむふむ。全熱交換換気システムの方が、基本性能は高いけど、トイレやお風呂には組み込めないんですね。
そうじゃな。なので、熱交換換気システムを「全熱交換」にすべきか「顕熱交換」にすべきかはメリット・デメリットをよく理解して、好みのものを選べばいいと思うぞい。
特徴 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
全熱交換換気 | 熱と湿気を交換 | 顕熱より熱損失が少ない | 顕熱より価格が高い ニオイも回収してしまう トイレ・風呂は局所換気 |
顕熱交換換気 | 熱だけを交換 | ニオイを回収しない トイレ・風呂にも採用可 全熱よりも価格が安い | 全熱よりも熱損失が大きい |
第3種換気システムのメリット・デメリット
続いて第3種換気システムについてもう少し掘り下げて解説していこう。
第3種換気システムは、排気を機械のチカラで行い室内を「負圧状態」にして、給気は自然に任せる換気方式じゃな。
第1種換気システムに比べて構造が単純なため、初期費用も安いしメンテナンスコスト・手間も大きく抑えられるのが第3種換気システムの大きなメリットじゃな。
なるほど、第3種換気システムの方が価格が安いんですね!
第3種換気システムは具体的にいくらくらいの価格なの?
第3種換気システムはそれこそ数万円程度で付けられる。
住宅には必ず換気システムを付けなくてはならないが、第3種換気システムは一番安いと考えていいじゃろう。
第1種換気システムの場合は、初期費用が少なくとも50万円以上でしたよね。
じゃあ差額は40万円以上ってことですよね。けっこう大きな差ですね。
そうじゃな。まぁ第3種換気システムもダクト式か、ダクトレスかで変わるけど。あ、ダクト式換気とダクトレス換気については後述するぞい。
第3種換気システムにはなにかデメリットはあるの?
第3種換気システムは、排気は機械で行うが給気は自然(負圧)に任せるため、換気力という面ではどうしても第1種換気システムよりも劣ってしまうという点じゃな。なので、第3種換気システムを採用する場合には「住宅の気密性(C値)」が求められるのじゃ。
住宅の気密性が高いと、換気がしやすいってことですか?
その通り。
住宅の気密性が低いということは、家のなかのいろんなところに細かい穴が開いているのと同じこと。
例えるならば無数に細かい穴が開いたストローで飲み物を飲むようなもので、吸いにくい。途中に無数の細かい穴があると空気が途中で逃げてしまい計画的な換気がしにくいのじゃ。
なんとなくわかったような…。
ま、基本的に第3種換気システムの場合は第1種換気よりも換気効率はよくないので、気密性を高く確保しておきたいということを覚えておこう。
住宅の気密性はC値で表すよね?どれくらいのC値ならいいの?
あくまで目安じゃがC値は1.0を切れば一般的には高気密住宅と言われる。したがって少なくとも「C値1.0」は目指したいところじゃな。木造住宅ならきちんと施工すればC値0.7くらいは目指せるはずなので、「最低C値1.0以下、できればC値0.7以下」を目標としてハウスメーカーに相談すると良いじゃろう。
- 第3種換気システムのメリット
- 初期費用が安い
- メンテナンスコストが安い
- メンテナンスの手間がほとんどかからない
- 第3種換気システムのデメリット
- 気密性が低いと換気が有効に機能しないリスクがある
結論を言ってしまうと「寒冷地以外」「木造住宅」であれば第3種換気システムはオススメするぞい。
寒冷地の場合、外気をそのままの温度で取り入れる第3種換気システムは熱損失が大きいので、第1種を検討してもいいが、寒冷地以外であれば第3種換気で十分じゃ。
木造住宅ってのは?
基本敵に木造住宅の方が気密性(C値)は確保しやすいからじゃ。
木造住宅ならしっかり精密に施工すれば、C値0.7~1.0を目指すことは可能と考える。だから寒冷地以外の木造住宅なら第3種換気システムで十分だと思うって話じゃな。
初期費用の違いもあるが、やはりメンテナンスをほとんどしなくてよいと言うのも大きい。メンテナンスコストが安いのは気楽だからね。
高気密化ができる木造住宅なら第3種換気システムでも十分なんだね。
うむ。気密性をしっかり確保していれば、第3種換気システムでも十分換気できるはずじゃ。
マイホームはどうしても「外観の高級感」や「内装設備の豪華さ」など見た目がを重視してしまいがちですが、家にとって本当に大切なのは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐火性など「目に見えない住宅性能」です!
そしてこの部分はハウスメーカーごとに「大きな差」が存在します。住んでから「夏暑い/冬寒い」などの後悔をしたくないなら、住宅性能は必ず「カタログスペックで比較」してください!
本当に住宅性能に自信のあるハウスメーカーなら、カタログに「明確な数値を載せる」のが普通です。カタログにスペックを記載していない会社は自信がないと判断しましょう。大事なのは「カタログスペックで比較すること」です!
ダクト式換気とダクトレス換気はどちらがオススメか?
それから24時間換気システムには「ダクト式セントラル換気方式」と「ダクトレス換気方式」という種類がある。これについても解説しておこう。
第1種換気と第3種換気どちらにもダクト式とダクトレス式の2種類があるんですか?
基本的に第1種換気システムにはダクト式のものが多く、第3種換気システムにはダクトレス式が多いが、一応どちらにもある。
それぞれについて少し詳しく説明していこう。
ダクト式換気システムのメリット・デメリット
ダクト式換気システムとは文字通り、家じゅうにダクト(配管)を張り巡らせ、一か所(あるいは二か所)で集中管理(セントラル管理)する換気システムのことです。ダクト式換気システムは家の中に配管を張り巡らせるため、初期費用が高くなります。主に第1種換気システムで用いられる方式ですが、第3種でもダクト式セントラル換気方式を用いた換気システムがあります。
ダクト式換気システムは効率よく適切な換気がしやすいメリットがある反面、「ダクトの中が汚れる」という問題点も指摘されています。特に給気をダクトで行う場合、ダクト内が汚れていると家の中に取り込む新鮮な空気がダクト内を通ることで汚染されてしまうという問題点があります。
ダクト式は狙ったところを適切に換気しやすいメリットがある反面、初期費用が高く、またなんといっても「ダクト内が汚れる問題」が指摘されているのじゃ。
排気をダクトでやる分には良いが、問題はダクト給気の換気システム。
ダクト給気の場合はダクトの中が汚れていたら、せっかく新鮮な外気を取り込んでも、ダクト内を通ることで空気が汚れてしまう可能性がある。
せっかくのキレイな空気に換気しているのに、空気の通り道のせいで汚れちゃうのは問題ですね。
第1種換気を取り扱っているハウスメーカーは、「給気口にフィルターがあるからダクト内が汚れることはない」という営業トークをするところもあるが、ちょっと注意じゃな。
いくらフィルターがあるとはいえ、ダクト内が全く汚れないというのは考えにくい。ホコリやゴミに加えて、虫の死骸だのもダクト内に溜まる可能性は否定できないからね。
たしかにいくらフィルターがあったとしても長く使えば多少はダクトの中が汚れそうですよね。
ダクト式換気システムを採用する場合、はじめから「ダクトは汚れるもの」と考えて、定められたメンテナンススケジュールに従って(だいたい5年~10年に一度)はメンテナンスを行うことが望ましい。そしてメンテナンスの内容にダクト内のクリーニングは行うのかどうかもしっかりヒアリングしたいところじゃな。
なるほど。ダクト式換気はダクト内の汚れに注意が必要なんだね。
うむ。ただ、特に注意すべきは「ダクト給気方式の換気システム」じゃな。
排気をダクトで行うタイプの換気システムなら、部屋から出ていく空気がダクトを通るだけなのでダクト内の汚れはそこまで気にしなくて良いと思うぞい。
例えば、第3種換気システムだと給気はダクトレスで行い、排気をダクトで集中管理する方式のものがある。この場合は給気はダクトレスで新鮮な空気を取り込み、排気のみをダクトで行うため、基本的には清潔を保ちやすい。
なるほどポン。「ダクトレス給気・ダクト排気の換気システム」なら室内環境の清潔を保ちやすい、と!
- ダクト式換気システムのメリット
- 換気効率が高い
- ダクト式換気システムのデメリット
- 初期費用が高い
- 給気ダクト内が汚れると汚い空気を給気してしまうことになる
- ダクト内クリーニングはコストがかかるしできる業者も少ない
ダクトレス第1種熱交換換気システムの問題点
ちなみに第1種換気で、ダクトレス給気のものはあるんですか?
うむ。第一種熱交換換気システムでダクトレス給気のものもあるぞい。
ダクトレスの第1種熱交換換気システムは壁に取り付けたダクトレスの熱交換器付きの換気扇が付いているタイプじゃな。
それならダクトがないから空気の通り道が汚れにくいポン。
ただし、このダクトレス給気熱交換換気システムは、ちょっと特殊で空気の通り道が一方通行ではないんじゃ。70秒ごとに給気と排気が入れ替わるシステムなので、部屋の中心部の空気までしっかり換気できているのか?という問題点も一部指摘されている。
70秒で給気と排気が入れ替わるから換気口の近くの空気だけが換気されて、部屋の中心部の空気がよどみやすいのでは?ということですか。
ふーん、じゃあ給気と排気が入れ替わらなければいいのに。
ダクトレス熱交換換気システムの場合、熱交換機能を持たせるために給気と排気を入れ替える必要があるのじゃよ。
まぁ、ダクトレス方式の熱交換換気システムはまだ新しい技術なので、このあたりは今後の進化に期待したいところじゃ。一応、現段階での性能はしっかりヒアリングするべきだと思うぞい。基本的に換気効率という面では、やはりダクト式の方が性能が高いからね。
なかなか難しいポン。ダクトがあれば掃除が大変、ダクトがないと換気効率が落ちるのかー。
ダクトレス換気システムのメリット・デメリット
ダクトレス換気システムとは、文字通りダクト(配管)がなく壁にそのまま換気扇付きの排気口や給気口が付いている換気システムのことです。家の中に配管を張り巡らせる必要がないため、初期費用を抑えられ第3種換気システムでよく採用されます。またダクトクリーニングの必要がないのでメンテナンスコストも大きく抑えられます。
※前述のとおり第1種換気システムでも一部ダクトレスの製品があります。
ダクトレス換気システムは主に第3種換気システムでよく用いられる方式じゃな。
ダクトを張り巡らせないで済むので初期費用も抑えられるし、メンテナンスコストも抑えられるぞい。ただ、デメリットは第3種換気システムの項目で伝えた通り、住宅の気密性が低いとしっかりとした換気が行えない可能性がある。これがデメリットじゃな。
ふむふむ。では高気密住宅でのダクトレス換気システムなら有効に機能するんですね!
- ダクトレス換気システムのメリット
- 初期費用が安い
- ダクトがないので清潔を保ちやすい
- ダクトレス式換気システムのデメリット
- 換気効率が低い
24時間換気システムの特徴一覧表
注文住宅の24時間換気システムの特徴をわかりやすく一覧表にしてみたぞい。
第1種換気(ダクト式) | 第1種換気(ダクトレス) | 第3種換気(ダクト式) | 第3種換気(ダクトレス) | |
---|---|---|---|---|
給気 | 機械で行う | 機械で行う | 自然 | 自然 |
排気 | 機械で行う | 機械で行う | 機械で行う | 機械で行う |
初期費用 | ★ | ★~★★ | ★★ | ★★★ |
換気効率 | ★★★ | ★~★★ | ★★ | ★ |
熱損失 | ★★★ | ★★ | – | – |
メンテ性 | ★ | ★★★ | ★ | ★★★ |
清潔さ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
こういう一覧表があると24時間換気システムの良いところ、悪いところがわかりやすいポン!
24時間換気システムの選び方 まとめ
ここまで解説してくれたけど、いろいろあって混乱しちゃったポン。
はかせ、最後にわかりやすくまとめて~!
そういうと思っていたぞい。
ま、基本的には寒冷地で快適な室内温熱環境を実現したい方で予算に余裕がある方、+50万円のイニシャルコストを許容できる、そしてメンテナンスコストが高いことも許容できるなら第1種換気システム(熱交換換気システム)がオススメじゃ。
ふむふむ。
寒冷地で予算に余裕がある方、メンテナンスコストがかかるのも理解したうえでなら熱交換換気システムがオススメなんですね。
ただし第1種換気システムは給気・排気ともにダクトを使用するセントラル換気方式がほとんど。ダクト式第一種換気システムを採用する場合は、ダクト内のクリーニングはどう行うのか?できるのか?メンテナンススケジュールとメンテナンスコストはどうなっているのか?という点はしっかり確認しておくべきじゃよ!
第1種換気を採用する場合は、確認事項がけっこうあるポン!
うむ。やはり、第1種換気はダクト式が大多数なのでダクト内が汚れてしまうとせっかくの換気が汚れた空気を入れてしまうことになる。この点が気になる方は素直にダクト式第1種換気システムの採用を見直して、ダクトレス第1種換気か第3種換気を選ぶのも手だと思うぞい。
第一種換気、ダクト式換気のネックはやっぱりダクト内の汚れ…ですよね。ダクトの中って普段見えるところではないから、どれくらい汚れているのかもわかりにくいし不安といえば不安です。
寒冷地以外で、気密性を確保しやすい木造住宅を建てるなら第3種換気システムでも十分だと思うぞい。
欲を言うなら、ダクト排気のセントラル第3種換気システムは良いと思うぞい。換気性能も高いし給気はダクトレスなので、ダクトが汚れる心配がない。排気はダクトでも問題ないからね。
ふむふむ。
あと第3種換気システムを採用する場合は、気密性の数値「C値」がかなり重要になることも忘れないように。少なくともC値1.0以下は確保したいところじゃ。理想はC値0.7以下。
第3種換気は初期費用、メンテナンス面で大きなメリットがあるが、換気がしっかり行えないようであれば本末転倒じゃからね!
住宅の換気は重要ポン!換気がしっかり行えていないと健康面でも家の耐久性の面でも悪影響があるんだよね。
その通り。
住宅の24時間換気システムはあまり着目されない地味なポイントだが、かなり大事な項目であることを忘れないように!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事のポイント
- 第1種換気システムのメリット
- 換気効率が高い
- 熱交換換気システムを採用できる
- 快適な室内温度を維持しやすい
- 空調効率が高まる
- 第1種換気システムのデメリット
- 初期費用が高くなる(第3種に比べて+50万円以上が相場)
- メンテナンスコストが高くなる
- 電気代コストが高くなる
- ダクト内クリーニングが難しい
- 第3種換気システムのメリット
- 初期費用が安い
- メンテナンスコストが安い
- メンテナンスの手間がほとんどかからない
- 第3種換気システムのデメリット
- 気密性が低いと換気が有効に機能しないリスクがある
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
コメント
参考になります、ありがとうございます。