今回のブログ記事では「一戸建てマイホームの維持費」について詳しく解説していくぞい。
新築一戸建てマイホームを購入する前に「一戸建てマイホームって維持費がどれくらいかかるのか?」という点は誰もが気になる点じゃろう。
「一戸建てマイホームの維持費」について知りたい方は、このページを読めば一発で解決じゃよ!
一戸建てマイホームの維持費
さて、今回のブログ記事では一戸建てマイホームの維持費について解説していくぞい!
維持費?!
マイホームを買うと維持費がかかるの?
そりゃそうじゃろ。
車だって所有しているだけで維持費がかかる。マイホームももちろん維持費がかかるものじゃよ!
マイホームの維持費もちゃんと前もって知っておかないと、購入してから想定外のお金がかかってきたら困りますもんね。
その通り。マイホーム計画は買って終わりではないからね。
むしろ家を購入して住み始めてから新生活のスタートじゃ。日々暮らしていく中でかかる維持費についてもしっかり把握しておくべきじゃな!
ふむふむ。
たしかに維持費が必要なら、それはもちろん把握しておくべきだポン。
んで、一戸建てマイホームの維持費ってどれくらいかかるものなの?
まぁまぁ慌てなさんな。
一戸建てマイホームでかかってくる維持費をおおまかにわけると以下のとおりじゃ。
- 一戸建てマイホームでかかる主な維持費
- 税金(固定資産税・都市計画税)
- 保険(火災保険・地震保険)
- メンテナンス・修繕費用
ふむふむ。
一戸建てマイホームの維持費は「税金」と「保険」と「メンテナンス」のカテゴリーに分けられるんですね。
そういうこと!
では、一戸建てマイホームにかかる維持費を一つ一つ順番に解説していこう。
一戸建てマイホームの維持費①税金(固定資産税・都市計画税)
マイホームの維持費としてかならずかかってくるのが税金じゃな。
税金ね。税金ってイヤだよね!
イヤとか言いなさんな。
イヤでも払わないといけないのが税金なんじゃから。
マイホームの維持費として毎年かかる税金は「固定資産税」と「都市計画税」の2種類じゃ。
- マイホームの維持費として毎年かかる税金
- 固定資産税:不動産を所有していると必ずかかる税金
- 都市計画税:都市計画法による市街化区域内の場合に課税対象
ふむふむ。
「固定資産税」はマイホームの維持費として必ずかかる税金で、都市計画税はマイホームを購入するエリアが「市街化区域」だったらかかってくるんですね。
そういうことじゃな。
ただ、マイホームを問題なく建てられるエリアは「市街化区域」であるケースがほとんどじゃ。
つまりほとんどのケースでマイホームを取得するなら都市計画税もかかってくると考えた方がいいじゃろう。
ま、マイホーム建築予定地が市街化区域かどうかの確認は各自治体に問い合わせするべきじゃな。
なるほどね。
では、まず固定資産税がどれくらいかかるのか?という点をザックリ解説しよう。
固定資産税の計算式は以下の通りじゃ。
いきなりわかんないんだけど「固定資産税評価額」ってなんなの?
マイホームの購入価格とは違うの?
良い質問じゃな!
固定資産税評価額とはマイホームの購入価格とはまた違うのじゃ。
固定資産税評価額というのは、言葉のとおり固定資産税を決める基準となる土地・建物の評価額のことで各自治体が決めるもの。
新築マイホームを取得すると固定資産税評価額を算出するために、各自治体から担当者が訪問してきて敷地の形状だったり、建物の構造や仕様などを確認することになる。
立地や土地の形状、広さ、建物の構造や仕様などによって評価額は変わってくるわけじゃ。
ふむふむ。じゃあ単純にマイホーム購入した価格とは違うんですね。
うむ。固定資産税評価額は「市場の実勢価格の7割ほど」が目安とされている。
よく7割掛けされた固定資産税評価額をみて「え!この家ってこんなに安い価格が相場なの?もしかして騙されたんじゃ…」と思う方が多いが、固定資産税評価額は購入価格(実勢価格)より安いのが当たり前なんじゃよ。
なるほど。確かに購入したばかりの家が、購入価格より3割減の価値しかないって思ったらびっくりしちゃいそうですね。
うむ。まぁ固定資産税評価額はそういうものなのであまり気にしなくてよい。
それに固定資産税評価額は安く評価された方が、これから毎年かかる固定資産税が安くなるわけなのでむしろ低い方がお得でもある。
なるほど、たしかにね!
んで、だいたい固定資産税ってだいたいどれくらいかかるの?
固定資産税の算出方法は、家が建っている土地の場合は小規模住宅用地(200㎡以下の土地)は固定資産評価額が6分の1になるとか「負担水準」という制度があったりとか、ちょっとややこしいルールがあるので、このページですべて解説すると長くなるので割愛するが、まぁ一般サイズの木造一戸建て住宅(総床面積30坪~35坪)であれば、おおむね年間10~20万円前後の税額と言われているぞい。
固定資産税はおおむね年間10~20万円ですか。
けっこう幅がありますね。
ま、建物の構造だったり仕様だったり、土地の広さや形状、接道状況によっても変わるものだからね。
この辺は詳しくは、ハウスメーカーの担当者にヒアリングしておくべき項目じゃな。
あと都市計画税というのはどれくらいかかるの?
都市計画税の算出方法は以下の通りじゃ。
都市計画税は自治体によって税率が変わる場合があるが0.3%が上限と決められているぞい。
都市計画税の税率は上限が0.3%で、自治体によって0.3%以下のケースがあるんですね。
そう。税率は各自治体ごとに確認が必要じゃな。
で、都市計画税についても小規模住宅用地(200㎡以下の土地)は評価額を3分の1に減額する措置があったり「負担水準」という制度があったりと、まぁこれもややこしいルールがあるのでこのページですべて解説すると長くなってしまう。
なので、割愛するが、これも一般サイズの木造一戸建て住宅(総床面積30坪から35坪)であれば、おおむね年間1~2万円前後の税額と言われているぞい。
ふむふむ。固定資産税より都市計画税のほうが負担は少ないんですね。
ちなみに上記で固定資産税評価額の目安は「実勢価格の7割程度」と伝えているが、それもあくまで目安である点は注意してほしい。土地であれば面積や形状、接道状況などによっても変わってくるし、建物であれば構造や設備の仕様、築年数によっても変わってくるからね。
でも、そんなこと言われてもだいたいの固定資産税がわからないと、マイホーム計画を立てにくいポン!
そうじゃな。固定資産税評価額は、建物の仕様がしっかり定まらないと目安も産出できないが、候補のハウスメーカーが定まり、おおよそのプランが決まってくれば、あくまで概算になるがだいたいの固定資産税の目安は教えてもらえるケースが多いぞい。
じゃあプランが決まったら、ハウスメーカーサイドにヒアリングしてみればいいんですね!
- マイホームの維持費 税金の目安(30~35坪一般的な広さの家)
- 固定資産税:年間10~20万円前後
- 都市計画税:年間1~2万円前後
一戸建てマイホームの維持費②保険(火災保険・地震保険)
マイホームの維持費として保険料も考えておくべきじゃ。
一般的なのが「火災保険」と「地震保険」じゃな。
火災保険と地震保険ですか。
それって必ず入らないといけないものなんですか?
いや、必ず入らないといけないわけではないが、火災保険はほとんどのご家庭で加入している。と、いうにも「住宅ローンを借り入れる場合、火災保険への加入が義務づけられている」ケースがほとんどだからじゃな。
なるほど。住宅ローンを組んでマイホームを購入する人が多いから火災保険はほとんど人が入ってるんだね。
そういうことじゃな。
それに火災保険は、火災だけでなく建物や家財などを幅広く補償してくれる保険商品も多い。ワシは火災保険は素直に入っておくべきだと思うぞい。なお2015年のデータじゃが、持ち家世帯の火災保険の加入割合は82%とのこと。8割以上のご家庭で火災保険に加入しているわけじゃな。
地震保険は加入が義務付けられているんですか?
いや、地震保険は別に加入は義務付けられてはいない。
地震保険の世帯加入率(2019年)は33.1%。持ち家世帯のおよそ3割の家庭で加入しているって感じじゃな。
地震保険の加入率はけっこう下がるね。
ちなみに地震保険は単独で加入することができず、必ず火災保険とセットで加入することになっている。
そして火災保険は保険会社やプランによって、補償される内容や保険料が異なるが地震保険はどの保険会社で契約しても内容や保険料には違いがないのじゃ。
へー、なんで?
地震保険は政府と民間の保険会社が共同で運営している公共性の高い保険だからじゃな。
というのもひとたび巨大地震が起こってしまえば被害がとてつもない規模となるケースも十分に考え得る。
そうなると民間の保険会社だけだと補償しきれないこともあるかもしれない。だから国(政府)と民間で共同で提供しているのじゃ。
なるほど。
たしかに大きな地震は被害が広範囲に及ぶ可能性がありますね。
そして地震保険は、原則としてセットで加入した火災保険の補償額の50%までしか補償されないんじゃ。これも地震保険の加入割合が、ちょっと少なめな理由なのかもしれないね。
そうなんだ、まぁ大地震が起きたら被害の補償が大変だもんね。
ただ、火災保険の特約と組み合わせることで100%まで補償できることもあるので、その辺は詳しく保険会社の方にヒアリングしたほうがいいじゃろう。ま、多少保険料が上がってしまうだろうけどね。日本は地震大国なので、地震に対して備えすぎ、ということはないじゃろう。
ちょっと話がそれましたが、火災保険と地震保険は金額的にはいくらくらいなんですか?
火災保険は加入する保険会社やプランによってももちろん前後するが、だいたい「10年間:10万円前後」となるケースが多いようじゃな。
地震保険は各都道府県でかなり保険料が異なり、ざっくり言うと木造住宅で年間1万円~4万円前後と考えておこう。
都道府県 | 鉄骨・RC造などの地震保険料 | 木造などの地震保険料 |
---|---|---|
北海道、青森、新潟、岐阜、京都、兵庫、奈良、岩手、秋田、山形、栃木、群馬、富山、石川、福井、長野、滋賀、鳥取、島根、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、 熊本、鹿児島 | 7,400円 | 12,300円 |
福島 | 9,700円 | 19,500円 |
宮城、山梨、香川、大分、宮崎、沖縄、愛媛、大阪、愛知、三重、和歌山 | 11800円 | 21,200円 |
茨城 | 17700円 | 36,600円 |
徳島、高知 | 17,700円 | 41,800円 |
埼玉 | 20,400円 | 36,600円 |
千葉、東京、神奈川、静岡 | 27,500円 | 42,200円 |
はえー、ほんとにエリアによって全然違うんだねぇ。
年間1~4万円だと、維持費としてけっこう負担に感じるかもしれませんね。
うむ。保険料を負担に感じて、地震保険に入らないという方も多いと思うぞい。
あと耐震等級を取得している建物だと地震保険が割引されるぞい。
- 地震保険の耐震等級割引
- 耐震等級1:10%割引
- 耐震等級2:30%割引
- 耐震等級3:50%割引
耐震性が高い建物は地震保険も割引されるわけじゃな。
そのほか、地震保険は1年契約から可能じゃが、最長の5年契約をすると長期契約割引もあったりする。まぁこの辺の詳しい話は実際に保険会社でヒアリングするのが一番間違いないじゃろう。
- マイホームの維持費 保険料の目安
- 火災保険:年間1万円前後
- 地震保険:年間1~4万円前後
一戸建てマイホームの維持費③メンテナンス費用
マイホームの維持費として、メンテナンス費用も考えておくべきじゃな。
家は長く住めば必ずメンテナンスが必要な箇所がでてくるものだからね。
メンテナンス費用ってどれくらいを見越しておけばいいものなの?
一戸建てマイホームのメンテナンス費用もピンキリではあるが、あくまで目安として以下の表を参考にするといいじゃろう。
メンテナンスの箇所 | メンテナンス料金の目安(10年平均) |
---|---|
外壁(サイディング) | 40~70万円 |
屋根(スレート) | 25~40万円 |
壁紙(クロス) | 10~15万円 |
フローリング | 20~25万円 |
水回り(設備・配管等) | 25~35万円 |
給湯器 | 10~20万円 |
バルコニー・屋上の防水 | 10~15万円 |
シロアリ対策 | 20~30万円 |
はえ~。一戸建てマイホームのメンテナンスっていろいろなところがかかるんだねぇ。
まぁ、上記の表はあくまで10年平均の目安じゃな。
外壁と屋根に関しては近年の一戸建て住宅でもっともポピュラーなものを想定している。
外壁にしても屋根にしても、どんな外壁材を使っているか、どんな屋根材を使っているかでメンテナンス周期も変わってくるから、あくまで目安程度にすべきじゃな。
でもさ、外壁にしても屋根にしても別にメンテナンス周期がきても少しくらい放置していても大丈夫なんじゃないの?
サイディング外壁だったら10~15年に一度周期、スレート屋根も同様の周期で塗装・目地メンテナンスが推奨されているが、たしかに16年目にすぐにダメになるというわけではないよ。
ただ、基本的に家はコマメに点検・メンテナンスをすることが、結果的にコスト削減につながると言われているぞい。
なるほど。完全にダメになってから修繕するのでは、かえってお金がかかってしまうことが多いんですね。
うむ。まぁほとんどのハウスメーカーは点検スケジュールを用意しているので、その点検に沿ってメンテナンスしていけば問題ないと思うが、やはり目安となる期間は「10年」じゃな。
少なくとも10年に一度はしっかり家の隅から隅まで点検して、修繕が必要な箇所があればしっかり直す。これが家を長持ちさせて、結果的にメンテナンスコストを抑える方法と言えるじゃろう。
なるほどね。
ほんで、じゃあ10年ごとの一戸建てマイホームのメンテナンス費用は全部でどれくらいを想定しておけばいいの?
木造一戸建てマイホームのメンテナンス費用はザックリ「10年ごとに160~250万円前後」を想定しておくと良いじゃろうな!
へー、けっこうメンテナンス費用の維持費は必要なんですね。
これはあらかじめちゃんと理解しておかないと、メンテナンス費用が捻出できなくて困っちゃう可能性もありそうです。
うむ。一戸建てマイホームを購入する前に、しっかり維持費についても理解しておくべきじゃな!
- マイホームの維持費 メンテナンスコストの目安
- 10年ごとに160~250万円前後のメンテナンスコストが想定される
- 年間:16~25万円前後のメンテナンス・修繕費用として積み立てておくのが望ましい
マイホームのメンテナンスは最低でも10年に一度は集中点検をすることが望ましいぞい。
一番リスキーなのは点検もせずに放置すること。家を長持ちさせたい、メンテナンスコストを抑えたいなら放置は絶対にやめるのじゃ!
一戸建てマイホームの維持費を安く抑える方法
一戸建てマイホームは維持費もちゃんと把握しておかないといけないってことはわかったんですけど、維持費を安く抑えるコツとかってないんですか?
一戸建てマイホームの維持費を安く抑えるコツね。
まず税金面。これはマイホームを購入してしまった後に安く抑えようと思ってもなかなか厳しい。
まぁそうですよね。
次に保険料じゃが、これは保険会社とプランをしっかり比較することである程度は安く抑えることができるじゃろう。
保険もやっぱり比較が大事なんだね!
そしてメンテナンスコスト。ここが一番、施主の選択次第で抑えることが可能なポイントといえる。
マイホームの維持費を安く抑えるうえでもっとも大切なポイントは、メンテナンスコストを抑えることと言えるじゃろう。
ほーん。どんな風に?
あ、限界まで修繕するのを我慢するとか?
まったく違うわ。
前述した通り、点検とメンテナンスはできるだけコマメにやった方が結果的にメンテナンスコストを抑えられるんだってば!
そっか、じゃあどうやってメンテナンスコストを抑えるの?
最初から「メンテナンス周期の長い住宅設備・素材を採用する」ことじゃな。
例えば、サイディング外壁は10~15年で塗装メンテナンスが必要になるが、タイル外壁であれば基本的に塗装メンテナンスはフリー。まぁタイル外壁でも目地のコーキングは劣化するので、10~15年周期でコーキングの打ち替えメンテナンスは必要になるが、それでも大幅に外壁メンテナンス費用を抑えられる。
でも、タイル外壁って初期費用が高いじゃん。
それはそうじゃ。
でも、基本的にマイホームは30年、40年、50年と長く住むのが前提。
家を建てるなら、初期費用だけを比較するのではなく30年、40年、50年の長期のトータルコストで比較するべきだと思うぞい。
なるほど。でも単純に初期費用がグッと上がっちゃうと厳しいって意見もわかります。
そこは予算と相談じゃな。
それに、タイル外壁じゃなくてもサイディングでも最近ではメンテナンス周期がグッと長期化しているコストパフォーマンスの良い製品が出ている。外壁に限らず、屋根材もそうじゃ。
家の内外装、どの装備を選ぶかという段になったら「できるだけメンテナンスコストが抑えられるもの」を選ぶ。という意識をもって家づくりを計画ことが大事じゃな!
なるほど、そういう意識は確かに大切ですね!
ハウスメーカーの比較もメンテナンスコストを抑えられるかどうか?もしっかり比較したいですね!
そうじゃな。
メンテナンスコストは詳しくはヒアリングが必要になるとは思うが、大事な比較ポイントの一つと言えるじゃろう。
一戸建てマイホームとマンションの維持費を比較
そういえば素朴な疑問なんだけど、一戸建てマイホームとマンションだったらどっちが維持費が高いものなの?
お、そういう疑問もたしかに多いだろうね。
ではマンション・一戸建てにそれぞれ30年間住んだ場合の維持費を一覧表で比較してみよう。
維持費の種類 | 一戸建ての維持費(目安) | マンションの維持費(目安) |
---|---|---|
固定資産税・都市計画税 | 360~450万円 | 600~750万円 |
保険料 | 30~60万円 | 10~20万円 |
メンテナンス費用 | 480~750万円(内外装すべて) | 200~250万円(内装・設備等) |
修繕積立金 | 0円 | 720万円 |
駐車場代(車所有の場合) | 0円 | 360万円 |
合計 | 870~1260万円 | 1890~2100万円 |
言っておくが、このマンション・一戸建ての維持費比較一覧はあくまで目安。マンション、一戸建ての仕様によっても維持費は大きく変わってくる可能性があるので、あくまで目安として参考にするにとどめてほしいぞい。
ま、とはいえ一般的には一戸建てよりもマンションのほうが維持費は高いといわれているぞい。
はえ~。
一戸建てマイホームでもけっこう維持費するなぁと思っていたけど、マンションはもっとするんだね。
一戸建てマイホームの場合は、メンテナンス・修繕費用を全部自分で把握して積み立てないといけない面倒さはあるが、維持費は安い。マンションはマンションは修繕積立金とかを一律で徴収されるから楽だが維持費は少し割高じゃな。
なるほどね。
まぁいずれにしろ賃貸で一生住むよりは一戸建てでもマンションでも持ち家のほうがお得だから。住居費はいずれにせよかかるのであれば、一戸建てマイホームはかなりお得な選択肢と言えると思うぞい。
ちなみに「持ち家と賃貸 結局どちらがお得か?」という点を解説した記事も是非チェックしてくださいね。
一つ言えるとしたら、一戸建て住宅は定期的にしっかり内外装を点検したり掃除したり、点検メンテナンスを欠かさないようにお手入れできる人に向いていると言えるじゃろうな!
とにかく一戸建てマイホームでは、維持費もかかるってことは理解しておくべきだポン!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
維持費の種類 | 年間維持費の目安 |
---|---|
固定資産税 | 10~20万円 |
都市計画税 | 1~2万円 |
火災保険料 | 1万円 |
地震保険料 | 1~4万円 |
メンテナンス費用 | 16~25万円 |
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
コメント
こういう知識は大事ですね。マイホームの維持費を全く考えずに後悔している人も多いと聞きます。
維持費のことを考えても賃貸よりは断然マイホームを持った方が安上がり。もちろん自由さは減るけど。お金のことを考えるなら一戸建てマイホームが一番です。マンションは都内の山の手線の内側ならいいと思うけど変な過疎ってるエリアのマンション買うと将来人が減ったときに悲惨なことになりかねない。