
今回のブログ記事では桧家住宅の全館空調システム「Z空調」について詳しく解説していくぞい!
前回の記事「桧家住宅の特徴」では、桧家住宅の注文住宅全般について取り上げたが、今回の記事では桧家住宅の「Z空調」にさらにフォーカスして特集するぞい!Z空調について詳しく知りたい方は、このブログ記事を読めば一発で解決じゃ!
全館空調システム「Z空調」とは

それでは今回のブログ記事も始めよう!今回は桧家住宅の「Z空調(ぜっくうちょう)」の特集じゃよ!

いよっ!待ってましたポン!で、Z空調ってなんだっけ?

フォッフォッフォ!
たぬきくんはすぐに忘れてしまうのう!では、復習じゃ。Z空調はヒノキヤグループ、ダイキン、協立エアテックの3社が協力して開発した新時代の冷暖システムじゃ!
細かく言うと、気密性・断熱性に優れた桧家住宅の建物、そしてダイキンのビルドインエアコン、そして協立エアテックの全熱交換換気システム(ココチE)を合わせて「Z空調」と呼んでいるのじゃ。

思いだしたポン!それぞれの建物・空調・換気のエキスパートが集結してできた画期的な空調システムが「Z空調」だポン!そしてサンシャイン斎藤がCMやってるやつだポン!

サンシャイン斎藤ではなく、「斎藤Z」じゃ。

斎藤Z?(斎藤工じゃん)

斎藤Zとは、斎藤工さんのZ空調のCMの役柄じゃな。Z空調のことしか教えてくれない「家庭の教師」という役なんじゃ。ちなみにZ空調は「絶好調」と「空調」を掛けているんじゃよ!

そんなの言われなくてもわかるポン!いいから早く解説しろポン!

ぐぬぬ。
では、Z空調は「空調革命」という二つ名も付けられていることは知っているかね?

いや、知らなかったですけど。空調革命ってなにが「革命」なんです?

ズバリ「ローコストハウスメーカーで全館空調システムを採用できる」という点が革命なんじゃ!ほら、全館空調システムを採用しているハウスメーカーを思い浮かべてみたまえ。

えーと、全館空調といえば三菱地所ホームのエアロテックとか、セキスイハイムの快適エアリーとかですよね。

あ!あとは住友林業のエアドリームハイブリッドもあるポン!

うむ。それらのハウスメーカーに共通するのは、ズバリ「坪単価が高め」という点じゃ。
前回の記事でも書いたが、三菱地所ホームのエアロテックしかり、セキスイハイムの快適エアリー然り、住友林業のエアドリームハイブリッドしかり。
全館空調システムというのは、いわば「高級ハウスメーカーの専売特許的な高級な空調システム」だったわけじゃ。

なるほど。

そんな高級な冷暖房システムをローコスト住宅にも取り入れた。これがZ空調に「空調革命」という二つ名が付いている理由じゃ!

へーそうなんだ!

多分ね!

多分かよ。

ま、実際は「家の中全体を空調しても電気代が安い!」ってのが空調革命の由来なんじゃが、そのなかに「特にうちのは導入費用が安いぞ!」って意味も含まれていると思うぞい。
ま、とにもかくにも前回の記事「桧家住宅の特徴」では、尺の問題でZ空調のことをそこまで詳しく解説できなかったので、今回の記事で補足するってワケじゃ。

じゃあ、Z空調の解説をお願いします!
全館空調システムが得意なハウスメーカー
三菱地所ホーム
セキスイハイム
積水ハウス
住友林業
ダイワハウス
三井ホーム
アエラホーム
桧家住宅と同価格帯もしくは少し価格が高いハウスメーカー
タマホーム
トヨタホーム
クレバリーホーム
ウィザースホーム
アキュラホーム
タマホーム
桧家住宅は、コストパフォーマンスに優れたセミオーダーの規格住宅をメインに手掛けるハウスメーカーです。桧家住宅は比較的ローコストでありながら、耐震性・断熱性など住宅性能も平均以上のレベルを確保、さらにリーズナブルな価格帯で全館空調システム「Z空調」を採用できることも大きな特徴です。
桧家住宅を検討されている方は、同じく全館空調システムを採用可能なハウスメーカーと比較されていることが多いです。
また、全館空調システムを得意とするハウスメーカーは価格帯の高いところが多いため、桧家住宅と同価格帯のハウスメーカーとも比較しておくのがオススメです。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。桧家住宅を候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
Z空調の機能

さて、それではまず桧家住宅の全館空調「Z空調の機能」から解説していこう!Z空調の主な機能は以下の3つじゃな。
- Z空調の機能
- 全館冷暖房
- 熱交換換気
- 全館除湿

Z空調の主な機能はこんなところじゃな!

ふむふむ!全館冷暖房と全館除湿機能がついていて、さらに熱交換換気システムもついているから省エネってわけですね!

その通り!ちなみに熱交換換気システムは「ココチE」というぞい!

Z空調とかココチEとか、ふざけた名前だポン!

キャッチーな名前と言いなさいw

全熱交換換気システムってことは、一条工務店の「ロスガード90」と同じようなものですよね?
ロスガード90は熱交換率90%でしたけど、「ココチE」の熱交換率はどれくらいなんですか?

うむ。良い質問じゃ。実は「ココチE」の熱交換率はロスガード90ほど高性能ではない。ココチEの熱交換率はおよそ「70%」程度じゃ。

そうなんだ。じゃあ確かに一条のロスガード90と比べるとそこまで高性能ではないポン。

だが、それでも70%の熱交換率でも熱交換換気機能が付いているだけで、省エネ性能は上がっているぞい。それに後述で詳しく説明するがココチEはメンテナンスがラクなど他のメリットもあるからの。

なるほど。じゃあメリットとデメリットを把握することが大切ですね!

あ!Z空調は加湿機能もないんだね。

良いところに気がついたのう。確かに、Z空調には加湿機能は付いていない。
他社の全館空調システムでは「加湿機能」が付いているものも存在するが、実は全館空調システム全般「加湿機能は弱い」と考えた方がいいのじゃ。他社の全館空調システムも、別で加湿器を用意することをオススメされているケースが多い。
だから、Z空調に加湿機能がないのはそこまで大きなデメリットではないとワシは思うぞい。
Z空調のメリット

次は桧家住宅の全館空調システム「Z空調」のメリット・デメリットをまとめていくぞい。まずはメリットからピックアップしよう。
- Z空調のメリット
- 家の中全体が1年中24時間一定の温度に維持される
- 夏は頭上から涼しく冬は足元から暖かくする
- ヒートショックのリスクが軽減される
- 大空間や吹き抜けなど開放的な間取りでも快適な室温が保てる
- 24時間いつでもきれいな空気
- 部屋の中がスッキリする
- メンテナンスが楽
- 電気代はルームエアコンよりも若干お得
- 床面積を圧迫されない
- エアコン・換気システムそれぞれに10年保証付き

はえ~。Z空調はたくさんのメリットがあるポン。

では順番に解説をお願いします!
家の中全体が1年中24時間一定の温度に維持される

まずZ空調の一つ目のメリットは「家の中全体が1年中24時間一定の温度に維持される」という点じゃな。ま、これはZ空調の特徴というか、全館空調システム全般の特徴と言えるのう。

じゃあ、他社の全館空調システムと同じようにZ空調も基本的には「付けっぱなし」ってことですか?

うむ。全館空調システムは基本的に「付けっぱなし」じゃな。春や秋など、そもそも空調が必要ない時期は止めておいても良いが、夏や冬などは付けっぱなしにしておけば、家の中全体がずっと涼しくor暖かくなるぞい!

全館空調システムはトイレとか廊下とか脱衣所とかも空調されるんだよね!

うむ。リビングや居室だけでなく、家の中をくまなく一定の温度に保ってくれるのが全館空調の優れた部分じゃ。ルームエアコンではこうはいかんぞい。
夏は頭上から涼しく冬は足元から暖かくする

それからZ空調の吹き出し口には角度調整機能が付いているのじゃ。

ふーん。それって何の役にたつの?

角度調整機能付き吹出しルーバーによって、空気を送り込む流れを変えることができる。つまり、夏は頭上から涼しくして冬は足元から暖めるようにできるってワケじゃ。

Z空調の夏の風向

Z空調の冬の風向

意外に嬉しい機能ですね!
ヒートショックのリスクが軽減される

それから、これもZ空調のメリットというか全館空調システム全般のメリットじゃが、家の中全体を一定の温度に保つため、ヒートショックのリスクを軽減することができるぞい。
- ヒートショックとは
- 家の中の急激な温度差により血圧や脈拍が大きく変動すること。失神や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こすこともあり非常に危険。

ヒートショックは怖いですからね。リスクが軽減されるのはZ空調の大きなメリットだと思います。ちなみにヒートショックは特にお年寄りの方がなりやすいらしいですね。

うむ。家族にお年寄りの方がいる場合は全館空調システムは検討したい設備じゃ。

っていうか、マイホームは長く住むんだから今若くても年をとるわけだしね。
大空間や吹き抜けなど開放的な間取りでも快適な室温が保てる

これも全館空調システム全般のメリットじゃが、全館空調は大空間のリビングや吹き抜けなど開放的な間取りと非常に相性が良いぞい。

なんかそれ前にも聞いた気がするポン。

「積水ハウスのエアシーズン」の記事でも解説したのう。
ちょうどいい機会なので復習するが、基本的には部屋はできるだけ「間仕切り」をして空間を区切ったほうがルームエアコンの場合は空調効率が良いものなんじゃ。

ルームエアコンの場合は極論、部屋が狭いほうがすぐに空調が効きますもんね。

うむ。だが、Z空調ふくめ全館空調システムは基本的には「24時間付けっぱなし」で「家の中全体をまんべんなく空調する」ので、間仕切りをしてもしなくても影響が少ないのじゃよ。

なるほど!じゃあ、桧家住宅なら広いリビングや吹き抜けも実現できるかもしれないポン!

確かに、Z空調は桧家住宅の設計自由度を間接的に向上させているとも言えるが、桧家住宅はもともとそんなに設計自由度が高くないからのう。求める間取りが実現できるかどうかは、実際にヒアリングが必要と言えるじゃろうな。
24時間いつでもきれいな空気

それからZ空調は給排気の際に、高性能フィルターを通していることから、花粉やほこり・虫の侵入も防いでくれるぞい。

それはいいね!家の中がキレイな空気になるポン!

うむ。だが、実はZ空調のフィルター式の空気清浄機能はそこまで高性能ではない。Z空調(ココチE)のフィルターは「塵埃粒子除去率およそ74%」とのことじゃ。ま、空気清浄機能のない換気システムに比べれば大分優秀とも言えるがね!
メンテナンスが楽

それから、Z空調は他社の全館空調システムに比べてメンテナンスが楽な点が大きなメリットと言えるのう。

そうなんだ!なんでメンテナンスが楽なの?

それは、Z空調の心臓部の一つといえる熱交換換気システム「ココチE」の配置場所に秘訣がある。
ココチEは床下に設置されていて「床下の空間全体」をダクトとして利用しているのじゃ。だから、床をパカッと明けてフィルターを掃除機で吸ってお手入れするだけでOKなんじゃ!

それは楽でいいポン!それに、床にあるなら背の低いぼくでもカンタンにお掃除できそう!

うむ。全館空調システムのフィルターなどは天井などに設置されることもあるが、天井だと虫やホコリが降ってくることもある。床下なら、台に乗って掃除することもない。楽で安全なんじゃ。

なるほど!ちなみにフィルターの交換はどのくらいの頻度なんですか?

基本的には月に一回程度、掃除機でフィルターをお掃除していれば交換の必要はないらしいが、そうは言っても数年に一度くらいは交換した方がいいと思うぞい。価格も数千円程度のものじゃろう。

じゃあZ空調は、他社の全館空調システムよりもメンテナンスは手間も金額も少なく済みますね!
床面積が圧迫されない

Z空調は床下に全熱交換換気システム「ココチE」を配置し、天井にダイキンのビルドインエアコンを配置している。つまり、他社の全館空調システムのように家の床面積を圧迫しないのじゃ。これは大きなメリットじゃよ。

たしかに!
他社の全館空調システムは、半畳くらいのスペースを取るものが多かった気がします。

うむ。Z空調なら、床面積を圧迫しないのでその分部屋を広くすることができるワケじゃな!都市部など、大きな土地を確保できないケースなどは嬉しいメリットと言えるじゃろう!

これは大きなメリットだポン!
部屋の中がスッキリする

これもZ空調に限ったことではないが、全館空調システムは基本的に家の中には「給排気口」しかないので、部屋のなかがスッキリするぞい!

エアコンがあっても別にジャマじゃないと思うポン!

そういう意見もあるじゃろうが、実際比べてみるとルームエアコンがあるよりもビルドインの吹き出し口があるだけの方がスッキリしているように見えるものじゃよ。
電気代はルームエアコンよりも若干お得

ところでZ空調って電気代は安いの?

うむ。大事なところじゃな。Z空調の電気代は「ルームエアコンよりも若干安い」ぞい。
ルームエアコンを間欠運転した時と、Z空調を24時間連続運転した時の光熱費を比較すると、以下の通りになるようじゃ。
空調設備 | 月平均の光熱費(4地域) | 月平均の光熱費(6地域) |
---|---|---|
エアコン(総務省家計調査) | 20,160円 | 16,469円 |
Z空調(実測) | 15,118円 | 14,879円 |
※6地域(おもな都市:東京・千葉・横浜など)
※4地域(おもな年仙台・山形・福島・長野など)

ふむふむ。寒冷地だと、より光熱費がお得になるって感じですね!

でも、寒冷地じゃない関東地方だとルームエアコンを使った場合とそこまで大きな差はないポン。

そうじゃな。ま、寒冷地以外の場合は、ルームエアコン(間欠運転)とZ空調(連続運転)で、だいたい同じくらいの電気代がかかると考えていいじゃろう。
とはいえ、ルームエアコンは家の中が寒い場合もあるが、Z空調は家の中は24時間一定の温度に保たれる。これで電気代がほとんど同じくらいなのだから、この点は大きなメリットと言えるじゃろう!

家の中がずっと快適な気温で、電気代が同じくらいなら嬉しいポイントだポン!
エアコン・換気システムそれぞれに10年保証付き

それからZ空調は保証期間が長いこともメリットじゃ。

そうなんだ?どれくらいなの?

Z空調は「ヒノキヤグループの気密・断熱性に優れた建物」「熱交換換気システム:ココチE」「ダイキンのビルドインエアコン」の3つをあわせた総称なので、厳密にはZ空調の保証というわけではない。
正確には「熱交換換気システム:ココチE」と「ダイキンのビルドインエアコン」の保証期間が10年ということじゃな。

なるほど!10年というのは長いんですか?

うむ。基本的に、家の内装や設備に関する保証は5年以下が一般的なんじゃ。例えば、大手ハウスメーカー「積水ハウス」の全館空調「エアシーズン」は保証期間5年じゃ。
そう考えるとZ空調の保証期間10年は長い方だと言えるじゃろう。

なるほど!Z空調もなかなかやるポン!
Z空調のデメリット

さて、次はZ空調のデメリットをまとめていくぞい!Z空調のデメリットは以下の通りじゃな。
- Z空調のデメリット
- オプション料金がかかる(111万円)
- 加湿機能がない
- 定期的なメンテナンスが必要(年間数千円程度)
- 万が一故障した場合は家じゅう全体が暑いor寒い
- 空気清浄機能は若干弱い

ふむふむ。Z空調はデメリットの方がすくないのかな。

じゃあ、デメリットのほうも順番に解説をお願いします!
オプション料金がかかる(111万円)

まずZ空調のデメリット一つ目。それは「オプション料金がかかる」という点じゃな。

でも全館空調システムって他社でもだいたいオプションなんですよね?

そうじゃな。三菱地所ホームのエアロテックとか、中には標準仕様で採用しているハウスメーカーもあるが、そういうところの方が少数派じゃ。基本的に全館空調システムは、オプションの位置付けとなるケースの方が多い。
それに桧家住宅はもともと坪単価が安めなローコストハウスメーカー。そう考えるとZ空調がオプションなのは当然なんじゃがな。まぁ、標準採用しているところもあるので、一応デメリットとして挙げておくぞい。

Z空調のオプション料金っていくらなんだっけ?

家の広さにもよるんじゃが一般的な「30~40坪」くらいの家なら「オプション料金:111万円」前後で付けられるぞい!

やっぱりけっこう高いポン!

いや、これでも安い方なんじゃよ。例えば住友林業のエアドリームハイブリッドなんかは200万円前後の価格帯じゃ。

なんでZ空調はちょっと安いんですかね?

Z空調はもともと気密性・断熱性の高いヒノキヤグループの建物に、協立エアテックの「ココチE」とダイキンのビルドインエアコン(2台)を付けるだけでシステムを最適化している。だから、導入コストが他社と比べてちょっとだけ安いのじゃろう。

オプション料金がかかるのは、デメリットと言えるかもしれないけど、他社と比べて導入費用が安いならメリットでもあるかもしれないですね!
加湿機能がない

それから、これは前述したがZ空調には「加湿機能が備わっていない」のじゃ。これも一応、デメリットにあげておくぞい。

一応?加湿機能がないのは立派な弱点じゃないポン?

確かに他社の全館空調システムでは、加湿機能が付いているものもある。だが「基本的に全館空調システムの加湿機能は弱い」と考えておいた方が良いのじゃ。
加湿機能の付いている全館空調でも、個別に加湿器を用意している人はたくさんいる。そう考えるとZ空調に加湿機能が付いていない点はそこまで大きなデメリットではない気がしてしまうのう。
空気清浄機能は若干弱い

それからこれも前述したとおりじゃが、Z空調は他社の全館空調システムと比べて「空気清浄機能は弱い」と考えておくべきじゃな。

フィルターが付いているんだっけ?

うむ。Z空調は「塵埃粒子除去率およそ74%」とのこと。この点はハッキリ言ってそこまで優秀な数字とは言えないじゃろう。空気清浄機能を重視する人は、個別で空気清浄機を用意しても良いかもしれないのう。
万が一故障した場合は家じゅう全体が暑いor寒い

これはZ空調だけのデメリットではなく、全館空調システム全般に言えることだが、万が一故障した時は家の中全体が暑いor寒いという状況になる。この点も一応デメリットと言えるじゃろう。

ルームエアコンなら、全て同じタイミングで故障することはないですもんね。

ま、滅多に起きることではないので、そこまで気にしなくてもいいと思うがね。
Z空調はオススメか?

Z空調の特徴やメリット・デメリットはだいたいわかりました。

で、結局のところ桧家住宅の「Z空調」はオススメなの?

そうじゃな!Z空調は桧家住宅(ヒノキヤグループ)の売り上げを押し上げた目玉設備。さすがに目玉設備だけあってオススメじゃよ!
Z空調の性能自体は、他社に比べて抜群に優秀なわけではなく、また空気清浄機能が弱かったり、加湿機能が付いていなかったり弱点もあるが、それを補ってあまりある「コストの安さ」が決め手じゃ。
まずZ空調の導入コストは30~40坪で「111万円」で。この時点でけっこう安い。それに加えて、桧家住宅(ヒノキヤグループ)は建物自体の坪単価が安いのが大きい。これまで高級ハウスメーカーの専売特許的な存在だった全館空調システムをローコストでも実現可能にした功績は大きいと言えるじゃろう。
ローコストでも全館空調システム付きのマイホームが欲しいなら、桧家住宅は検討の価値があるハウスメーカーと言えるじゃろう。

おぉ~!

ヨッ!褒め博士!

ただし!いくら桧家住宅のZ空調が気に入ったとしても、それだけでハウスメーカーを決めてしまうのは早計じゃよ!何度も言う通り、ハウスメーカー選びでは「比較検討」が重要じゃ!同じ価格帯のハウスメーカーとしっかり比較することを忘れてはならないぞい!

わかりました!!
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!

さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?

たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。


チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫




これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?

そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。

そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。

なるほど。
それは確かにその通りですよね。

それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!

そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?


1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!


余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。


どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?


うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!


正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。






チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。


無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。


そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!

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まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
今回の記事をまとめると
- Z空調のメリット
- 家の中全体が1年中24時間一定の温度に維持される
- 夏は頭上から涼しく冬は足元から暖かくする
- ヒートショックのリスクが軽減される
- 大空間や吹き抜けなど開放的な間取りでも快適な室温が保てる
- 24時間いつでもきれいな空気
- 部屋の中がスッキリする
- メンテナンスが楽
- 電気代はルームエアコンよりも若干お得
- 床面積を圧迫されない
- エアコン・換気システムそれぞれに10年保証付き
- Z空調のデメリット
- オプション料金がかかる(111万円)
- 加湿機能がない
- 定期的なメンテナンスが必要(年間数千円程度)
- 万が一故障した場合は家じゅう全体が暑いor寒い
- 空気清浄機能は若干弱い
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