今回のブログ記事ではへーベルハウス(旭化成ホームズ)より創業50周年記念商品として2022年11月01日に発売開始された「ラティウスRD(RATIUS RD)」について価格や坪単価、特徴・評判・口コミなどを詳しく解説していくぞい!
へーベルハウスの新商品「ラティウスRD(RATIUS RD)」について知りたい方はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
- ラティウスアールディー(RATIUS RD)はどんな商品?
- ラティウスRD(RATIUS RD)の工法 重鉄制震デュアルテックラーメン構造とは
- ラティウスRDの制振装置(ハイパワードクロス)
- ラティウスRD(RATIUS RD)の特徴をまとめると
- ラティウスRD(RATIUS RD)の価格・坪単価
- ラティウスRD(RATIUS RD)のUA値・C値
- ラティウスアールディー(RATIUS RD)の外観
- ラティウスRD(RATIUS RD)の内装・間取り参考プラン
- ラティウスRD(RATIUS RD)の評判
- ラティウスRD(RATIUS RD)はどんな人にオススメか?
- へーベルハウス ラティウスアールディー(RATIUS RD)のまとめ
- へーベルハウスのラティウスRDの口コミを募集!
ラティウスアールディー(RATIUS RD)はどんな商品?
さて、今回のブログ記事では旭化成ホームズ(へーベルハウス)が、2022年11月01日より発売開始した新商品「ラティウスアールディー(RATIUS RD)」について詳しく解説していくぞい!
へーベルハウスの新商品かぁ!
興味あるポン!どんな注文住宅なの?
うむ。へーベルハウスのラティウスRDは旭化成ホームズの創業50周年記念商品として発売された商品で概要としては以下の通りじゃな。
旭化成ホームズ(へーベルハウス)の創業50周年記念商品として2022年11月01日より発売スタートした新商品。重鉄制震・デュアルテックラーメン構造という新しい構造が採用されている点が大きな特徴です。へーベルハウスはこれまで1、2階建ては軽量鉄骨造(ハイパワード制震ALC構造)、3、4階建ては重量鉄骨造(重鉄システムラーメン構造)がおもに採用されていましたが、2階建て注文住宅の新たな選択肢が加わったということです。
ラティウスアールディー(RATIUS RD)は、これまでメインだった軽量鉄骨造(ハイパワード制震ALC構造)の2階建てに比べて開放的な間取りプランを実現しやすくなり、なおかつ重量鉄骨造(重鉄システムラーメン構造)よりも価格を抑えることができます。
これまでの軽量鉄骨造と重量鉄骨造の「中間的な性能・価格」の商品プランです。へーベルハウスの2階建て住宅を検討している方には必見の商品と言えます。
ラティウスRDがこれまでのへーベルハウスの商品と決定的に異なる点は「構造」じゃな!
ラティウスRDでは、2階建て邸宅専用の新躯体「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」で建てられているのじゃ。これがラティウスRDの最大の特徴と言えるぞい。
へーベルハウスはこれまで1、2階建てには「軽量鉄骨造(ハイパワード制震ALC構造)」、3、4階建てには「重量鉄骨造(重鉄システムラーメン構造)」がメインで採用されていたのだが、これらの中間スペックにあたる「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」という新たな選択肢が加わったわけじゃな。
なるほど!
これまでの軽量鉄骨造・重量鉄骨造の中間スペックがラティウスRDなんですね!
うむ。ラティウスRDに採用されている重鉄制震・デュアルテックラーメン構造は、へーベルハウスの従来構造(軽量鉄骨造・重量鉄骨造)のメリットを組み合わせたハイブリッド工法と考えるとわかりやすいじゃろう。
ふーん。
それにしても重鉄制震・デュアルテックラーメン構造ってとんでもなく強そうな名前だポン!
もちろん名前だけじゃなく、実際にとんでもなく頑丈な躯体になっているぞい。
ラティウスRDはこれまでのへーベルハウスになかった第三の選択肢として今後人気になっていくことが予想される。
ぜひこのページでラティウスRDについて学んでいってほしいぞい。
ラティウスRD(RATIUS RD)の工法 重鉄制震デュアルテックラーメン構造とは
まずはへーベルハウスのラティウスRDの最大の特徴である「重鉄制震デュアルテックラーメン構造」について解説していこうと思うが、その前にへーベルハウスの主力構造である軽量鉄骨造と重量鉄骨造についてサラリと復習しておこう。
おもにへーベルハウスの1・2階建てに採用される工法。エネルギー吸収力に優れた制震フレーム「ハイパワードクロス」と「剛床システム」を組み合わせた制震構造。
おもにへーベルハウスの3・4階建てに採用される工法。骨太で強靭な重鉄・システムラーメン構造に、オイルダンパー制震システム「サイレス」を採用した制震構造。
へーベルハウスの軽量鉄骨造・重量鉄骨造はどちらも標準で制震仕様となる非常に頑丈な構造じゃ。どちらの工法も耐震等級3で非常に地震に強いが、あえて比較すればやはり重量鉄骨造の方が骨太で高強度、高耐久となる。
すごくザックリだが、軽量鉄骨・重量鉄骨のメリット・デメリットをまとめるとこんなところじゃ。
軽量鉄骨造のメリット
重量鉄骨造と比べて少し価格が安い
軽量鉄骨造のデメリット
重量鉄骨造と比べて少し強度・耐久性が劣る
重量鉄骨造と比べて間取りの自由度が低い
重量鉄骨造のメリット
重量鉄骨造と比べて強度・耐久性が高い
軽量鉄骨造と比べて間取りの自由度が高い
重量鉄骨造のデメリット
軽量鉄骨造に比べて少し価格が高い
ふむふむ。軽量鉄骨造のほうが強度や耐久性、設計自由度は少し劣るけど、その代わり少し価格が安い。
で、重量鉄骨造の方が強度や耐久性、自由度は高いけどその代わり少し価格が高いと。
超ザックリいえばそうじゃな。
ただ、一つ誤解のないように付け加えておくがへーベルハウスの軽量鉄骨造はあくまで重量鉄骨造に比べれば強度・耐久性・設計自由度が若干劣るというだけで、標準で制震仕様だしそもそも軽量といえど鉄骨造。木造住宅に比べれば設計自由度も高いし地震にも非常に強い頑丈な躯体であることは間違いないぞい。
軽量鉄骨造もちゃんと地震に強いし自由度も高いんだね。
うむ。そこが分かればOKじゃ。
で、ラティウスRDの構造「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」は従来の軽量鉄骨造(ハイパワード制震ALC構造)と重量鉄骨造(重鉄システムラーメン構造)のちょうど中間くらいのスペックというわけじゃな。
これまで両極端だった構造の中間スペックが新登場したってわけじゃな。
なるほど!それは需要がありそうだポン!
それではラティウスRDの重鉄制震・デュアルテックラーメン構造の具体的な内容をみていこう。
重鉄制震・デュアルテックラーメン構造は強靭な柱と梁で支える重量鉄骨構造と独自の制震フレームを組み合わせた構造なんじゃ。
重鉄制震・デュアルテックラーメン構造の※主架構には150mm角の太い重鉄柱を採用。さらに建物の荷重を支える梁のなかでも断面の大きな梁(大梁)との接合部は22mmもの厚みを確保している。
細かい寸法を言われてもよくわからないポン!
まぁそうじゃろうな!
ここでは分厚い鉄骨が使われていると考えればOKじゃ。
いちおうわかりやすいようにへーベルハウスのハイパワード制震ALC造・重鉄システムラーメン構造と鉄骨の厚みなどを比較すると、こんな感じじゃな。
部位 | ハイパワード制震ALC造 | 重鉄制震・デュアルテックラーメン構造 | 重鉄システムラーメン構造 |
---|---|---|---|
鉄骨の厚み | 3.2mm | 6mm | 9mm |
鉄骨柱(角形鋼管)のサイズ | 80mm角 | 150mm角 | 150mm角 |
鉄骨梁のフランジ厚 | 100mm | 125mm | 125mm |
ふむふむ。重鉄制震デュアルテックラーメン構造は、柱のサイズと梁のフランジ厚は重量鉄骨造のサイズで、鉄骨の厚みは軽量鉄骨と重量鉄骨の中間ってことですね。
うむ。ちなみに重鉄制震・デュアルテックラーメン構造は「へーベルハウスの従来の軽量鉄骨造と重量鉄骨造の中間スペックにあたる」と述べたが、カテゴリとしては「重量鉄骨造」じゃ。
重量鉄骨造ってことはだいぶ頑丈そうだね。
めちゃくちゃ頑丈だね。そして設計自由度が高い。
というのも、重量鉄骨造というのは基本的にすごく単純な仕組み。頑丈な鉄骨柱と鉄骨梁をがっちりと剛接合することで構造耐力とするので、壁(面材)で建物を支える構造に比べてかなり自由度が高いのじゃ。
骨組みの頑丈さが抜群に高いので、開放的な大空間リビングや大開口の窓などを実現しやすい構造というわけじゃな。
頑丈で設計自由度が高くて、しかも重鉄制震デュアルテックラーメン構造っていうからには制震仕様なんですよね?
うむ。重鉄制震デュアルテックラーメン構造の制震装置に関しても次の項目で詳しく解説していこう。
ラティウスRDの制振装置(ハイパワードクロス)
ラティウスRDの制震技術は、従来の軽量鉄骨造(ハイパワード制震ALC構造)に用いられる「ハイパワードクロス」が採用されているぞい。
ハイパワードクロスは、いわば「進化した筋交い(すじかい)」じゃ。
斜材と横材の組み合わせによって建物の変形(たわみ)を抑えながら、中央の連結部分にある制震デバイスに地震エネルギーを集約して、効率よく熱エネルギーに変換して揺れを抑える仕組みになっているぞい。
そして、この中央にある制震デバイスのコアには「極低降伏点鋼(ごくていこうふくてんこう)」という特殊な鉄が使われていることにも触れておこう。
ごくていこうふくてんこう!
なんか最終奥義みたいな名前だポン!
確かにちょっと小難しい名前だが簡単にいえば「極めて高純度の鉄」ってことじゃ。
極低降伏点鋼は、鉄のなかでも変形能力に富み、地震エネルギーを非常に効率よく吸収して熱エネルギーに変換することができる。要するに「制震システム」に非常に適した鉄が制震システムのコア部分に採用されているということじゃな。
なるほど。
あれ、でもラティウスRDの重鉄制震デュアルテックラーメン構造って「重量鉄骨造」ですよね?
重量鉄骨造なのに、軽量鉄骨造の制震システムを使っていて大丈夫なんですか?
良いところに気が付いたのう。
たしかにへーベルハウスの重量鉄骨造には「サイレス」という重鉄専用の制震オイルダンパー技術があるのじゃが、こちらは3階建て・4階建てでの使用を想定したオイルダンパーなのじゃ。2階建てのラティウスRDにつけるのはオーバースペックで、コストパフォーマンスも悪くなってしまう。
と、いうことでラティウスRDの重鉄制震デュアルテックラーメン構造ではコストパフォーマンスを高めるために軽量鉄骨造の「ハイパワードクロス」を使っているのじゃ。
ふむふむ。重量鉄骨造3階4階建てのオイルダンパーだとスペックが過剰でコスパも悪いから、あえての軽量鉄骨造向けのハイパワードクロスを使っているんだね。
でも、重量鉄骨造に軽量鉄骨造向けの制振装置を使って性能的には大丈夫なの?
もちろん大丈夫じゃよ!
と、いうのもへーベルハウスは軽量鉄骨造向けのハイパワードクロスをちゃんと、重量鉄骨造でもしっかり機能するように新に「アダプティブジョイント」と「フレキシブルジョイント」という2つの新技術を導入しているのじゃ。
アダプティブジョイント
アダプティブジョイントは制震フレームと梁を結合するジョイント部分のことじゃ。
ふむふむ。これがどうなるんや?
アダプティブジョイントは地震時における梁の上下変形を逃がして、柱や基礎にかかる鉛直方向のエネルギーを低減する仕組みになっている。またアダプティブジョイントによって、制震フレームのコア部分に効率よく地震エネルギーを集約させる役割も持っているぞい。
賢いシステムですね!
フレキシブルジョイント
フレキシブルジョイントは制震フレームと基礎を結合する部分。十字柱脚と4本のアンカーボルトが柱と基礎を柔軟につないでおり、地震時には揺れをいなして負荷の大半を制震フレームのコア部分に集中させることができるぞい。
なるほど、とにかく制震デバイスに地震の負荷を集中させたいんだね。
うむ。その為の制震デバイスだからね。
フレキシブルジョイントは、制震デバイスに負荷を集約することで、基礎に過大な力が加わることを防止する。これも重要な役割じゃ。
重鉄制震デュアルテックラーメン構造は実大振動実験をクリア
ちなみに重鉄制震デュアルテックラーメン構造を用いたラティウスRDはすでに実大振動実験をクリアしているぞい。
さすがへーベルハウスですね!
ちゃんと新商品でも実大振動実験をクリアしてから発売してるんですね!
その通り!
まぁへーベルハウスの重量鉄骨造という時点で頑丈さは他の追随を許さないレベルじゃが、ちゃんと実大振動実験で地震に強いことが証明されている点は安心できるポイントじゃな!
ラティウスRD(RATIUS RD)の特徴をまとめると
とりあえずここでラティウスRDのおおまかな特徴とまとめておこう。
- へーベルハウス ラティウスRDの特徴
- 新構造「重量鉄骨造(重鉄制震デュアルテックラーメン構造)」を採用
- 制震システム「ハイパワードクロス」に2つの新技術を導入
- 重量鉄骨の頑丈さを活かしつつコスパに配慮した新商品
おおまかにいうと、ラティウスRDの特徴はこんなところじゃな。
要するにラティウスRDは、従来のへーベルハウスの軽量鉄骨造(1.2階建て)と重量鉄骨造(3.4階建て)のメリットを掛け合わせたハイブリッドモデルというわけじゃ。
へーベルハウスの従来モデル「キュービック(1.2階建て)」と「FREX(3.4階建て)」の中間モデルということですね!
うむ。今までの「重量鉄骨造((重鉄システムラーメン構造)」でも2階建てモデルを建てられないわけではなかったが、重鉄システムラーメン構造は2階建てモデルに採用するには過剰スペックで初期費用も高くつくのがネックだったわけじゃな。だが、ラティウスRDの登場でコスパを抑えつつダイナミックで開放的な設計を2階建てモデルで実現できるようになった。
ラティウスRDは「重量鉄骨造の頑丈な躯体で、開放的な2階建て住宅を建てたい!」という需要にバッチリ答える商品モデルということじゃ。
ふむふむ。今までにない選択肢が増えたことで、へーベルハウスがさらに人気でそうだポン!
ラティウスRD(RATIUS RD)の価格・坪単価
ところでラティウスRDは重量鉄骨造と比べて少しコスパに優れるんでしょ?
価格帯・坪単価はどれくらいなの?
一番気になるところじゃな!
へーベルハウス ラティウスRDの参考価格・坪単価は以下の通りじゃな。
- へーベルハウス ラティウスRDの価格帯
- 本体価格の目安:3,200~4,500万円前後
- 坪単価の目安 :坪単価90~120万円前後
プランにもよるが、ラティウスRDの本体価格はおおよそ3,200~4,500万円くらいが予算目安。坪単価90~120万円前後が予算目安となるじゃろう。
さすがへーベルハウス。価格帯は高級住宅ですね。
うむ。確かにローコストではないが、コストパフォーマンスが悪いわけではないぞい。
へーベルハウスの家は災害にも非常に強いうえ、圧倒的な耐久性を誇る。マイホームは長く住むのが大前提じゃろ。へーベルハウスの家はメンテナンスサイクルもかなり長く住み始めてからのコスパは極めて優秀じゃ。
初期費用だけを比較すれば高く感じるかもしれないが、30年・40年・50年・60年と長く住めば住むほどにコスパの良さを体感できる住まいじゃよ。
なるほど。ラティウスRDも長い目でいればお得でコスパが良いんだね。
へーベルハウスの鉄骨造はちゃんとメンテナンスすれば少なくとも3世代は住み続けられる性能がある。
木造住宅が約30年で建て替えられている現実を見れば、3世代以上に渡って安全に住み続けられる家を建てるのだから決してコスパが悪いわけではないぞい。
それに、従来の重量鉄骨造「FREX」シリーズと比較して初期費用も少し安くなっているしね。
へーベルハウスの軽量鉄骨造(ハイパワード制震ALC構造)のキュービック、重量鉄骨造(重鉄システムラーメン構造)のFREXとおおよその価格帯を比較するとこんな感じじゃな。
へーベルハウスの商品 | 坪単価の目安 |
---|---|
キュービック(軽量鉄骨造) | 坪単価90~100万円 |
ラティウスRD(重量鉄骨造) | 坪単価90~120万円 |
FREX(重量鉄骨造) | 坪単価110~130万円 |
なるほど。確かに重量鉄骨造のFREXより少し安い価格帯なんですかね。
うむ。軽量鉄骨造で建てるキュービックと比べると若干高いとはいえ、FREXシリーズよりは価格を抑えられる。
これまで重量鉄骨造の2階建てはFREX2という選択肢しかなかったわけだが、ラティウスRDの登場により重量鉄骨の圧倒的な頑丈さと設計自由度、そしてコスパの良さを両立できるようになったというわけじゃ。
これまでも「重量鉄骨造の2階建て」を求める人は、中間スペックが欲しいなぁと思っていたはず。ラティウスRDではそういった需要に応える商品というわけじゃな。
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
ラティウスRD(RATIUS RD)のUA値・C値
続いてラティウスRDの断熱性(UA値)・気密性(C値)について解説していくわけじゃが、断熱性・気密性に関しては従来モデルと基本的に変わらない性能と考えていいじゃろう。
へーベルハウスはどちらかというと断熱性・気密性よりも耐震性や耐久性などの安全面に力を入れているハウスメーカーでしたよね。
うむ。たしかにへーベルハウスはどちらかというと断熱性・気密性は弱点。
ただ弱点といえどちゃんと快適に暮らせる水準の断熱性は確保しているぞい。へーベルハウスの注文住宅は全棟で4.5.6.7地域におけるZEH基準(UA値0.6以下)をクリアしている。つまりラティウスRDも少なくともUA値0.6以下はクリアしているはずじゃよ。
- へーベルハウス ラティウスRDの断熱性・気密性
- 断熱性能(UA値):0.6以下
- 気密性能(C値):非公表
UA値0.6以下をクリアしてるなら問題ないじゃん!
うむ。鉄骨造はどうしても木造ハイスペックモデルに比べると断熱性ではビハインドがあるが、ZEH水準をクリアしていれば問題なく快適に過ごすことができるじゃろう。
気密性の数値(C値)は非公表なんですね。
正直、C値は実測値ベースになるからね。完全フルオーダーのへーベルハウスとしては目安の数値を公開しにくいという事情もあるのじゃろう。気密性に関してはヒアリングすることをオススメするぞい。
ふむふむ。気密性は実際にヒアリングすることね!
それにへーベルハウスは断熱性の数値(UA値)が優れていることよりも「長期間に渡って劣化しない断熱性」を重視しているのじゃ。
そうなんだ?へーベルハウスの家は断熱性が劣化しにくいの?
うむ。へーベルハウスは旭化成建材が手掛けるフェノールフォーム系断熱材「ネオマフォーム」を採用しているが、ネオマフォームは他の発泡プラスチック系断熱材に比べて独立気泡率が高く、気泡を構成するフェノール樹脂のガス透過性が非常に低いのでかなり劣化に強い。また発泡プラスチック系断熱材なので湿気や結露にも強いため、この点も劣化耐性を高めている。
実際、へーベルハウスは築20年後の性能数値も実験でほぼ劣化しないことがわかっているぞい。
普通の家はどんなに大事に住んでも経年劣化することを考えれば、へーベルハウスの耐久性・劣化耐性は非常に魅力的だと思うぞい。
なるほど。単純な新築時の性能数値よりもへーベルハウスは「新築時の性能が長期間劣化しない」ってところが強みだったりするわけですね!
その通り。
実際、木造+グラスウールの住宅と比較すると10年後、20年後には性能が逆転しているケースもあるようじゃ。
ラティウスRDに限らずへーベルハウスの家はそれだけ性能劣化に非常に強い。これは覚えておくといいぞい。
ラティウスアールディー(RATIUS RD)の外観
続いてラティウスRDの外観をみていこう!
こればっかりは画像をみるのが早いので見てごらん。
かっこよ!
重厚感が抜群だポン!
高級マンションを小型化したみたいな外観ですね!
うむ。マンションのような重厚感があるのは、外壁がへーベルハウス独自のALC外壁「へーベルウォール」を標準採用しているからかもしれないね!
へーベル板は厚みが「75mm」もあるからね。
厚みのある外壁材は彫りの深い意匠を施すことができる。彫りの深いデザインが施された外壁の重厚感は抜群じゃ。だからへーベルハウスは独特の高級感があるのじゃな!
ラティウスRDの発売と同時にへーベルウォールの新しいテクスチャ「グレイッシュストーン」もリリースされたようじゃ。花崗岩(かこうがん)の自然な美しさを表現したへーベルウォールとなっているぞい!
確かにへーベルハウスの外壁は高級感抜群ですね!
また、ラティウスRDの強靭な躯体ならバルコニーに大きく張り出した2.7mキャンティ庇も実現可能じゃ。
おしゃれだし、バルコニーでいろいろと楽しめそうだポン!
大きな庇(ひさし)があれば雨を防ぐこともできるし、リビングと屋外をゆるやかに繋げられて開放感も抜群ですね!
それに庇(ひさし)や軒(のき)は外壁の雨だれなどの汚れや劣化を防ぐ効果もある。もともとALC外壁へーベルは汚れが非常につきにくいが、軒や庇を付ければ外観をずっとキレイに保ちやすいぞい。
ラティウスRD(RATIUS RD)の内装・間取り参考プラン
続いてラティウスRDの内装・間取りについて。
これも見てもらった方が早いとおもうのでイメージ画像をどうぞ。
上質な雰囲気だポン!
ラティウスRDはへーベルハウスのフルオーダー注文住宅で、自由度に優れる重量鉄骨造(重鉄制震デュアルテックラーメン構造)で建てるので基本的に自由度は高いぞい。
天井も高くゆとりを持たせることができるし、開放感のあるハイサッシはもちろん木造住宅だと限られたハウスメーカーでしか実現できないコーナー窓も楽々と実現できる。また、鉄骨造でも内装をナチュラルなウッディ仕様に仕上げることももちろんできるぞい。
素敵な内装ですね!
それに開放的な半屋外空間「アウトドアリビング」を作ることも可能じゃよ。床の高さを変えることもできるので、アウトドアリビングで床を下げれば程よい「こもり感」も演出できるし、外構で周囲の視線をナチュラルに遮ることもできる。
おしゃれだしいいね!
床の高さを変えるのはアウトドアリビングだけでなく、室内も可能なので希望すれば「ダウンフロア(ピットリビング)」なども実現可能じゃ!また、床だけでなく天井を部分的に上げるハイルーフユニットも可能。これらの縦の空間を自由にプランニングすることで、空間にリズムと開放感が生まれるぞい。
こういう自由度の高いプランニングができるのがラティウスRDの魅力なんですね!
うむ。このようなフロアプランを見るとわかりやすいかもね。
横の広がりだけでなく、天井の高さなどを部分的に変えることで空間をナチュラルに区切ることができる。
重量鉄骨造ってすごいポン!
こんな開放的な空間デザインをしているのに、耐久性や耐震性は抜群なんでしょ?
もちろんじゃ!
一戸建て住宅というカテゴリのなかでも、重量鉄骨造は最強に近い。
太く頑丈な鉄骨がベースになる構造躯体は地震はもちろん、台風や水害などにも強い。さらにへーベルウォールは国土交通省にも認められる不燃材料なので火災にも強い。へラティウスRDはあらゆる災害に強い頑丈な家じゃ!
ラティウスRD(RATIUS RD)の評判
続いてラティウスRDの評判について。
ただ、ラティウスRDはまだ発売間もないので正直、まだ評判は出揃っていない印象じゃな。
ただ評判なしでは参考にならないので、SNSを中心に意見や感想をかいつまんでピックアップしてみたぞい。
ラティウスまじでかっこいい家すぎる。自由度高すぎてなんでもできるやん。
ラティウスRDにするか、キュービックにするか…。新たな選択肢が出たことで迷いが生じる。
ダウンフロアとか高天井に憧れている人はへーベルハウスのRATIUS RDがぶっ刺さりそう。お金持ち専用の家だと思うけど。明らかに豪華だもんな。
へーベルハウスの家はかっこいいけど高くて買えない。ラティウスRDって新商品も高いんだろうな。
2階建てが良い&重鉄構造の方が良いので自分にとってはラティウスRDはドンピシャです。
ラティウスRD(RATIUS RD)はどんな人にオススメか?
それでは最後にへーベルハウスのラティウスRDはどんな人にオススメなのか?という点について教えてください!
うむ。へーベルハウスのラティウスRDはこれまでにない新しい構造「重鉄制震デュアルテックラーメン構造」を採用した新モデル。
重量鉄骨を剛接合する強靭な構造をベースにし、これまで軽量鉄骨造で採用されていた制震装置ハイパワードクロスを導入したハイブリッドな躯体。ザックリいえば従来の軽量鉄骨モデルのCUBICと重量鉄骨モデルのFREXの中間スペックとなる新商品じゃ。
重量鉄骨の強さによりダイナミックな空間設計を可能としつつ、コストパフォーマンスの高い制震フレームを組み合わせて価格帯も抑えることに成功している。
ダイナミックな大空間や大開口の窓、コーナー窓はもちろん天井を部分的に上げるハイルーフユニットや、床を下げて程よいこもり感を演出するダウンフロア、バルコニーに大きく張り出した2.7mキャンティ庇など間取りプランの自由度は抜群に高い。
頑丈で自由度の高い2階建て鉄骨造を建てたい方にはオススメできるプランじゃな。
それこそへーベルハウスで2階建て注文住宅を検討している方なら、ラティウスRDは一度はチェックしてみるべき商品プランだと思うぞい!
- へーベルハウスのラティウスRDがオススメな人
- 重量鉄骨造の頑丈な構造躯体で家を建てたい人
- ダイナミックで開放的な空間設計が好みな人
- とにかく災害に強い2階建て住宅を建てたい人
- コストパフォーマンスに優れる重量鉄骨造2階建てを建てたい人
なるほどね!
じゃあ、逆にラティウスRDがオススメではない場合はあるの?
うむ。へーベルハウスのラティウスRDは基本的に総床面積が40~60坪の2階建て住宅を想定して開発された重量鉄骨造の商品モデルじゃ。40坪未満の総床面積の場合は、コストパフォーマンスも悪くなるし、重量鉄骨造特有のダイナミックな空間設計も活かしにくくなってしまう。
なるほど。ラティウスRDは軽量鉄骨造と重量鉄骨造の中間スペックで、重量鉄骨造の建物としてはコスパの良さも魅力の一つなのに、40坪未満だと良さが活かしきれない場合があるってことですね。
そうじゃな。重量鉄骨造は柱も太いのでその分だけ壁も分厚くなる。壁が分厚くなるのは建物の強度面ではメリットがあるが、敷地面積に余裕がないと逆に狭苦しさを感じてしまうかもしれない。
そうなればせっかくのラティウスRDの良さである「重量鉄骨商品としてのコスパ」や「ダイナミックな空間設計」という良さを活かしきれない可能性があるということじゃな。
なのでラティウスRDにすべきか、それとも従来の軽量鉄骨造商品(CUBICなど)にするかは個別に相談するのが一番間違いないじゃろう。
なるほどね。
あと単純にラティウスRDは、初期コストが安いわけではないのでローコスト住宅の価格帯で家を建てようとしている人にとっては、価格面で合わないと思うぞい。ただ、へーベルハウスは初期コストこそ高いが、長く住んだ際のトータル的なコスパは決して悪くないのでその点は理解してほしいぞい。
へーベルハウスは性能が劣化せずに長く快適に住めるし、メンテナンスサイクルも長いんですよね!
- へーベルハウスのラティウスRDがオススメではない人
- 総床面積が40坪未満の人は要相談
- ローコスト住宅で家を建てたい人
鉄骨系ハウスメーカー(へーベルと価格帯も近い)
積水ハウス
セキスイハイム
ダイワハウス
パナソニックホームズ
トヨタホーム
へーベルハウスと価格帯が近いハウスメーカー
住友林業
三井ホーム
三菱地所ホーム
スウェーデンハウス
住友不動産
へーベルハウスより少し価格帯が安いハウスメーカー
一条工務店
タマホーム
へーベルハウスは、標準仕様で「制震構造」の住まいを手掛ける安全性に特化した鉄骨造専門ハウスメーカーです。
へーベルハウスは強靭な構造躯体のほか、優秀なALC外壁「へーベル板」を用いた重厚な外観や、人気のアウトドアリビング「そらのま」など、自由で開放的な間取り設計も魅力です。また大手ならではの充実した保証・アフターサービスも人気の秘訣。総合的なバランスに優れるハウスメーカーです。
へーベルハウスを候補にしている方は、「積水ハウス」「セキスイハイム」「パナソニックホームズ」など鉄骨系ハウスメーカーと比較される方が多いです。また、価格帯が近い木造メーカー「住友林業」「三井ホーム」「住友不動産」なども比較対象としてチェックしておくといいでしょう。
なお、へーベルハウスは価格帯としてはやや高めの「ハイグレード住宅」に分類されるので、少し価格帯を抑えたミドルコストのハウスメーカーとも比較して「どこが違うのか?」を把握しておくのもオススメです。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。へーベルハウスを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
へーベルハウス ラティウスアールディー(RATIUS RD)のまとめ
- へーベルハウス ラティウスRDとは
- 新構造「重鉄制震デュアルテックラーメン構造」で建てる2階建て商品
- 重量鉄骨造の頑丈な構造躯体であらゆる災害に強い
- ダイナミックで開放的な空間設計が得意
- 重量鉄骨造の家としてコストパフォーマンスに優れる
へーベルハウスのラティウスRDの口コミを募集!
へーベルハウスのラティウスRDについて、当ブログでも皆さまの口コミを大募集しています!
へーベルハウスのラティウスRDで家を建てる方、建てた方はもちろん、ラティウスRDを検討している方もご意見・ご感想を当ページの最下部より寄せてくださいポン!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
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