今回のブログ記事では、へーベルハウスのセミオーダースタイルの規格住宅「4つのHAUS(ハウス)」について詳しく解説していくぞい!
へーベルハウスの「4つのHAUS」について知りたい方は、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
4つのHAUSとは
さて、今回はへーベルハウスが最近、力を入れて販売している「4つのHAUS(ハウス)」シリーズについて詳しく解説していくぞい!
4つのHAUSですか、いったいどんな商品なんですか?
うむ。「4つのHAUS」は、へーベルハウスのセミオーダースタイルの規格住宅プランなんじゃよ!
へーベルハウスの頑丈な躯体、制震構造、重厚感のあるへーベル板などの良さはそのままに、規格プランにすることでコストパフォーマンスをアップさせた商品って感じじゃな!
へーベルハウスらしさはそのままに間取りを規格化して価格を抑えた商品ですか!いいですね!
それに間取りもかなり豊富じゃよ。プロが厳選した「230プラン」から選択できるのじゃよ!
それじゃ「4つのHAUS」じゃなくて「230のHAUS」やんけ!
いや4つのHAUSっていうのは大きく4つのスタイルがあるよ!ってことなの!それに「230のHAUS」じゃ語呂も悪いし!
ほーん。じゃあ、どんなスタイルがあるのさ!
うむ。へーベルハウスの「4つのHAUS」は以下の通りじゃな。
- へーベルハウス 4つのHAUS
- 箱のHAUS(CUBIC)
- 三角のHAUS(CUBIC ROOMY)
- 段のHAUS(STEP BOX)
- 屋根のHAUS(新大地)
では、順番に解説をお願いします!
箱のHAUS(CUBIC)
へーベルハウス「4つのHAUS」、まずは箱のHAUSからの紹介じゃ。
箱のHAUSは、文字通り「箱型のスクエアフォルム」が印象的な外観デザインをしているぞい。
シンプルでへーベルハウスらしいデザインかも!
うむ。箱のHAUSは、へーベルハウスの原点とも言える「CUBIC(キュービック)」を系譜とする「シンプル&マッシブ(重厚)」をコンセプトとしたデザインじゃ。なかなかカッコイイじゃろう。
三角のHAUS(CUBIC ROOMY)
次は「三角のHAUS」について。三角のHAUSは、へーベルハウスの「キュービックルーミィ(CUBIC ROOMY)」がベースとなる規格商品。三角屋根が印象的なデザインじゃよ。
三角屋根は左右非対称なんですね!なんかおしゃれです!
うむ。アシンメトリーな屋根は個性的じゃろう。
三角のHAUSは、三角屋根のところにスペースがあるので小屋裏空間がある間取りのが特徴的。
ロフト・小屋裏は遊び心があふれるスペースとなるぞい!
遊び心のあるタイプの家ね!好きだポン!
段のHAUS(STEP BOX)
次は「段のHAUS」について。段のハウスの外観はこんな感じじゃ。
外観のデザインはスクエアフォルムで、箱のHAUSに似てますね。
外観はそうじゃが、段のHAUSは内部が特徴的なのじゃ。普通の一戸建て住宅は、フロアを「階」で分けるが「段のHAUS」は、階ではなく層で分ける。まぁ要は「スキップフロアの家」じゃな!
スキップフロアの家は楽しそうだね!
段のHAUSも遊び心があるデザインだポン!
屋根のHAUS(新大地)
最後は「屋根のHAUS」。屋根のHAUSの外観はこんな感じじゃ。へーベルハウスの「新大地」をベースに規格化されたプランじゃな!
ふーん。屋根のHAUSっていうけど…あんま屋根感ないような気がするけど…。
この画像だとちょっとわかりにくいかもしれないけど、ちゃんと屋根のあるタイプじゃな。
というか、へーベルハウスはフラット屋根のスクエアタイプの住宅が主力。だから、このようなタイプを「屋根のHAUS」としているってことじゃろう。
ちなみに「屋根のHaus」は、へーベルハウスの商品「新大地」をベースに規格化されたプランなんじゃ。
新大地はすごく重厚感あるね!
なんか「屋根のHAUS」と全然違うように見えるけど…。
新大地はフリープランの注文住宅。もちろん重厚感があるぞい。
屋根のHAUSは、新大地がベースになっているとはいえコストを抑えた規格プランだから、重厚感・高級感では劣るかもしれないが、基本的な性能などはほとんど変わらないから。
4つのHAUSの価格帯(坪単価)
へーベルハウスの「4つのHAUS」シリーズは、コストを抑えた規格プラン商品なんですよね!
価格帯はいくらくらいなんですか?!
価格帯は気になるところじゃな!
4つのHAUSは、それぞれのプランで細かい違いがあって一概には言えないが、同じ広さのへーベルハウスのフリープラン注文住宅と比べると、ザックリ「坪単価-5~10万円前後」くらいと考えるといいじゃろう。
- 4つのHAUSの価格帯
- 坪単価:65~85万円
なるほど。へーベルハウスの商品ラインナップのなかだと安い方に思えますね!
そうじゃな。4つのHAUSはベースが決められた規格プランなので、へーベルハウスのフルオーダー注文住宅と比べればお求めやすい価格帯じゃ。
それに規格住宅といえど住宅性能の面ではへーベルの自由設計の注文住宅となんら遜色のないレベルだからね。
しかも230パターンもプランが用意されているから、好みのものを選択できる可能性は高い。そう考えるとお得じゃろう!
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
4つのHAUSの工法(構造)
ところで4つのHAUSは工法(構造)はどうなってるの?
4つのHAUSの工法(構造)は、へーベルハウスの他のフリープランの注文住宅商品と変わらないぞい。
つまり、へーベルハウスの1.2階建てに採用される軽量鉄骨造「ハイパワード制震ALC構造」で建てられている。
- ハイパワード制震ALC構造
- へーベルハウスの1・2階建てに採用される工法。エネルギー吸収力に優れた制震フレーム「ハイパワードクロス」と「剛床システム」を組み合わせた制震構造。
ハイパワード制震ALC構造は、鉄骨軸組み工法がベースになっているほか、標準仕様で独自の制震フレーム「ハイパワードクロス」が搭載されているぞい。
ハイパワードクロスは地震の揺れを約2分の1まで低減し、地震の時に制震フレームが受ける不可は約6分の1まで低減する制震装置じゃ。
他社ではまだまだ制震システムを有料オプションの位置付けとしているところが多い中、へーベルハウスは規格住宅プランでも標準仕様で制震装置が付いてくるぞい。
凄いじゃん!
言い忘れておったが、耐震性能ももちろん優秀じゃよ。へーベルハウスの建物はすべて耐震等級3(最高等級)だから。
つまり、全棟「耐震+制震構造」というわけじゃ。へーベルハウスの家なら、地震は安心していいぞい。
4つのHAUSのメリット(長所)
さて、「4つのHAUS」のザックリとした特徴・価格帯・工法について解説したところで、次は具体的な「4つのHAUS」のメリット(長所)、デメリット(短所)について解説していくぞい!
まずは「4つのHAUS」のメリット(長所)からじゃ。
- 4つのHAUSのメリット(長所)
- コストパフォーマンスに優れる
- 230プランから選べる
- 住宅性能はへーベルハウスのフリープランと同等
- 人気のへーベル板も標準採用
- 標準仕様でZEH基準の断熱性
- 人気のオプションを標準採用
- 保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)
- 買い取り保証付き
では、順番に解説をお願いします!
コストパフォーマンスが良い
へーベルハウス「4つのHAUS」シリーズのメリット一つめは「コストパフォーマンスに優れる」点じゃな。
「4つのHAUS」は間取りプランを規格化することでリーズナブルな価格帯に抑えていることが大きな特徴ですもんね。
うむ。前述したとおり、プランにもよるが4つのHAUSの価格帯はザックリ「坪単価65~85万円」くらい。へーベルハウスの注文住宅にしてはリーズナブルな方と言える。
さらに当記事執筆時点(2021年5月時点)では、キャンペーンでさらに「多少の値引き」が可能とのことじゃよ。ただ、これについては終わってしまう可能性もあるらしいが。
へー、でも今後ももしかしたら別のキャンペーンをやるかもしれないね!
へーベルハウス厳選の230プランから選べる
4つのHAUSは「箱のHAUS」「三角のHAUS」「段のHAUS」「屋根のHAUS」の4スタイルあわせて230ものプランから好きなものを選ぶ規格モデルじゃ。
きっと好みの間取りも見つかるじゃろう。好みの間取りさえ見つかるなら、普通にへーベルハウスのフリープランでマイホームを建てるよりもお得。これもメリットと言えるじゃろう。
230プランもあれば、確かに良いのが見つかりそう。
しかも、この230プランはへーベルハウスがこれまでに生み出してきた膨大な数の間取りのなかから、完成度・普遍性・実際に住んだ方の感想・満足度をもとに厳選した名作プランばかり。使い勝手や家事動線などを考え抜かれているぞい!
へーベルの名作プラン!見るだけでも間取りの勉強になりそうですね!
しかも、このプランは続々と追加されていく予定のようじゃ。
2021年5月現在では「230プラン」じゃが、今後はまだ増えると思うぞい。
注文住宅の間取りはハウスメーカーの設計担当者と相談しながら「理想の間取り」を実現していくもの。
でもご注意ください!ハウスメーカーごとに、その「提案力(プラン力)」には大きな差があります!どのハウスメーカーが自分にピッタリの「理想のプランニング」をしてくれるのか?実際に比較しないとわかりません。注文住宅の間取りで後悔したくないなら、必ず候補のハウスメーカーを複数社「比較」してください!
住宅性能はへーベルハウスのフリープランと同等
「4つのHAUS」は間取りこそあらかじめ決められた規格プランだが、その他の工法(構造)・仕様・住宅性能などは基本的にへーベルハウスの自由設計のフリープランと同等なんじゃ。
規格プランで価格を抑えつつも、基本性能は他のへーベルハウスの注文住宅と同等なのだから、お得じゃろう!
なるほど!基本性能は他のへーベルハウスと同等なんですか!
じゃあ、本当に気に入った間取りがあればリーズナブルに建てられるからお得ですね。
人気のへーベル板も標準採用
そういえば、へーベルハウスといえばやっぱり「へーベル板」だよね。
4つのHAUSもへーベル板を採用しているの?
うむ。へーベル板を採用しているぞい。
だから、外観も重厚感のある見た目と言えるじゃろう。これもメリットの一つじゃな!
標準仕様でZEH基準の断熱性
前述で、「4つのHAUS」は基本性能いが他のへーベルハウスと同等と記載した通り、断熱性能についても同等。つまり4つのHAUSも「耐久型断熱:へーベルシェルタードダブル断熱構法」を採用していて、標準仕様でZEH水準の断熱性をクリアしているのじゃ!
あー、なんか長い名前の断熱構法だポン。
へーベルシェルタード断熱工法は「外壁(へーベル板)と断熱材で二重の断熱層を構築している」という意味。詳しくはコチラの記事で解説しているぞい!
それにしても標準仕様でZEH水準の断熱性を確保しているのは凄いですね!
うむ。鉄骨造住宅は、木造住宅に比べて断熱性にビハインドがあるのに標準仕様でZEH水準をクリアするのはなかなかじゃな!
参考までに4.5.6.7地域のZEH水準の断熱性は「UA値:0.6」。この数値をクリアしていれば、基本的には快適に過ごせるレベルだと思うぞい。
人気のオプションを標準採用
それから4つのHAUSは、へーベルハウスの人気オプションが標準採用されているようじゃ。これもメリットと言えるじゃろう。
へー!例えばどんなオプションが標準採用なの?
太陽光パネルとか?
残念ながら太陽光パネルは標準ではない。オプションじゃ。
一応、公式ホームページでは「食器洗浄乾燥機」「浴室感想暖房機」「リモコンWロックシステム」などが標準採用と記載があるのう。
え、でもその装備ってだいたい標準で付いてません・・・?
うん。
あと太陽光パネルをオプションで付けると「HEBEL HEMS」というエネルギーの見える化システムが無料で付けてもらえるようじゃな。
それって結局オプションじゃん。
うんまぁそうじゃが。
あ、あとはね可動式の棚みたいな家具?は標準で付いてるって。
子ども部屋を分けるのに使ったりするやつ。一応普通はオプションで15~20万円くらいするらしいぞい。
ふーん。それならいいじゃん!
保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)
それからへーベルハウスといえば保証が長い点も大きなメリットじゃな!
4つのHAUSも規格住宅だが、立派なへーベルハウス。もちろん、保証もその他の注文住宅に準拠しているぞい!
保証が長いのは嬉しいですね!
へーベルハウスの初期保証は何年でしたっけ?
へーベルハウスといえば「ロングライフプログラム」で初期保証30年、最長保証は60年!そして、60年間の点検は無料じゃ!
- へーベルハウスの保証・点検サポート
- 初期保証:30年
- 最長保証:60年
- 延長条件:30年目以降の定期点検および有償メンテナンスを行うこと
- 点検サポート:60年間無料
すごい!やっぱり大手ハウスメーカーのへーベルハウスだね。
保証・アフターサービスの面は安心感があるポン!
買い取り保証付き
さらに「4つのHAUS」では、へーベルハウス初の新たな保証「買い取り保証」もついているのじゃ。
それはなんだい?
買取保証は、将来の売却をも見据えた保証サービス。
マイホームを購入しても、将来的に家族の変化、ライフステージの変化によって「家を売る」という選択肢もでてくるかもしれないじゃろ?
たしかにそういうことはあるかもしれませんね。
もし売る時がきた場合は、へーベルハウスが最後まで面倒見ますよという保証じゃな。
具体的には、売却時の査定額でもし販売開始後6カ月で売却できない場合には、旭化成不動産レジデンスが「査定額の90%を上限に買い取保証する」という内容じゃ。
3000万円の査定額だったら、2700万円で買い取ってくれるってことですかね?
そういうことじゃな。
ちなみに、へーベルハウス「4つのHAUS」の場合、マイデッサン加算というシステムがある。
なにそれ?
マイデッサンとは、いわゆる「規格プラン」のことと考えればいい。
実は規格プランの家は、売却する時に有利なんじゃよ。
なんでや?
自由設計の注文住宅の場合、個人のこだわりが詰まった間取りになっているケースが多い。
その人にとってはベストな間取りでも、他人にとってはあまり使い勝手がよくないということもあるのじゃ。
その点、規格プランはあらかじめ「万人受けする間取り」が用意されているので売却時にはむしろ売りやすい。だから規格住宅プランの「4つのHAUS」はマイデッサン加算という特別な上乗せが用意されているのじゃよ。
具体的には以下の通り査定額に加算額が上乗せされるようじゃ。
- マイデッサン加算
- 築6年~10年 :+5%加算
- 築11年~15年:+10%加算
- 築16年~:+15%加算
築が古くなると、加算額が大きくなるの…?なんで?
わかんない。
わからんのかい!
なぜかわからないから、この点が気になる場合は直接ヒアリングすべきじゃ!
ま、いずれにしてもへーベルハウスの「4つのHAUS」は売却時にもなかなか有利なように出来ているってわけじゃ!
4つのHAUSのデメリット(短所)
次に「4つのHAUS」のデメリット(短所)をピックアップしていくぞい。
- 4つのHAUSのデメリット(短所)
- 規格プランといえど価格はローコスト住宅までは安くない
- 間取りの細かな変更ができない
- 気密性(C値)が不明
ではこちらも順番に解説をお願いします!
規格プランといえど価格はローコスト住宅までは安くはない
へーベルハウスの「4つのHAUS」のデメリット一つめ。それは「価格帯がローコスト住宅ほどは安くはない」という点じゃろう。
坪単価の目安が「65~85万円」くらいでしたっけ。たしかに、ローコストハウスメーカーの規格プランと比べると価格帯は高めかもしれませんね。
ま、やっぱり規格プランといえども、あらゆる災害に強く高耐久&30年メンテナンスフリーのへーベルハウスの住まいなのでこの点は仕方ない。
と、いうか間取り以外の基本性能はほぼへーベルハウスのその他商品に準拠しているので、コストパフォーマンスでいえばかなり優秀だけどね!
そうだよね!地震に強いし、へーベル板だし!
保証も長いし、買い取り保証もあるし!
間取りの細かな変更ができない
基本的に「4つのHAUS」は、間取りの細かな変更が難しいのじゃ。他社の場合、規格住宅ベースでも多少であれば間取りの微調整が可能なケースもあるが、へーベルの規格住宅は内壁の移動も厳しい。これはデメリットと言えるかもしれないね。
なるほど。へーベルハウスは鉄骨の工業化住宅ですもんね。
微調整というのは難しいのかも。
うむ。基本的に「間取りの変更」は難しいと考えた方がいいじゃろう。
ただし、設備グレードの変更や窓の大きさの変更は可能じゃよ!
ふむふむ。間取り以外の設備や窓だったら、カスタムできるんだね!十分じゃん!
気密性(C値)が不明
「4つのHAUS」に限らずへーベルハウスの住まい全体のことじゃが、へーベルハウスは気密性の数値「C値」は非公開なんじゃ。
あー、そういえばそうでしたね。
ま、C値はUA値とは違って実測値だから公開できないというのもわかるし、公開していないところも多いんじゃが。一応、C値に関しては直接ヒアリングすることをオススメするぞい。
へーベルハウスの「4つのHAUS」はどういう人にオススメか?
じゃあ、最後にへーベルハウスの「4つのHAUSシリーズはどういう人にオススメなのか?」という点を教えてください!
うむ。
へーベルハウスの「4つのHAUS」シリーズは、基本的には外観スタイル・間取りがあらかじめ決められている規格プランであることを除けば、へーベルハウスのフリープラン商品と基本性能は同じじゃ。
全棟で耐震等級3を確保し制震システムも搭載、重厚感のあるへーベル板を採用し、断熱性能はZEH水準をクリア。基本的な性能面では十分にハイスペックじゃ。それでいてフリープランの商品よりも「坪単価-5~10万円」とリーズナブルな価格帯となっている。さらに保証も長いし、買取保証付き。
へーベルハウスの基本性能を魅力に感じている人なら、間取りさえ気に入ったものがあれば十分オススメできると言えるじゃろう!
ただ、やはりローコストハウスメーカーと比べると価格帯が高めなのがネックに感じる方もいると思う。もちろん、スペック・保証・見た目のデザインなどを考えればコスパは悪くないが、ローコスト住宅を考えている方には価格帯がちょっと合わないかもしれない。
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- 4つのHAUSのメリット(長所)
- コストパフォーマンスに優れる
- 230プランから選べる
- 住宅性能はへーベルハウスのフリープランと同等
- 人気のへーベル板も標準採用
- 標準仕様でZEH基準の断熱性
- 人気のオプションを標準採用
- 保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)
- 買い取り保証付き
- 4つのHAUSのデメリット(短所)
- 規格プランといえどローコスト住宅ほど安くない
- 間取りの細かな変更ができない
- 気密性(C値)が不明
鉄骨系ハウスメーカー(へーベルと価格帯も近い)
積水ハウス
セキスイハイム
ダイワハウス
パナソニックホームズ
トヨタホーム
へーベルハウスと価格帯が近いハウスメーカー
住友林業
三井ホーム
三菱地所ホーム
スウェーデンハウス
住友不動産
へーベルハウスより少し価格帯が安いハウスメーカー
一条工務店
タマホーム
へーベルハウスは、標準仕様で「制震構造」の住まいを手掛ける安全性に特化した鉄骨造専門ハウスメーカーです。
へーベルハウスは強靭な構造躯体のほか、優秀なALC外壁「へーベル板」を用いた重厚な外観や、人気のアウトドアリビング「そらのま」など、自由で開放的な間取り設計も魅力です。また大手ならではの充実した保証・アフターサービスも人気の秘訣。総合的なバランスに優れるハウスメーカーです。
へーベルハウスを候補にしている方は、「積水ハウス」「セキスイハイム」「パナソニックホームズ」など鉄骨系ハウスメーカーと比較される方が多いです。また、価格帯が近い木造メーカー「住友林業」「三井ホーム」「住友不動産」なども比較対象としてチェックしておくといいでしょう。
なお、へーベルハウスは価格帯としてはやや高めの「ハイグレード住宅」に分類されるので、少し価格帯を抑えたミドルコストのハウスメーカーとも比較して「どこが違うのか?」を把握しておくのもオススメです。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。へーベルハウスを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
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