さて、今回のブログ記事ではアイ工務店が2023年1月から発売開始した新商品モデル「ニーズ(N-ees)」について、特徴や価格・坪単価・評判・口コミなどを詳しく解説していくぞい!
アイ工務店の「ニーズ(N-ees)」について知りたい人はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
- アイ工務店の「ニーズ(N-ees)」とは
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)はダブル断熱構法を標準採用
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)の窓断熱仕様
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)の断熱性・UA値
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)の気密性・C値
- ニーズ(N-ees)の工法(構造)・耐震性
- ニーズ(N-ees)は長期優良住宅に標準対応
- ニーズ(N-ees)はペニンシュラキッチンを標準化
- ニーズ(N-ees)の外観・外壁
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)の保証・アフターサポート
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)の価格・坪単価
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)の評判
- ニーズ(N-ees)はどういう人にオススメか?
- 注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
- 今回の記事をまとめると
- アイ工務店のニーズ(N-ees)の口コミを大募集!
アイ工務店の「ニーズ(N-ees)」とは
さて、今回のブログ記事ではアイ工務店が2023年01月19日(木)から新発売した「ニーズ(N-ees)」という商品モデルについて解説していくぞい!
アイ工務店のブログ記事は久しぶりだポン!
新商品を発売したんだね。ニーズっていうの?
うむ。新商品というかアイ工務店のもともとの主力商品である「Ees(イエス)」をベースに新仕様にリニューアルしたモデルなんじゃ。
アイ工務店の「ニーズ(N-ees)」とは
「ニーズ(N-ees)」は、アイ工務店の従来の主力商品である「イエス(Ees)」をベースに、時代が求めるニーズに合わせて新仕様へとリニューアルした新商品です。「新しいEes(New-Ees)」という意味から「N-ees(ニーズ)」」という商品名になっています。
従来商品「イエス(Ees)」からの最大の変化は断熱性能が大幅にアップした点でしょう。従来はシングル断熱(充填断熱構法)」を採用していたところ、外断熱を付加したダブル断熱構法に、窓の仕様もペアガラスからトリプルガラスを標準化。UA値0.4以下という高水準な断熱性能を備えています。子の断熱性能は北海道エリアにおける「断熱等級5(ZEH基準)」の性能を満たしています。
ほーん!アイ工務店のイエス(Ees)が進化して、ニーズ(N-ees)になったってわけだね!
しかも時代のニーズに合わせて進化したから「ニーズ(N-ees)」という商品名なんですね。
うむ。その「時代のニーズ」こそが「断熱性の向上」というわけじゃ。
アイ工務店の新商品「ニーズ(N-ees)」は従来商品に比べて断熱性能が大幅にアップした商品となっているぞい。
マイホームにとって断熱性能はすごく大切ですもんね!
断熱性がアップしたのはすごくうれしい特徴です!
うむ。ニーズ(N-ees)が従来商品と変わったところは断熱性以外にも一応あるが、一番大きく変わったのは断熱性ということじゃ。それでは次の項目から、ニーズ(N-ees)の断熱性について詳しく解説していくぞい。
アイ工務店 ニーズ(N-ees)はダブル断熱構法を標準採用
冒頭でも軽く触れたが、アイ工務店のニーズ(N-ees)は従来商品「イエス(Ees)」をベースに新仕様にリニューアルした商品。
新仕様として一番大きく変わったのは断熱構法じゃな。
従来商品のイエス(Ees)はシングルの充填断熱構法だったが、ニーズ(N-ees)では「充填断熱+外断熱」のダブル断熱構法となっているぞい。
ダブル断熱構法は一条工務店のiシリーズや、アエラホームの上位モデル(クラージュシリーズ)などが採用しているグレードの高い断熱構法ですね!
うむ。ダブル断熱構法とは壁の内側に断熱材を充填する「内断熱(充填断熱)」に加えて、壁の外側にも断熱材を施工する「外断熱(付加断熱)」を合わせた断熱構法じゃ。もちろんシングル断熱構法よりもコストはかかるが、断熱性能は当然アップするぞい。ハイグレードな断熱仕様じゃ。
ダブル断熱構法を標準化するのは嬉しいポン!
断熱性に力を入れてきているハウスメーカーが増える中、まだまだ一戸建て住宅ではシングル断熱構法のほうが一般的じゃ。そんな中、比較的ローコスト住宅寄りのアイ工務店が主力商品を「ダブル断熱構法」にアップグレードしてくるとは、これはますます人気が出そうじゃな。
ニーズ(N-ees)の断熱材の種類とか厚みはどんな感じなのかな?
アイ工務店 ニーズ(N-ees)の詳しい断熱仕様は以下の通りとなっているぞい。
断熱箇所 | 断熱仕様(厚み) |
---|---|
外壁(充填断熱) | 発泡ウレタンフォーム(80mm) |
外壁(付加断熱) | フェノールフォーム(30mm) |
屋根断熱 | 遮熱ボード+吹付ウレタンフォーム(厚み調査中) |
床下断熱 | 高性能グラスウール(厚み調査中) |
この断熱仕様はぶっちゃけどうなの?
かなり優秀なほうと言えるぞい。
まず充填断熱のほうの発泡ウレタンフォームも一般的な断熱材グラスウール(16K)と比較しても優秀な断熱性能だし、外断熱として付加しているフェノールフォームは断熱材のなかでもトップクラスに優秀な性能を誇る。
グラスウール(16K)の熱伝導率が0.040~0.045くらいで、発泡ウレタンフォームの熱伝導率が0.024前後、そしてフェノールフォームの熱伝導率は0.020前後。つまり、発泡ウレタンフォームもフェノールフォームもグラスウール(16K)のおよそ2倍前後の断熱性能を誇るわけじゃ。
発泡ウレタン80mm+フェノールフォーム30mmだから、グラスウール換算だと200mm以上の厚みがあるのと同じくらいってことですかね?
そういうことになる。
屋根断熱と床下断熱の厚みは調査中だが、外壁部分の断熱仕様からしてもそこまで薄いとは考えにくい。
まぁこの点は実際にヒアリングすることをオススメするぞい。
アイ工務店 ニーズ(N-ees)の窓断熱仕様
続いてアイ工務店 ニーズ(N-ees)の窓断熱仕様について。
アイ工務店のニーズ(N-ees)は従来商品のEesに比べて窓断熱の仕様も大きくアップグレードされているのじゃ。
窓の仕様は家の断熱性能に大きな影響があるポン!
うむ。従来のEesだと標準仕様の窓は「Low-Eペアガラス」だったが、ニーズ(N-ees)では「Low-Eトリプルガラス(中空層:アルゴンガス封入タイプ)」が標準仕様となっているぞい。
アルゴンガス封入タイプのLow-Eトリプルガラスはかなりハイグレードですね!
うむ。窓サッシに関しては「高性能断熱サッシ」と記載があり樹脂サッシなのかアルミ樹脂複合サッシなのかはハッキリ公表していないようじゃが、これはおそらく建築エリアが防火地域や準防火地域の場合によって、採用できる窓が異なるからだと思われる。なので、この点については建築エリアごとにヒアリングすることをオススメするぞい。
ただ、さすがにLow-Eトリプルガラスを標準にしている以上、防火地域・準防火地域に指定されているエリアでなければオール樹脂サッシを採用していると思うけどな。
なるほど。樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラス(アルゴンガス封入)なら、窓断熱の仕様としてはかなり優秀ですね!
うむ。文句なしにハイグレードな窓と言えるじゃろう。
アイ工務店 ニーズ(N-ees)の断熱性・UA値
続いて、アイ工務店 ニーズ(N-ees)の断熱性の数値「UA値」について。
ズバリ、ニーズ(N-ees)の断熱性能は「UA値0.4以下」となっているぞい。
UA値0.4以下ですか!やっぱりかなり優秀な断熱性能を実現されてますね!
うむ。UA値0.4をクリアしているなら、国内でもっとも寒さの厳しい北海道のZEH基準をも満たすレベルなので、かなり優秀と言っていいぞい。
等級 | 1地域(夕張など) | 2地域(札幌など) | 3地域(盛岡など) | 4地域(会津若松など) | 5地域(水戸など) | 6地域(東京など) | 7地域熊本など) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
断熱等級5(ZEH基準相当) | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.6 | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
北海道のZEH基準をクリアしてるんだ!すごいポン!
寒冷地でない5.6.7地域であれば、HEAT20 G2の基準が「UA値0.46」なので、HEAT20 G2基準とも言えるじゃろう。いずれにしてもニーズ(N-ees)は断熱性能に関してはだいぶ頑張った仕様と言えるじゃろう。
北海道のZEHレベルで、5.6.7地域ならHEAT20 G2水準ですか!
これなら夏も冬も快適な室内温度が実現できそうですね。
うむ。アイ工務店は従来商品のイエス(Ees)では具体的なUA値を公表していなかったが、新商品のニーズ(N-ees)では堂々と断熱性の数値を「UA値0.4以下」と公表しているのが大きな変化ポイントじゃな。
アイ工務店 ニーズ(N-ees)の気密性・C値
アイ工務店のニーズ(N-ees)が断熱性がかなり優秀なのはわかったけど、気密性の数値(C値)はどうなの?
これが残念ながら、アイ工務店のニーズ(N-ees)は気密性を示すC値は公式ホームページ上では公開していないのじゃ。
たしか、アイ工務店は従来モデルのEesもC値は公表していませんでしたよね。
うむ。その通り。
ただ、ここからは推測になるがニーズ(N-ees)の断熱仕様から考えても極端に気密性が悪いということは考えにくい。まずニーズ(N-ees)は充填断熱の断熱材に吹き付けウレタンフォームを採用している。この断熱材は吹き付けた瞬間に膨らんで密着する性質があるので非常に気密性を確保しやすい断熱材じゃ。さらに外断熱も付加されているし、窓の仕様もトリプルガラスとなっている。この断熱仕様であれば、丁寧に気密処理を行いさえすればC値も悪くないはずじゃ。
たしか、アイ工務店のEesについてヒアリングした際には「目標C値1.0以下」でしたよね。
うむ。詳しくは直接ヒアリングすべきじゃが、EesでもC値1.0以下を目指していたわけなので、ニーズ(N-ees)でも少なくともC値1.0以下はクリアしていると思うぞい。
C値1.0以下なら割と気密性も優秀なんじゃない?
一般的にC値1.0以下なら高気密住宅と言われているし、この水準をクリアしていれば問題ないぞい。それにニーズ(N-ees)に関してはC値1.0よりも優秀な数値を出せると思うけどね。
ちなみにアイ工務店では依頼すれば気密測定を行うことが可能なので、できれば気密測定を行うことをオススメするぞい。
住宅の気密性は実際の現場で実測することでしか測れないもの。優れた気密性を計測できるかどうかは、現場作業の丁寧さを測るひとつのバロメーターでもあるからね。
C値が優れているということは、丁寧に気密処理が行われた証明でもあるわけですね!
うむ。気密測定は依頼したハウスメーカーではない第三者機関の業者に頼むこともできるし、アイ工務店に限らず新築注文住宅を建てる際にはぜひ行うことをオススメするぞい。気密測定の料金は、およそ15~20万円前後を予算目安としておけばいいじゃろう。
マイホームは長く住むことが前提ですし、気密測定の費用は必要経費と割り切って確保しておくといいですね!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
ニーズ(N-ees)の工法(構造)・耐震性
アイ工務店のニーズ(N-ees)は、建物の耐震性はどうなんでしょうか?
アイ工務店は耐震性に優れた建物を建てているハウスメーカーでもあるぞい。従来商品のイエス(Ees)の時点で、基本的に耐震等級3(最高等級)を取得していたし、もちろんニーズ(N-ees)も耐震等級3(最高等級)が基本となるので安心して良いぞい。
耐震等級3なら安心だポン!
ちなみにアイ工務店のニーズ(N-ees)は、従来商品と同様に工法は「木造軸組み工法(在来工法)」を採用しているぞい。
アイ工務店の木造軸組み工法
木造軸組み工法は日本家屋でもっとも一般的な工法です。従来の「筋交い」を用いる木造軸組み工法は構造材の接合部分に地震の負荷がかかりやすいという弱点がありますが、アイ工務店では木材の接合部分に高強度の金物を使用し、木材の断面欠損を抑える工夫を施しています。
また、プランにより壁倍率5倍の耐力壁をバランスよく配置すること、床面に28mm厚の分厚い構造用パネルを用いた剛床工法を採用するなど水平方向の地震の揺れにも強い構造としています。
金物併用工法、5倍耐力壁、剛床工法などいろいろな耐震性アップの工夫が施されているんですね。
うむ。とはいえ、これはニーズ(N-ees)だけでなくアイ工務店の注文住宅商品すべてにおいて当てはまるぞい。ニーズ(N-ees)の耐震性は他の商品同様に優秀と考えていいじゃろう。
ニーズ(N-ees)は長期優良住宅に標準対応
アイ工務店の従来商品イエス(Ees)も長期優良住宅に標準対応していたが、ニーズ(N-ees)も長期優良住宅に標準対応しているぞい。
ニーズは下記の住宅性能表示制度で定められた以下の項目で最高等級に対応しているぞい。
- アイ工務店 ニーズ(N-ees)で取得可能な住宅性能表示制度の項目
- 耐震等級3(倒壊防止)
- 耐風等級2
- ホルムアルデヒド対策等級3
- 劣化対策等級3
- 維持管理対策等級3
- 一次エネルギー消費量等級6
- 断熱等性能等級5(ZEH基準)
ちなみにイエス(Ees)では、断熱等性能等級4(H28年省エネ基準基準 UA値0.87以下)をクリアしていたが、ニーズ(N-ees)では断熱等性能等級5をクリアしているぞい。
ふむふむ。
ニーズ(N-ees)は断熱性は従来モデルから大きくグレードアップして、そのほかの性能もしっかり維持しているってことですね!
ニーズ(N-ees)はペニンシュラキッチンを標準化
アイ工務店 ニーズ(N-ees)ではおしゃれなペニンシュラキッチンを標準装備しているぞい。
ペニンシュラキッチンってなんだっけ?
ペニンシュラキッチンのペニンシュラとは「半島」を意味する言葉じゃな。
例えばアイランドキッチンは「島」のように、キッチンの四方が壁に隣接していないが、ペニンシュラキッチンは端が壁に隣接しているタイプの「オープンキッチン」て感じじゃな。
ニーズ(N-ees)ではこんな感じの4タイプのペニンシュラキッチンから好みのものを選べるぞい。
どれもおしゃれで高級感あるポン!
このタイプのオープンキッチンなら小さなお子様がいる家庭でも、お料理しながら様子が見られて安心ですね!
うむ。ペニンシュラキッチンは子育て世代にも人気があるぞい。
ニーズ(N-ees)の外観・外壁
続いてニーズ(N-ees)の外観・外壁についてじゃが、この点は従来モデルからは変更がないようじゃな。
イエス(Ees)と同様に、標準装備ではサイディング外壁を採用しているぞい。
サイディング外壁は好みが分かれるよね。
うむ。サイディング外壁は一定期間で塗装メンテナンスの必要性があることや見た目の高級感に乏しいなどの点で好みが分かれる外壁じゃな。
一応、アイ工務店のニーズ(N-ees)では外壁材大手のニチハ社「フュージェプレミアム」というグレード高めのシーリングレス仕様のものを採用しているのでコーキング打ち換えなどのメンテナンス費用は抑えられるし高級感もそれなりにあると思うけどね。
ニーズ(N-ees)の外観はこんな感じじゃな。
おしゃれでかっこいいポン!
これはあくまで一例じゃな。
アイ工務店のニーズ(N-ees)は普通に自由設計の注文住宅なので、外観の見た目は自分の好み通りにできるはずじゃよ。
たしか、アイ工務店はオプションで外壁をオリジナルプレセットタイルにもできるんですよね!
うむ。アイ工務店のタイルオプションはザックリ「坪単価+12,000~14,000円」。
安くはないが、タイル外壁仕様にもできるぞい。タイルはメンテナンス性能も優秀な外壁材だし、見た目の高級感も抜群じゃ。初期費用に余裕があればオプション採用を検討してみるのもいいと思うぞい。
アイ工務店 ニーズ(N-ees)の保証・アフターサポート
続いて、アイ工務店 ニーズ(N-ees)の保証・アフターサポートについて。
たしかアイ工務店は初期保証10年だったよね?
確かに以前書いたブログ記事ではアイ工務店は建物(構造体)初期保証10年だったが、この点は変更があってだいぶ保証面も充実したのじゃよ。今のアイ工務店の保証内容は以下の通りじゃ。
保証箇所 | 初期保証 | 延長保証 | 延長条件 |
---|---|---|---|
構造体 | 20年 | 10年 | 20年目の有償メンテナンス |
防水 | 20年 | 10年 | 20年目の有償メンテナンス |
防蟻 | 20年 | 5年+5年 | 20年目・25年目の有償メンテナンス |
地盤 | 20年 | – | – |
住宅設備機器 | 10年 | – | – |
すごい!構造体・防水初期保証も20年になっているし、防蟻初期保証20年もかなり長いですよね!
それに構造・防水・防蟻保証は有償メンテナンスを行えば10年延長するポン!
うむ。アイ工務店は少し前までは構造初期保証10年のみで保証内容が物足りない点が弱点だったが、この弱点は完全に克服したようじゃな。この保証内容は大手ハウスメーカーと比べても見劣りしない立派なものじゃ。
しかも住宅設備保証も10年ついているしね。
住宅設備保証は、メーカー保証のみという住宅メーカーも多いですもんね。
うむ。アイ工務店 ニーズ(N-ees)の保証内容も上記の表の通りなのでかなり充実していると言っていいじゃろう。
で、アイ工務店は以下のタイミングで定期点検を行っているぞい。
- アイ工務店の定期点検タイミング(建物の引き渡しから)
- 3か月後 無償
- 1年後 無償
- 2年後 無償
- 5年後 無償
- 10年後 無償
- 15年後 無償(防蟻)
- 20年後 有償(構造体・防水・防蟻)
- 25年後 有償(防蟻)
アフターサポートの定期点検の期間・回数もかなり充実していますね!
うむ。しかもアイ工務店では、さらにアフターサービスの一環として「安心サポートダイヤル」を用意しているぞい。家の困りごとならなんでも24時間・365日電話サポートに対応してくれるので安心じゃな!
アイ工務店 ニーズ(N-ees)の価格・坪単価
続いてアイ工務店のニーズ(N-ees)の価格・坪単価について解説していこう。
断熱仕様も大幅にアップグレードされているし、価格もけっこう上がってるんですか?
いや、これが実はそこまで大幅には価格・坪単価は上がっていないのじゃよ。
ニーズ(N-ees)と、従来モデルのイエス(Ees)の価格差はだいたいこれくらいじゃな。
アイ工務店の商品 | 本体価格の目安(35坪想定) | 坪単価の目安 |
---|---|---|
イエス(Ees) | 本体価格1,750~2,100万円 | 坪単価50~60万円 |
ニーズ(N-ees) | 本体価格1,925~2,275万円 | 坪単価55~65万円 |
ちなみに、以前の記事でアイ工務店のイエス(Ees)は「坪単価およそ45~55万円」と記載されているが、近年では木材価格や設備価格も上がっているので、だいたいイエス(Ees)の坪単価も50~60万円前後くらいに上がっていたのじゃが、そう考えるとニーズ(N-ees)は従来モデルのイエス(Ees)をほとんど変わらないくらいの価格帯と言えるな。
確かにそんなに大きくは上がっていないですね。この価格差で、ダブル断熱仕様・トリプル窓になっているならすごくうれしい変化だと思います!
ただし、注意してほしいのは上記はあくまでもニーズ(N-ees)の価格の目安じゃ。
アイ工務店の注文住宅はエリアによっても微妙な価格差があるようだし、詳しい性格な価格・坪単価に関しては、実際に見積もりを出してもらうことをオススメするぞい。
ふむふむ。上記はあくまで価格の目安ってことね!OK!
でもさ、イエス(Ees)よりニーズ(N-ees)はけっこう断熱仕様がパワーアップしているのに、なんであまり大きく価格が上がっていないの?
どうやらニーズ(N-ees)では、イエス(Ees)の時よりも、少しだけ住宅設備などの選択幅を少なくしているらしい。選択幅を狭くすることで大量発注のスケールメリットを活かせる。こうすることで、微妙な価格アップでニーズ(N-ees)を提供できるようじゃな。
すごーい!完全にアイ工務店の企業努力じゃないですか!
うむ。アイ工務店は近年ガンガン施工エリアを拡大し、着工棟数も伸ばしているハウスメーカーじゃ。
だからこそスケールメリットによって、価格でもライバルハウスメーカーに差をつけることができるのじゃろう。この点は素直に評価すべきポイントといえると思うぞい。
最近だとコロナ禍やウクライナ情勢、円安などで世の中のいろいろな物が値上がりしているので、できるだけ安く抑えてくれるのは嬉しいですね!
基本的に注文住宅は「オーダーメイドの一点モノ」ですから定価というものがほとんどありません。したがってハウスメーカーごとに価格差は非常に大きく、同じようなデザイン・性能でも数百万円の価格差は当たり前。場合によっては1000万円単位で価格差があることもザラにあります。
よく比較しないで数百万円~1000万円も価格が高いハウスメーカーで注文住宅を建ててしまえば後悔してもしきれないですよね。
「注文住宅の価格差」で後悔しないよう、必ず候補のハウスメーカーは必ずカタログで比較してください!
マイホームは「比較」が絶対条件!コチラから簡単に複数社を一括比較できます≫
アイ工務店 ニーズ(N-ees)の評判
続いてアイ工務店 ニーズ(N-ees)の評判についてだが、まだニーズ(N-ees)は販売開始されて間もないので評判・口コミはまだまだ出揃っていない状況じゃな。
ふむふむ
とはいえ、評判は何もなしでは参考にならないのでSNSを中心に意見をかいつまんでピックアップするぞい。
アイ工務店のニーズ、イエスよりも断熱性が上がってるのか。今まで断熱気密が弱くてアイ工務店を候補から外してた人も多いと思うし、価格次第だけどこのリニューアルはよさそう
Eesより売れそうな性能だね。
アイ工務店って割と死角ない気がする。耐震等級3で価格もまぁまぁ安いし。ニーズでUA値0.4以下になるなら他社と比べても全然見劣りしないと思う。見た目の高級感とかは価格相応だと思うけど。
アイ工務店のNEESって価格わからんけど性能だけみると割といい気がする。長期優良住宅+北海道基準のZEHクリアなら個人的に重視してる性能はほとんどクリアしてる。価格次第で候補に入りそう。
どこのハウスメーカーも価格けっこう上がってるけどアイ工務店のニーズはほとんど据え置きってどっかでみた。ダブル断熱仕様にしてお値段据え置きならけっこうヤバい。
アイ工務店で買うなら気密測定必須。気密測定は業者自分で頼んでも10万かそこらでできるので絶対した方がいい。C値0.7以下にできるならアリだと思う
ニーズ(N-ees)はどういう人にオススメか?
それでは最後にアイ工務店のニーズ(N-ees)はどんな人にオススメなのか?を教えてください!
うむ。正直、アイ工務店のニーズ(N-ees)はだいぶ頑張ったな、という印象。アイ工務店はこれまでも比較的、リーズナブルな価格帯で住宅性能のバランスの整った注文住宅を提供してきたハウスメーカーじゃが、ニーズ(N-ees)の登場でさらにバランスがハイレベルにまとまったわけじゃ。
近年、マイホームでは断熱性が改めて重要視されてきているが、まさにそのニーズを取り込んだ商品と言えるじゃろう。ダブル断熱構法・トリプルガラスを標準化し、UA値0.4以下をクリアしているなら、十分に快適な温熱環境を実現できるはずじゃ。
それにアイ工務店は、断熱性以外の性能も普通に長期優良住宅仕様なので概ね平均以上。それでいて、価格も「本体価格1,925万円~2,275万円(35坪想定)前後」「坪単価55~65万円前後」が目安となり、イエス(Ees)からそこまで大幅に上がっていないのが嬉しいポイントじゃ。
ニーズ(N-ees)は、リーズナブルな価格帯で断熱性の優秀な自由設計注文住宅を建てたい人に特にオススメと言えるじゃろう!
ふむふむ。
じゃあ、逆にアイ工務店のニーズ(N-ees)があまり向いていない人はどういう人?
うーむ。これは好みにもよるが、アイ工務店は外壁の標準仕様が窯業系サイディングなので、若干高級感・重厚感に乏しいという評判もある。コンクリート外壁やタイル外壁など、重厚な雰囲気の外観が好みの人は少し慎重な判断が求められるかもね。しっかりカタログでチェックしてみるとべきじゃな!
なるほど!
あと、アイ工務店は公式ホームページに気密性の数値(C値)を公表していない点が弱点といえば弱点。なので、C値をに関してはしっかりヒアリングしたうえで別料金でも気密測定を行うこともオススメしておくぞい。
ただニーズ(N-ees)の断熱仕様を見る限り気密性も悪くはなさそうだけどね。
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
今回の記事をまとめると
- アイ工務店のニーズ(N-ees)とは
- アイ工務店の新しい主力商品
- 従来商品イエス(Ees)をベースにリニューアル
- Eesよりも格段に断熱性がグレードアップ
- ダブル断熱構法+Low-Eトリプルガラスを標準化
- 北海道基準のZEH水準をクリア(UA値0.4以下)
- 従来モデルのイエス同様に長期優良住宅に標準対応
- 価格はイエスからそこまで大きく上がっていない
- 本体価格1,925~2,275万円 坪単価55~65万円が予算目安
アイ工務店のニーズ(N-ees)の口コミを大募集!
2023年01月から発売スタートしたアイ工務店の新商品「ニーズ(N-ees)」について、当ブログでも皆さまの口コミ・感想を大募集しています。
アイ工務店のニーズ(N-ees)で新築マイホームを建てた方、建てる方、検討している方はぜひご意見・ご感想をこのページの最下部から寄せてくださいポン!
コメント