今回のブログ記事では、高気密・高断熱のローコスト住宅を手掛ける「アエラホーム」の特徴・メリット・デメリットを解説していくぞい!
ローコストメーカーを候補にマイホームを検討している方にぜひ読んで頂きたい記事となっておるぞい!
アエラホームの特徴と基本情報
- 主な特徴:高気密高断熱のローコスト住宅
- 構造 :アエラストロング工法
- 基礎 :べた基礎(幅1.5倍)
- 断熱材 :硬質ウレタン+吹き付けウレタン(orグラスウール)
- 坪単価 :30~65万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★★☆
- 断熱性能:★★★★☆
- 気密性能:★★★★★
- コスパ :★★★★☆
- 総合評価:★★★☆☆
さて!今回のブログ記事では、ローコスト住宅でありながら非常に住宅性能の高い家を建てる「アエラホーム」の特徴・メリット・デメリットを解説していくぞい!
アシスタント諸君はアエラホームは聞いたことあるかね?
無いポン!
元気があってよろしい!
わたしは聞いたことはありますけど、正直どんなハウスメーカーかまでは分からないですね。
うむ。ローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーは、コスト削減のために広告を大きく出していないから、知らなくても仕方がないかもしれないのう。
でもアエラホームは安くて住宅性能に特化した良い家を建てるハウスメーカーなので、知っておくといいぞい!
安くて住宅性能に特化した家かぁ!なんだか興味が出てきたポン!
つまりコストパフォーマンスが優秀ってわけですね!私はマイホームは「予算重視」なので、コスパに優れたハウスメーカーのことはなんでも知りたいです!
うむ!マイホームを建てるうえで予算は非常に重要じゃからな!
アエラホームのザックリとした特徴は以下の通りじゃな。
- アエラホームのメリット
- 坪単価が安いローコストメーカー
- アエラストロング工法
- 住宅性能が高い
- 特に気密性・断熱性が高い(W断熱工法)
- 全熱交換換気システムが標準採用
- 全館空調システム「エアリア」
- アエラホームのデメリット
- デザイン性はそこまで力をいれていない
- 開口部が小さい
- 営業レベルにバラつきがある
- 初期保証は10年(短い)
- 高気密・高断熱モデルはやや高い
はえ~。アエラホームはけっこういっぱい特徴があるハウスメーカーなんだねぇ。
じゃあ、一つ一つ詳しく解説をお願いします!
それではアエラホームの特徴を解説していこう!
アエラホームの特徴①坪単価が安いローコストメーカー
まずアエラホームの一つ目の特徴は「坪単価が安いローコストメーカー」という点じゃな!
アエラホームは主に3つの商品モデルを展開しており、それぞれのザックリとした坪単価は以下の通りじゃ。
アエラホームの商品 | 特徴 | 坪単価 |
---|---|---|
クラージュ | 高気密・高断熱のフラッグシップモデル | 55~65万円 |
プレスト | 高気密・高断熱を驚きの価格で | 45~55万円 |
コスパス | 充填断熱でコスパに優れた自由設計 | 30~40万円 |
クラージュは少し坪単価が高いですけどプレストやコスパスは坪単価が安めですね!
うむ。クラージュはローコストというには少し坪単価が高いが、アエラホームの最高級モデルでイチオシの商品なんじゃよ。価格が高い分、性能も抜群に高い。アエラホームの主力商品じゃ。
ふむふむ!クラージュって商品がアエラホームのフラッグシップモデルで主力商品なんだね!
そうじゃな。ちなみにアエラホームは「超高気密・高断熱のダブル断熱工法」をウリの一つにしているが、このダブル断熱構法を採用している商品は「クラージュ」と「プレスト」となる。
コスパスに関しては「30~40万円」前後の坪単価で自由設計の注文住宅を建てられるのがウリだが、断熱工法は単なる「充填断熱工法」。
つまりアエラホームのウリである「超高気密・高断熱の家」はクラージュとプレストが対象ということを覚えておこう。
なるほどね!坪単価がちょっと高めの2商品がアエラホームの売りなんだね!
うむ。したがって、このページでもアエラホームの「クラージュ」と「プレスト」を中心に解説していくぞい!
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
アエラホームの特徴②住宅性能が高い
アエラホームはただローコストというだけではないぞい。住宅性能にも非常に注力しているハウスメーカーなんじゃ。
安いだけじゃ僕は惹かれないポン!
アエラホームでは以下の住宅性能表示制度で定められた7項目において最高等級を取得可能じゃ。
- アエラホームで取得可能な住宅性能表示制度の項目(いずれも最高等級)
- 耐震等級3(倒壊防止)
- 耐震等級3(損傷防止)
- 耐風等級2
- ホルムアルデヒド対策等級
- 劣化対策等級3
- 維持管理対策等級3
- 断熱等性能等級4(クラージュのみ)
おお!すげーポン!
アエラホームは住宅性能に特化しているハウスメーカーなんですね!
うむ。ただし、注意したいのはいずれの等級も「取得可能」という点じゃ。つまり、申請すれば取得できるだけの住宅性能を持っているが、申請して各種等級を取得するかどうかは施主次第ってことじゃ。
もちろん各種等級を取得するなら別途申請費用がかかってくるぞい。
なるほどね。ローコスト住宅だから、そういう部分の費用もできるだけ抑えているってことだポン!
いずれにしても、各種等級で最高等級を取得できるだけの住宅性能をもっている点はアエラホームの評価できるポイントじゃな!
アエラホームの特徴③アエラストロング工法
アエラホームは「アエラストロング工法」を採用している点も特徴の一つじゃな!
アエラストロング工法?なんだか強そうな工法だね!
「ストロング」って入ってますしね!具体的にはどんな工法なんですか?
ま、カンタンに言えば「木造軸組み工法+ツーバイフォー」の良いとこ取りをしたオリジナルのハイブリッド構法じゃな。
よくあるやつだポン!
そうじゃな。木造軸組み工法にツーバイフォーの面構造をプラスした工法自体は、他社でも採用しているところは多いので珍しいわけではない。とはいえ、多くのハウスメーカーが採用しているということは、優秀な工法ということじゃ。
実際、強度はかなり高いし耐震等級3を確保している工法じゃ。優秀と考えて良いぞい。
アエラストロング工法は他には特徴はあるんですか?
うむ。アエラストロング工法はシロアリやカビに強い「檜」の土台を使っていたり、通常より「太さ1.3倍」の柱桁を使っていたり、色々特徴があるので、また改めて1ページ使って解説するつもりじゃが、一つ大きな特徴だけ伝えておこう。
それはクラージュに限り「標準仕様で制震システムを採用している」という点じゃ。
なにぃ!
凄いですね、アエラホームはローコストのハウスメーカーなのに制震システムが標準で付いているんですか。
アエラホームはローコストメーカーに分類されるが、正直「クラージュ」に関してはローコストとは言えないくらいの坪単価だけどな。
とはいえ、大手ハウスメーカーでも制震システムを標準仕様で付けているところは少ないのに、それに肩を並べるとは流石じゃ。標準仕様で制震住宅というのもアエラホーム「クラージュ」の大きな特徴と言っていいじゃろう。
じゃあプレストに制震システムを付けるとしたらオプションになるの?
うむ。プレストに制震システムを付けるのはオプションになるぞい。プレストに制震システムを付ける場合のオプション料金はだいたい「35坪で45万円程度」となる。坪単価でいうと「1万2000円~1万4000円」くらいじゃろう。
なるほど!地震が警戒されている地域の人は検討してもいいかもしれないですね!
アエラホームの特徴④特に気密性・断熱性が高い(ダブル断熱工法)
そしてアエラホームの最大の特徴といえば「超高気密・超高断熱の家」という点じゃ!
超が付いた!なんか凄そうだポン!
正直、アエラホームの気密性・断熱性は凄いぞい。なかでもクラージュの気密性・断熱性は一条工務店にも匹敵するレベルと言えるじゃろう。
あの一条工務店と?!凄いじゃないですか!
アエラホームが高い気密性・断熱性を誇る秘密は「外張り断熱」と「充填断熱」で断熱する「ダブル断熱工法」を採用しているのが最大の理由じゃ。アエラホームが採用している断熱材の種類・分厚さは以下の通りじゃ。
- クラージュ
- 屋根:キューワンボード(40mm)+フォームライトSL(55mm)
- 壁 :キューワンボード(40mm)+フォームライトSL(75mm)
- 床 :フェノバボード(40mm)
- プレスト
- 屋根:キューワンボード(40mm)+グラスウール10K(100mm)
- 壁 :キューワンボード(40mm)+グラスウール14K(85mm)
- 床 :グラスウール24K(80mm)
ふむふむ。クラージュもプレストも「キューワンボード(40mm)」というのは変わらないんですね。
うむ。「キューワンボード(40mm)」は、外張り断熱の部分じゃな!
キューワンボードは、硬質ウレタン断熱材に両面に「アルミ箔」を貼り付けたものじゃよ。非常に断熱性能が高いうえ、両面にアルミが貼られていることにより遮熱性能も非常に高い。
なんだか凄そうだポン。
クラージュとプレストで違うのは「充填断熱(内断熱)」の部分と「床断熱」の部分じゃな。クラージュだと内断熱がフォームライトSL、床断熱はフェノバボード。プレストはどちらもグラスウールになるぞい。
フォームライトSLとかフェノバボードってなあに?
フォームライトSLは現場発泡タイプのウレタン断熱材で、フェノバボードはフェノールフォーム系の断熱材じゃな。どちらもかなり断熱性能が高い断熱材じゃ。
アエラホームはかなり気密性・断熱性に力を入れており、このページだけではとても解説しきれないので、改めて別ページにまとめるが、一応クラージュとプレストの気密性・断熱性の数値だけ載せておくぞい。
アエラホームの商品 | UA値(W/m2K) | C値(cm2/m2) |
---|---|---|
クラージュ | 0.39 | 0.47 |
プレスト | 0.43 | 非計測 |
これってスゴイの?
凄いぞい。特にクラージュは凄い。
参考までに一条工務店(i-smart)は「UA値:0.25」「C値:0.59」じゃ。
UA値はさすがに一条工務店の方が優秀ですが、C値はアエラホームのクラージュの方が上なんですね!凄いじゃないですか!
気密性だけでいえば一条工務店よりも上…だと…?!
ちなみにプレストはC値が非計測となっているが、これはつい最近プレストの仕様が変更になったので、まだ測っていないという意味じゃ。おそらく今後公開されると思うが、クラージュとプレストのC値はほとんど変わらないらしいぞい。つまり、どちらも高気密・高断熱の家と考えてOKじゃ!
アエラホーム凄いじゃん!
アエラホームと価格帯が近いハウスメーカー
アイフルホーム
フィアスホーム
GLホーム
桧家住宅
タマホーム
クレバリーホーム
富士住建
アエラホームより少し価格帯が高いハウスメーカー
一条工務店
トヨタホーム
トヨタウッドユーホーム
住友不動産
アエラホームは、リーズナブルな価格帯で優秀な気密性・断熱性を誇る住まいを建てられるハウスメーカーです。
アエラホームを候補にしている方は、同じく高気密・高断熱な住まいを得意とするハウスメーカーと比較している方が多いです。同価格帯で気密性・断熱性に優れる「アイフルホーム」「フィアスホーム」「GLホーム」などは比較しておきたいところ。
なお、アエラホームはローコスト住宅の価格帯でも注文住宅を提供していますが、「高気密・高断熱モデル」はローコスト住宅よりもミドルコストに近い価格帯のため、高気密・高断熱モデルを検討されている方は、アエラホームよりも少し価格帯が高いハウスメーカーとも比較しておくのがオススメです。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。アエラホームを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
アエラホームの特徴⑤全熱交換換気システムが標準採用
そしてアエラホームは全熱交換型の換気システムを標準採用している。これも特徴の一つじゃな。
全熱交換型の換気システムっていうと、一条工務店のロスガード90みたいなやつ?
うむ。そうじゃ。一条工務店のロスガード90は「熱交換率90%」だったが、アエラホームの全熱交換型換気システムも熱交換率は90%じゃ!
おぉ!高性能ですね!
もちろんカビやダニ、花粉やPM2.5などの有害物質を80%~90%除去してくれる。インフルエンザのリスクも軽減されるし、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状も軽減されるのじゃ。
ローコスト住宅でもかなりしっかりした熱交換型の換気システムだポン!
アエラホームの特徴⑥全館空調システム「エアリア」
そしてアエラホームでは全館空調システムも採用できる!
凄い!全館空調システムって憧れますよね!
うむ。全館空調システムは高気密・高断熱の家と非常に愛称が良いのじゃ。だからアエラホームもローコストメーカーながら頑張っているのじゃろう!アエラホームの全館空調システムは「エアリア(AirRea)」と言うぞい。
全館空調エアリアはオプションなの?
そうじゃな。さすがに全館空調システムは標準では付いていない。クラージュもプレストも全館空調システム「エアリア」はオプションでの採用となるぞい。
じゃあオプション価格はどれくらいになるの?
全館空調システム「エアリア」はクラージュに付ける場合とプレストに付ける場合で、それぞれオプション料金が異なる。詳しくは以下の通りじゃ。
商品モデル | 全館空調システムエアリアのオプション価格 |
---|---|
クラージュ | 坪単価+5万円前後 |
プレスト | 坪単価+3万円前後 |
全館空調システム「エアリア」はクラージュに付ける場合のほうが少し高くなるんですね。
アエラホームの特徴⑦デザイン性はそこまで力をいれていない
そしてここからはアエラホームのデメリットをピックアップしていくぞい。アエラホームは住宅性能にはかなり力を入れているが、住宅のデザイン性にはそこまで力を入れていないと言われておる。
なるほど、そりゃアエラホームはローコスト住宅ですもんね。どこかでコストカットをしないといけないわけですから、仕方ないです。
例えば、外壁には普通の窯業系サイディングを採用しているし、外観の見た目はどちらかというとシンプルな印象じゃな。
そうかなぁ?割とカッコよくみえるけど。
もちろんカッコ悪いとは言っていないぞい!あくまで高級ハウスメーカーと比べると若干シンプル寄りというだけじゃ。いずれにせよ、アエラホームはデザイン性や見た目よりも「住宅性能」に力を入れているハウスメーカーというわけじゃ。
アエラホームの特徴⑧開口部が小さい
それから、アエラホームは「窓などの開口部が小さめの造り」という評判が多い。これもデメリットの一つと言われているぞい。
高気密・高断熱の家だから、性能を重視するために窓などの開口部が小さく造られているんですかね?
その通り。アエラホームは「超高気密・高断熱の家」を謳っているハウスメーカーじゃ。気密性・断熱性を確保するために、開口部の大きさに一定の制限があるということじゃろう。
これは同じく高気密・高断熱の家をウリにしている一条工務店にも共通する特徴じゃ。
開口部はできれば大きく確保したいポン。
ま、「窓が小さめの造り」というのはあくまでアエラホームの評判じゃ。実際に窓を広く確保できるかどうかは完全にケースバイケースなので、相談してみる価値はあると思うぞい。
アエラホームの特徴⑨営業レベルにバラつきがある
それとアエラホームは「営業マンのレベルにバラつきがある」とよく言われておるな。割と強引な営業をする営業マンにあたった、とか、知識レベルが低い、とか営業マンの評判では正直、あまりよくない口コミが多いようじゃよ。
営業マンは会社の鏡だポン!営業マンのレベルを見れば、会社のレベルが分かるポン!
まぁそうじゃな。正直、この点はどこのハウスメーカーにも共通することじゃが。この点に関してはハッキリしたことは言えんので、もしも相性が悪い営業マンに当たってしまった場合は、担当を変えてもらうか、違う営業所に行ってみるのも一つの手じゃろう。
アエラホームの特徴⑩初期保証が短い(10年)
そしてアエラホームは「初期保証が短い」点も特徴の一つ。これはローコスト住宅の宿命とも言えるデメリットじゃな。
アエラホームの具体的な初期保証はどれくらいなんですか?
アエラホームは「初期保証:10年」じゃ。これは住宅瑕疵担保履行法によって定められている「最低限の保証範囲」じゃな。
初期保証10年は「富士住建」と同じだポン。
うむ。だが、アエラホームは10年間は無償点検してくれるので、アフターサービスはアエラホームの方が上じゃな。
また、アエラホームは10年後から有償のメンテナンスを受けることによって「最長60年目まで保証が延長」するぞい。この点は他のローコストメーカーよりも勝っていると言えるじゃろう。
最長60年保証は良いですね!
アエラホームの特徴⑪高気密・高断熱モデルはやや高い
そして最後じゃが、アエラホームで高気密・高断熱の家を建てようとすると「けっこう高い」という点を申し加えておこう。
一番最初にアエラホームはローコストって言ってたポン!博士のうそつきめ!
確かにアエラホームは大別するとローコストメーカーに分類されるが、アエラホームは商品モデルごとにけっこう価格差が大きくて、高気密・高断熱モデルの「クラージュ」や「プレスト」を選ぶとすると、坪単価は50万円を超えると考えた方が良いのじゃ。
なるほど、そうなるとローコストメーカーの中ではちょっと価格が高いほうになりますね。
うむ。特にフラッグシップモデルで最も気密性・断熱性の高い「クラージュ」を選ぶと、坪単価60万円を超える可能性が高い。そうなると、もう少し頑張れば一条工務店などでも建てられるくらいの坪単価とも言える。
そっかぁ、悩ましいところだポン!
もちろんアエラホームのクラージュは住宅性能はバツグンに高いので、坪単価60万円以上でもコストパフォーマンスは優秀じゃがな。くれぐれも予算オーバーの住宅ローンを組んでしまわないように、色々なハウスメーカーで比較検討することが重要じゃよ。
アエラホームが向いている人・向いていない人
じゃあ、アエラホームの注文住宅は「こんな人に向いている・こんな人には向いていない」という点を教えてポン!
うむ。
アエラホームは非常に住宅性能の高い注文住宅を手掛けるローコストメーカーじゃ。特に気密性・断熱性の面では一条工務店にも比肩するレベルの性能を誇る。できるだけ費用を抑えて高気密・高断熱の家を建てたい人にはオススメのハウスメーカーと言えるじゃろう。
ただし、アエラホームは商品ごとの価格差がやや大きめのハウスメーカーでもある。アエラホームの中でも特に気密性・断熱性の高いモデルを選ぶと、価格はローコストとは言えないくらいの坪単価になる可能性も高い。この辺は予算と応相談じゃな。
それからアエラホームは、住宅性能は高いがデザイン性はそこまで力を入れていないという評判もある。デザイン性を第一に考えている人にはあまり向いていないハウスメーカーと言えるじゃろう。
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
アエラホームのメリット・デメリット
- アエラホームのメリット
- 坪単価が安いローコストメーカー
- アエラストロング工法
- 住宅性能が高い
- 特に気密性・断熱性が高い(W断熱工法)
- 全熱交換換気システムが標準採用
- 全館空調システム「エアリア」
- アエラホームのデメリット
- デザイン性はそこまで力をいれていない
- 開口部が小さい
- 営業レベルにバラつきがある
- 初期保証は10年(短い)
- 高気密・高断熱モデルはやや高い
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