今回のブログ記事では、へーベルハウスが誇る自慢のALC外壁「へーベル板」について詳しく解説していくぞい!ALC外壁へーベルのことを知りたい人はこの記事を読めば一発で解決じゃわい!
ALC外壁「へーベル板」とは
今回はへーベルハウスのALC外壁「へーベルウォール」、通称「へーベル板」の特集ブログじゃ!「比類なき壁」のキャッチコピーでお馴染みの外壁じゃよ!
ハーイ!
「へーベル」とか「へーベル版(へーべるばん)」とか「へーベル板(へーべるいた)」とか色々な呼ばれ方しているヤツですね!
そうそう!一応、正式名称は「へーベル」だが、まぁ別に好きなように呼べばいいと思うぞい。
ところでALCってなんだっけ?
ALCとは「A=Autoclaved」「L=Lightweight aerated」「C=Concrete」の略じゃ。
よ、読めない・・・。
よ、読めない・・・。
うん、まぁ日本語でいうと「軽量気泡コンクリート」って意味じゃ。文字通り、通常のコンクリートよりも軽くて、中にたくさんの気泡(空気層)を含んでいるんじゃよ。
なんかどっかで聞いた気がするポン!
ワシが前にも解説したんじゃよ(呆れ)
まぁよい。
へーベルは日本のALC外壁の代表格じゃ。かなり優秀な外壁材なので、この機会に覚えておくと良いぞい!
ちなみに「ALC外壁」については「注文住宅の外壁を比較してみました」の記事でザックリ解説しているので、こちらも時間がある時にチェックしてみてくださいね!
鉄骨系ハウスメーカー(へーベルと価格帯も近い)
積水ハウス
セキスイハイム
ダイワハウス
パナソニックホームズ
トヨタホーム
へーベルハウスと価格帯が近いハウスメーカー
住友林業
三井ホーム
三菱地所ホーム
スウェーデンハウス
住友不動産
へーベルハウスより少し価格帯が安いハウスメーカー
一条工務店
タマホーム
へーベルハウスは、標準仕様で「制震構造」の住まいを手掛ける安全性に特化した鉄骨造専門ハウスメーカーです。
へーベルハウスは強靭な構造躯体のほか、優秀なALC外壁「へーベル板」を用いた重厚な外観や、人気のアウトドアリビング「そらのま」など、自由で開放的な間取り設計も魅力です。また大手ならではの充実した保証・アフターサービスも人気の秘訣。総合的なバランスに優れるハウスメーカーです。
へーベルハウスを候補にしている方は、「積水ハウス」「セキスイハイム」「パナソニックホームズ」など鉄骨系ハウスメーカーと比較される方が多いです。また、価格帯が近い木造メーカー「住友林業」「三井ホーム」「住友不動産」なども比較対象としてチェックしておくといいでしょう。
なお、へーベルハウスは価格帯としてはやや高めの「ハイグレード住宅」に分類されるので、少し価格帯を抑えたミドルコストのハウスメーカーとも比較して「どこが違うのか?」を把握しておくのもオススメです。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。へーベルハウスを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
ALC外壁「へーベル板」のメリット
それではさっそくへーベルハウスのALC外壁「へーベル板」のメリット・デメリットをみていこう。まずはメリットから解説していくぞい!
- へーベル板のメリット
- 重厚感・高級感がある
- 強度が高い
- 軽い
- 変形追従性がある
- 経年変化が少ない(寸法安定性)
- 断熱性がある
- 遮音性がある
- 調湿性がある
- 耐火性が高い
へーベル板って凄いですね!メリットがたくさんあります。
そうじゃな。では一つ一つ解説していこう!
重厚感・高級感がある
へーベル板の一つ目のメリット。それは重厚感・高級感のある見た目じゃな!見た目重視のたぬきくんも気に入るんじゃないかのう!へーベルハウスの外観はこんな感じじゃな!
お、なかなかカッコいいポン!
うむ。やはりコンクリートの外観は重厚感があっていいのう。それにへーベル板は「厚み:75mm」もあるのじゃ!これは外壁としては破格の分厚さじゃよ。先日、積水ハウスのダインコンクリートについて特集したが、ダインコンクリートの厚みは覚えているかね?
ダインコンクリートは確か「厚さ:55mm」でしたね。
すごい!あの分厚いダインコンクリートよりもへーベル板は20mmも分厚いの?!凄いポン!
その通りじゃ。外壁というのは分厚いほどに深い意匠を施すことができる。つまり陰影が際だってデザイン性が増すわけじゃ。だから分厚い外壁の住宅は高級感があってカッコいいのじゃよ。
ほら、人間だって彫りの深い顔立ちのほうがカッコいいと言われるじゃろ?家も同じなんじゃよ!
そんなこと言うわりに博士はペラッペラの顔だポン!
「いらすとや」なんだから仕方ないの!っていうか君らも同じテイストだし!これはこれで味があって良いんじゃ!
まぁまぁ。ちなみにへーベル板ってデザインは豊富なんですか?カラーバリエーションとか。
うむ。へーベル板のデザインはこんなものがあるぞい!
へーベル板はデザインもカッコいいですね!
へーベル板は目地の種類も「長方形型」「正方形型」「ボーダー型」などがあるぞい。カラーバリエーションも15色以上から選べるのじゃ!
色々あるね!へーベル板は選ぶのもワクワクするポン!
強度が高い
そしてへーベル板は強度も高いぞい。これも大きなメリットの一つじゃ。
ALCって軽量だから、普通のコンクリートに比べるとちょっと強度は弱そうなイメージがありますけど…
確かにへーベル板は普通のコンクリートと比べると衝撃に対する強度は弱いが、ここで言う強度は圧縮強度と引っ張り強度じゃな。
コンクリートというのもそもそも圧縮強度は非常に強いが、引っ張り強度や曲げ強度は弱いものなんじゃ。だから普通のコンクリートでも内部を「鉄筋」で補強するのが普通。ほら、よく「鉄筋コンクリート造」の建物はあるが「コンクリート造」の建物は聞いたことがないじゃろ?
たしかにそうですね。
へーベルも普通のコンクリート同様、内部に防錆処理を施した鉄筋を組みこんでいるため、圧縮強度も引っ張り強度も極めて高いのじゃ。一戸建て住宅の外壁としてはかなり強度が高いほうと言えるじゃろう!
じゃあへーベルハウスならロケットランチャーをぶっ放しても無傷なの?
いや無傷なわけないじゃろ。
でも日本の家はほとんどロケットランチャーぶっ放されることはないから安心していいぞい。
わかったポン!
軽い
へーベル板は軽量気泡コンクリート。軽量と名前につくだけあって普通のコンクリート比べると非常に軽いぞい。へーベルはコンクリートでありながら水に浮くほどの軽量性なんじゃよ。これも一応メリットと言えるかもしれんのう。
すごいポン!コンクリートなのに水に浮くんだ!
うむ。まぁこれは軽いというより内部に気泡(空気層)があるからなのだがね。
ふーん。ところで外壁が軽いとどういうメリットがあるの?
建物というのは総重量が重ければ重いほど、地震の時に大きな負担がかかるものなのじゃ。したがって外壁が軽ければ、相対的に地震に対して強い建物になるということじゃな。まぁ、もちろん耐震等級を取得したり、耐震実験をクリアしている時点でそもそも問題ないものじゃが。
建材が軽いと運搬費とか施工の価格も安くできますね!
その通り。建材が重いとコストがかかるからのう。軽ければ運搬・施工のコストも下がるというわけじゃ。
変形追従性がある
博士。へーベルはコンクリートですよね。コンクリートは堅いから地震で建物が歪んだら割れてしまうんじゃないですか?
お、鋭いのう。だが、へーベルは「ロッキング構法」といって高い変形追従性を持つ取り付け構法を採用しているんじゃ!これは外壁パネルの取り付け部分が回転(ロッキング)することで変形の影響を最小限に抑える仕組みじゃな。
だから万が一、地震で構造躯体が変形してしまってもへーベルが割れてしまう可能性は低いぞい。
なかなか考えられているポン!
経年変化が少ない(寸法安定性)
そして次!へーベル板は優れた「寸法安定性」を持っている点もメリットじゃな!
寸法…安定性…?
寸法が安定しているってことじゃな!
そのまんまじゃん。
要は経年変化が少ない外壁材なんじゃ。
というのもへーベルは「トバモライト結晶」というものを豊富に含んでおり、この結晶は乾燥収縮や熱膨張が小さい。だから経年による変化がきわめて少ないんじゃ。へーベル板は高耐久でメンテナンスサイクルが極めて長いロングライフ外壁材と言えるのう!
へーベル板の耐用年数はどれくらいなんですか?
うむ。定期的なメンテナンスの必要はあるが、へーベル板そのものの耐用年数は少なくとも「50年以上」じゃ!一度取り付ければ、ほぼ建て替えまで交換する必要はないと言えるのう!
ふーん!へーベル板は耐久性、耐用性も高いと。
なかなかやるヤツだポン!
断熱性がある
これは「へーベルハウスの断熱性」の記事で解説したが、へーベルは内部に無数の気泡を含んでいることから、外壁でありながら「断熱材」としての機能ももっているんじゃ。
外壁であり断熱材でもある!一石二鳥だポン!
うむ。へーベルの断熱性能は「普通のコンクリートのおよそ10倍」じゃ!
コンクリートの10倍って聞くと凄いように思えますが、断熱材としてはそこまで高性能というわけではないんですよね。
うむ。コンクリートという素材自体がそこまで断熱性能が高いわけではないからのう。一般的な断熱材であるグラスウールと比べると以下の通りじゃ。
建材(断熱材) | 熱伝導率[W/(m・K)] |
---|---|
グラスウール | 0.034~0.050 |
へーベル(ALCコンクリート) | 0.17 |
へーベルの熱伝導率は一般的なグラスウールの断熱性は3~5分の1程度ということじゃな。
へーベルは断熱材としてはそこまで優秀ではないですが、外壁でありながら断熱性能を持つという点は大きなメリットと言えそうですね!
遮音性がある
さらにへーベル板は遮音性も持っているぞい!断熱性と同じく、内部に無数の空気層があることから音を遮断してくれる効果もあるのじゃ。
遮音性もあるんですね!家の近くに大通りや線路がある場合などは嬉しいメリットですね!
調湿性がある
へーベル板にはなんと調湿性も備わっているぞい。
木造住宅は「木」という素材に自然の調湿性が備わっているため、四季を通してゆるやかに湿度調整をしてくれるというメリットがあるが、へーベルハウスは鉄骨造ハウスメーカーで木による調湿効果はない。だが、ALC外壁「へーベル」によって木と同等レベルの調湿性をもつと言われているのじゃ。
コンクリートなのに調湿性があるってスゴイですね。
うむ。これもへーベルのもつ細孔による効果じゃな!この細孔によって湿度を吸ったり吐いたりするのじゃ。
でもなんか変じゃない?へーベルって外壁でしょ。だったら、外の空気を調湿しちゃうんじゃないの?
お!たぬきくんにしては鋭いところに気がついたのう。確かにそう思ってしまいがちじゃが、へーベルは外側には防水処理が施されているので外側は調湿しないぞい。あくまで室内側の調湿をするから安心じゃ。
ただし、外壁の防水塗装コートがはげてしまったらダメじゃよ。
耐火性が高い
へーベル板のメリット、まだあるの?ちょっとしつこいポン!疲れたポン!
これで最後じゃよ。へーベル板は「耐火性」も高いのじゃよ。ま、なんてったってコンクリートじゃからのう!
コンクリートって燃えないの?
うむ。コンクリートは国土交通省告示に不燃材料として規定されておる。へーベルも不燃材料じゃよ。しかも無機質だから、熱を受けても煙や有毒ガスを発生することがない。万が一の火災の時でも外壁が家の構造躯体が崩れるのを守ってくれる可能性もあるってわけじゃな。
ALC外壁「へーベル板」のデメリット
さて次はALC外壁「へーベル板」のデメリットをみていこう。なにごともそうじゃが、長所があれば短所もあるもの…。なんだけど、正直へーベル板に関しては、ハッキリ言ってほぼデメリットがない。
ないの?!
へーベル板は本当に優秀な外壁材なのでデメリットはほぼないレベルなのじゃが、まぁデメリットなし!というのも逆に胡散臭いと思うので、一応紹介する。ただ、正直「難癖」に近いレベルのデメリットじゃよ。
- へーベルのデメリット
- 飛来物など、物理的な衝撃には弱い
- 軽量といえどコンクリートなので重い
- 30年で目地・塗装メンテナンスが必要
ふむふむ。これがへーベル板への難癖ね!
うむ。では一応デメリットも一つ一つ解説していこう。
飛来物など、物理的な衝撃には弱い
へーベル外壁の一つ目のデメリットは飛来物など物理的な衝撃に対しては若干弱い点じゃ。
あれ?メリットの項目でへーベルは強度が高いって言ってなかった?
うむ。へーベルは圧縮強度・引っ張り強度などは十分なんじゃが、軽量気泡コンクリートは普通のコンクリートと比べると物理的な衝撃には若干弱いのじゃ。
例えば台風などの時に飛来物があたって欠けてしまうケースは考えられる。
サイディングボードとかモルタルとかに比べても弱いんですか?
いや、他の外壁材に比べたらへーベルは普通に高強度じゃよ。
むしろタイルでもサイディングでもモルタルでも飛来物が当たっても絶対割れない外壁材なんてないと思うぞい。
じゃあ、別にへーベル板だけのデメリットじゃないね。
さすが難癖だポン!
ま、へーベルは普通のコンクリートに比べると若干ピンポイントな衝撃に弱いということじゃな。
軽量といえどコンクリートなので重い
それからへーベル板は重い。
あれ?さっき軽いって言ってなかった?
うむ。へーベル板は軽量気泡コンクリートなので普通のコンクリートに比べたら圧倒的に軽いぞい。ただし、あくまでもコンクリートなので、他のサイディングやモルタルなどの外壁に比べると重いということじゃ。
なるほど。
しかもへーベル外壁は75mmもの厚みがある。サイディングボードが10~20mmくらいが一般的なことを考えるとだいぶ分厚いね。他の外壁材に比べて重いのも仕方がないことじゃ。
外壁が重いと耐震性に影響あるんでしたっけ。
うむ。建物は総重量が重ければ重いほど、地震の負荷が大きくなる。
なので重い外壁はデメリットとして考えられがちだが、へーベルハウスに関してはもともと「へーベル外壁」のみを取り付けることを前提に、極めて頑丈な鉄骨構造を採用しているわけなので、このデメリットは正直ないに等しいのじゃ。
ないんかい!
へーベルハウスの構造は重量鉄骨造はもちろん、軽量鉄骨造でも「へーベル板ありき」で耐震等級3(最高等級)を取得しているし、耐震実験も行っている。そもそもへーベルハウスは地震をはじめ「あらゆる災害に強い」のが最大の特徴ともいえる。
そうですよね。へーベルハウスといえば頑丈な構造!災害に強い家ですもんね!
地震に対しては全く心配ないので、へーベル板が重いという弊害は他の外壁材に比べて運搬コストと施工コストが少しかさむというくらいじゃな!
30年で目地・塗装メンテナンスが必要
へーベル板は30年で塗装メンテナンス・目地部分メンテナンスが必要なのも一応デメリットといえるかもしれない。
ALC外壁もメンテナンスが必要なんだね。
でも30年に一度ならだいぶメンテナンスサイクルは長くない?
うむ。一応メンテナンスフリーというわけではないのでデメリットの項目に挙げたが、へーベル板はサイディング外壁やガルバリウム外壁に比べて耐久性は段違いに高いし、メンテナンスサイクルも長いので優秀じゃよ。
ただALCは水分を吸う性質があるため、表面の防水塗装メンテナンスは必要不可欠じゃ。また目地部分もメンテナンスは必要となる。
なるほど。へーベル板は耐久性も高くてメンテナンスサイクルも長いけど、ずっとメンテナンスフリーというわけではないんですね。
とはいえ、逆に言えば30年間は外壁メンテナンスフリーなのでこれは他社メーカーに比べればずっと優秀じゃよ。
30年目のメンテナンスはどれくらいかかるものなの?
うむ。へーベルハウスでは30年目の集中メンテナンスで「45坪:400万円」ほどの補修金額がかかるとされておるな。
45坪で400万円ってことは「坪単価:8万円以上」ですか!けっこう高いですね。
もちろんへーベル板のメンテナンスだけで「坪単価8万円以上」するわけじゃないぞい。
これはへーベル板のメンテナンスだけでなくその他もろもろ含めての金額じゃな。おそらくへーベルのメンテナンスだけなら200万円程度だと思うぞい。30年で200万円程度だとすれば、メンテナンス料金としてはかなり安い金額と言える。木造住宅のサイディング外壁は15年で100~150万円のメンテナンス料金がかかるケースもあるしな。
じゃあ、むしろへーベル板のメンテナンスサイクル30年ってメリットなのでは?
本当に難癖だポン!
ALC外壁「へーベル板」はオプションか?標準採用か?
そういえばへーベルハウスで注文住宅を建てる場合、ALC外壁「へーベル板」はオプションなの?標準採用なの?
うむ。へーベルハウスは「へーベル板」が標準採用じゃな!というか、むしろ外壁はへーベル板しか選べないといった方が正しいのう。
そうなんですね。確かにへーベルハウスといえば「比類なき壁:へーベル」がキャッチコピーですしね。
ALC外壁「へーベル板」はオススメか?
じゃあ、最後にALC外壁「へーベル板」はオススメなのかどうか教えてください!
結局、それが一番知りたいポン!
ALC外壁「へーベル板」は経年変化も少なく断熱性・遮音性・調湿性・耐火性などを備えている優秀な外壁じゃ。見た目の重厚感もバッチリじゃしズバリ、オススメの外壁材じゃ。
ただ、だからと言ってへーベルハウスで家を建てること自体がオススメかと言うとそれはまた別の判断じゃぞ。ハウスメーカーを決める時に「外壁」だけをみて判断するわけではないからのう。
家はトータル的な総合力が大事だポン!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- ALC外壁へーベルのメリット
- 重厚感・高級感がある
- 強度が高い
- 軽い
- 変形追従性がある
- 経年変化が少ない(寸法安定性)
- 断熱性がある
- 遮音性がある
- 調湿性がある
- 耐火性が高い
- ALC外壁へーベルのメリット
- 飛来物など、物理的な衝撃には弱い
- 軽量といえどコンクリートなので重い
- 30年で目地・塗装メンテナンスが必要
コメント
へーベルの家はへーベルウォールで一目でへーベルハウスだってわかるのがな。もっといろんな種類があればいいのに。