それでは今回のブログ記事では「タマホームの耐震性能」について詳しく分かりやすく解説していくぞい!
タマホームはローコスト住宅ながらも耐震性能にはチカラを入れているハウスメーカー。タマホームの耐震性能を詳しく知りたい人はこの記事を見れば解決するはずじゃ。
なお、このページではタマホームの主力商品「大安心の家」を中心に解説していくつもりじゃ。
タマホームの構造は木造軸組み工法(在来工法)に耐力面材をプラス
それでは今回のブログ記事ではタマホームの耐震性能にフォーカスしていこう!まずは住宅の耐震性能を語るうえで欠かせない構造についてじゃ。
前回の「タマホームの特徴を解説します」という記事でもザックリ触れたが、タマホームの注文住宅はすべて木造住宅。構造は木造軸組み工法で建てられておるのじゃ!
木造軸組み工法は「在来工法」とも呼ばれている日本で昔から採用されている工法なんですよね!
うむ。今でも在来工法は日本の一戸建ての構造シェアでナンバー1じゃ。日本の一戸建て木造住宅の7割ほどは木造軸組み工法(在来工法)で建てられているんじゃよ。
昔の工法ってことはあんまり性能はよくないんじゃないですか?
確かに木造軸組み工法は2×4工法、2×6工法などに比べて地震などの外力には弱いとされておるが、タマホームは木造軸組み工法に「ひと工夫」加えており、従来よりも強い木造軸組み工法になっておる。
木造軸組み工法は基本的に「柱・梁・筋交い」の3つで建物を支えているのじゃが、タマホームではこの3つに加えてさらに「耐力面材」にプラスしているのじゃ。詳しくは画像をみるとわかりやすいぞ。
あ、この画像は前回のタマホームのブログ記事でも見たポン!
復習じゃな。
一般的な木造軸組み工法の場合は「点と線」で支えているが、これだと地震や台風で強い外力がかかると接合部分にチカラが集中しやすい。だがこのように筋交い部分に「耐力面材」を加えることにより、建物を「面で支える」強さが加わっているため、チカラが一極集中せずに分散するってワケじゃな。
「面で支える」のは2×4工法の特徴でもありますよね。ツーバイ工法と在来工法のハイブリッドって感じですかね?
うむ。在来工法を軸ににツーバイ工法の技術を取り入れて、より外力に対する抵抗力をパワーアップしている工法なんじゃ!
これなら安心だポン!
ただし、他のハウスメーカーだと「耐力壁」の強さを表す「壁倍率」を公表しているところも多い。タマホームでは残念ながら壁倍率までは公表していないようなので、壁倍率の数値はそこまで高くなさそうじゃ。
壁倍率の数値が気になる人は直接ヒアリングするか、もしくはカタログで確認することが必要じゃ。
タマホームはべた基礎を採用
次は基礎についての解説じゃな。基礎は一戸建てにとって重要なポイントの一つじゃ。何しろ後から変更が効かない箇所じゃからな。
確か、基礎は「べた基礎」と「布基礎」の2種類があるんですよね?タマホームはどちらを採用しているんですか?
タマホームの基礎は「べた基礎」じゃな。今、日本で一番シェアが高いポピュラーな基礎じゃ。タマホームの基礎についてはあんまり特筆すべき点はないんじゃが、強いて言えばべた基礎はべた基礎でもハウスメーカーによって、「立ち上がり幅」「土台幅」が異なるのじゃ。これらは当然、ぶ厚ければ分厚いほど強い。
タマホームのべた基礎の立ち上がり幅・土台幅はどれくらいなの?
タマホームは残念ながら基礎の立ち上がり幅や土台幅までは公表していないんじゃ。なので、おそらく大手ハウスメーカーよりは弱い作りと考えておいたほうが良さそうじゃ。気になる人はこの点もヒアリングするか、もしくはカタログで確認すべきじゃ。
よく公表していないってポイントがあるけど!ハウスメーカーさんたち、自信のない部分を書かないのは良くないと思います!
まぁまぁ。そんなに怒らなくても。
それに自信はなくても少なくとも建築基準法はしっかりとクリアしてるわけだし、別におおっぴらに公表しなくとも問題はないんじゃ。
だって!比較したいんだから書いてほしいよ!
まぁ細かい数字こそ比較できないが、べた基礎はそれだけでメリットがあるもの。
まずべた基礎は建物の底面全体で支えるので不動沈下を起こしにくいし、底板一面がコンクリートで覆われるのでシロアリ被害にも遭いにくい。それにべた基礎は施工に手間があまり掛からないから「安い」のも良いところじゃ。
このような「べた基礎のメリット」はタマホームの住宅も享受できておるぞい。
- べた基礎のメリット
- 不動沈下を起こしにくい
- シロアリ被害に遭いにくい
- 床下からの湿気を防げる
- 施工の手間がかからないため比較的安い
タマホームは剛床工法を採用
住宅の耐震性能を高めるには剛性の高い床を採用するのも重要なポイントじゃ。
タマホームは1階と2階の床に「剛床(ごうしょう)工法」を採用しておるぞい。
剛掌波!必殺技みたいだポン!
それは北斗神拳の奥義の一つじゃな。住宅の床とはまったく関係ないぞい。
タマホームの剛床は24mmの構造用合板を土台や梁に直接止め付けて床全体を一体化しているのじゃ。一般的な「根太工法(ねだこうほう)」に比べて横からのチカラに対する強度が約2倍になり、地震の横揺れに強い効果を発揮するのじゃ。
さらに2階の床には遮音マットを敷きつめているので、上階からの足音も響きにくいぞい。
地震に対しては少しでも強いほうがいいですもんね!
それに上からの足音を遮音してくれるのは嬉しい特徴です!
タマホームは全棟で地盤調査を実施
それからタマホームは全棟で地盤調査を実施している。建物を建てる土地、一つ一つをしっかりと調べて建築に適した強度を持った地盤なのかどうか確認しているのじゃよ。
もし建築に適した強度をもっていない土地だったらどうするの?
その場合は基礎補強工事や地盤改良工事を行って、建築するのに適切な地盤の強度を確保することになるんじゃよ。ちなみに当たり前だが、地盤改良工事が必要な場合にはその分の料金がかかってくるから注意じゃな。
地盤調査をして、必要な場合には地盤改良工事もしてくれるってことですね!こういうことは他のハウスメーカーさんでもやってくれるんですか?
うむ。他のハウスメーカーでも地盤調査・地盤改良はやっておるぞい。だからこの点はそこまでタマホームのプラスポイントってわけではない。
注文住宅を建てるにあたって、地盤調査、そして必要があったら地盤改良をすること。これは地震に備えるためにも必ずやっておかないといけない項目として覚えておこう。
タマホーム「大安心の家」は標準仕様で耐震等級3を取得
前回の「タマホームの特徴」を解説したブログ記事でもザックリと触れたが、タマホームは国の定める耐震等級において「最高等級3」を標準仕様で取得しておるぞい!
その点は安心です!他のハウスメーカーだと「実は耐震等級は取得していない」って会社もあるみたいですし。ローコストハウスメーカーで耐震等級3を取得しているのは大きな特徴だと思います。
ローコスト住宅の場合、住宅のどこかしらの部分で「コストを削っている」わけじゃが、ワシは個人的に「耐震性能」など、家の安全性に関わる部分は絶対にコストカットしちゃいけない部分だと考えておる。
その点でいうとタマホームは、ローコストながらも耐震性能の面に注力しているところは評価できると思うぞい!
タマホームは耐震実験とかはやっているんですか?
うむ。タマホームも実大耐震実験も行っているぞ。
タマホームは主力商品「大安心の家」を使って、震度7の連続加震実験をしているが実験後の建物の変形は建築基準法の限界値のわずか3分の1以下とのこと。地震後も継続使用ができる状況であることが確認されているぞ。
じゃあタマホームの耐震性能は安心そうだポン!
タマホームの制震ダンパーはオプションの位置付け
タマホームは標準仕様でも高い耐震性能を誇る住宅ではあるが、オプションでさらに制震ダンパーを付けることも可能じゃよ。
タマホームの制震ダンパーは地震の揺れを80%程度抑えることができる。地震に対して「備え過ぎる」ということはない。安心を買いたい人は検討するのもアリじゃな。
オプションって有料ってこと?
うむ。本当は制震ダンパーとか家の安全性に関わるものはすべて標準仕様で付けてほしいのが本音じゃが、まぁ耐震の備えはこだわりだすとキリがないし仕方ないといえば仕方ない。
それにタマホームはローコスト住宅。ローコストメーカーに制震ダンパーまで標準仕様で付けられたら他のハウスメーカーは立つ瀬がなくなってしまうよ。
タマホームの大安心の家は標準仕様でも十分な耐震性能を備えているので、お金に余裕がある人は検討してもいいって感じですかね!
当ブログでは家づくりにおいて「安全に関わる性能」は特に重視すべき点だと考えています。特に「耐震性」には気を使ってほしいです。
現在建てられる一戸建て住宅はすべて建築基準法を満たしているため、少なくとも「耐震等級1相当」の耐震強度は確保されていますが、できれば「耐震等級3」のハウスメーカーとも比較してください。
「耐震等級1」の建物は「震度6強~7程度の地震に対して倒壊・崩壊しない」強度とされています。「なら安心だね!」と思うかもしれませんが、これはあくまで「倒壊・崩壊しない」のであって「ダメージ(損傷)がない」わけではありません。
つまり震度7クラスの巨大地震がもし一度でもきた場合、その建物の耐震性は著しく損なわれる可能性があるということです。もちろん補修するにもお金がかかります。
そして震度6強~7の大地震は大きな揺れが複数回にわたって起こるケースが多いです。
実際、2016年に起きた「熊本地震」では最大震度7の大きな揺れが二度発生しました。一度目の前震には耐えられた住宅も、二度目の大きな揺れによって多くの建物が倒壊しました。倒壊した中には現在の建築基準法に沿って建てられた「耐震等級1」と「耐震等級2」の住宅も含まれます。
ただし耐震等級3の建物の倒壊数は0でした。
せっかく建てるマイホーム。大地震に一度だけ耐えられる住まいで満足でしょうか?
大地震がきても、その後もマイホームに住み続けますよね?
マイホームはこの先何十年も住む拠点であり家族の命を守るシェルターです。大きな地震にも倒壊・崩壊しないことはもちろんのこと、半壊・一部破損もできればしたくないのは当然です。地震がくるたびに「どこか補修が必要な箇所はないか?」と思いを巡らせることもできればしたくないはずです。
できれば耐震性についてもじっくりと比較検討しておいてください。
今回の記事をまとめると
- タマホームの構造は木造軸組み工法に耐力面材をプラスしている
- タマホームはべた基礎を採用
- タマホームは剛床工法を採用
- タマホームは全棟で地盤調査を実施
- タマホーム(大安心の家)は標準仕様で耐震等級3
- タマホームは実大耐震実験も行っている
- 制震ダンパーはオプションで付けられる
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
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