今回のブログ記事ではヒノキヤグループ傘下の「パパまるハウス」について価格(坪単価)・メリット・デメリットを解説していくぞい!
パパまるハウスのことを詳しく知りたい方はこの記事を読めば一発で解決じゃよ!
パパまるハウスの特徴と基本情報
- 主な特徴:ローコストで建てる規格住宅・Z空調も採用できる
- 構造 :木造軸組み+パネル工法
- 基礎 :べた基礎
- 断熱材 :アクアフォーム
- 坪単価 :35~50万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★☆☆
- 断熱性能:★★★★☆
- 気密性能:★★★★☆
- コスパ :★★★★☆
- 総合評価:★★★☆☆
さて!今回のブログ記事では「パパまるハウス」について詳しく解説していくぞい!アシスタント諸君はパパまるハウスはご存じかね?
知らないポン!
「パパまるハウス」っていうくらいだから「パパが喜ぶような家」を建てている会社かな?
お。あながち間違いでもないが、パパまるハウスの社名は「880万円」で販売していた「パパまる」という主力商品名が由来になっているぞい。今は880万円ではないようだけどね。
へー!でもぱぱまる(880)価格で注文住宅を販売していたということはローコストハウスメーカーですか?!
そのとおり。パパまるハウスはズバリ「ローコストハウスメーカー」じゃよ!
ローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーのなかでも、特に価格帯が安い方と言えるじゃろう。
そして、パパまるハウスは桧家住宅を中核とする「ヒノキヤグループ」の傘下のハウスメーカーでもある。
おー!あのZ空調で有名な桧家住宅のグループ会社なんだ!
これは期待できそうだね!
うむ。桧家住宅もどちらかというとローコスト住宅寄りのハウスメーカーじゃが、パパまるハウスは桧家住宅よりも安い価格帯の住まいを提供している。カンタンにいえば「ヒノキヤグループのローコスト住宅部門」を担当しているハウスメーカーと言えるじゃろうな!
なるほど、パパまるハウスはヒノキヤグループのローコスト住宅部門ですか。
それで、手掛けている建物にはどんな特徴があるんですか?
パパまるハウスの特徴はコストダウンのために徹底して商品モデルを規格化している点じゃな。
要するに、セミオーダーの規格住宅を専門的に取り扱うローコストハウスメーカーというわけじゃ。
なるほど。規格住宅だからコストが安いんだね!
うむ。パパまるハウスはヒノキヤグループなので、基本的な住宅資材などは桧家住宅と同じものを使っているぞい。住宅性能なども、かなり桧家住宅のスペックに近い。
なので、好みの間取りがあれば優秀なスペックの家をかなりローコストで建てることも可能というわけじゃ!
へー!桧家住宅とよく似た住宅性能の家が、もっとローコストで建てられるならいいですね!ローコスト住宅を考えている人は要チェックなハウスメーカーですね!
うむ!では、パパまるハウスについてもっと詳しく解説していくぞい!
パパまるハウスの価格(坪単価)
さて、まずはパパまるハウスの価格帯(坪単価)について解説しようか。
「ローコスト住宅」である点はパパまるハウスの最大の特徴だからね。
ふむふむ。パパまるハウスの価格帯はいくらくらいなの?
パパまるハウスの商品はすべて規格住宅で本体価格を明示しているぞい。
商品ラインナップごとの価格帯をみていこう。
パパマルハウスの商品 | 坪数・本体価格 | 坪単価の目安 |
---|---|---|
ぱぱまる | 21坪 770万円(税込847万円)~ | 36万円~ |
パパまるハイスタイル | 40坪 1210万円(税込1331万円)~ | 30万円~ |
パパまるはぴママ | 33坪 1100万円(税込1210万円)~ | 33万円~ |
パパまるカラフル | 40坪 1260万円(税込1386万円)~ | 31.5万円~ |
パパまるアーバン | 30坪 980万円(税込1078万円)~ | 32.6万円~ |
パパまるベーシック | 33坪 1050万円(税込1155万円)~ | 31.8万円~ |
パパまるユーロ | 30坪 980万円(税込1078万円)~ | 32.6万円~ |
パパまる平屋 | 20坪 780万円(税込858万円)~ | 39万円~ |
パパまる二世帯 | 43坪 1410万円(税込1551万円)~ | 32.7万円~ |
パパゼロ | 33坪 1040万円(税込1144万円)~ | 31.5万円~ |
え!これ、かなり安くない?!
だって本体価格1000万円を大きく下回るものもたくさんあるよ!?
坪単価ベースだと、ほとんど30万円台ですね。
安い。パパまるハウスはローコスト住宅のなかでも特にリーズナブルな価格帯のハウスメーカーと言えるじゃろう。
ただし、やはりオプションを多少付けたり諸費用があったりするので、パパまるハウスはだいたい「坪単価40万円前後」がボリュームゾーンになるようじゃな。
それでも十分安いポン!
うむ。では、ザックリとだけパパまるハウスの商品プランの特徴をみていこうか。
基本的に注文住宅は「オーダーメイドの一点モノ」ですから定価というものがほとんどありません。したがってハウスメーカーごとに価格差は非常に大きく、同じようなデザイン・性能でも数百万円の価格差は当たり前。場合によっては1000万円単位で価格差があることもザラにあります。
よく比較しないで数百万円~1000万円も価格が高いハウスメーカーで注文住宅を建ててしまえば後悔してもしきれないですよね。
「注文住宅の価格差」で後悔しないよう、必ず候補のハウスメーカーは必ずカタログで比較してください!
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ぱぱまる
パパまるハウスの主力商品。シンプルモダンの雰囲気、スマートでナチュラルなデザイン。広々リビングとたっぷり収納が特徴的なパパまるハウスのオリジナルプラン。
21坪 770万円(税込847万円)~ 36万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまるハイスタイル
ムダな装飾を避けた洗練されたデザインが特徴的なモダンな空間設計のプラン。
40坪 1210万円(税込1331万円)~ 30万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまるはぴママ
コンセプトは「ママが喜ぶ家」。ママが動きやすい家事動線や子どもを見守られる間取り設計などママ目線で考えられたプラン。
33坪 1100万円(税込1210万円)~ 33万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまるカラフル
ペットと家族のおうち時間をゆたかにする空間設計。ペットを飼っている方向けのプラン。
40坪 1260万円(税込1386万円)~ 31.5万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまるアーバン
都会的でスタイリッシュなデザインのプラン。
30坪 980万円(税込1078万円)~ 32.6万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまるベーシック
屋根裏収納のないベーシックなプラン。
33坪 1050万円(税込1155万円)~ 31.8万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまるユーロ
南欧の輸入住宅風スタイルのプラン。暖かみのあるナチュラルで落ち着いた雰囲気。
30坪 980万円(税込1078万円)~ 32.6万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまる平屋
1階のみで構成された平屋スタイルのプラン。フロア移動のない楽な生活動線を確保しやすい。
20坪 780万円(税込858万円)~ 39万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまる二世帯
二世帯住宅のプラン。親世帯と子世帯の生活空間を分けた二世帯プランと、部屋数を重視したプランがセレクトできる。
43坪 1410万円(税込1551万円)~ 32.7万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパゼロ
省エネ性能と創エネ性能を両立したZEHプラン。ZEH仕様に伴い別途費用がかかるようです。
33坪 1040万円(税込1144万円)~ 31.5万円~
※他にも広さ・価格の異なる多数のプランがあります。
パパまるハウスの家はなぜ安いのか?
パパまるハウスの家はだいたい「坪単価40万円前後」がボリュームゾーンなのはわかったけど、なんでパパまるハウスは価格が安いの?
やっぱり、外観とか内装とか設備とかで安いものを使っているってこと?
まぁたしかにローコスト住宅だから、高級な外壁とか設備を採用しているわけではないけど、極端に安物を使っているわけではないぞい。
パパまるハウスは全商品が規格住宅で使う住宅資材もほぼほぼ決まっているので大量生産・大量仕入れが可能という点が大きい。
あとパパまるハウスはヒノキヤグループだからグループ会社と一緒に住宅資材の一括仕入れができる。スケールメリットを活かしてコストダウンを実現しているわけじゃ。
なるほど。それは大きいですね。
あと、パパまるハウスの家は基本的に平屋か総2階建てなどシンプルな形状のものが多い。これは工期の短縮などに繋がっている。他にもヒノキヤグループの傘下断熱材メーカー「日本アクア」の断熱材(アクアフォーム)をつかっているのもコストダウンに繋がっているじゃろうな。
あとは広告チラシも自社製作で頑張ってやっていたり、パパまるハウスはけっこうコツコツとしたコスト削減を頑張っているのじゃよ。
なるほど、そういう企業努力でコストを抑えてくれるのは嬉しいポイントだポン!
パパまるハウスの工法(構造)
さて、次はパパまるハウスの工法(構造)について。
パパまるハウスでは、桧家住宅と同じ木造軸組み工法にオリジナル耐力面材(パネル)を組み合わせたハイブリッド工法(木造軸組みパネル工法)で家を建てているぞい。
木造軸組み工法とツーバイフォー工法の良いところどりの工法ですね!
うむ。柱・梁・筋交いで建物を支える、従来の木造軸組み工法は構造材の接合部分に地震エネルギーが集中しやすい点が弱点だが、パネルを組みあわせることで「壁(面)で建物を支える構造」となる。
木造軸組みパネル工法は、壁面を通して地震エネルギーがバランスよく全体に分散するので比較的地震に強いと言えるぞい。
パパまるハウスの耐震等級はいくつなの?
パパまるハウスは標準仕様では「耐震等級2相当」のようじゃな。
あれ?桧家住宅の場合、耐震等級3でしたよね?
同じ構造なのに、耐震等級は違うんですか?
うむ。この点は注意が必要じゃな。
パパまるハウスはそもそも「耐震等級2″相当”」なので標準では耐震等級は取得していない。だが、長期優良住宅に対応するために耐震等級2はとれるようになっているってことじゃな。
ただ、あらかじめ耐震等級3を希望すれば「+45万円前後」で耐震等級3を取得することも可能なようじゃよ。
ふーん。耐震等級にこだわる場合は、初めにちゃんと言わないとだね!
パパまるハウスのC値・UA値
次はパパまるハウスの気密性(C値)と断熱性(UA値)について解説していこう。
結論からいうとパパまるハウスのC値・UA値は以下の通りじゃな。
- パパまるハウスの気密性・断熱性
- 気密性 C値(cm2/m2):非公開だがおそらく0.7
- 断熱性 UA値(W/m2K):非公開だがおそらく0.87以下
パパまるハウスはC値もUA値も非公開なんだね。
うむ。だが、パパまるハウスは桧家住宅と同じく、気密性を確保しやすい現場で吹き付けタイプのウレタンフォーム断熱材「アクアフォーム」を採用している。C値の目安は基本的に桧家住宅とほぼ変わらないという話じゃ。
なので、C値の目安は桧家住宅と同等の「0.7」前後と考えていいじゃろう。
断熱性は、桧家住宅よりも低いんですか?
桧家住宅の場合は、「アクアフォーム」の他に赤外線をカットする「アルミ遮熱材」も施工されているWバリア工法となっているが、パパまるハウスは標準ではアルミ遮熱材は付かないのじゃ。
あとアクアフォームの仕様・厚みも桧家住宅とは若干異なるらしい。一度ヒアリングしたところによると断熱性は桧家住宅とほぼ同じということだったので、おそらく桧家住宅と同等の「UA値0.6」から、断熱等性能等級4の基準「UA値:0.87」の範囲くらいだと思うぞい。
なるほど。桧家住宅より若干性能が低いとしても、坪単価40万円前後のローコスト住宅ならかなりコストパフォーマンスはいいですよね!
そうじゃな。
それにオプションで桧家住宅と同等のWバリア工法にもできるしね!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
パパまるハウスのメリット(長所)
パパまるハウスの価格帯(坪単価)、工法、C値・UA値などについてザックリ解説したところで、次は具体的なパパまるハウスのメリット(長所)とデメリット(短所)について解説していくぞい。
まずはパパまるハウスのメリット(長所)からじゃ。
- パパまるハウスのメリット(長所)
- 価格(坪単価)が安いローコスト住宅
- 規格住宅だが間取りの変更は可能
- 気密性・断熱性もローコストではなかなか優秀
- Z空調が採用できる(オプション価格120万円)
- 標準仕様が充実している
ではパパまるハウスのメリット、順番に解説をお願いします。
価格(坪単価)が安いローコスト住宅
パパまるハウスの最大のメリット(長所)は、価格帯が安い点じゃな!
パパまるハウスの商品は、基本的にすべてがコストを抑えたセミオーダータイプの規格住宅となっている。本体価格1000万円を下回るローコストモデルも多数用意されているぞい。
平均坪単価40万円ぐらいなんだよね!安くていいね!
うむ。多少のオプションを付けても平均坪単価40万円前後で建てられる。さすがヒノキヤグループのローコスト担当ってところじゃな。
規格住宅だが間取りの変更は可能
パパまるハウスはセミオーダーの規格住宅だが間取りの変更ならば割と柔軟に対応してもらえるぞい。
ふむふむ、間取りの変更は可能なんだね。
もちろん、できることの限度はあるが、内壁の移動なら出来る限り対応してくれるようじゃ。
外周壁の変更は難しいんですか?
規格住宅なので基本的には難しいと考えておくべきじゃな。
まぁ敷地条件に合わせるためならばできないことはないようじゃが、外周壁の仕様を変更して床面積が狭くなってしまう場合でも、特に割引とかはないようなので、あまりオススメはしていないそうじゃよ。
気密性・断熱性もローコストではなかなか優秀
パパまるハウスは、公式的には気密性・断熱性の数値を公開していないとはいえ、概ね桧家住宅の仕様に似た断熱・気密工法となっている。この点もメリットと言えるじゃろう。
- パパまるハウスの気密性・断熱性
- 気密性 C値(cm2/m2):非公開だがおそらく0.7
- 断熱性 UA値(W/m2K):非公開だがおそらく0.87以下
たしかにローコスト住宅としてはなかなか優秀なのかもしれないですね。
うむ。それにオプションにはなるが、桧家住宅と同じく泡とアルミでダブルで断熱・遮熱する「Wバリア工法」にも出来るしね。
Z空調が採用できる(オプション価格120万円)
パパまるハウスはヒノキヤグループだけあって、桧家住宅のアイデンティティーである「Z空調」を採用することもできるぞい!
Z空調といえば、斎藤ZがCMのしてる全館空調システムだね!
Z空調はさすがにオプションでの採用ですよね?
Z空調は桧家住宅ですらオプションだからね。パパまるハウスでもオプションでの採用になるぞい。
一応、パパまるハウスでZ空調を採用する場合は「オプション価格:120万円」前後とのことじゃな。
標準仕様が充実している
パパまるハウスはローコスト住宅だが、割と標準仕様が充実しているぞい。これもメリットと言えるじゃろう。
どんなところが充実しているの?
例えば窓には「オール樹脂サッシ」が採用されていたり、キッチンには熱・衝撃に強い丈夫な「ホーローキッチン」が採用されていたりするぞい!
へー!窓に樹脂サッシはいいですね!
他にも外壁には、汚れに強いセルフクリーニング機能付きのサイディング(マイクロガード)が採用されていたり、ローコスト住宅としてはなかなか標準仕様は充実していると言えるじゃろう。
パパまるハウスのデメリット(短所)
次はパパまるハウスのデメリット(短所)もピックアップしていくぞい。
- パパまるハウスのデメリット(短所)
- 設計自由度が低い
- 外観・内装は高級感に欠ける
- 耐震等級は標準で取得しているわけではない(耐震等級2相当)
- 施工エリアが全国対応ではない
デメリットも順番に解説をお願いします!
設計自由度が低い
パパまるハウスは、基本的にすべてセミオーダーの規格住宅じゃ。間取りの変更は可能とはいえ、設計自由度はフルオーダーの注文住宅には敵わないかな。
まぁ規格住宅ですしね。
その分、価格が安いんだから仕方ないポン!
外観・内装は高級感に欠ける
それと、パパまるハウスは外観・内装の高級感が乏しいという口コミ・評判はやはりあるようじゃな。
まぁ実際、ローコストだしこれも仕方ないよね。
見た目やデザインは感じ方に個人差はあるが、一応「高級感・重厚感は乏しい」という意見があることは理解しておくべきじゃろう。
耐震等級は標準で取得しているわけではない(耐震等級2相当)
工法の項目でも少し述べたが、パパまるハウスは標準仕様では耐震等級を取得しているわけではない。この点は一応デメリットとして挙げておこう。
標準仕様では耐震等級2でしたね。
うむ。
オプション(+45万円)で耐震等級3を取得することも可能だけどね。
施工エリアが全国対応ではない
それとパパまるハウスは、施工エリアがまだ全国対応ではないのじゃ。
この点もデメリットと言えるじゃろう。
エリアによってはパパまるハウスで建てたくても建てられないこともあるんですね。
パパまるハウスの施工エリアは以下の通りじゃ。
- パパまるハウスの施工エリア(近隣地域も含む場合もあり)
- 新潟・長野・山梨・山形・宮城・福島・群馬・埼玉・茨城・栃木・富山・静岡・石川・千葉・大阪
今後はエリアの拡大に期待ですね!
パパまるハウスの家が向いている人・向いていない人
では最後にパパまるハウスで家を建てるのが向いている人・向いていない人について教えてください!
パパまるハウスは、ヒノキヤグループのなかでも特にローコストに特化したハウスメーカーじゃ。
取り扱っている商品は基本的に全てセミオーダーの規格住宅だが、そのぶん価格帯は「坪単価40万円前後」がボリュームゾーンとかなり安めじゃ。価格が安い割には、住宅性能もそこまで悪いわけではなく、総合的なバランスはなかなか優秀と言える。あとはヒノキヤグループなので、全館空調「Z空調」を採用できるのも嬉しいポイントじゃ。
ローコスト住宅で性能にもそれなりに住宅性能も重視したい、全館空調システムを取り入れたい人にはオススメのハウスメーカーじゃ。
だが、やはりコストが安いだけあって見た目の重厚感・高級感は乏しいという意見もある。見た目のデザインやグレードを重視する人はあまり向いていないかもしれないのう。
■パパまるハウスと価格帯が近いハウスメーカー
タマホーム
アイダ設計
アイ工務店
飯田産業
ゼロキューブ
ユニテハウス
秀光ビルド
■パパまるハウスより少し価格帯が高いハウスメーカー
桧家住宅
アイフルホーム
フィアスホーム
クレバリーホーム
アエラホーム
ヤマト住建
泉北ホーム
GLホーム
アエラホーム
一条工務店
パパまるハウスは、ヒノキヤグループに属する非常にリーズナブルな価格帯でセミオーダーの規格住宅を手掛けるハウスメーカーです。規格住宅ですが、間取りや外観などが好みであれば価格を抑えてマイホームが建てられるため、ローコスト住宅を検討されている方は要チェックです。
パパまるハウスの基本性能は桧家住宅の注文住宅に似ていますが、断熱仕様がやや異なるなど若干グレードが低くなります。ただ、オプションで性能をアップグレードすることも可能です。また桧家住宅と同様に全館空調「Z空調」を採用できる点も人気。
パパまるハウスを候補に検討している方は、同価格帯のローコストハウスメーカーと比較されている方が非常に多いです。
それと、できればパパまるハウスよりも少し価格帯の高いハウスメーカーとも比較してみるべきでしょう。特にグループ会社で若干グレードの高い桧家住宅はぜひ比較しておきましょう。
競合ハウスメーカーと比較することで「新たに重視すべき部分」が見つかることはよくあります。パパまるハウスを候補にしている場合は、上記にピックアップしたハウスメーカーの中から少なくとも4~5社程度と比較しておいてください。
↓パパまるハウスとよく比較されるハウスメーカー↓
↓パパまるハウスとよく比較されるハウスメーカー↓
今回の記事をまとめると
- パパまるハウスのメリット(長所)
- 価格(坪単価)が安いローコスト住宅
- 規格住宅だが間取りの変更は可能
- 気密性・断熱性もローコストではなかなか優秀
- Z空調が採用できる(オプション価格120万円)
- 標準仕様が充実している
- パパまるハウスのデメリット(短所)
- 設計自由度が低い
- 外観・内装は高級感に欠ける
- 耐震等級は標準で取得しているわけではない(耐震等級2相当)
- 施工エリアが全国対応ではない
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
コメント
パパマルハウス良さそうですね。断熱も耐震も安い割には一定水準ありそうですし。