今回のブログ記事では、注文住宅の建築工法(構造)の特徴・メリット・デメリットについて解説していくぞい!
マイホーム計画を始めたばかりの方は、工法(構造)によってどんな特徴があるのかわからない方も多いじゃろう。
まずはこのページで、一戸建て住宅の工法(構造)でどんな特徴の家を建てられるのか把握しておくとマイホーム計画が非常にスムーズに進むと思うぞい!
建築工法ごとの特徴を知れば候補のハウスメーカーを絞り込める
さて、今回のブログ記事では「注文住宅の建築工法」について詳しく解説していくぞい!
注文住宅の建築工法ってけっこういろいろ種類がありますもんね。
うむ。マイホーム計画を始めたばかりの人は、建築工法が違うと家の出来栄えにどんな違いがあるかわからない人が大半じゃろう。
「建築工法ごとにどんな特徴があるか?」ということを知っておけば、候補のハウスメーカーを絞りこむヒントにもなるじゃろう。
たしかに建築工法ごとにどんな特徴があるのか、知ってたら候補のハウスメーカーも選びやすいポン!
うむ。建築工法ごとに、メリット・デメリットがあるからね。
メリット・デメリットを理解したうえで、どの建築工法が自分の条件にピッタリ合うか考えると、候補のハウスメーカーを絞りこみやすいってわけじゃな!
なるほど!じゃあ、各工法ごとに対応しているハウスメーカーがどこか?まとまっているとわかりやすいかもしれないですね!
そういうこと!
このページでは、一戸建て住宅の建築工法の特徴・メリット・デメリットをまとめて、どのハウスメーカーがどの建築工法を採用しているか?もまとめておくぞい!
よっしゃ!マイホーム計画初心者必見の記事だポン!
ブックマーク必須だね!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
注文住宅の主な建築工法(構造)
ところで、注文住宅の建築工法ってどんな種類があるの?
うむ。注文住宅の建築工法はおおまかに分けるとこんなところじゃな。
- 注文住宅の主な建築工法
- ・木造軸組み工法(在来工法)
- ・ツーバイフォー工法(ツーバイシックス工法)
- ・木質パネル工法
- ・鉄骨造
- ・鉄筋コンクリート造(RC造)
ふむふむ。では、順番に解説をお願いします
木造軸組み工法(在来工法)の特徴・メリット・デメリット
木造軸組み工法は、日本の一戸建て住宅でもっとも使われているポピュラーな建築工法です。古くから使われている伝統的な工法のため「在来工法」とも呼ばれます。
木造軸組み工法は、柱と梁(はり)の「軸組み」で建物を支える工法で、比較的、設計上の制限が少なく、さまざまな間取りに対応しやすい点が特徴です。また、将来のリフォームや間取り変更などにも比較的対応しやすいと言えるでしょう。
ただしあくまでも柱で建物を支えるため、柱のない大空間を造るのは不得意です。柱の少ないスッキリとした大空間は鉄骨造の方が得意と言えます。
木造軸組み工法は、建物を面で支えるツーバイ工法と比べると柱・梁の接合部分に地震の負荷がかかりやすい点が弱点ですが、近年では接合部分の強度を上げるために耐震金物を用いる「金物工法」が広く採用されています。また、耐力壁をバランスよく配置することで十分な耐震性を確保することも可能です。
木造軸組み工法は耐力壁として柱と柱の間に斜めに木材を施工する「筋交い(すじかい)」が使われるのが一般的ですが、近年ではツーバイフォー工法のように建物の外周部に構造用面材(パネル)を施工し、建物を面で支えるモノコック構造とする軸組みパネル工法も広く採用されています。
木造軸組みパネル工法は建物を面で支えるため、地震エネルギーを建物全体に分散しやすく非常に地震に強いです。木造軸組み工法がベースとなるため設計自由度も高いため、近年ではパネル施工の軸組み工法を採用しているハウスメーカーが増えています。
木造軸組み工法でも、耐震等級3(最高等級)を取得することは十分可能なため、しっかり施工されていれば地震に対しても安心と言えるでしょう。
また、木造建築は耐火性が弱点と思われがちですが、そんなことはありません。薄い木材は火に弱いですが、ある程度の太さがある柱・梁は、火災の際にも表面が炭化することで内部が守られます。実は木造建築物は火災に強いのです。
ただし、構造躯体が木材でできているため、湿気対策がうまくできていないと腐朽による劣化の可能性があります。また、構造材が腐朽するとシロアリなどの被害に遭う可能性もあります。木造軸組み工法では湿気対策とシロアリ対策が大切と言えるでしょう。
日本の一戸建て住宅でもっともよく使われているのが「木造軸組み工法」じゃな。「在来工法」とも言うぞい。
木造軸組み工法は比較的、設計上の制限が少なく自由な間取りプランを実現できるうえ、価格(コスト)も比較的安いのが大きなメリットじゃな。
木造軸組み工法は耐震性が弱いんじゃなかったっけ?
確かにツーバイ工法などのように、パネルで面構造にした建物に比べると接合部分に地震エネルギーが集中しやすいが、最近では耐震金物を使って接合している「金物工法」もある。それに、木造軸組み工法でも耐力壁をバランスよく配置し、耐震等級3(最高等級)を取得することもできるので、「木造軸組み工法=地震に弱い」というわけではないからね。
耐力壁に、壁倍率の高いものを使っているケースもありますしね。
うむ。特に建物外周部にパネルを施工して面構造にしている「木造軸組みパネル工法」はパネルを通して地震の負荷を建物全体にバランスよく分散させることができるので地震に強いぞい。
ツーバイ工法の耐震性と、軸組み工法の設計自由度の良いところどりをしたような工法じゃな。
- 木造軸組み工法(在来工法)のメリット
- ・設計自由度が高い
- ・将来のリフォームにも対応しやすい
- ・耐火性も低くはない
- 木造軸組み工法(在来工法)のデメリット
- ・接合部に地震の負荷が集中しやすい
- ・柱のない大空間は不得意
- ・湿気対策は不可欠
- ・シロアリ対策も不可欠
- 木造軸組み工法(在来工法)対応のハウスメーカー
- アイダ設計
- アイフルホーム
- アイ工務店
- アエラホーム
- アキュラホーム
- イシンホーム
- ウェルネストホーム
- 一条工務店
- 飯田産業
- クレバリーホーム
- 住友林業
- 秀光ビルド
- 積水ハウス
- タマホーム
- ダイワハウス
- 富士住建
- 桧家住宅
- ヤマダホームズ
- ヤマト住建
- ユニバーサルホーム
希望エリアを選んで進むだけ!カンタン3分で完了。もちろん無料です。
ツーバイフォー(ツーバイシックス)工法の特徴・メリット・デメリット
ツーバイフォー工法とは、2インチ×4インチの木材と合板(パネル)を用いて、壁・床・天井を6面体のモノコック構造とする工法です。建物を面で支えるので、地震エネルギーを建物全体にバランスよく分散させることができる非常に地震に強い点が大きな特徴です。また、壁・床・天井を強固に密接に接合するため、気密性を確保しやすい点も特徴です。
また、2インチ×6インチの木材を使用する「ツーバイシックス工法」もあります。ツーバイシックス工法は、ツーバイフォーよりも壁が分厚く140mmの厚みで断熱材を敷き詰められるため、さらに気密性・断熱性を確保しやすい工法と言えます。
ツーバイフォー工法、ツーバイシックス工法のほか、さらに壁が分厚いツーバイエイト・ツーバイテン工法などもあります。これらの工法を総称して「ツーバイ工法」と呼ぶこともあります。
ツーバイ工法は、木材の寸法が規格化されているだけでなく、釘を打つ位置・本数なども規格化されているため、職人ごとの施工技術のバラつきが少ない点も大きなメリットです。
ツーバイ工法は地震に強く気密性・断熱性も確保しやすい点が大きなメリットですが、設計自由度は木造軸組み工法には若干劣ります。また、開口部を大きく取りにくいのもデメリットと言えるでしょう。
ツーバイフォー工法は地震に強く、気密性・断熱性も確保しやすい。高気密・高断熱・高耐震と3拍子揃った工法じゃ。
住宅性能の面では、ツーバイ工法は本当に優秀ですよね。
そうじゃな!しかもツーバイ工法は、木材の寸法や釘を打つ位置なども規格化されているので、施工技術のブレも少ないと言える。
ふむふむ。でも設計自由度はちょっと低いんだよね。
そうじゃな。ツーバイ工法は壁・床・天井の6面体で家を支えるため、壁の量を減らすことが難しい。設計自由度と将来のリフォームの対応しやすさ、という面では木造軸組み工法よりも若干自由度は低いと言えるじゃろう。また、開口部を大きくするのが難しいという面もある。
自由度は低いけど、性能は高いってわけですね。
住宅性能を重視する人向けの工法だポン!
- ツーバイフォー(ツーバイシックス)工法のメリット
- ・地震に強い
- ・気密性・断熱性を確保しやすい
- ・規格化された工法のため技術ブレが少ない
- ツーバイフォー(ツーバイシックス)工法のデメリット
- ・設計自由度は軸組み工法よりも低い
- ・将来のリフォームに対応しにくい
- ・大きな開口部を造りにくい
- ・湿気対策は不可欠
- ・シロアリ対策も不可欠
- ツーバイフォー(ツーバイシックス)工法対応のハウスメーカー
- 一条工務店
- スウェーデンハウス
- セルコホーム
- ゼロキューブ
- 住友不動産
- 泉北ホーム
- GLホーム
- 土屋ホーム
- トヨタウッドユーホーム
- 北洲ハウジング
- 三井ホーム
- 三菱地所ホーム
- メープルホームズ
- ユニテハウス
- ヤマダホームズ
希望エリアを選んで進むだけ!カンタン3分で完了。もちろん無料です。
木質パネル工法(木造ユニット工法)の特徴・メリット・デメリット
木質パネル工法もツーバイ工法のように、建物を壁・床・天井(屋根)の6面体で支えるモノコック構造です。ツーバイ工法に似ていますが、特に木材の寸法が規格化されているわけではありません。
特徴的なのは断熱材や下地材が一体化された木質パネルが工場生産され、施工が効率化されている点です。工場生産された木質パネルを現場で組み上げて施工するため、施工技術ブレが極めて少ないです。
また、ツーバイフォー工法のように建物を面で支えるモノコック構造のため地震にも非常に強いうえ、パネル同士を強固に接合するため、気密性を確保しやすく内蔵される断熱材次第で断熱性能も確保しやすいです。
また工場生産されたパーツを現場で組み上げる施工方法のため、工期が短く済むのも特徴です。
木質パネル工法は、工場生産で断熱材などが一体化されたパネルを現場で組み立てる工法じゃな!
ツーバイ工法のように、建物を面で支える工法なので地震に強いし、気密性・断熱性も確保しやすいぞい。
ツーバイフォーみたいに規格化されているわけではないけど、構造の仕組みは似ていますね。
工場生産されたパーツを使っているから、技術ブレも少ないし工期も短いポン!
こちらも壁で建物を支える工法なので、設計自由度の面では木造軸組み工法よりも劣ると考えた方がいいかな。それと壁が構造耐力上必要不可欠なので、将来の増築・改築などのリフォームも対応しにくいのが弱点と言えるじゃろう。
- 木質パネル工法のメリット
- ・地震に強い
- ・気密性・断熱性を確保しやすい
- ・工場生産されたパーツを用いるため技術ブレが少ない
- ・工期が短く済む
- 木質パネル工法のデメリット
- ・設計自由度は軸組み工法よりも低い
- ・将来のリフォームに対応しにくい
- ・大きな開口部を造りにくい
- ・湿気対策は不可欠
- ・シロアリ対策も不可欠
- 木質パネル工法対応のハウスメーカー
- ヤマダホームズ
- FPの家
- フィアスホーム
鉄骨造の特徴・メリット・デメリット
鉄骨造は鉄骨の骨組みで家を支える工法です。木造軸組み工法のように、柱と梁で支える工法ですが、木材よりも強度の高い鉄骨を使っているため、大空間のリビングや大開口の窓など、開放的な間取りプランが実現しやすい、非常に設計自由度の高い工法です。
鉄骨造は耐震性が高く設計自由度も優秀ですが鉄は熱を伝えやすい性質があるため、建物の断熱性能の面では木造住宅よりも劣るケースが多いです。また、価格(コスト)面でも木造住宅よりも高いケースが多いでしょう。
なお、鉄骨造は厚み6mm未満の鋼材を使った「軽量鉄骨造」と、6mm以上の鋼材を使った「重量鉄骨造」に分かれます。軽量鉄骨造はおもに2階建てまでの建物に採用され、重量鉄骨造は3階建て以上の建物に用いられます。
鉄骨造は大手ハウスメーカーが良く採用しているぞい。
間取りの自由度が高く、広々とした大空間や大開口の窓など、開放的なデザインを得意とする工法じゃ。
積水ハウスとかダイワハウスとかが鉄骨造だね!
広々とした空間は高級感バツグンだポン!
うむ。それに耐震性も優秀じゃな!
だが、鉄骨造のデメリットは鉄そのものが熱を伝えやすい性質をもつこと。断熱性の面では、木造住宅の方が優秀というケースが多いぞい。
あとは建築コストが高いのもデメリットかも…。
- 鉄骨造のメリット
- ・地震に強い
- ・設計自由度が高い
- ・大空間・大開口など開放的な間取りが得意
- ・耐火性も低くはない
- 鉄骨造のデメリット
- ・価格(建築コスト)が高い
- ・断熱性能が弱点
- ・木造住宅よりも固定資産税が高い
- 鉄骨造対応のハウスメーカー
- 積水ハウス
- セキスイハイム
- ダイワハウス
- へーベルハウス
- パナソニックホームズ
- トヨタホーム
- サンヨーホームズ
希望エリアを選んで進むだけ!カンタン3分で完了。もちろん無料です。
鉄筋コンクリート造(RC造)の特徴・メリット・デメリット
鉄筋コンクリート造は、鉄筋を組み板材で囲みコンクリートを流しいれて施工する工法です。マンションや高層ビルなどによく用いられる工法ですが、一戸建て住宅でも用いられることがあります。
鉄は引っ張る力に強く、コンクリートは圧縮される力に強いという特性を持ちます。つまり鉄筋コンクリート造は、鉄とコンクリートのお互いの弱点を打ち消しあう構造となり、非常に強度が高いです。地震や台風などあらゆる災害に極めて強い構造と言えるでしょう。また耐久性も高く非常に長持ちすることも大きな特徴です。
鉄筋コンクリート造は見た目にも非常に重厚感・高級感があります。コンクリートは型枠次第でどんな形にも施工できるため、丸みを帯びた曲線的デザインなどデザインの自由度も非常に高く、高級なデザイン住宅などにもよく用いられる工法です。さらにコンクリートは音を伝えにくいため、防音性にも優れます。
大きなデメリットとしては、建築コストが高い点が挙げられます。鉄筋コンクリート造は、鉄筋を組み板材で型枠を組み、コンクリートを流し込み型枠を外すなど非常に工数が多いため、建築コストはその他工法に比べてもっとも高いです。
くわえて、コンクリートは「熱を溜めこみやすい」素材でもあります。特に夏は日差しの熱を溜めこみ、夜まで室内に伝えやすいケースもあるため、断熱性能は重視しておきたいところです。
鉄筋コンクリート造(RC造)は、その名のとおり鉄筋とコンクリートで支える構造躯体じゃ。もちろん強度は非常に高いし耐久性も高い。耐震性も高いぞい!
重厚感抜群の見た目も鉄筋コンクリート造の良さだポン!
鉄筋コンクリート造は防音性が高いのも嬉しいですね!
うむ。その代わり、コンクリートは熱を溜めこみやすい性質もある。鉄筋コンクリート造でも断熱性能はしっかり確認しておくべきじゃろう。
あと、鉄筋コンクリート造は耐久性が高くて長持ちするのもいいですよね!
うむ。住宅の耐用年数は「木造住宅:22年」「鉄骨造住宅:34年」だが、鉄筋コンクリート造住宅は耐用年数47年とされている。木造住宅の2倍以上長持ちするってわけじゃな。
すごいポン!
だが、法定耐用年数が長いということはそれだけ「固定資産税」が高く付くということでもある。この点は、建てる前に良く知っておくべきことじゃな。
- 鉄筋コンクリート造(RC造)のメリット
- ・あらゆる災害に強い
- ・設計自由度が高い
- ・大空間・大開口など開放的な間取りが得意
- ・曲線など個性的なデザインも実現可能
- ・耐久性が高く長持ちする(法定耐用年数47年)
- 鉄筋コンクリート造(RC造)のデメリット
- ・価格(建築コスト)が特に高い
- ・木造・鉄骨造よりも固定資産税が高い
- ・将来のリフォームに対応しにくい
- ・コンクリートは蓄熱しやすい
- 鉄筋コンクリート造(RC造)で建てられるハウスメーカー
- 大成建設ハウジング
- 三菱地所ホーム
- レスコハウス
希望エリアを選んで進むだけ!カンタン3分で完了。もちろん無料です。
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
今回の記事をまとめると
建築工法(構造) | メリット | デメリット |
---|---|---|
木造軸組み工法(在来工法) | ・設計自由度が高い ・将来のリフォームにも対応しやすい ・耐火性も低くはない | ・接合部に地震の負荷が集中しやすい ・柱のない大空間は不得意 ・湿気対策は不可欠 ・シロアリ対策も不可欠 |
ツーバイフォー工法 | ・地震に強い ・気密性・断熱性を確保しやすい ・技術ブレが少ない | ・設計自由度は軸組み工法よりも低い ・将来のリフォームに対応しにくい ・大きな開口部を造りにくい ・湿気対策は不可欠 ・シロアリ対策も不可欠 |
木質パネル工法 | ・地震に強い ・気密性・断熱性を確保しやすい ・技術ブレが少ない ・工期が短く済む | ・設計自由度は軸組み工法よりも低い ・将来のリフォームに対応しにくい ・大きな開口部を造りにくい ・湿気対策は不可欠 ・シロアリ対策も不可欠 |
鉄骨造 | ・地震に強い ・設計自由度が高い ・大空間・大開口など開放的な間取りが得意 ・耐火性も低くはない | ・価格(建築コスト)が高い ・断熱性能が弱点 ・木造よりも固定資産税が高い |
鉄筋コンクリート造(RC造) | ・あらゆる災害に強い ・設計自由度が高い ・大空間・大開口など開放的な間取りが得意 ・曲線など個性的なデザインも実現可能 ・耐久性が高く長持ちする(法定耐用年数47年) | ・価格(建築コスト)が特に高い ・木造・鉄骨造よりも固定資産税が高い ・将来のリフォームに対応しにくい ・コンクリートは蓄熱しやすい |
コメント
これは参考になる
木造軸組み工法にパネルを加えて面構造にする工法がコスパよし。地震にも強いし、設計自由度も高いです。