今回の記事では「注文住宅でみんなが後悔したポイント」について詳しくまとめていくぞい!注文住宅のマイホーム計画では、みんな多かれ少なかれ「後悔していること」があるもの。
あらかじめマイホームを建てた先輩方の後悔ポイントを学んでおけば、同じ失敗・後悔をしないで済むじゃろう。
注文住宅を建てた人はどういう点で後悔しているのか?
さて今回のブログ記事では、注文住宅においてみんなが後悔しているポイントについて詳しく解説していくぞい!
そうやってみんなの傷口をえぐっていくのはよくないとおもいますポン!
いやいや、別に後悔している方の傷口をえぐるつもりはないのじゃが…。
残念なことに、そもそも注文住宅でのマイホーム計画では失敗・後悔は付き物なんじゃ。みんな多かれ少なかれ「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」と思っているもの。
そういう注文住宅の失敗談・後悔談を知っておけば、自分のマイホーム計画に役立てることができるじゃろ!
たしかに、みんなが注文住宅のどんなところで後悔しているのか?は知りたいですね。
ふむふむ。
先人たちの教えは偉大だってことだポン!
うむ。ということでこのページでは、注文住宅の後悔ポイントを以下の項目に分けて紹介していくぞい。
- 注文住宅で後悔したこと
- ・間取りで後悔
- ・駐車場で後悔
- ・デザインで後悔
- ・住宅性能で後悔
- ・内装・住宅設備で後悔
- ・価格で後悔
ふむふむ。たしかに、注文住宅で多そうな後悔ポイントですね!
では順番に解説をお願いします。
注文住宅 間取りの後悔
それではまずは「注文住宅の間取りにおける後悔ポイント」について詳しくまとめていこう。
「注文住宅の間取り」はやはり後悔している人が多いポイントと言えるじゃろう。しっかり先人に学んで、後悔しない家づくりをしたいところじゃな!
- 注文住宅 間取りの失敗例
- ・リビングの狭いor広すぎる
- ・1階リビングにしたが人の目が気になる
- ・2階リビングは荷物を運ぶのが面倒
- ・吹き抜けリビングは音が2階にも響いてしまう
- ・リビングが広すぎてエアコン効率が悪い
- ・部屋の数が足りないor多い
- ・収納が足りない
- ・中庭を設けたが、その分居室が狭くなってしまった
- ・生活動線をもっと考慮した間取りにすれば良かった
ほえー、間取りの失敗例ってたくさんあるんだねぇ!
リビングの広さが足りないor広すぎる
「リビングの広さ」で後悔している声は非常に多いです。住む前は広さに問題ないと思っていたけど、実際に家具を配置したら思ったよりも狭く感じてしまうことも多く、また、住み始めてから家族が増えて手狭になってしまうことも多いようです。
ただし「じゃあリビングは広ければ広い方がいい?」というと、必ずしもそうではありません。リビングが広すぎるとエアコンの効率が悪くなってしまう場合もありますし、そもそも広すぎて落ち着かないケースもあります。それにリビングに限ったことではありませんが、家は広ければ広いほど固定資産税や光熱費などのランニングコストも高くつきます。広くて落ち着かないけど、ランニングコストだけは高いのも考えものです。
リビングの広さに関しては、広さに関しては住む家族にとってちょうどいい広さをシミュレーションしながら家族で話し合って決めましょう。また、今後家族が増えるかどうかの計画も含めて考えるべきでしょう。
ふむふむ。確かに、家具を置く前と家具を置いた後では部屋の広さの印象ってだいぶ違いますもんね。
それに家族が増えるかどうかも大事なポイントだポン。
【対策】
・リビングの広さは「今の実際の生活」と「将来の生活」をシミュレーションして決めよう!
1階リビングにして後悔
敷地条件や周囲の環境にもよりますが、1Fリビングにすると、目の前を通る人の目が気になってカーテンを開けられないケースが多いです。せっかく日当たりが良い敷地条件でも、人の目が気になってカーテンを開けられないのではリビングの魅力が半減してしまいます。
リビングを1階にするか2階にするか?敷地条件や周囲の環境を考えて決めるべきでしょう。
確かに、昼間に天気のいい日はカーテンを開けて陽の光をいっぱいにお部屋に入れたいポン!
リビングの配置は敷地条件と周囲の環境と相談しながら、ですね!
【対策】
・リビングを1階・2階のどちらにするかは敷地と周囲の環境を考慮して決めよう!
2階リビングにして後悔
リビングを2階に配置して後悔してしまっている方もおられます。2Fリビングは比較的プライバシーを確保しやすく、人の目を気にせずに窓やカーテンを開けやすいですが、買い物から帰ったときに毎回重い荷物を2階まで運ぶのが面倒という失敗談が多いです。
また、2階リビングで階下に寝室がある場合、家族の生活のリズムがちがうと、就寝中にリビングの足音で目が覚めてしまうという失敗談も多く聞こえます。リビングの配置に関しては1階にしても、2階にしてもメリット・デメリットがありますので、それぞれの敷地条件・周囲の環境と照らし合わせて家族でよく話し合って決めるべきでしょう。
【対策】
・リビングを1階・2階のどちらにするかは敷地と周囲の環境を考慮して決めよう!
吹き抜けリビングで後悔
吹き抜けのリビングは天井が非常に高くなり開放感抜群ですが、空調効率は悪くなってしまいます。家はできるだけ室内が細かく間仕切りされている方が空調の効率は良いのです。吹き抜けリビングを採用するならば、家のトータル的な断熱性能は高めておくべきでしょう。開放感のある吹き抜けリビングでも、断熱性が低く温度のストレスを感じるようでは後悔してしまうかもしれません。
また、吹き抜けは空調効率だけでなく音の問題もあります。吹き抜けは1階と2階がつながった間取りのため、リビングの音が居室にも届いてしまいやすいからです。
吹き抜けリビングにして音の問題で後悔している声も多いため、吹き抜けリビングにするなら断熱性能や音の問題についても考えておきましょう。また、可能であれば室内ドアを防音仕様にするなどの対策をとるといいでしょう。
・吹き抜けリビングは音の問題や空調効率(断熱性)を考えて!
部屋の数が足りないor多い
「部屋の数が足りないor多い」も注文住宅でよくある後悔ポイントです。こちらもよくあるのが、後から家族が増えることになり部屋の数が足りなくなったというケースですね。注文住宅を建てるにあたって、家族の将来設計を考えることは必須項目です。将来、家族が増える可能性がある場合は余裕をもった部屋数にすることが大切です。
ただし、反対に「部屋の数が多すぎて後悔している」という声もあります。部屋の数が多くて物置スペースとして使っている方も多く、それならば各居室を広く活用したかったという声も。
部屋の数が適正かどうかは家族ごとに異なりますので、今後の将来設計まで含めて考えて、部屋の数・配置などを決めるようにしましょう。
【対策】
・部屋の広さ・数は今と将来の生活をシミュレーションして決めよう!
収納が足りなくて後悔
注文住宅では収納に関する後悔も多いです。特に収納に関しては「足りない」という声が圧倒的に多いです。家は長く住めば住むほどに荷物が増えていくものです。引っ越し当初は収納スペースに余裕があっても、しばらく住むと荷物があふれてくることも。また家族が増えるとどんどん収納には余裕がなくなっていくものです。
一般的に「家の収納面積は延べ床面積の15~20%必要」と言われていますが、これも家庭ごとに必要な収納面積が異なりますので、あらかじめ荷物がどれくらいあるか?増えるか?しっかりシミュレーションしておくにこしたことはないでしょう。
中庭を設けたが、その分居室が狭くなってしまった
中庭のある家は素敵ですよね!日当たりのあまりよくない敷地条件だとしても、中庭があることで陽の光を取り入れることも可能になりますし、確保された室外空間があるのはおしゃれで魅力的です。
中庭のある家に憧れる方は多いですが、憧れる余り、敷地面積が狭くても中庭を採用して、結果的に肝心の居室が狭くなってしまうという後悔の事例もあります。
中庭はあくまでも「ゆとりのスペース」です。敷地面積に余裕がある場合は魅力的な選択肢ですが、敷地面積が狭い場合は慎重な判断が必要です。
生活動線をもっと考慮した間取りにすれば良かった
生活動線とは「生活するときに人が移動する動線」のことです。生活動線に関する後悔の声も非常に多いので注意しておきましょう。実際に暮らしてみてムダが多い間取りだな…と後悔しても、簡単にはリフォームできませんからね。例えばこんな生活動線に関する後悔の声が多いです。
・洗濯機と物干しのフロアを分けた→洗濯物を干すたびに2階へ上らないといけない
・洗面所を2階に配置→帰宅のたびに手洗いのために2階に上らないといけない
・バスルームを2階に配置→子どもが汚れて帰宅した時はリビングまで汚れてしまう
・キッチンと洗濯機が遠い→料理をしながらの家事がしにくい
家は毎日暮らす場所ですから、できるだけ生活しやすい間取りが良いのは当然ですよね。ならば、生活動線はしっかり考えておきましょう。生活動線で後悔しないために、まず設計士さんから間取りプランの図面をもらったら、何枚もコピーしておきましょう。そして、その間取り図に家族みんなで動線を直接書き込んでみるのです。このときに「長い動線」「複雑な動線」「何度も線が重なる」場合は注意が必要です。良い生活動線の間取りは「できるだけ動線が重複しない(シンプルな線)」「動線が短い」ものだからです。
家づくりの初心者が生活動線を完全にマスターするのは難しいですが、図面にシミュレーションしながら動線を書き込むだけで「ムダな動線・ムダな配置」はある程度見えてくるはずです。そこまでシミュレーションすれば、設計担当者と相談しながら良い生活動線の間取りを実現できるはずです。
生活動線に関するテクニックはこちらの記事で詳しく紹介しています≫
【対策】
・間取り図に生活動線を書き込んでみよう!複雑な線・長い線は要注意!
注文住宅の間取りで後悔しないための対策
間取りの後悔ポイントってたくさんあるんだポン!
うむ。自由設計の注文住宅は、構造の制限が許す限り間取りを施主の好み通りに決められるのが大きなメリットじゃが、きちんと「実際の生活」をシミュレーションしてプランニングしないと、後悔してしまうポイントにもなってしまうのじゃ。
なるほど。じゃあ、注文住宅の間取りで後悔しないためにできる対策を教えてください!
「注文住宅の間取り」で後悔しないための対策はザックリ以下の通りじゃな!
- 注文住宅の間取りで後悔しないための対策
- ・リビングや部屋の広さ・数は今と将来の生活をシミュレーションして決めよう!
- ・リビングを1階・2階のどちらにするかは敷地と周囲の環境を考慮して決めよう!
- ・収納スペースは多少多めがベター!将来荷物が増えることも考慮して!
- ・吹き抜けリビングは音の問題や空調効率(断熱性)を考えて!
- ・間取り図に生活動線を書き込んでみよう!複雑な線・長い線は要注意!
- ・いろいろなハウスメーカーの間取りプランを比較するのがベスト!
注文住宅の間取りはハウスメーカーの設計担当者と相談しながら「理想の間取り」を実現していくもの。
でもご注意ください!ハウスメーカーごとに、その「提案力(プラン力)」には大きな差があります!どのハウスメーカーが自分にピッタリの「理想のプランニング」をしてくれるのか?実際に比較しないとわかりません。注文住宅の間取りで後悔したくないなら、必ず候補のハウスメーカーを複数社「比較」してください!
注文住宅の駐車場で後悔
次は注文住宅の「駐車場における後悔ポイント」についてまとめていくぞい!
- 注文住宅 駐車場の失敗例
- ・駐車スペースを設ければよかった
- ・駐車スペースが狭いor広すぎる
- ・駐車スペースに駐車しにくい
- ・EV(電気自動車)の充電設備を造らずに後悔
駐車スペースを設ければよかった
【対策】
・駐車スペースが必要かどうかは将来まで考慮して慎重に判断しよう!
駐車スペースが狭いor広すぎる
【対策】
・駐車スペースは車幅の大きな車に乗り換えた場合でも余裕があるかチェックしよう!
・複数台止められる駐車場を設けるかどうか、実際の生活をシミュレーションして決めよう!
駐車スペースに駐車しにくい
例えば「前面道路の道幅が狭く、縦列駐車で車を入れなくてはならない」ような駐車スペースだとせっかく自家用車を持っていても車の出し入れが面倒くさくてあまり使わない、というケースもあるかもしれません。また、運転に慣れていない方には駐車場の出し入れができなくて車に乗れないと言うケースも。
車の運転が得意な方であれば良いですが、家族に運転が苦手な方がいる場合は駐車スペースで事故などのトラブルにも発展しかねません。できるだけ駐車しやすいよう、考えておくべきでしょう。
【対策】
・駐車スペースを設けるなら、駐車のしやすさも考慮しておこう!
EV(電気自動車)の充電設備を設けずに後悔
【対策】
・これからの時代、EV充電設備は付けておくべきかも?
注文住宅の駐車場で後悔しないための対策
駐車スペースでの後悔している声もけっこうあるんですねぇ。
そうじゃな。
駐車スペースに関しても、あらかじめシミュレーションして考えておくにこしたことはない。注文住宅の駐車スペースで後悔しないための対策はザックリ以下の通りじゃ!
- 注文住宅の駐車場で後悔しないための対策
- ・駐車スペースは車幅の大きな車に乗り換えた場合でも余裕があるかチェック!
- ・複数台止められる駐車スペースを設けるかどうかシミュレーションして決めよう!
- ・駐車スペースを設けるなら、駐車のしやすさも考慮しておこう!
- ・これからの時代、EV充電設備は付けておくべきかも?
注文住宅のデザインで後悔
次は「注文住宅のデザインにおける後悔ポイント」についてまとめていくぞい!
- 注文住宅のデザインの失敗例
- ・外壁の素材をもっと考えて決めればよかった
- ・デザインに懲りすぎてしまい後悔
せっかく注文住宅でマイホームを建てるなら「デザインや見た目にもこだわりたい」という方は多いが、それでもデザイン面で後悔してしまっている声は多いのじゃよ。
外壁の素材をもっと考えて決めればよかった
多いのは「外壁サンプルを見た時と実物のイメージが違う」という声。室内で見る外壁サンプルと実際の陽の光の下でみる実物とは印象が違ってくる可能性もありますので気を付けましょう。
また、安価な窯業系サイディング外壁を採用して高級感のない仕上がりに後悔している声もあるようです。
また外壁は常に雨風にさらされているため、新築時はキレイでも必ず汚れてきてしまいます。外壁が汚れてしまうと、せっかくのマイホームも薄ぼけてみえてしまうので、外壁はできるだけ汚れが目立たないカラー・素材を選ぶのがベターでしょう。
タイル外壁やコンクリート外壁などは初期費用が高く付きますが、高級感・重厚感があり、また汚れが付きにくくメンテナンスの頻度も少ないため「満足度が高い」と言われています。
外壁は素材によって見た目やデザインだけでなく、住み始めてからのメンテナンス頻度も大きく変わりますので、できるだけメンテナンス頻度が少なく済むものを選ぶと良いでしょう。
外壁の素材はある程度お金をかけてもいいところだと考え慎重な判断をしたいところですね。
【対策】
外壁はある程度、お金をかけてもいい箇所と考えて色・素材を慎重に考えよう!
デザインに懲りすぎてしまい後悔
マイホームに奇抜なデザインを取り入れてしまい後悔している声もあるようです。流行のモダンデザインのマイホームはおしゃれで素敵ですが、マイホームはこの先、何十年と住むことを念頭に置いておきましょう。流行のモダンデザインも、いつかはレトロな外観と言われてしまう可能性があります。また外観だけでなく内装でも、スキップフロアやピットリビング(ダウンフロア)などおしゃれなデザインを採用する際も注意が必要です。今はよくても、老後は段差がおっくうになってしまうかもしれません。
マイホームのデザインは「この先も長く住むこと」を考えて決めるようにしましょう。モダンすぎるデザインは流行遅れになってしまう可能性もあります。マイホームは普遍的に愛されるデザインにするのが無難と考えておいた方がいいかも?
【対策】
・この先何十年も住むことを考えて凝ったデザインを採用するかは慎重に考えよう!
注文住宅のデザインで後悔しないための対策
注文住宅のデザインで後悔しているパターンもあるんだね。
注文住宅のマイホーム計画はデザインも施主の好み通りにできるから、流行りのおしゃれでモダンな外観に仕上げたくなるが、マイホームはこの先何十年も住むのが大前提じゃ。流行り廃りのあるようなデザインは慎重な判断が必要じゃな。
注文住宅のデザインで後悔しないための対策はザックリ以下の通りじゃ!
- 注文住宅のデザインで後悔しないための対策
- ・外壁はある程度、お金をかけてもいい箇所と考えて色・素材を慎重に考えよう!
- ・この先何十年も住むことを考えて凝ったデザインを採用するかは慎重に考えよう!
家づくりの初期段階では「家ってどんなデザインがあるのかな?」とわからないことだらけのはずです。自分の好みのデザインを知るためにも「住宅カタログを比較すること」から始めましょう!
住宅カタログを比較すれば、デザインだけでなく住宅性能やメンテナンス性など、各社が「家のどの部分に力を入れているか?」もわかります。住宅カタログの比較は「家づくりの基本」!まずはここから始めましょう!
注文住宅の住宅性能で後悔
次は注文住宅の「住宅性能における後悔ポイント」についてまとめていくぞい!
- 注文住宅 住宅性能の失敗例
- ・夏は暑い・冬は寒い(断熱性が低い)
- ・騒音がうるさい
- ・耐震等級3を取得すれば良かった
夏は暑い・冬は寒い(断熱性が低い)
せっかくマイホームを建てるのであれば「夏は涼しく冬は暖かい、一年中快適な家」がいいですよね。それに断熱性能が低い家だと家族の健康にも悪影響があるばかりか、エアコン効率が悪く光熱費などのランニングコストも高く付いてしまいます。「夏は暑い、冬は寒い」というのは、住宅の気密性・断熱性が低いことが大きな要因です。ハウスメーカーごとに気密性・断熱性の数値はかなり差がありますので、候補のハウスメーカーの気密性・断熱性の数値はしっかり把握しておくことが大切です。
マイホームの暑さ/寒さで後悔することのないよう、住宅の断熱性についてはあらかじめ断熱材、窓断熱の仕様、UA値、C値などをヒアリングしておくべきでしょう。
【対策】
・住宅の断熱性は非常に大切!断熱材、窓断熱の仕様、UA値・C値をハウスメーカーごとに比較しよう!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
騒音がうるさい
音に関する問題も注文住宅のよくある後悔ポイントです。周囲の環境にもよりますが、幹線道路や線路、駐車場の近くの立地では車の騒音がうるさいケースが多いです。道路や線路など騒音のありそうな立地の場合は、寝室やリビングなどくつろぎのスペースはなるべく騒音の音源から遠い場所に配置するべきでしょう。
また、燐地の住宅と距離が近い場合は、子どもの声などに悩まされるケースもあります。道路や線路の近くなどはあらかじめ騒音が想定できるため、間取りの工夫や窓を防音仕様のものに変更するなどである程度対応できますが、隣人の騒音に関してはなかなか想定しにくい問題ですので、土地購入から始める場合は周辺環境の音に関して調査しておくと安心かもしれません。
また、気密性・断熱性が高い住宅は、遮音性も高い傾向にあります。断熱材は分厚ければ分厚いほど音も吸収しやすく、気密性が高ければ音が入ってきにくいからです。騒音のありそうな立地条件の場合は、気密性・断熱性をより重視すると良いかもしれません。
また、もし住み始めてから騒音に気付いた場合は「窓を二重窓にリフォームする」のも非常に有効です。多少リフォームの費用はかかってしまいますが、二重窓は気密性・断熱性も大幅にアップしますし遮音性も非常に高まります。もし遮音性を重視して二重窓にするのであれば、もともと付いている窓ガラスと厚みの異なる「異厚(いあつ)ガラス」を選ぶとよいでしょう。異厚ガラスは音の反響を防ぐ効果があり、遮音性能が高まります。
【対策】
・騒音はある程度予想できる。騒音のありそうな土地は間取りを工夫し防音設備をケチらずに。
・住んでから騒音に気付いたら二重窓にリフォームするのもアリ(異厚ガラスが遮音性に有効)
耐震等級3を取得すれば良かった
日本は地震大国ですし、今後いつ大地震が起きるかわかりません。こればっかりはことが起きてからでは遅いので、耐震性など住宅の安全性に関する面はあらかじめ重視しておくべきでしょう。なお、一応制震装置を後付けするなどリフォームもできないわけではありませんが、大がかりなリフォームになりますので、後から付けるくらいならば初めから重視しておくべきでしょう。
また耐震等級を取得している建物ならば地震保険に割引が適用されます。地震保険に入るつもりならば耐震等級3を取得できるハウスメーカーを候補にして比較するべきでしょう。
【対策】
・耐震性はいざという時に命を守る備えです!あらかじめ重視すべきと提唱します。
当ブログでは家づくりにおいて「安全に関わる性能」は特に重視すべき点だと考えています。特に「耐震性」には気を使ってほしいです。
現在建てられる一戸建て住宅はすべて建築基準法を満たしているため、少なくとも「耐震等級1相当」の耐震強度は確保されていますが、できれば「耐震等級3」のハウスメーカーとも比較してください。
「耐震等級1」の建物は「震度6強~7程度の地震に対して倒壊・崩壊しない」強度とされています。「なら安心だね!」と思うかもしれませんが、これはあくまで「倒壊・崩壊しない」のであって「ダメージ(損傷)がない」わけではありません。
つまり震度7クラスの巨大地震がもし一度でもきた場合、その建物の耐震性は著しく損なわれる可能性があるということです。もちろん補修するにもお金がかかります。
そして震度6強~7の大地震は大きな揺れが複数回にわたって起こるケースが多いです。
実際、2016年に起きた「熊本地震」では最大震度7の大きな揺れが二度発生しました。一度目の前震には耐えられた住宅も、二度目の大きな揺れによって多くの建物が倒壊しました。倒壊した中には現在の建築基準法に沿って建てられた「耐震等級1」と「耐震等級2」の住宅も含まれます。
ただし耐震等級3の建物の倒壊数は0でした。
せっかく建てるマイホーム。大地震に一度だけ耐えられる住まいで満足でしょうか?
大地震がきても、その後もマイホームに住み続けますよね?
マイホームはこの先何十年も住む拠点であり家族の命を守るシェルターです。大きな地震にも倒壊・崩壊しないことはもちろんのこと、半壊・一部破損もできればしたくないのは当然です。地震がくるたびに「どこか補修が必要な箇所はないか?」と思いを巡らせることもできればしたくないはずです。
できれば耐震性についてもじっくりと比較検討しておいてください。
注文住宅の住宅性能で後悔しないための対策
注文住宅の性能面もよくある後悔ポイントの一つなんですね。
うむ。住宅性能は、ハウスメーカー各社でピンキリじゃからのう。
この点はよく比較して「どの性能を重視するか?」を家族で話しあうのが大切じゃな。特に「気密性・断熱性・耐震性」については、重視しておくことをワシはオススメするけどね!
注文住宅の住宅性能で後悔しないための対策はザックリ以下の通りじゃ!
- 住宅性能で後悔しないための対策
- ・断熱材、窓断熱の仕様、UA値・C値をハウスメーカーごとに比較しよう!
- ・騒音のありそうな土地は間取りを工夫し防音設備をケチらずに!
- ・騒音対策は二重窓にリフォームもアリ(異厚ガラスが遮音性に有効)
- ・耐震性はいざという時に命を守る備え!あらかじめ重視すべきと提唱します!
注文住宅の内装・住宅設備で後悔
次は注文住宅の「内装や住宅設備における後悔ポイント」についてまとめていくぞい!
- 注文住宅 内装・住宅設備の失敗例
- ・内装・設備をケチらなければよかった
- ・コンセントやLANジャックの配置・数をもっと考えればよかった
内装・住宅設備をケチらなければよかった
「内装や住宅設備をケチらずにもう少しグレードの高いものを採用すれば良かった…」という点も注文住宅のよくある後悔ポイントの一つです。
室内ドアや窓、壁紙などはもちろん、キッチンやトイレ、バスルームなどの水回りの住宅設備も家の内観イメージを決定づける重要なものです。内装・設備は初期費用を削れる箇所としてもオススメですが、全部が全部グレードを下げてしまうと、家そのものの満足度が低下してしまうかもしれません。
内装・住宅設備をどれくらいのグレードにするか?しっかり家族で話し合い、場合によっては住宅設備を取り扱うショールームなどに足を運んで実物をみておくのも良い対策と言えるでしょう。
【対策】
・内装・住宅設備はショールームなどで実物を見れるので、場合によっては確かめるのもアリ!
コンセントやLANジャックの配置・数をもっと考えればよかった
コンセントやLANジャックの配置・数に関して後悔している声も多いです。コンセントの数・配置を良く考えずに適当に決めてしまうと、実際に生活を始めると延長コードやタコ足配線だらけの室内になってしまうかもしれません。延長コードだらけの室内はちょっと不格好ですし、できれば避けたいですよね。
コンセントやLANジャックで後悔しないためには、各部屋で使う予定の家電の数・配置をシミュレーションしておくことが大切です。また、今後はIoT家電などもどんどん増えていくと思われますので、コンセントなどは少し余裕のある数を配置しておくのがオススメです。
【対策】
・コンセント・LANジャックの数・配置は使う家電をシミュレーションして決めよう!
・コンセント・LANジャックは少し余裕のある数にしておくのがベター!
注文住宅の内装・住宅設備で後悔しないための対策
注文住宅の内装・住宅設備でも後悔の声はあるんですね。
うむ。内装や設備は住み始めてから後悔する人が多いところじゃな。
内装や設備は、構造躯体や外装に比べると後からでも比較的、軽微なリフォームで改修することができるものの、やっぱりちゃんと始めから考えておくにこしたことはないぞい。
注文住宅の内装・住宅設備で後悔しないための対策はザックリ以下の通りじゃ!
- 内装・住宅設備で後悔しないための対策
- ・なんでもかんでもケチっては満足が下がるかも。重視する内装・設備を見極めよう!
- ・内装・住宅設備はショールームで実物が見れるので確かめるのもアリ!
- ・コンセント・LANジャックの数・配置は使う家電をシミュレーションして決めよう!
- ・コンセント・LANジャックは少し余裕のある数にしておくのがベター!
注文住宅の価格で後悔
次は注文住宅の「価格における後悔ポイント」についてまとめていくぞい!
価格での後悔は、取り返しのつかない結果にもなりかねない。注意しておくべきじゃ。
- 注文住宅 価格の失敗例
- ・住宅ローンが家計を圧迫…もっと予算を削ればよかった
- ・気にいってたオプションを泣く泣く削ったけど、今でも付ければよかったと後悔
- ・同じようなデザイン・性能でもっと安く建てられるハウスメーカーがあった
- ・もっと価格交渉すればよかった
住宅ローンが家計を圧迫…もっと予算を削ればよかった
「住宅ローンが家計を圧迫して苦しい」という後悔の声もよくあります。そもそも注文住宅でのマイホーム計画はほとんどの方が「予算オーバーしてしまう」と言われています。そして住宅ローンはサラリーマンなど属性が良い方は、多少無理のある金額でもすんなり住宅ローンの審査が通ってしまうものです。
なので、ついつい色々なオプションをついつい色々なオプションを付けてしまい予算をオーバーしてしまいがちですが、住宅ローンの支払いが家計を圧迫する「住宅ローン貧乏」にはなりたくないですよね。
注文住宅のマイホーム計画では「はじめにしっかり予算計画を立てる」のが重要です。はじめに家族全員で相談して決めた予算計画は、よほどのことがない限りはブレずに進めるのが前提と考えましょう。
どうしても予算を引き上げる際は、しっかり返済シミュレーションを確認し再度家族全員で話しあうべきです。
【対策】
・予算計画は非常に大切。はじめに家族で無理のない予算計画をたてよう!
・どうしても予算を引き上げる場合は返済シミュレーションを確認しもう一度家族で話し合おう!
気にいってたオプションを泣く泣く削ったけど付ければよかったと後悔
予算計画は大切ですが「なんでもかんでも我慢するべき」というわけではありません。人それぞれ重視するべきところは異なりますので一概には言えませんが、本当に付けたいオプションなら我慢せずに付けてしまった方が結果的にマイホームの満足度が高まるかもしれません。
特にタイル外壁や全館空調などのように初期費用はかさむものの、ランニングコストを抑えられるようなオプションなら検討する価値はあるはずです。
これも家族でしっかり話しあって採用するべきか否か、判断しましょう。
【対策】
・本当に必要なオプションかどうかしっかり話し合おう!特にタイル外壁や全館空調などランニングコストが下がるオプションなら検討の価値アリ!
同じようなデザイン・性能でもっと安く建てられるハウスメーカーがあった
「家を建てた後に、同じようなデザイン・住宅性能でもっと安く建てられるハウスメーカーがあったことを知って後悔する」という方もたくさんおられます。
自由設計の注文住宅は基本的に「オーダーメイドの一点モノ」ですので、定価という概念がほとんどありません。つまり、ハウスメーカー各社によって価格差も非常に大きいもの。それこそ同じような性能・デザインの家でも、価格に「300万円~1000万円の差があった!」という事例も決して少なくありません。
マイホームを建てたあとに、同じようなデザイン・性能の家が「1000万円も安く建てられたのに…」という事実を知ったら…後悔どころではありませんよね。
かわいそうですが、これは完全に施主の比較不足です。エリア対応しているハウスメーカーの住宅カタログを取り寄せ比較することで、ほとんど避けられるリスクですので、どうかしっかり比較するようにしてください。
【対策】
・注文住宅はの価格差はピンキリ!価格で後悔しないためにはとにかく「比較」が大切です!
もっと価格交渉すればよかった
特に多いのが「契約を結んだ後に該当ハウスメーカーでウン百万円の価格交渉に成功したという口コミをみて後悔」というケース。たしかに、勇気を出して交渉するだけで数百万円もお得になるならやらない手はないですし、価格交渉せずに言い値で購入してしまったら後悔してしまう方も多いでしょう。もちろん注文住宅の価格交渉はケースバイケースですので必ずしも成功するとは限りませんが、マイホーム購入は人生でもっとも大きい買い物。ここで遠慮するのはナンセンスです。価格交渉するだけで数百万円のお金が浮く可能性があるのですから、やってみるだけやってみるべきでしょう。また、ハウスメーカー相手の価格交渉ではライバルの会社で「あいみつ」をとり、競合させるのが非常に有効です。ハウスメーカーもまとまりかけた契約はどうしてもまとめたいと考えています。ハウスメーカーを比較し、あいみつを取ることは価格交渉の面でも非常に有利なカードになりますので、ぜひ活用しましょう!
注文住宅の値引きのコツについてはコチラのページで詳しく特集しています≫
【対策】
・人生最大の買い物で遠慮は不要!価格交渉は必ずしよう!
・「あいみつ」は価格交渉の最強カード!他社と競合させて少しでも安い見積もりを引き出そう!
注文住宅の価格で後悔しないための対策
注文住宅の価格に関する後悔は…ダメージが大きそうですね。
うむ。注文住宅は基本的に「オーダーメイドの一点モノ」じゃから、定価という概念はほとんどない。したがって、ハウスメーカーによって価格差はピンキリなんじゃよ。
だから、同じような住宅性能・デザインの家でも数百万円はもちろん、時には1千万円単位で価格差があることもある。
ひえ~~。1000万円も価格に差があるの!?
それを知らないで、高い方で買ってしまったら…ゾッとしますね…。
そうじゃろう。
注文住宅の価格で後悔しないためにしっかりと対策しておくべきじゃな!
- 注文住宅の価格で後悔しないための対策
- ・予算計画は非常に大切。はじめに家族で無理のない予算計画をたてよう!
- ・予算を引き上げるなら返済シミュレーションを確認しもう一度家族で話し合おう!
- ・本当に必要なオプションかどうかしっかり話し合おう!
- ・注文住宅の価格差はピンキリ!価格で後悔しないためにはとにかく「比較」が大切!
- ・人生最大の買い物で遠慮は不要!価格交渉は必ずしよう!
- ・「あいみつ」は交渉の最強カード!他社と競合させて安い見積もりを引き出そう!
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
注文住宅で後悔しないためにできる対策 まとめ
さて、注文住宅の後悔ポイントをたくさん紹介したが、どうだったかな?!
注文住宅で後悔するポイントってけっこう色々あるんだなぁって思いました。
注文住宅で後悔しないための対策も、いっぱいあって覚えられないポン。
うむ。そうだと思った。
だが、ここまでで解説した「注文住宅で失敗しないための対策」は、要約すると「以下の4つ」に集約されるのじゃよ。
- 注文住宅で失敗・後悔しないための対策を要約すると…
- ・家族でなにを重視すべきかをしっかりと話しあう!
- ・「現在の生活」と「将来の生活」をイメージしてシミュレーションする!
- ・焦らない。納得できるまで質問・交渉する!
- ・ハウスメーカー・工務店を「比較・あいみつ」する!
ほーん!まぁ4つなら覚えられるポン!
うむ。マイホーム計画では、家族全員で話しあって、予算のこと、デザインのこと、立地のことなどあらゆる面において「なにを重視すべきか?」についてまとめておくのじゃ。これが「マイホーム計画の軸」になるからのう。
それに、間取りにしても設備にしても「現在の生活」と「将来の生活」をイメージしてシミュレーションすることも大切ですね!実際にシミュレーションして気づくことも多いはずです!
あとは焦らないこと!
マイホームは人生で一番高額な買い物なんだから、納得できるまでわからないところは質問するポン!もちろん、価格交渉も忘れずに!
そして、最後にマイホーム計画は兎にも角にも「比較」が必要不可欠じゃ!
住宅カタログを比較するだけでも、各社の「強み」「弱み」がなんとなくわかってくるもの。焦らずにじっくり比較すればきっと候補のハウスメーカーなり工務店なりが見えてくるはず。
そして、最後の最後の価格交渉で最強のカードになるのが「あいみつ」じゃな!ハウスメーカーを競合させることで、有利な条件を引き出せる可能性は高まるじゃろう。
ちょっとずるい気もしますけどね・・・。
全くずるくないぞい。
「比較」と「あいみつ」はマイホームを建てる人の当然の権利じゃ。
マイホームは人生で最大の買い物。誰だって少しでも有利な条件でマイホームを建てたいじゃろう!
後悔しないために賢く比較・交渉するのがオススメじゃよ!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- 注文住宅で失敗・後悔しないための対策を要約すると…
- ・家族でなにを重視すべきかをしっかりと話しあう!
- ・「現在の生活」と「将来の生活」をイメージしてシミュレーションする!
- ・焦らない。納得できるまで質問・交渉する!
- ・ハウスメーカー・工務店を「比較・あいみつ」する!
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
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必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
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