今回のブログ記事では「スウェーデンハウスの断熱性」について詳しく解説していくぞい!
「スウェーデンハウスの断熱性が気になる」という方は、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
スウェーデンハウスは高気密・高断熱の家
さて、今回のブログ記事ではスウェーデンハウスの「気密性・断熱性」について特集していくぞい!
スウェーデンハウスは北欧風のオシャレな家を建てるハウスメーカーでしたね!
スウェーデンは寒い地方だから、きっと気密性・断熱性も高いに決まっているポン!
その通り!
結論からいってスウェーデンハウスは「高気密・高断熱の家」を得意としているぞい!
さすが、厳寒の地スウェーデンの輸入住宅を手掛けるハウスメーカーじゃな!
確かスウェーデンハウスは耐震性もかなり優秀でしたよね!
洋風でオシャレな外観だけじゃなく、頑丈で気密性・断熱性も優秀とはなかなかやりますね!
ま、その代わり価格もけっこう高いけどね!
■輸入住宅が得意なハウスメーカー
三井ホーム
セルコホーム
インターデコハウス
メープルホームズ
北洲ハウジング
GLホーム
■高気密・高断熱住宅が得意なハウスメーカー
一条工務店
FPの家
住友不動産
アエラホーム
アイフルホーム
フィアスホーム
土屋ホーム
ウェルネストホーム
スウェーデンハウスは、北欧スウェーデンの輸入住宅を得意とする人気のハウスメーカーです。北欧風のおしゃれな外観、内装は輸入住宅が好みの方には堪りませんよね!スウェーデンハウスを候補にしている方は、同じく輸入住宅を得意とするハウスメーカーと比較されている方が多いです。
また寒さの厳しいスウェーデンの輸入住宅は気密性・断熱性・耐久性など住宅性能も非常に優秀です。高気密・高断熱住宅を得意とするハウスメーカーとも比較されている方が多いです。
スウェーデンハウスは非常にトータルバランスに優れた家を建てるハウスメーカーですが、価格帯は高めですので、スウェーデンハウスよりも少し価格帯の安いセルコホームや一条工務店、GLホーム、アイフルホーム、フィアスホームなどともぜひ比較しておきたいところ。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。スウェーデンハウスを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
↓スウェーデンハウスとよく比較されるハウスメーカー↓
↓スウェーデンハウスとよく比較されるハウスメーカー↓
スウェーデンハウスは高性能グラスウールを採用
んで?スウェーデンハウスは断熱材にはなにを使っているんだっけ?
スウェーデンハウスは「高性能グラスウール」を採用しているぞい!
グラスウールね!一番ポピュラーな断熱材だポン。
うむ。
グラスウールはコストを抑えられるほか、耐火性も高いしシロアリ耐性も高い。それに万が一燃えた時にも有毒ガスを発生しないなど安全性の面でも非常に優れているからね。
単純な断熱性能だけでいえば、他にももっと断熱性能の優秀な素材はあるが、グラスウールは安全性と断熱性のバランスの取れた断熱材と言えるじゃろう。
グラスウールってただ安いだけじゃないんですよね!
それにスウェーデンハウスはグラスウールを贅沢に分厚く敷きつめている。だから断熱性もが優秀なのじゃよ。
スウェーデンハウスの各部位の断熱材の分厚さは以下の通りじゃ。
- スウェーデンハウスの断熱材(分厚さ)
- 外壁:高性能グラスウール(24K:120mm)
- 天井:綿状のグラスウール(300mm)
- 床下:高性能グラスウール(16K:200mm)
これって分厚いの?
なかなか分厚いほうじゃよ!
しかも外壁部分の断熱材には高性能グラスウール「24K」を採用している。
純金でできたグラスウールかな?
違うそうじゃない。
グラスウールのKは密度を表す単位のこと。24Kということは「1立方メートルで24キログラム」ということじゃ。
一般的に家の断熱材として使われるグラスウールは「16K」くらいのものが多いので、24Kはなかなか密度が高い方じゃな!
良いヤツ使っているんだね!
うむ。
外壁部分の断熱材は、経年によってずり落ちてしまうケースもあるのじゃが、スウェーデンハウスが外壁部分に使っている24Kグラスウールは高密度で「自立するほどしっかりしたもの」。だから、経年によって断熱層にスキマが出来てしまう可能性も少ないのじゃ!
経年によって断熱性が劣化しにくいのは嬉しいメリットですね!
ところで外壁部分120mmってのは分厚いんの?
じゃあ、試しに積水ハウスと比較してみようか。
住宅箇所 | 積水ハウスの断熱層 | スウェーデンハウスの断熱層 |
---|---|---|
外壁 | 高性能グラスウール16K(100mm厚) | 高性能グラスウール(24K:120mm) |
天井 | ロックウール(200mm厚) | 綿状のグラスウール(300mm) |
床下 | ポリスチレンフォーム(80mm厚) | 高性能グラスウール(16K:200mm) |
全体的にスウェーデンハウスの方が分厚いね。
うむ。積水ハウスに比べると、スウェーデンハウスはグラスウールのグレード(密度)も分厚さも上じゃな!
ちなみにスウェーデンハウスは気密性・断熱性は「ワングレード」!したがって全てのスウェーデンハウスはこの分厚さで断熱材が敷きつめられているワケじゃ。だからスウェーデンハウスのオーナーなら「寒い・暑い」という気温のストレスとはほとんど無縁になるじゃろう。
スウェーデンハウスやるじゃん!
壁や床の継ぎ目にも厳重な気密施工
それからスウェーデンハウスは気密性を高める工夫として、壁や床の継ぎ目にも「継目断熱材」を敷きつめて断熱ラインが途切れないように施行しているぞい。で、継ぎ目の上から防湿気密フィルムで覆っている。
さらに壁と床との間にも防水・防湿に役立つ気密パッキンとガイドレールを施工。凸凹部をかみ合わせてスキマを無くしているぞい。
スウェーデンハウスは建物のスキマを無くすようにしっかり施工しているんですね!
スウェーデンハウスの窓断熱
次はスウェーデンハウスの窓断熱についてじゃ。
なにを隠そう、スウェーデンハウスの特筆すべきは「窓断熱」なんじゃよ。
前回の記事「スウェーデンハウスの特徴」でもそう言ってましたね。
うむ。窓は大切じゃよ。
住宅にとって「窓」はもっとも熱損失の大きい箇所。なにしろ「住宅の断熱性能の5~6割は窓で決まる」と言われているからのう!
もうそれはこれまでにも何度も聞いたポン!
いいから早くスウェーデンハウスの窓装備を教えろポン!
はい…
スウェーデンハウスの窓装備は以下の通りじゃよ。
窓断熱箇所 | 標準仕様の装備 |
---|---|
窓ガラス | ダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス) |
窓サッシ | 木製サッシ |
「アルゴンガス入りのトリプルガラス」に「木製サッシ」ですか!
これはかなり優秀っぽいですね!
うむ。スウェーデンハウスは創業当時から「窓断熱」にずっとこだわり続けているハウスメーカーなんじゃよ。
まず窓ガラスじゃが、標準仕様でダブルLow-Eトリプルガラスを採用。これは内側と外側の2枚をLow-Eガラスで構成したタイプで、夏の放射熱を遮断し、また冬も熱放出熱を防ぐ役割を果たす。ただのLow-Eトリプルガラスよりもさらにグレードの高いやつじゃ。
さらに一般的なペアガラスの厚みは「1枚が3mm」なのに対して、スウェーデンハウスでは「1枚が4mm」のガラスを採用しているのじゃ。ガラスが分厚いことによってさらに気密性・断熱性も増しているし、遮音性能も上がっているぞい。
おー!すごい窓ガラスが標準仕様になっているんだね。
うむ。そしてスウェーデンハウスの最大の特徴とも言えるのが「窓サッシ」じゃ。
スウェーデンハウスの窓サッシは「木製サッシ」なんじゃ。
ふーん。木製サッシってすごいの?
木製サッシはオール樹脂サッシを超えるほどの優秀な断熱性能を誇る。
スウェーデンハウスによると「木製サッシはアルミサッシの1700倍の断熱性能・樹脂サッシの1.4倍の断熱性能を誇る」とのことじゃよ。
とんでもない性能やで!そりゃあ!
それに木製サッシは見た目にもオシャレで重厚感がありますよね!
確かにオシャンティだポン!
美しさと性能を兼ね備えた窓サッシ、それが木製サッシなんじゃよ。
それにスウェーデンの窓は北欧のユニバーサルデザイン発想を取り入れて「180度回転する窓」にもできるぞい!
180度回転する窓?それなにがいいの?
窓が180度回転すれば、部屋の中から窓の外側を拭くこともできるし、換気量も調整しやすいぞい。
たしかに!2階の窓の外側ってカンタンには拭き掃除できないし、回転する窓なら便利そうですね!
それに、この180度回転するタイプの窓は一般的な引き違い窓よりも圧倒的に「スキマ」が生じにくいのも特徴じゃな。特にスウェーデンハウスの回転窓は周りを気密パッキンでぐるりと囲んだエアタイト構造となっている。
まるで潜水艦ハッチのようにビッチリ密着させて窓を閉められるので、非常に気密性も高いぞい。
スウェーデンハウスは「窓」にかなり注力しているんですね。
うむ。ただし、木製サッシは文字通り「木」で出来ているため、「無垢材フローリング」などと同様にお手入れなど若干面倒な部分もあることは覚えておくべきじゃな。
お手入れが面倒なのはちょっとなぁ…。
その代わりきちんとお手入れしてあげれば、木製サッシは経年とともに味わい深くなっていくぞい!無垢フローリングと同じようなもんじゃな!
自然な経年変化を楽しめる人には「木製サッシ」オススメですね!
スウェーデンハウスのC値 UA値
で、結局スウェーデンハウスの気密性・断熱性の数値はどれくらいなの?
うむ。スウェーデンハウスの気密性・断熱性の数値は以下の通りじゃよ。
スウェーデンハウスの気密性・断熱性 | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
標準仕様 | 0.62 | 0.42 |
ま、結論からいってスウェーデンハウスの気密性・断熱性はかなり優れた数値じゃな!
でも一条工務店のスペックにはちょっと届かないですかね。
うむ。一条工務店にはちょっと数値は及ばないが、このレベルなら十分に「高気密・高断熱の家」と言えるぞい!それから、以前の記事でも述べたがスウェーデンハウスは一棟一棟、C値をしっかり測定してくれるのじゃ!
自分の家の実測値がわかるのは嬉しいポン!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
熱交換換気システムを標準採用
スウェーデンハウスは「高気密・高断熱の家」。
高気密・高断熱の家と相性が良いのは「熱交換換気システム」じゃな。
スウェーデンハウスでも熱交換型の換気システムは標準採用しているぞい。
熱交換しながら換気するシステムですね!
うむ。
一般的な換気システムだと、せっかくエアコンを効かせた室内の熱をそのまま外に出してしまう。
熱交換換気システムなら、冷暖房した快適な室内温度と湿度を交換しながら外の新鮮な空気と入れ替えられるぞい。
一条工務店のロスガード90は熱交換率90%だったけど、スウェーデンハウスの熱交換率はどれくらい?
スウェーデンハウスの熱交換換気システムは「熱交換率:70%以上」じゃな。
ロスガード90と比べると少し性能の面では低いかな。
でも熱交換型の換気システムが標準仕様で付いているだけでも優秀ですよね!
そうじゃな!
スウェーデンハウスの家はもともと気密性・断熱性が優秀だし、暑さ・寒さのストレスとは無縁の生活ができると思うぞい!
マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。
それは「スペックの比較が足りない」からです!
マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?
家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。
ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。
マイホームはこの先何十年と住むものです。
見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。
そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。
と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。
ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。
だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。
公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。
それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。
そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。
無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。
大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。
今回の記事をまとめると
- スウェーデンハウスの家は高気密・高断熱
- 密度の高い高性能グラスウール断熱材を採用
- 断熱層が分厚い
- 継ぎ目断熱材で気密性をアップ
- 標準でダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス)を採用
- 標準で木製サッシを採用
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