今回のブログ記事では、カナダ風の輸入住宅をリーズナブルな坪単価で手掛ける「セルコホーム」について特徴・メリット・デメリットを解説していくぞい!
セルコホームがどんなハウスメーカーなのか?知りたい人はこのブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
セルコホームの特徴と基本情報
- 主な特徴:高気密・高断熱のカナダ風輸入住宅
- 構造 :2×6工法
- 基礎 :布基礎・べた基礎
- 断熱材 :高性能グラスウール
- 坪単価 :40~65万円前後
- ZEH :対応可能
- 耐震性能:★★★☆☆
- 断熱性能:★★★★☆
- 気密性能:★★★★☆
- コスパ :★★★★☆
- 総合評価:★★★★☆
さて、今回のブログ記事では「セルコホーム」の特集をしていくぞい!
アシスタント諸君はセルコホームは聞いたことあるかね?
無いポン!
そうか。では、イチから解説するとしよう。
セルコホームはカナダの輸入住宅を手掛けているフランチャイズハウスメーカーなんじゃ。カナダ風の輸入住宅も可愛らしくてオシャレな外観じゃろう!
本当ですね、洋風でオシャレです!
洋風の見た目の家だポン。
スウェーデンハウスの家とも少し似ているね。
そうそう。セルコホームはよく「スウェーデンハウス」とも比較されるハウスメーカーじゃよ。
セルコホームはカナダ風、スウェーデンハウスはスウェーデン風と違いはあるものの、洋風でオシャレな外観はどことなく共通している。
それにカナダもスウェーデンも厳寒の地じゃ。寒いエリアに特化した家ということで「高気密・高断熱」という面でも共通点があるぞい。
へー!スウェーデンハウスも気密性・断熱性が高かったけど、セルコホームも高気密・高断熱の家なんだね!
その通り。
しかも、セルコホームはスウェーデンハウスに比べると「坪単価が少し安め」なんじゃよ!
へー!輸入住宅ってけっこう高そうなのに意外ですね。
うむ。セルコホームは商品によっては「ローコスト住宅並みの価格」でもマイホームを建てることが可能じゃよ。
輸入住宅でありながら価格も安い。これもセルコホームの特徴の一つじゃな。
セルコホームの坪単価
んで。セルコホームの価格帯はだいたいどれくらいなの?
うむ。誰もが気になるところじゃな。
ではまずセルコホームの坪単価から解説していこう。
セルコホームの商品 | 特徴 | 坪単価 |
---|---|---|
ザ・ホーム(THE HOME) | 自由な組み合わせでオーダーできる主力商品 | 50~65万円 |
カナダセレクション | 坪数から選ぶ規格住宅 | 50~60万円 |
ジョイン | ユニットコネクトで選ぶ規格住宅 | 45~55万円 |
X-1 | 吹き抜けタイプの規格住宅 | 45~55万円 |
クレアハウス | 2×4工法を採用した規格住宅 | 40~50万円 |
フラットスタイル | 平屋タイプ | 45~55万円 |
スーパーE | 省エネ特化タイプ | 50~65万円 |
グランドスーパーE | スーパーEの上位商品(省エネ&大空間リビング) | 60~75万円 |
けっこう色々な商品があるポン。
うむ。一応こまかく商品が別れてはいるものの、基本的にセルコホームといえば「ザ・ホーム」が主力商品じゃな。
ザ・ホームでは「セルコホーム・セレクトメイド・システム」というセミオーダー式のシステムを採用しており、用意されたパーツの中から自由に組みあわせて仕様を決めていくスタイルじゃ。
ふむふむ。じゃあセルコホームはどちらかというとセミオーダー式の規格住宅に近いんでしょうかね。
そうじゃな。広さや間取りなどは自由に選べるが、どちらかというとセミオーダーに近いかもしれないね。
それにしてもカナダ風の輸入住宅の坪単価としては「50~65万円」はなかなかリーズナブルじゃろう。
そうだね、スウェーデンハウスと比べるとけっこう安い気がするポン。
輸入住宅風の外観は好きだけど価格が厳しい…と言う人は、セルコホームは一見の価値があるぞい。
注文住宅を建てるなら、まず「自分の求めるマイホームの適正相場価格を知ること」が大切です。
注文住宅は「オーダーメイド」の住まいですから「定価という概念がない」と心得てください。
例えばハウスメーカー1社だけを見学して「2500万円」の見積もりが出るとします。
でも1社の見積もりだけでは「その価格が本当に適正なのか?」わかりませんよね?もしかすると、他社では同条件の家が2000万円で建てられる可能性もあります。注文住宅は同じような見た目や性能でも施工会社が違えば300万円、400万円、500万円の価格差は当たり前、時には1000万円以上の価格差があることだってあります。
マイホームはもともとの価格帯が大きいので感覚が麻痺してしまいがちですが、100万円単位の価格差は大金です。100万円も価格が違えば「住宅ローン1年分以上に相当」することも。それが500万円も価格が違えばどうでしょうか?
マイホームの適正相場価格を把握せず営業マンに言われるがままに契約し大後悔している事例は数えきれません。マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物。失敗するリスクは最大限抑えてください。
逆に言えば、複数社で比較し自分の条件のマイホーム適正相場価格を知るだけで「価格差で泣くリスク」を大幅に減らせるのですから「比較しない理由はない」です。
マイホームの適正価格を知るためにまずやるべきは「住宅カタログの一括比較」です。マイホーム計画を検討している方は以下のリンクから「まずは複数社を比較すること」から始めてください。
もちろん無料ですし東証1部上場企業が運営するライフルホームズなら悪質な施工業者が紛れ込む心配はまずありません。
マイホームの適正価格を知るにはザックリ予算を指定して一括比較がオススメ!
セルコホームの工法(構造)
次はセルコホームの工法についてじゃ。
セルコホームでは「SE工法」「2×6工法」「2×4工法」と3つの工法を採用しているぞい。
2×6工法と2×4工法は聞いたことありますけど、SE工法ってなんですか?
SE工法はカナダで生まれた高性能住宅「スーパーE」の流れを汲む工法のことじゃな。
一応セルコホームでは「2×6工法」の上位グレードとしているが、違いは気密シートに「調湿気密シート」を使っている点と「第一種換気システムを採用」している点くらい。
耐震性や断熱性は2×6とほとんど変わらないので、あまり選ぶ人はいないようじゃ。
ふーん。じゃあ、セルコホームで一番選ばれている工法は「2×6工法」なのかな?
その通り。セルコホームの基本の工法は「2×6工法」で、その上位グレードが「SE工法」、下位グレードが「2×4工法」と考えると良いじゃろう。
工法の違いで価格も変わるんですかね?
そうじゃな。
2×6工法が基本的な価格だとすると、30~40坪程度の一般的な広さであればSE工法で+50万円前後。
2×4工法にすれば、反対に-50万円くらい安く抑えることができるじゃろう。
なるほどね。じゃあ、セルコホームの注文住宅は基本は2×6工法なんだね。
うむ。セルコホームの2×6工法では主要構造材にカナダ産の良質な2×6材(38mm×140mm)を使用しており、「建物を面で支えるモノコック構造」じゃから耐震性も高いし気密性・断熱性にも優れているぞい。
ちなみにセルコホームの耐震性や断熱性に関しては、このページでは説明しきれないので、後日別ページでまとめるぞい。
とりあえず「セルコホームの耐震性・断熱性は優秀」と考えて良いじゃろう。
セルコホームのメリット
セルコホームの坪単価・工法(構造)をザックリ解説したところで、次は具体的なメリット(長所)・デメリット(短所)について解説していこう。
まずはメリット(長所)からじゃな。
- セルコホームのメリット(長所)
- カナダ風のオシャレな見た目
- 高気密・高断熱
- 輸入住宅のなかでは安い方
- 無垢フローリング(標準仕様)
- メリットキッチン(標準仕様)
では順番に解説をお願いします!
カナダ風のオシャレな見た目
まずセルコホームの最大の特徴でありメリットといえば「カナダ風の可愛らしくもオシャレな見た目」じゃな。見た目に関しては実例を見た方が早いじゃろう。
洋風の見た目の家はオシャレだポン。
コレ、外壁材は何を使っているんですか?
上の参考例の画像はレンガ外壁じゃな。
レンガ外壁は塗装メンテナンスなども必要ないし、レンガ自体は「100年以上もつ」とも言われているほど高耐久。おまけに耐火性も高く、熱を伝えにくいという特性もある優秀な外壁材じゃよ。
レンガ外壁、すごいやん!
ただ、さすがにレンガタイルはオプションだけどね。
セルコホームで全面レンガ貼り外壁にすると、ざっくり30~40坪程度の家で「オプション料金:200~230万円」前後かかるのじゃ。
さすがにけっこう高いですねぇ。
そうじゃな。ただ、レンガ外壁はほぼメンテナンスフリーだしランニングコストはかなり抑えられる。30年以上のロングスパンでみれば、サイディング外壁よりもコスパは優秀じゃよ。
レンガ外壁がオプションだとすると、セルコホームの標準外壁はなにになるの?
セルコホームの外壁は標準仕様だと「ラップサイディング」というものを採用しているぞい。
ラップサイディングってのは長い板状のサイディングを重ねながら貼り合わせるもの。カントリーっぽいスタイルなので、これもまた洋風の良い味が出るぞい。
へー。確かにサイディングでもなんかオシャレな感じがするね。
高気密・高断熱
そしてセルコホームのもう一つの大きな特徴は「高気密・高断熱の家」という点じゃな。
さすが厳寒の地「カナダ」の輸入住宅を手掛けるハウスメーカー。気密性・断熱性は非常に高いぞい。
セルコホームの家は断熱材が優秀なんですかね?
うむ。セルコホームでは断熱材に「グラスウール」を採用しているのだが、ただのグラスウールではない。
高性能グラスウール32Kを採用しているのじゃ。
高性能グラスウール32K?それって優秀な断熱材なの?
うむ。グラスウールのKとは密度を表す数値で、32Kの場合は「1立方メートル:32kg」ということじゃ。
他社ハウスメーカーでは「16K」前後ののグラスウールを採用していることが多いので、32Kは相当密度が高い。つまり断熱性能もかなり優秀なんじゃ。
32Kだと、16Kの倍の密度か!凄いですね。
じゃあ、断熱材の分厚さはどうなんでしょうか?
セルコホームでは断熱材の分厚さもかなり分厚いぞい。
セルコホーム(2×6工法) | 断熱材(分厚さ) |
---|---|
天井 | 高性能グラスウール32K(厚さ230mm) |
外壁 | 高性能グラスウール32K(厚さ140mm) |
床下 | 高性能グラスウール32K(厚さ230mm) |
あ、これは分厚いですね。
うむ。ぶっちゃけこの分厚さはハウスメーカー業界全体でみてもトップクラスに分厚いぞい。
ただし、2×4工法を選んだ場合は外壁部分の分厚さは90mmとなるけどね。
それでもまぁまぁ分厚いポン!
断熱材の分厚さだけでみればスウェーデンハウスをも凌駕するレベルじゃな。
セルコホームは窓断熱の性能はどうなんですか?
セルコホームは窓断熱装備もなかなか頑張っているかな。
標準仕様で「Low-Eベアガラス(アルゴンガス)」、「樹脂サッシ」を採用しているぞい。
トリプルガラスを採用しているようなハウスメーカーには、窓断熱の性能は若干劣るものの、一般的にみればなかなか優秀なほうと言えるじゃろう。
じゃあ、セルコホームの気密性・断熱性の数値はどれくらいなの?
セルコホームが発表している気密性・断熱性の数値は以下の通り。
ただし、以下の数値は「2×6工法」に、オプションでトリプルガラスを入れた場合の数値なので、標準仕様だとこれよりも少しだけ劣るって感じじゃな。
セルコホーム | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
2×6工法(+OPでトリプルガラス) | 0.492 | 0.37 |
これかなり凄い数値じゃない?!
そうじゃよ。
セルコホームは気密性・断熱性の面では、全ハウスメーカーの中でもかなり優秀な方じゃ。
さすがは自然環境の厳しいカナダの住宅ってところじゃな!
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
輸入住宅のなかでは安い方
セルコホームは輸入住宅を手掛けるハウスメーカーじゃ。
輸入住宅といえば「価格が高い」というイメージを持っている方も多いと思うが、セルコホームは輸入住宅のなかでは「価格も安い方」。これもメリット(長所)の一つと言えるじゃろう。
価格が安いのは嬉しいですね。
確かに坪単価を見たら、大手ハウスメーカーと比べても少し安めかなって思ったポン。
セルコホームは全国に加盟店60店舗以上を擁するフランチャイズチェーンだし、セミオーダー型の規格住宅を主力にしているから、価格を抑えられるのじゃろう。
「輸入住宅の外観は好きだけど価格がちょっとナ…」って方はセルコホームは必見じゃよ!
無垢フローリング(標準仕様)
それからセルコホームは内装も洋風で素敵なんじゃよ。
何しろ、標準仕様で「無垢フローリング」を採用しているからのう!
おお!無垢材フローリングって高級品ですよね。
うむ。セルコホームでは、「オーク」「メープル」「アルダー」などから選べるぞい。
どれもめちゃオシャレやんけ!
洋風のおうちって内装も素敵なんですね!
この画像は家具コミの素敵さかもしれんけどね。
ま、いずれにしろ高級無垢材フローリングを標準採用している点は大きなメリットじゃな!無垢材フローリングはワックス掛けなど、お手入れが若干面倒な部分もあるが、自然な経年変化を楽しめるし、万が一汚れてしまっても削れば新品同様に戻るし!
本物志向の人にはオススメの内装ですね!
メリットキッチン(標準仕様)
それから、セルコホームは標準仕様で選べるキッチンも評判じゃよ!
どんなキッチンなん?
「メリットキッチン」というオリジナルの輸入家具じゃな。
レイアウトを自由に組み合わせできるし、見た目もオシャレじゃろう!
洋風で素敵!これは刺さる人多そうですね!
メリットキッチンを標準で採用できるのもセルコホームのメリットじゃな!
セルコホームのデメリット
次はセルコホームのデメリットをピックアップしていくぞい!
セルコホームのデメリットは以下の通りじゃ。
- セルコホームのデメリット(短所)
- 耐震等級は取得していない
- 設計自由度は低い
- オプションを付けると高くなる
- 保証が物足りない
- フランチャイズなのでレベルにバラつきがある
ではデメリットについても解説をお願いします。
耐震等級は取得していない
まずセルコホームのデメリット一つ目。
それは標準仕様では「耐震等級を取得していない」という点じゃな。
そうなんだ。ちょっと不安じゃん。
とはいえ、セルコホームの採用するツーバイ工法はかなり耐震性の高い工法。地震に対して弱いということは考えにくいし、希望すれば申請に対する実費は施主負担となってしまうが、ほとんどのケースで耐震等級3は取得できるみたいじゃな。
じゃあ、コスト削減のために取得していないってことですかね。
おそらくそうじゃろうな。
ちなみに、耐震等級取得のための費用はおおよそ「20万円前後」だそうじゃ。耐震性のお墨付きが欲しい人は検討してみてもいいじゃろう。
設計自由度は低い
セルコホームはセミオーダースタイルの規格住宅をメインに手掛けるハウスメーカーじゃ。
フルオーダーの注文住宅を手掛けるハウスメーカーと比べると、どうしても設計自由度という面では劣ってしまう。この点はデメリットと言えるじゃろう。
そういえばツーバイ工法はただでさえ、設計の制限が多いですもんね。
うむ。その代わり、モノコック構造の強靭な建物になるわけじゃ。
ただ、特殊な間取りやこだわりの空間を作りたい人はもしかしたら、実現できない可能性もあるかもしれない。
ま、一般的な間取りであればほとんど問題ないと思うぞい。
オプションを付けると高くなる
セルコホームは標準仕様の坪単価はそこそこ安めなんじゃが、実はオプションがそこそこ良い値段するんじゃ。なので、オプションを付けると高くなってしまう。この点もデメリットと言えるかもしれないな。
いやオプション付けたら高くなるのは当然じゃん。
まぁそうなんだけどね。
でもレンガ外壁もオプションだし、他にも内装で「サーキュラー階段」とか「アイランドキッチン」とか「ペデスタルシンク」とか魅力的なオプションが割とある。こういう完璧な洋風の見た目を整えようとするとそこそこオプション料金がかかってしまうのじゃよ。
オプションが魅力的だからこそ、付けたくなるってことですかね。
そうじゃな。
「アレもコレも!」とオプションを付けていると結局高くなってしまうので、最終的には厳選するように気を付けたいところじゃな。
保証が物足りない
それからセルコホームは「保証が物足りない」のもデメリットじゃろう。
セルコホームの保証はどれくらいなの?
セルコホームは「初期保証10年」で「最長保証20年」じゃな。
10年目の有償メンテナンスを受けることによって、保証が20年まで延長するぞい。
大手ハウスメーカーの最長60年保証と化に比べると、少し物足りないですが、その分価格が安いと考えれば仕方ないですよね。
うむ。セルコホームは輸入住宅としては「ローコスト寄り」のハウスメーカーなので、保証が物足りないのは仕方ない。その分、価格が安いと考えるべきじゃろう。
フランチャイズなのでレベルがピンキリ
セルコホームは全国60店舗に及ぶ加盟店を擁するフランチャイズハウスメーカーじゃ。
フランチャイズ展開しているので、直営店舗ばかりのハウスメーカーと比べるとやはり加盟店にレベル差が生じてしまう可能性がある。
まぁそれは仕方ないよね。
加盟店によっては営業・設計・施工レベルに若干のバラつきが出る可能性もある。
こういうレベルのバラつきを見分けるには、やはり「複数社で相見積もりをとる」のがオススメじゃよ!
複数社の営業マンと話さないとわからないこともありますもんね。
うむ。もし「セルコホームの商品は気に入っているけど、この加盟店は気に入らない」って場合は別の加盟店を訪れてみるのも一つの手じゃな!
セルコホームが向いている人・向いていない人
じゃあ、セルコホームの注文住宅は「こんな人に向いている・こんな人には向いていない」という点を教えてポン!
うむ。
セルコホームは比較的リーズナブルな価格で高気密・高断熱なカナダの輸入住宅を手掛けるハウスメーカーじゃ。
カナダの輸入住宅だけあって気密性・断熱性はバツグンだし、2×6工法のモノコック構造なので強度や耐震性も悪くない。
住宅性能を重視している人にもオススメだし、輸入住宅お外観が好みで価格を抑えたい人にもオススメじゃ!
ただしセミオーダースタイルの規格住宅がメインなので、設計自由度を求めている人では理想が実現できないかもしれない。また価格は安めじゃが、保証が少し物足りないのはデメリットじゃ。充実した保証を求めている人や特殊な間取りを実現したい人にはあまり向いていないかもしれないのう。
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
次にお名前や住所・ご連絡先など必要事項を入力する項目になります。必須事項は入力しますが、任意の項目は書いても書かなくても大丈夫です。
必要事項を入力したら案内に従ってページを進めるだけです。所要時間は約3分程度。とっても簡単です。
今回の記事をまとめると
- セルコホームのメリット(長所)
- カナダ風のオシャレな見た目
- 高気密・高断熱
- 輸入住宅のなかでは安い方
- 無垢フローリング(標準仕様)
- メリットキッチン(標準仕様)
- セルコホームのデメリット(短所)
- 耐震等級は取得していない
- 設計自由度は低い
- オプションを付けると高くなる
- 保証が物足りない
- フランチャイズなのでレベルにバラつきがある
■輸入住宅が得意なハウスメーカー
スウェーデンハウス
インターデコハウス
メープルホームズ
北洲ハウジング
GLホーム
三井ホーム
■高気密・高断熱住宅が得意なハウスメーカー
一条工務店
土屋ホーム
FPの家
住友不動産
アエラホーム
アイフルホーム
フィアスホーム
ウェルネストホーム
セルコホームはカナダ風の輸入住宅を手掛ける人気のハウスメーカーです。輸入住宅というと価格(坪単価)が高いイメージがありますが、セルコホームの価格帯は「坪単価50~65万円前後」がボリュームゾーンとなっており、なかなかリーズナブルです。
頑丈なツーバイ工法で建てられている輸入住宅は気密性・断熱性・耐久性など住宅性能も非常に優秀です。輸入住宅の性能と見た目に魅力を感じている方はぜひ一度セルコホームもチェックしてみましょう。
セルコホームを検討されている方は、おなじく輸入住宅を得意とするハウスメーカーや、高気密・高断熱住宅を得意とするハウスメーカーと比較されている方が多いです。
同じく高気密・高断熱な輸入住宅を手掛けるスウェーデンハウス、GLホーム、インターデコハウスなどとはぜひ比較しておきたいところ。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。セルコホームを候補にしている場合は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
↓セルコホームとよく比較されるハウスメーカー↓
↓セルコホームとよく比較されるハウスメーカー↓
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